なぜマイナンバーカードを作らないのか

いまだにマスクもコロナ給付金の申請書も届かない東京都民のワタクシですが、みなさん、いかがお過ごしですか?

コロナが騒がれ出したのが2月。ただし、この時は「ああ、またか」でした。直近の新型インフルエンザの時は11年前だし、その時は一時大騒ぎをしましたが、なんだか自然に広がって、「普通のインフルエンザ」になりました。

あの時、アメリカに修学旅行に行っていた高校生の中でインフルエンザにり患した生徒がいて、校長先生が泣いて謝ったという、今思えばお気の毒なこともありましたっけ。

さて、私も10万円の給付金の申請書を今か今かと待ちわびているひとりです(アベノマスクはいらない)。なんでもマイナンバーカードを持っていればオンライン申請ができるのだそうだけど、持っていないので、申請書が届くのを待っています。

今マイナンバーカードを作っている人は14%だそうなので、私も多数派の一味でございます。

作らないのは、マイナンバーカードの電子証明書は5年ごとに更新なので(マイナンバーが始まって今年が5年目なので、役所は混雑している)、めんどくさい。無くしたり落としたりしたら大騒ぎになる。 大体管理されるのが嫌いなタチなので、作りたくない。 作ることのメリットがない。コンビニで証明書の発行ができる程度のメリットはメリットではない。

いろいろあるけれど、一番は

「これを使って国がナニをしでかすかわかったもんじゃないので、怖くて作ってられない」

これだな。 つまり「国に対しての不信感があるから」が最も一番大きな理由です。

そして国がマイナンバーを作った理由ですが、個人の収入、財産をがっつり知っておきたいからで、諸外国では普通にこれが行われています。

ドイツやフランスはコロナで収入が減った人たちに、すぐに給付金を銀行振り込みしていますが、これは前もって個人の銀行口座を知っているからです。「外国はいいなぁ」「守られているななぁ」と思うかもしれませんが、ちょっと待ってくださいな。

こういうことができる国は、銀行口座は給付金を入れるためだけにあるのではなく、税金等を持って行くためにもあります。そして専業主婦という職業はほとんどなく、女性も男性と同等に働き、税金を納めています。

国はこれからマイナンバーを使ってあちこち紐づけし、個人情報を国が握っているという状態にするつもりでしょう。私はこれが怖くて胡散臭くてたまらない。だって、「桜を見る会」の招待客名簿が速やかに破棄されたり、モリカケ問題で文書が改ざんされたり、ナニをするかわからない国を信頼なんかできるわけがない。私の個人情報が書き換えられて、勝手に犯罪者にされてしまう可能性もあるのですよ!

よってマイナンバーカードは作っていないし、給付金が少しぐらい遅れてもこれからも作る気はない。義務化になってからしかたなく作ることにする。

でも、今は義務化ではなく、今後義務化にするなら、どういう理由をつけるのだろうかね。

ちなみに今モラハラ家庭にいて、これから避難する予定の方で証明書を持っていない方にはマイナンバーカードを作っておくことをお勧めしています。こればっかりはしかたがないので。