ありがとうが言えないのが離婚

とある離婚した男性の発言です。

「別れたヨメに養育費は払っているが、一度も「ありがとう」とか「いただきました」とかの連絡もない。来るのは〇〇だから困っている。金送れだけ。要求だけして金を取って、送ってもその後は何もない」

私も養育費を元夫からもらっていましたが、一度もありがとうを伝えたことはありません。元夫の子どもを必死で育てているのですから養育費をもらうのは当然の権利であり、もらったからありがとうと言うなんて考えてもみませんでした。

途中勝手に減額してきたので、正規の金額を払わなければ強制執行しますよの連絡をしてからは決められた額を払うようになりました。

お金をもらったら感謝しなければならないのなら、コロナ給付金をもらったら国に感謝しなければならないのか。国民として税金をずっと払っているのだから当然の権利です。

養育費をきちんともらえているのが2割程度という日本ですが、この感情のすれ違いによって養育費が途切れるケースもあるのではないかと思います。

お金を送っても感謝もなにもないのは悲しいという男

夫の分も子育てをしているのだから当然の権利という女

知らない人は「ありがとうと言えばすんなり気持ちよく払ってくれるなら、5文字くらい言ってやればいいじゃない」と言う。

家庭生活で、お互いありがとうやごめんなさいが言えなったから離婚なのです。どんなに雄弁に百万の言葉で語っても言えないのが「ありがとう」と「ごめんなさい」

ありがとうやごめんなさいが言えたら離婚にはならないのです。

ありがとうを言わないから養育費が途切れるなら、養育費を立替を国がするなどしたら、この問題は終結します。その感情の機微をわかってもらえないかな。