残席わずか 「避難応援プロジェクト7月」

避難応援プロジェクトを下記の要領で開催いたします。

第1回 2023年7月1日(土)個人面談は満席になりました 第2回 11月18日(土)

時間:午後2時〜4時

場所:東京山手線内の施設。ご入金のあった方だけにお知らせします。

参加費:1回2,500円

定員:5人程度

何度でも受けていただくことができます。都合で来られなくなった場合は次回への振替や熊谷早智子の電話相談30分への変更が可能です。

残席はあと1席ですが、2席程度を追加して開催しようと思っています。いつも開催日ギリギリのお申し込みには満席のご連絡を差し上げなければならないので、早めのご応募をお勧めします。

先日、このプロジェクトを受けた方から無事避難、離婚成立のご連絡をいただきました。大勢の方向けに行う講座とは違い、少数の方で座談会形式で行いますので、あなたにフィットした回答が得られます。しかも質問し放題!

何しろ家庭は100あれば100通りの環境がありますので、ご自分にあった講座というのは難しいし、弁護士に相談するには30分5250円もかかります。役所の無料弁護士相談の担当弁護士はモラハラを知らなかったり、そもそも離婚案件に不慣れな場合が多くあります。

当プロジェクトで回答する弁護士はモラハラ離婚に関しては百戦錬磨の専門家ですし、行政で長らくDV事案をこなしてきた専門員や実際に避難を終了した元被害者もアドバイザーです。

家から出たいけれど、どこから手をつけたらいいかわからない方向けのプロジェクトです。

https://morahara.cocoon.jp/form.php

↑お申込み、お問い合わせはこちらからどうぞ

今日から楽天セール

今日から楽天のスーパーセールが始まっています。7月のアマゾンプライムセールで買うべきものと、楽天で買うものを準備しているので、これからあれこれ選びます。↓こちらから入っていただくと、モラハラ被害者同盟へ寄付になります。ご協力をよろしくお願いします。



とりあえず今買ったのは去年買って美味しかった山形の桃の予約購入



以前使ってよかった35枚入りパックが695円なので2個買いました。


このORTRのスリッポンを買おうかどうしようかただいま迷い中。


この淡路島の玉ねぎが欲しいけど、一人暮らしには多すぎる量。。

最初で最後の親孝行

お茶のいっぷくさんとかショコラさんとかあすみさんとかのブログを読んでいて、ブログ村でふと目に留まったブログを読みました。タイトルは

「死んだ子どもの年を数える」

何にもならないとわかっていても、死んでしまった子が今生きていたら何歳だなーと思う。子どもや孫など、身近に亡くなってしまった子がいる家は同様のことをしているでしょう。

私にも弟がもうひとりいました。生後すぐに亡くなったと聞いています。戦争から10年以上経っているのに、母の胎内が栄養不足だったために生きられなかったとのことでした。

母は偏食だった自分のせいで子を亡くしたと、次の子どもの時は必死で食べたとのこと。

人には「好き嫌いしてはダメ!」と鬼の形相で苦手なものも食べることを強いる母でしたが、自分は嫌いなものは一切食べませんでした。

「それを食べると気持ちが悪くなるんだよ」と言いますが、嫌いなものを食べるとみんなそうなるの!

産まれて1日2日だけ生きて亡くなってしまったことを母は大層悲しんだそうなのですが、その時に医師に言われた言葉があったそうです。

「この子は生きていても重度の障害が残ったでしょう。今亡くなることがこの子の最初で最後の親孝行だったんですよ」

私も相談員をしていて「決め言葉」というのがあります。離婚を悩んでいる方、人を羨んでいるいる方、子どもの育て方に迷っている方など、いろいろなご相談で、その方の心が落ち着くような、決心できるような、諦めがつくような言葉の倉庫があります。

この医師の言葉も、同じように子どもを亡くした親への決め言葉だったのだろうと思います。

「亡くなることが最初で最後の親孝行」

我が家の墓には父と1度だけ親孝行をして亡くなった小さな弟が眠っています。

私も弟もまったくこの弟のことは考えたこともないのですが、母だけはずっとこの子の命日にお供えを絶やしていません。といって死んだ子どもの年を数えることはありません。とうにその儀式は卒業したようです。

もしあれをしていたら今頃はというのも、死んだ子の数を数えるというものと一緒なのかもしれません。

戸籍の附票を取ってみよう

モラハラのある危険な家から避難した後、夫に住所を知られたくない方は多いと思います。ではどうやって転居した住所を夫は知ることができるのかを説明します。

戸籍は本籍があるところで何があったかが記されています。本籍のあるところで結婚したら筆頭者とその家族が記入されていきます。

この時戸籍には生まれた日や父母の名前、届出人の名前などが書いてありますが、住所はありません。戸籍謄本や抄本にに書かれるのは本籍の住所で、住んでいる住所はないのです。

住所を知るには、戸籍の附票というのを別に取る必要があります。そこにはその住所に来る前の住所と引っ越した後の住所と引っ越した年月日が書いてあります。

この戸籍の附票は親子や配偶者であれば委任状なしで取れるので、夫は妻や子が引っ越した先を知ることができます。もし離婚した場合は、妻は他人になりますので妻の附票は取れませんが、子どもの附票は取れますので、子と一緒に住んでいる場合はわかってしまいます。

百聞は一見にしかずで、この附票を取ってみましょう。がっつりと記載されているのがわかると思います。

ではどうやって夫がこの附票を取るのを防ぐかというと、「住民基本台帳事務における支援措置申出書」というのを住んでいる役所に提出します。

ただ、誰でも支援措置が受けられるわけではなく、DVがあったと認定された場合に受けられます。認定するのは警察や配偶者暴力相談支援センター、児童相談所等で、認めのハンコが必要になります。

この場合、警察の対応が各地バラバラで、とても嫌な思いをしたという方が大変多くいます。年1回の更新が必要ですので、更新月が来ると具合が悪くなるという方もいます。何しろ警察は犯人の取り調べが日課なので、そういう態度になってしまうのかもしれませんが、もう少し考えて欲しいところです。

逆に更新するのを忘れていたという方もいます。役所では忘れるくらい些末なことならばしなくてもいいのでは?という声がありました。

1度支援措置を受けたらずっと効力が続くようにして欲しいという声も聞かれますが、これは役所にとってイレギュラーな特例措置なので、今のところ変わる様子はありません。

支援措置はDVばかりでなく、虐待などで親から逃げたい子や子から逃げたい親なども支援措置を受けますので、相続などで親や子の居場所を知りたい場合に居所をつきとめる手段が無くなってしまいます。

ともかく戸籍の附票を自分で一回取ってみれば、どういうものなのかを実感できると思いますので、取ってみましょう。

駆け込み部屋のマリコさんが亡くなりました

昨年こちらに駆け込み部屋のマリコさんのガン闘病のお知らせをしましたが、マリコさんは5月21日に亡くなりました。

辛い抗がん剤治療もされていて、生きることに望みを託していらっしゃいましたが、ガンには勝てませんでした。最後は痛みもあまりなく、安らかなお顔だったそうです。

マリコさんには沢山のことを教えていただきました。DVとはどういうものなのか、何にも知らなかった私はマリコさんにひとつひとつ基本から教えていただきました。そしてマリコさんはBBSへの書き込みにも丁寧にお返事を書かれていました。

あの掲示板でマリコさんの言葉に救われた方がどれほどいたか。マリコさんはリアルの支援でも裁判所に行き、24時間の電話相談を深夜勤務もして、悩んでいる方を元気づけられました。

特に深夜の電話相談は身に堪えますので体調も崩し、時々入院もされていました。

マリコさんのお年はDV支援の転機となった95年の北京女性会議の世代ですので、2000年代に向けて文字通り道なき道を切り開いた世代です。

マリコさんとの思い出は沢山ありますが、それは私がマリコさんのところに行った時にお茶飲み話のネタとして温めておこうかと思います。

もう病気と闘う必要もなく、マリコさんはお空から、先に逝った猫ちゃんたちを抱いて静かに見守ってくれていると思います。

なんかふーーと気が抜けたみたいになってしまいました。覚悟はしていましたが、実際に亡くなってみて初めて知ったマリコさんの存在の大きさに、自分で驚いています。

「変な家」はミステリーでした

ショコラさんのブログに「変な家」という本を読んだという記事があり(あのブログは検索機能がないので見つけられない(汗))、間取りのイラストがついていたので、なにか欠陥住宅にチャチャを入れる本なのかなと思って私も図書館にリクエストを入れました。

いつリクエストを入れたのかわからないくらい前に入れて、リクエストを入れたことも忘れていた今週届きました。

読み始めたら、期待を大きく裏切って住宅の本ではなく、ミステリーでした。それも横溝正史ばりの結構練られたものでした。この展開はどうなるのかとワクワクしながら読み進み、2時間弱で読み終えました。

本格ミステリーというわけにはいかず、きっとミステリー好きの人には厳しい点がつくかもしれませんが、これはこれで面白かったです。

そしてこの「変な家」の作者雨穴さんの活動の場はユーチューブであることが判明。

YouTubeで見ることで、この室内トリックが見える化し、本よりもこちらの方がわかりやすいかも。

この変な家の他に、1話完結の動画が沢山出ていて、本を読むより手軽で仕事のインターバルにの休憩にはちょうどいい感じです。

「変な家」は来年春公開の映画になるそうです。

ここからはネタバレになるので、読みたい方はさーっと抜けてください。

ただし、私がとても引っかかるのは子どもを殺人者として教育するというお話は倫理的にどうよというところです。気持ちが悪いというか絶対に良くない。そこが引っかかって星をつけるなら☆3です。

ありがとうが言えないのが離婚

とある離婚した男性の発言です。

「別れたヨメに養育費は払っているが、一度も「ありがとう」とか「いただきました」とかの連絡もない。来るのは〇〇だから困っている。金送れだけ。要求だけして金を取って、送ってもその後は何もない」

私も養育費を元夫からもらっていましたが、一度もありがとうを伝えたことはありません。元夫の子どもを必死で育てているのですから養育費をもらうのは当然の権利であり、もらったからありがとうと言うなんて考えてもみませんでした。

途中勝手に減額してきたので、正規の金額を払わなければ強制執行しますよの連絡をしてからは決められた額を払うようになりました。

お金をもらったら感謝しなければならないのなら、コロナ給付金をもらったら国に感謝しなければならないのか。国民として税金をずっと払っているのだから当然の権利です。

養育費をきちんともらえているのが2割程度という日本ですが、この感情のすれ違いによって養育費が途切れるケースもあるのではないかと思います。

お金を送っても感謝もなにもないのは悲しいという男

夫の分も子育てをしているのだから当然の権利という女

知らない人は「ありがとうと言えばすんなり気持ちよく払ってくれるなら、5文字くらい言ってやればいいじゃない」と言う。

家庭生活で、お互いありがとうやごめんなさいが言えなったから離婚なのです。どんなに雄弁に百万の言葉で語っても言えないのが「ありがとう」と「ごめんなさい」

ありがとうやごめんなさいが言えたら離婚にはならないのです。

ありがとうを言わないから養育費が途切れるなら、養育費を立替を国がするなどしたら、この問題は終結します。その感情の機微をわかってもらえないかな。

たくあん漬けを作ってみた

YouTubeに家で沢庵漬けができる動画があったので、残った大根で作ってみました。

動画ではきちんと作っていますが、私は塩の重さも計らずに適当に塩水を作って大根を浸して、毎日揉みこむこともせずに3日程度してジップロックから大根を出したところ

しょっぱーーーい

しばし水につけて塩出しし、砂糖、みりん、酢を入れてみました。

おーや、できたじゃないのー。沢庵漬けができましたーー。

自家製の良いところは調味料が自分好みに調整できること。塩昆布をいれたり、りんごを入れても美味しいかもしれない。キムチの素を入れるとカクテキになります。

いや、ホント。残っていたしなびれ寸前の大根で沢庵漬けができました。

お勧めです。

みんな知ってたジャニーズの性被害

ジャニー喜多川氏から性被害を受けていたと、元ジャニーズJr.で被害者であるカウアン・オカモトさん(26)が告発しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2077723283ab0e3bf048dad83add636e6d25cb78?page=1

この内容は大変センセーショナルなものなのにも関わらず、世の中はそこまで驚いていない印象があります。なぜならみんな知っていたからです。

私がこのことを知ったのは、1988年にフォーリーブスの北公次さんが暴露本を出した時でした。あれだけの少年たちを華やかな芸能界にデビューさせて活躍の場を与えた人の性癖としては十分あり得ると思っていました。たぶん世の中の人のほとんどが同じように思っていたのではないでしょうか。

この大きなニュースにも関わらず、それを制止する動きがなかったのは、ジャニー喜多川の怒りを買えばそのメディアにはジャニーズ事務所のタレントの出演を拒否される。今の芸能界でジャニーズ事務所のタレントを使わなければ番組が作れないというほど、ジャニーズ事務所の力は巨大だったのでしょう。

私はジャニーズ事務所のタレントをそれほど多く知っているわけではありませんが、たまたま見た番組で、滝沢秀明さんが母子家庭の育ちで極貧生活から脱したいとジャニーズに応募したとありました。また東山紀之さんも母子家庭の貧困育ちとまったく同じような境遇だそうです。

ジャニー喜多川は不遇な少年時代を送っている、影のある子を見つける才能があったのかもしれません。人間、くったくなく明るい子よりも、どこか影がある方が惹きつけられるものです。

また、少年の方も貧困からの脱出のため、芸能界に身を投じることが近道だとわかっていますから、ジャニー喜多川の行為を拒絶することができなかったのでしょう。

これが相手が少女だったら大騒ぎになりますが、少年だったことが事件を長い間闇に葬ることができた要因でした。強姦罪は2017年まで「膣に対する男性器の挿入」としてきたため男性は被害者になることができなかったのです。2017年強制性交等罪とになったことでこの要件がなくなり、男女問わず被害者とする法律ができたのです。

同性からの性被害は昔々からありました。軍隊や刑務所や男子校など、男性のみが大勢いるところでは普通にあると私は聞いていました。

それが法律がないために罰することもできなかった。法律ができたのはほんの6年前です。なぜもっと早くできなかったのかと不思議に思います。

このカウアンさんの告発によって事務所の社長が謝罪会見するなど、大きなニュースになっていますが、世の中の多くの人はこの事実を知っていました。でもメディアは報じませんでした。みんなが知っていることを知っていて、元気にモニターの中ではしゃぐ少年たちをなんとも思わず見ていました。もしジャニー喜多川がまだ生きていたら、この告発もいつものように闇に葬られていたかもしれません。

事が事だけに二次被害の危険もあります。有名なジャニーズ系の人たちが、そういう目で見られ続けることも気の毒です。

被害者は千人の単位になるとか。

たったひとりの男の性癖により、心を病む少年たちがそれだけ多くなってしまったのは、1988年の時に何もしなかった大人の責任もあると思っています。

心療内科への通院はどこから認められるのか

こちらの続きです。

精神的暴力を受けたという証拠に、心療内科などの通院歴が有効になると思いますが、さて、これがどのくらい取り上げられるのかも不安材料です。

現在も「適応障害」「不安障害」「抑うつ」といった診断名で通院されている方はいると思いますが、これでどこまで精神的被害を証明できるのか。

この症状の原因が夫にあると診断書にきちんと書いてもらえればいいのですが、そうでない場合は他にも原因があるのではないかと思われてしまいます。

長い間通って医師との意志の疎通がしっかりととれている場合は、診断書もそのように書いていただけるかと思いますが(医師によります)、簡単に病名だけ書かれた場合、どのように判断されるかわかりません。

そもそも離婚を考えるような状況になればだいたい眠れなくなるので睡眠導入剤などの処方、将来が不安ならば不安をとりのぞく薬の処方といった服薬による治療をほどこされると思いますが、こういった一般的なものとモラハラという精神的虐待とをどう区別するのか。

モラハラの場合は↑のような悩み事のもう一段上の精神状態にあるのですが、それをどう判断するのがわかりません。

悪意のある人がそれを実行し精神的DVにしてしまうことができるので、おそらく明確に「〇日の通院、病名〇〇」といった具体的なものは出されないと思います。そしてその判断をする場所や人により結果もバラバラといった、現在の役所の体制と同じになる可能性が高いと思います。

担当者がたまたまいい人だったというような、運に左右されることになるだろうなーと想像しています。

画期的な一歩ではありますが、どのように運営されていくのか見守りたいと思います。