未来を読む

今年のお正月が終わった頃、友人から聞いた話です。

職場で数は少ないものの、パートの方の雇用が打ち切られることになった。理由は今までハンコを使ってしていた仕事がPCを使うことになり、PCが使えない人たちは再契約ができないことになったとのことでした。

今時ハンコを使ってする仕事があったというのも驚きでしたが、雇用打ち切りの人たちは、勝手な理由をつけたリストラだと言って、組合にかけこんだとのこと。でも、それを教えてくれた友人も私も、「同情できないよね」

世の中をぐるりと見渡せば、このハンコを使ってする仕事は遠からぬ将来無くなるのはわかっていなければならなかったはず。それなのにPCスキルを身につける努力もせず、明日は今日と同じ、明後日も今日と同じ、10年後も今日と同じと思っている方がおかしい。こういうのを楽天主義と言うのだそうです。

楽観主義と楽天主義の違い

http://bcaweb.bai.ne.jp/~aik28501/custom1362.html

私はめちゃめちゃポジティブ思考ですが、未来は絶対に明るいとも思っていません。明るくするには明かりを作る、もしくは借りる算段をするか、明るい所に移動するか、ともかく準備のシュミレーションはします。そうしないと不安で仕方がない。

未来なんて何が起こるかわからない、不安がったって無意味という方は楽天主義なのか、もしくはちゃんと準備ができている楽観主義なのかどっちなんだろう。