正論は厳しい

こちらの続きになります。

決まっていないのは宿だけでなく、留学ビザも取れていませんでしたが、出発3日前のギリギリでビザがおり、これでめでたく留学に行けることになりました。

すると、子どもは不機嫌マックスで親に当たり散らすのだそうで。

行けることになり、行かなければならないとなり、今度は行った時の不安で当たり散らしているらしい。

「子どもが当たり散らして来たら、あなたが自分で決めた留学ですから、自分で切り開きなさい』『わからなければ人に聞きなさい。ネットで探しなさい』とだけ言って、終わりにしましょう。いつまでも子どものグズグズに付き合う必要はない」

と知人にアドバイスしました。

ただ、彼女に言った「あなたが自分で決めたこと」は正論なのですが、言われた方は正論だけに言い返せない。言い返せなければ暴れるしかない、ということになります。

正論は正論であるがゆえに厳しく相手に刺さるのです。さらにその正論は言われなくても自分でわかっていること。それを甘えでわめき散らしているだけです。甘えにつきあっていると、いつも甘やかしてくれる、なんでも尻拭いしてくれると思ってしまいますので、時には突き放すことも必要です。

それは20歳になるずっと前に、小さな頃からやっておかなければならないことです。