お金の動きに敏感になるべし

一人暮らしの予算の立て方

この続きです。

先日長いつきあいの友人から「あなたの年代であなたほどマネーリテラシーの高い人を見たことがない」と言われました。

#これは誉め言葉か。誉め言葉と取ろう

「Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)」という言葉も若い人を中心に広まり、お金に関する情報が急速に広がっています。それによって成功する人、しない人の差も広まっています。

私は「親ガチャ」と言ってなんでも親のせいにするよりも、自分で道を切り開く方にベクトルを向ける方が断然好きです。「親が悪い、親が悪い」と百万回つぶやいても、状況はまったく変わらないのですから。

ここに書いたとおりの貧乏な幼少期でしたから、お金がないと人間何もできないのだ、だったら自分で作るしかないのだと悟った中学時代からずっと「お金があれば何でもできる」ということに人生を傾けてきたと言っても差し支えないと思います。お金があれば卑屈にならなくてもいい、嫌なことはしなくていい、嫌な人と一緒に暮らさなくてもいい。

お金さえあれば!

と言うと、いやいや愛が大切、健康が大切と言う人はいるでしょう。でもその愛も健康もお金がないために失うことも多いのではないでしょうか。信田さよ子さんが「家族のゆくえは金しだい」という本を書かれています。

”長く家族関係のカウンセラーを続けてこられた方ならではの本です。「家族問題と長年とりくんできた臨床心理士の著者は、家族問題をとく鍵は、「お金」だと指摘する。”

私も女性センターの相談員を長い間してきて同感です。DVに限らず、家族のほころびはお金に始まり、お金が広げていくといってもいいくらい重要なことです。お金さえあれば別れなくてもいい夫婦、親子は山のようにいます。お金があればモラ夫とも別れられる、子どもが志望学校に行けると、お金さえあれば解決できることばかりです。

もちろんお金は売るほどたっぷりあるけど解決できない問題があるのも事実ですし、そういうご相談も受けてきました。夫の浮気、子どもの不登校、問題行動、母親との関係などなど。それは今回脇に置きます。

マネーリテラシーが高いと言われましたが、私のお金に対する考え方は以下のとおり。

◎働いてお金をつくる

◎つくったお金を貯める

◎そのお金を安全に増やす

◎不要な出費をしない。変な投資などをしない

◎貯まったお金を大切にしたいことに惜しまず使う

この5つですが、以前からここで紹介している「リベラルアーツ大学(ネット上の学校です。大阪にセミナールームを開設)」の両さんという方が端的に文字化しました。

https://media.monex.co.jp/articles/-/17318

「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」です。

特に重要なのが「何に使うか」です。お金の使い方の悪い人は自販機飲料を買ったりコンビニでスィーツを買ったりというダラダラ使いをします。私も経済的に楽になった今は出先で食事をするときなどはコンビニでおにぎりやサンドイッチを買ったりしていますが、以前はほぼ自分で作って公園などで食べていました。

ただ、人に強要はしませんよ。使い方は人それぞれなので。人と外食するときはちゃんと一緒に楽しくいただきます♪外食はめったにないイベントなので、それはそれで楽しみ。

でも「お金がない、お金がない」と言いながら、よくこんな高いモン食べるなぁと心の中でちょっぴり思います。

>>続く