なるほど兵庫県知事

6日金曜日。兵庫県の斎藤知事の百条委員会が開かれました。当然弁護士と打ち合わせをして言うことを決めていたでしょうから、パワハラはなかった、覚えていないで終始しました。

この知事の発言をむらむらと聞いている人は多いのではないでしょうか。私はすぐに辞めるだろうと思っていたので今まで書いてきませんでしたが、ここまでがんばるとはなんという鈍感力とど根性なのだろうかと思います。

もうここまで追い込まれたのだから、とっとと辞めればいいのにという私に、とある方が「いや、ダメだよ」とひと言。

「長くなればなるほどいろんなことが出てくる。もっともっと引っ張れば、もっともっと彼にとってヤバいこと、恥ずかしいことが出てくる。もう恥ずかしくて外に出られなくなるようなことが出てくるまで、このまま頑張って欲しい」

斎藤知事はどうせ世間はすぐに忘れるから、この場をしのげればいいと思っているのかもしれませんが、私は兵庫県民が恥ずかしいと思うのです。私が兵庫県民だったら恥ずかしい。「兵庫県民はこんな変な人を選んだんだ」と思われるのが恥ずかしい。

たぶんいろいろなことで県外に出られた方が今「どちらのご出身で?」「。。兵庫です。。」「ぷっ。大変ですねぇ(微笑)」という会話が日本国中で交わされていると思います。

そういう県民に苦難を与えている斎藤兵庫県知事。潔く引くということをせずに、未練たらしく、ぶざまに石持て追われるように退いて欲しい。

ひとりぼっちのスパイイルカ

この「ひとりぼっちのスパイイルカ」というタイトルで記事を書いたのは今年の6月16日でした。たまたまNHKの番組で見たいものがあり、オンデマンドに登録したら、お勧め番組の中にこの「ひとりぼっちのスパイイルカ」が出てきたのです。記事は下書きのまま、アップしていませんでした。

そのスパイイルカのヴァルデミールが死んだというニュースが昨日入ってきました。

実は私はイルカが大好きで、いつかイルカと一緒に泳げたらいいなとずっと思い続けていて、あのコロナの時にGO TO TRAVELを使ってイルカがいる場所へ行き、念願だった「イルカと泳ぐ」を実現させました。

その「イルカ大好き」の大元は、高校生の時に見た「イルカの日」という映画です。

「観客を泣かすには子どもと動物を使えばいい」という製作者の思惑にまんまとはまり、ラストシーンには涙腺崩壊。今もこの音楽を聴くとうるうるします。

それからずっと、イルカが大好きなのですが、あの高校生の私が映画館でうるうるしたのと同時期に、他にもこの「イルカの日」に興味を持った方がいました。東海大学の村山司教授です。

https://www.tokainewspress.com/contents.php?i=876

村山教授は「イルカと話す」ことを研究し続け、鴨川シーワールドでは今もそのシロイルカのナックが元気に泳いでいます。

私たちが一般に見るイルカはバンドウイルカで「イルカの日」に出てくるイルカの「ファー」も同じ種類なのですが、今回ノルウェー沖で死んだヴァルデミールとこのナックはシロイルカです。

シロイルカは40歳くらいの寿命がある長生きの生物ですが、ヴァルデミールは人間の年で言えば15歳程度の若いイルカだったそうです。死因は今調査中だそうです。

ヴァルデミールはロシアでスパイ活動用に飼育されていたのに、迷ってノルウェー沖までやってきたと言われています。私がこのNHKスペシャルを見た時は元気でノルウェー沖を回遊していました。また、ヴァルデミールが安全に暮らせるように、保護団体が見守っていました。

ノルウェー国民のアイドルだったヴァルデミール。もしご興味のある方はNHKオンデマンドでどうぞ。ダイジェストは無料なので見てあげてください。

https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/VR9X8K7WMM/

週末の台風、お気をつけください

台風10号が九州に上陸して大きな災害になっています。台風が発生した時は週末には日本から離れると思っていたのですが、ノロノロ台風のようで週を明けてもまだ日本に居座る予報です。

九州にいるのに、東京のこちらまで大雨になっていて、それも今日は午後からずっとふりつづいています。

以前地方に暮らしていた時は屋根がトタンだったので、トタン屋根に打ち付ける雨音で「あ、雨が降っているんだな」とわかったものですが、今は鉄筋の集合住宅なので、外を走る車が水しぶきをあげている音で雨と気づきます。

この鉄筋の建物は外の温度を遮断するので、外に出るまで外が暑いのか寒いのか、雨が降っているのかいないのかがわかりません。ドアを開けて「あ、寒い」と上着を取りに帰ったりします。

これが今は2階だからいいのですが、30階などという高層マンションの場合は、またエレベーターに乗って部屋まで戻って、ということになります。タワーマンションは見晴らしはいいのですが、夏は暑いし、外に出るまでに時間がかかるということで、あまり勝手のいいものではないようです。

トタンに落ちる雨音に郷愁は覚えますが、やはり台風や地震の時は戸建ては厳しい。頑丈な鉄筋の家だと揺れもしません。

この週末、万全の準備をして台風に備えましょう。でも、この後何度こういう災害が来るのか。それも年々段々ひどくなる。どうしたもんでしょうかねぇ。

令和の米騒動に昔を振り返る

スーパーの棚に白米がないのに気づいたのはもう2、3週間前でしょうか。私は胚芽米を食べているので、特に気にも止めず、丁度新米が出るころだから在庫調整しているのだろうという程度に思っていました。

先週テレビで「今、令和の米騒動になっています」とモーニングショーで扱われたので初めて世の中の動きを知りました。番組の中で「こうやってテレビで取り上げるからさらに買いだめする人が出てくる」というコメンテーターの言う通り、さらに品薄が進み、どこのスーパーにもお米がありません。

1993年の米騒動の時、私は米を求めて走り回りました。その時もはっと気づいたときにはやはりお店から米が消えていたのです。政府は庶民を落ち着かせようと緊急で外米を緊急輸入しました。

テレビ番組で「美味しく外米を食べる炊き方」なるものが放送され、出演していたタレントたちが「おいし~い」「これ、本当に外米ですか?」と称賛の声をあげるのですが、実際に外米を食べた知人たちが「不味くて食べられたもんじゃない」「外米とセットでないと売らないというからセットで買って外米は捨てた」というので、美食家のモラ夫に食べさせたら怒りまくって大騒ぎになるので食べさせられないと、国産米を求めて走り回りました。

モラ夫は「外米もうまいそうじゃないか、外米でいいよ」というのですが、どうせ食べたとたん「テレビではうまいと言っている。お前の炊き方が悪いんだ!」と怒鳴り散らすのはわかっています。

「1家族1袋」という売り出しのチラシを見れば車でその店に行って長い列に並びました。同僚や友だちの家では「親戚が農家」という人が多く、ほとんど騒いでいません。目を血走らせて走り回っているのは私くらいのものです。

確かに私の家にも農家の親戚がいたのですがかなり強気で、分厚い札束を出して米を買っていく業者に売るのだと言って1度20キロほどをわけてもらい、それを両親と弟宅、私の家で分けたのであっという間に無くなりました。

「少し多めに分けてもらえないだろうか」と母にお願いしたのですが、「ヒロキんちは東京で大変だから、お前には分けられない」と(将来面倒をみてもらう予定の(だが今は冷たくされている))弟宅に送られ、私は一袋の米を分けてもらいました。

この努力(?)のかいあって、私は一粒の外米も家族に食べさせることはありませんでした。これは私の誇り(?)です。

世の中には強迫性神経症気味の人がいて、何かが足りないと聞くと何もかも放って買いだめする人がいます。東日本大震災の時には共同住宅のごみ捨て場に期限切れのパンが沢山捨ててあったことがありました(拾おうかと思ってさすがにやめた)

この暑い時に米を長く保存すると味が悪くなるし虫も湧きます。もう新米の時期です。テレビを見て必死で買いだめして、不味くなったとゴミ捨て場に捨てる人が多分また出るんだろうなと思っています。

変じゃないのか、定額小為替

私は本籍を東京にしていないので、何かの時に戸籍謄本が必要になった場合は本籍のある自治体の戸籍係に定額小為替を入れて請求します。

なので定額小為替は時々購入していたので存在も買い方も知っていました。父の相続で沢山戸籍を取り寄せる必要があった時、いちいち郵便局へ行くのが面倒で、まとめて買った時がありました。

その定額小為替に有効期限があるのを知りませんでした。有効期限6カ月だそうです。切れていた場合は5年間は再換金できますが、それを過ぎると紙切れになるそうです。

紙切れになる前に気づいてよかったよかったと郵便局へ持っていきました。

窓口の若い女性:「身分を証明できるものはありますか?」

はいはい、いつも財布に入っています

「ハンコはお持ちですか?」

「は?はんこ?」

「換金するにはハンコが必要です」

ハンコは持ち歩かない。ふつー。

「そのハンコって、シャチハタでもいいですか?」

「シャチハタはダメです。これは小切手と同じで銀行と同じ取り扱いをすると考えてください」

「実印を持ってきましょうか?」

なんなら印鑑証明も(怒)

なんで300円の小為替を換金するのに身分証明やらシャチハタでないハンコが必要なんじゃ

結局その場では換金できませんでした。

そもそも戸籍を取り寄せるのに今の時代に小為替を同封せよというのがおかしい。さらに小為替を買うときの手数料は1枚200円もする。50円の小為替を買うときも200円かかる。

この時代、おかしくないか?

メルカリだってyahooオークションだってQRコードが発行されて、ピッとスマホで読み取るとコンビニで送り状がぴーっと出てきて貼り付けてれば送れる時代、1枚ごとに200円の手数料がかかるっておかしいんじゃないか。

そもそも大騒ぎをしてマイナンバーを導入したのに、戸籍を取り寄せるのに郵便で、1枚200円の手数料を払って定額小為替を平日にしか開いていない郵便局から買って(しかも貯金窓口だから4時まで)郵送するっておかしくないか?何のためのマイナンバーなんだ?

暑いせいもあってさらにヒートアップした1日でした。

↑という記事を書いて今日送信しようとしたら、おっとびっくり!

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA231FR0T20C24A6000000/

“戸籍謄本を電子交付、相続手続きの負担減へ 政府検討”

私のこのつぶやきが聞こえたのか、8月21日付の日経新聞に謄本を電子化して全国に自治体で交付できるようにするそうです。

この小為替について各自治体も困っていたらしく、申請者に返すおつり用の小為替を買おうとすると、自治体でも手数料を払わなければならず、自治体の予算を圧迫するとして、おつりは切手で返すという自治体もあるそうです。

このAIの時代に手数料を払って小為替を買うのも変だし、おつりの小為替を買うときも手数料がかかるなんてアホみたいなことをいまだににしているのがおかしいとやっと気づいたのか。

ただ、新聞では「相続のため」とあるので、使い道が相続に限られているとしたら「なんでやねん!」と言いたい。パスポートを取る時だって謄本がいるし、相続以外でも必要な場面はあるでしょう。

とにかく小為替を買わなければ戸籍の取り寄せができないということが早く昔話になればいいと、暑い夏にむかっ腹をたてた私は思います、

総裁選と夫婦別姓

8月17日付朝日新聞に自民党総裁選の前に12議員に対して朝日新聞と東大で共同調査を行った結果が出ました。

https://digital.asahi.com/articles/ASS8H4523S8HULFA00QM.html?linkType=article&id=ASS8H4523S8HULFA00QM&ref=mor_mail_kaiin_topix1_20240818

この調査は2014年から行われていて、夫婦が別姓であることに賛成、反対、「どちらかと言えば賛成」、「どちらとも言えない」といった回答を求めていたようです。

#「どちらかと言えば賛成」とか「どちらとも言えない」というなんだかまったりとした答えに質問を作った人の苦肉が感じられる

14年からずっと「賛成」なのは野田聖子議員のみ、他の議員も次第に賛成に傾いていくさまがこの調査で見られます。

私がなぜこの調査に注目したかというと、この夫婦別姓と共同親権がなんとなくシンクロするからです。

共同親権に反対した議員は夫婦別姓に賛成する、賛成した議員は反対する。

議員は票を入れてもらってナンボの世界の人たちなので、自分に一票入れてくれれば夫婦が別姓だろうが同姓だろうがどうだっていいんです。

同じ朝日新聞の世論調査では選択制別姓に「賛成」が73%で、「反対」の21%でした。

世論は賛成多数なのに、政治家が反対するのはなぜだろう。反対する人ひとりの声や力が大きいのかもしれませんね。

野田聖子議員は共同親権採決の時に賛成に起立せず造反とみなされました。あの時も書いたけど、私は野田議員があまり好きではありませんでしたが、(いろいろと賛否両論はあったけど)子どもを持って、子育てや家庭のことに自分のこととして考える議員に成長したなと思います。

しかしこの調査に小泉進次郎議員はずっと無回答なのだそうです。

#シンジロウ、パパが泣いてるんじゃないのか。

「虎に翼」の寅子も今日、再婚するにあたってなぜ相手の姓にしなければならないのかと「はて」「はて」を繰り返していました。

世の中には生まれた家の姓が嫌いで姓を変えたい人もいるので、だからこそ「選択制」という方法ではいかがかと言っているのに、どうしても一部の声の大きな人たちは「家族が同じ姓でないと家族が一体になれない」と反対をしているようです。

なんども言いますが、もはや夫婦が同じ姓にしなければならないのは世界中では日本だけなんですが。

台風と地震のダブルパンチ

今晩から台風7号の影響で雨風がひどくなるとのニュースが流れています。とにかく台風に備えて飛びそうなものを片付けておくとか、低電になってエアコンが使えなくなった時のための応急冷却物の作り方などが流れていました。

エアコンやもはや朝から晩までつけっぱなしなので、これが無くなると暑さに慣れていない分、辛さが身にしみそうです。

ペットボトルに水を入れて冷凍庫に入れておくと、エアコンが使えなくなった時に体にあてて冷やすのだそうです。

毎度思うのですが、こうやって「来るぞ来るぞ」と準備をしておくと結構空振りだったり軽傷で、ノーマークの時に大きな災害がどかんと来るような気がするのは私の気のせいでしょうか。

さて、ペットボトルに水をいれようとしたら、空のペットボトルがない。子どもからお古のソーダストリームをもらってからペットボトルの炭酸水を買うことがなくなり、もともとペットボトル飲料を買う習慣がないので、あったのは外に出るときに持っていく小さなペットボトルがふたつだけ。

これでもいっかとふたつに水を入れて冷凍庫へ。ベランダの植物は夏枯れをするのでもう夏の間に咲く花は植えておらず、背の高いローズマリーは倒れそうなので室内にいれました。

ミニトマトはプランターが大きすぎて移動は無理。重いので倒れることもなかろうと放置。

バッテリーは充電しておきましたが、東京に来て15年、いまだにあの東日本大地震の時の計画停電を除いて停電になったことがありません。東京ってすごいな。地方に住んでいた時は大きな災害になると停電したものですが、まったくその気配がない。

私が住んでいるところは海も川も山もないので、水害やがけ崩れの心配がありません。その代わり5センチ雪が降っただけで大混乱になりますが。

この頃の会社はこういった災害の時は「遅く来てもよい。休んでもよい」帰りも「早めに帰って」ということをしてくれるそうで、いい時代になったものだなぁと思います。昔は「這ってでも来い」と言われたものですが。

明日の朝、起きた時には暴風雨か。これからは本格的な台風のシーズン。空振りになってもいいので、準備だけはしておきます(備蓄は普段からしているのでなし)

三大緊張期のお盆です

年間でモラハラ家庭が緊張するのは3回と決まっています。盆、正月、GWです。もちろん家庭の事情によって他の期間が緊張する場合もあるでしょうが、大体はこの3回です。

なぜこの3回なのか。それはモラ夫が家にいて、モラ夫いつものルーティーン生活ができず、親戚が集またりどこかへ出かけるなどのイベントもあって、そこで自分の思うように事が運ばないことがあるとかーーっと頭い血が上るからです。俺様ですからね。

ちなみに今日の朝日新聞に出ていた記事

「きっかけは役職定年」 妻は離婚を切り出した 熟年離婚率が最高に

https://digital.asahi.com/articles/ASS8533ZRS85UEFT002M.html?linkType=article&id=ASS8533ZRS85UEFT002M&ref=mor_mail_kaiin_topix1_20240813

これは有料記事なので途中までしか見られないかもしれませんので、一部を抜粋します。
(yahooにも一部出ました)

“2022年に離婚した夫婦のうち、20年以上同居した「熟年離婚」の割合が23.5%に上り、統計のある1947年以降で過去最高になった。”

 ”厚生労働省の22年の人口動態統計によると、離婚の全体件数は17万9099組(同居期間不詳も含む)で、02年の28万9836組をピークに減少傾向にある。しかし、同居期間が20年以上の夫婦の離婚は3万8991組で、その割合は近年、じわりと増えている。”

熟年離婚が増えている理由に平均寿命が延びたからというのをあげています。1950年頃の男性の平均寿命は58歳、今は81歳ですので23歳も延びています。

昔は子育てが終わったら亡くなったものですが、生活環境が良くなり、食生活も改善し、健康志向の人が増え、寿命は延びています。それでも「結婚は20代後半から30代前半」にする人は変わらず、大体50代で子育ては終わります。

そこから先は二人だけの生活。さらにこの記事では役職定年と言って、50代など、ある一定の年齢になるとガクンと給料が減る会社があり、昔は定年退職して花束を抱えて帰ってきたら妻の置手紙があったというのが通例でしたが、今は収入が減りそれをきっかけにして離婚を切り出す妻が増えているそうです。

ただ、「金の切れ目が縁の切れ目」ではなく、そうするのは夫のモラハラが原因になるケースがあると記事で紹介されていました。妻としては婚費は裁判所に行けば半強制的に手に入るし、50代ならまだまだ働けます。

お盆で家にいてブンブンと不機嫌をまき散らす夫と一緒にいるより、婚費+パート代で暮らした方が寿命も延びるというものです。

ただし、夫が役職定年ではなく本当の定年になればもう給料はないので、婚費は減額、場合によってはゼロになるかもしれないのを忘れないでください。(大体その前に離婚になりますが)

また記事では妻が夫が高い収入がある時に贅沢な生活をして、役職定年になって給料が下がるから質素な暮らしをしようとを受け入れられず、結局は夫が家を出て少ない貯金を分け合ったという話もありました。

全部お金がらみですね。

そして妻は家を出る2~3年前から準備をしていたとも書かれています。

準備は何をするにも大事です。

南海トラフ地震-気をつけようと言われても

地震は気をつけようと言われても、いつ襲ってくるかわかりません。ただ、こうやって注意喚起してくれれば、1階に寝ないとか防災グッズを買っておくとか、スマホ充電をしっかりしておくとか、家族が連絡を取れるようにするとか用意はできますね。

能登の地震はお正月の親戚が集まったところへ襲ってきたので、今度はお盆かと思ってしまいます。

南海トラフ地震は「来るぞ、来るぞ」と言われていたものが、ついに現実となったものですが、豪雨、異常熱波と自然災害が続いている中、株価の乱高下、経済不安と続く社会不安は人の心を不安定にします。

こういった災害があると、元々精神的に脆弱な方が多く相談に来られるようになります。有名人が変わった長い名前の病気で亡くなると、「自分もそうではないか」と不安になるようで、たぶん病院は忙しくなるのではないでしょうか。

災害は来ない方が良いに決まっていますが、被害を最小限にする工夫は常日頃しておいた方がいいですね。

今日は私の家も揺れました。鉄筋の建物だからそれほど揺れを感じないのかもしれません。南海トラフ気をつけろと言われてはいましたら、こちらに飛んでくるとは思わなかった。

倒れそうな家具は中身を出してしまった方がいいかもしれませんね。私は東日本大震災の時にグラス類を全部出して、ストッカーに入れて押し入れに入れてしまいました。家具を動かないように固定するグッズは市役所からもらってすでに設置してあります。

それでも急にきたらちゃんと対応できるか不安ではあります。

続く災害身を守る行動を

先日から東北を中心に豪雨になっていて、今日まで降り続く予報です。

7月24日(水)に、所用があって自転車で家を出るときに、遠雷が聞こえました。家から駅まで自転車で10数分持ってくれればいいなと祈りながら競輪選手のようにがんばってペダルを漕ぎ、後30秒で駅近くの屋内駐輪場にたどり着くところまで来たとたん、いきなり大粒の雨が一気に落ちてきました。

「バケツをひっくり返したような」という表現がありますが、文字通り雨粒ではなく川が空から降ってきたようなものすごい雨に、近くにあったお店の軒先に避難しました。

運のいいことにそこは軒先だけでなく、建物の一部が廊下のように引っ込んでいたので、自転車ごと中に引き込むことができました。そこから見た外の様子は文字通りの「ゲリラ豪雨」。雨だけでなくまるで竜巻のような突風が吹き荒れ、折れた枝やちぎれた葉が雨粒と共に巻き上げられながら通りすぎていきます。たぶん人がいたら人も巻き上げられたのではないかと思えるほどの強風でした。

この日、関東地方はどこもこのような天気だったようで、突風や竜巻などの被害で看板が飛んだり、建物の一部がはがれたりしていました。

異常気象は世界中に広がっていて、人も建物も構築物も破壊しています。おそらく今夏もこれからも、異常な降雨と強風で多大な被害が出るでしょう。これを防ぐことはできないなら、危険な場所から移動するしかない。

ハザードマップで危険とわかっている場所のお住いの方は、これからこれを考えていかなければならないでしょうね。

転居するなんて簡単に言うなと言われるかもしれませんが、まだ学校に通っている子どもを抱えてシンママの私が未知の東京へ来たのは15年前。関東圏に弟はいるというものの、頼りになるわけもなく、ひとりで就活して仕事を見つけ、子どもを学校に通わせる学費を稼いで卒業させ、今に至ります。

能登の地震でたまたま外にいたひとりを残して一家が全員死亡するという痛ましいことがありました。予想される災害からは逃げる選択肢を考えなければならない時代になったのだと思います。