選挙と良心

河合議員夫妻が買収で逮捕されました。

”国会議員の夫婦がそろって逮捕されるという異例の事態。克行容疑者は、案里容疑者への票の取りまとめなどの依頼の報酬として、91人に対し116回に渡り合わせて約2400万円を配ったほか、夫婦2人で共謀し、5人に票の取りまとめなどを依頼。合わせて170万円を配った疑いだ。”
https://www.fnn.jp/articles/-/54042

とあるテレビ番組で「なぜ案里議員は堂々としているのか」という質問に、元衆院議員の金子恵美さんが「みんながやっているから」と答えていました。交通違反をして切符を切られても「運が悪かった」と思うのと似ていますね。

どこの国か忘れましたが、選挙の際にお金を渡すのももらうのも規制する法律がないところがあると聞いたことがあります。渡してもいい、もらってもいい、ただし、

「金を配って票を得ようとするような人には誰も投票はしないから、配らない」のだそうです。

この考え方に私的には一番フィットします。どうしてもくれると言うならもらう。でも、金で買収するような人に投票はしない。誰に投票したかなんて、どうせわからんから「しましたよー」と笑顔で答えて、絶対別の人に投票する。

何でお金をもらったら、律義にくれた人に投票するんだろう。

すごく不思議だ。

お金をもらってその人に投票したら収賄だけど、しなかったら収賄にならないのだろうか。おそらく法的にはもらった時点で収賄が成立することになるのだろうなぁ。

役人に賄賂を渡して便宜をはかってもらおうとしたが、お金は受け取ったが便宜は図られなかったなかったらどうするんだろう。誰に文句を言うのだろう。

すごく不思議だ。