5月のある夕方、つけっぱなしのテレビから「市川動植物園のサル山に不審者が入り込みました」という声が流れてきました。
サル山に不審者とは何者?と思ってテレビに近づいてみると、よく動物園にあるサル山の中に、仮装した人が入り込んだというニュースでした。続けて見ていたら、このサル山にいるのは「パンチ君」という人気のサルで、育児放棄した母親の代わりに人間が哺乳瓶でミルクを与えて育てた子ザルのことで、今話題なのだそうです。
人気の原因は、母親が体力がなくて育児ができず、人間が飼育し、IKEAのオラウータンのぬいぐるみを抱かせたところ大層気にいったようで、育児室から出てもこのぬいぐるみを持ち歩いているのがかわいいと大人気なのだそうです。
この市川動植物園は日本で一番大赤字の動物園だったのが、このパンチ君人気で売り上げが爆伸びしているそう。入場チケットを求める人の列が開園前からできており、連休などはどこかのイベント会場のようになっているそうです。
さらにSNSなどで取り上げられるとこの人気は海外にも飛び火し、BBSやホワイトハウスのニュースにもなり、海外からパンチ君を見ようとやってくる人たちも多くいるそうです。
私もBBCニュースを見てみましたが、解説の飼育員さんが「サルにぬいぐるみを持たせるのはよくないんだけど。。」と、語っていました。日本の飼育員さんもパンチ君がここまでぬいぐるみを離さずに持ち歩くとは思っていなかったのでしょうね。
このぬいぐるみを離さないというのは、よく赤ちゃんが自分の寝ているタオルをずっと離さず持ち歩くというのと同じ原理なのでしょうか。
ともあれ、この頃のパンチ君はサル山の仲間に入れてもらえるようになり、オランママはあまりYouTubeの画面には出てこないようになりました。
そして今注目を集めているのはパンチ君を育てた、育ての母ならぬ育てのパパ飼育員さんです。ご飯を青いバケツにいれてサル山に撒いていくのですが、パンチ君にとっては実のパパなので、ご飯タイムになる前からパパが出てくるドアに張り付き、パパがドアを開けた瞬間にはもうパパの背中に乗っています。
そしてご飯を撒いている間中、パパの足にしがみついたり肩に乗ったりしている姿が鈴木亮平似のイケメン飼育員さんと共に大人気になっています。
私はパンチ君が飼育員さんに特別扱いされて、他のサルたちからひがまれないかしらと思っていますが、今のところそれはないみたい。園の方でもパンチ君人気はありがたいけれど、早くパンチ君が他のサルと同じ行動をとり、飼育員さんから離れ、サル山に行ってもどれがパンチ君かわからないというようになって欲しいとニュースの中で語っていました。
私のYouTubeのお勧めにはパンチ君の動画が次々と現れるのでついつい見てしまう今日この頃。市川市そう遠いわけではないので、パンチ君が子ザルのうちに必ず見に行きたいと思っています。
