今更パスポートの残存期間が話題に

先日ネットニュースでパスポートの残存機関が渡航先の国が決めた残存期間に満たないので飛行機に乗れなかったというニュースが乗っていたのですが、テレビでも話題になっていました。

例えば2023年9月1日に入国する場合は、2024年3月1日まで有効なパスポートを持っていなければ飛行機に乗れません。

私があれ?と思ったのは、こんなことずっと前からなのに、なぜ今になって「増えている」という話になっているのだろうということです。

思いつくのはLCCなどの格安航空会社は、そこまでチェックをしないで航空券を売っているということでしょうか。LCCを利用する人が増えたことや、団体旅行ではなく個人旅行者が増えたのでこういうことになっているのかもしれません。

私が残存期間が6か月あったパスポートを7月に更新したのは、今のところ海外に行く予定はないのですが、急に行くことになった時に残存期間が6か月以上なければチケットを買うことができないからです。

# そうか。残存期間がないとその国に入れない=飛行機に乗ることができないって知らない人が多いのか。

更新の場合はマイナンバーカードを使ってネットで申請ができるはずなのですが、私が用意した写真をあちらが受け付けず、結局パスポートセンターに行く羽目になりました。ニュースで知っていましたが、パスポートセンターはものすごい人。幸い私は更新なので戸籍謄本も必要なく、待ち時間は2時間(!)で済みました。

電光掲示板の番号から推察すると、新規の場合は半日以上待ちなのではないかしらん。ちなみにマイナンバーで受け付けてもらえなかった写真は、リアルでは受付OKでした。

# マイナンバー、なんなんだよこれ。

ともあれ、無事に更新したパスポートはあと10年、利用することになります。スタンプを押すシートは富士山や桜など、北斎の絵が地模様に使われていいて、なかなかいい感じです。

歴代のパスポートの写真を並べると、確実に年齢を重ねているのがわかって感慨深いですね。この次の更新はあるのだろうか。。

夏の必需品になったアームカバーとフェイスマスク

暑いですね。。

とろけそうです。。。

脳みそまでとろとろで、何もしたくありません。。。

これが今年だけでなく、ずーーーーっと続くんだと。世界は温暖化から沸騰化の時代に突入したんだと。。。

そうなんだ

まだもうしばらく生きるつもりなのに、こんな暑いのが続くんだ

hotter and hotter て、だんだん暑くなると中学生の頃英語で習ったけど、この熟語にこんなにぴったりする時代が来ると思わなかったわ。

みなさまは外に出かける時は、どのように日焼けからお肌を防備されておられますか?

地方の方は外出はほぼ車だと思いますが、東京は日傘をさして歩く方が増えました。私は移動は自転車が多いので、傘はさせません。

それで用意しているのはアームカバーとフェイスマスクです。

アームカバーは100均でもありますが、あれはズルズル落ちてくるので使えない。私はもっぱらyahooで買ったアームカバーをしています。

https://store.shopping.yahoo.co.jp/belando/fwbx.html

460円です。肌にぴたっとついてずり落ちてきません。肩のあたりまでくるのでがっつり腕をカバーします。親指の穴があるタイプなので、手の甲もカバーします。去年買ったのを失くしたのでまた今年も買いました。難点は少し生地が厚いところです。


こちらの楽天のものは、yahooのものよりも生地が薄くて伸びます。悪い点は指の穴のところがすぐにほつれてきます。そしてお値段がyahooのものより2倍近くする。

ということでyahooのアームカバーを使っております。

そしてフェイスカバーですが

こちらを使っています。私が買った時は1,100円だったり980円だったりしたので、割引の時に買えばお得です。安心の日本製。2枚買ってとっかえひっかえしています。

これを装着すると見た目がちょっとという方もいるかもしれませんが、なんとでも言ってください。私は吸血鬼なので、日光に当たると砂のようになってしまうのよと周囲の人には言っています。

当然日焼け止めは塗っております。その上にこれです。

さらに目を紫外線から保護するためのUVカットグラスも使います。サングラスはちょっと憚られるので。

ここまで防備すると、日向でもそれほど暑さが身に堪えません。何より太陽のギラギラに直接肌を晒さないので安心感があります。

とにかくお肌を紫外線から守りましょう。

自分のお墓の用意

こちらに書きましたが、私は実家のお墓には入れないので(入りたくもないので)私は自分のお墓をこちらにしようと思っています。

女性のための共同墓 – おひとりさまの「終活」を応援する団体 NPO法人SSSネットワーク

スリーエスという女性だけのグループが運営する共同墓地です。28万程度支払うと、このバラに囲まれた墓地に埋めてくださるそうです。

このお話を松原惇子さんから伺ったのは10年以上前なのですが、その時に興味を持ち、実際にこのお墓に行き、私もこのお墓に入れていただこうと思いました。

樹木葬にしろ海に散骨するにしろ、結構お金と手間暇がかかるようですし、それならこのお墓に入れば手入れはこの墓地の経営者がやってくださり、もしも喜徳にも子どもが会いにきたければずっとそこにあるので、それはそれでいいのではないかと思っています。

場所は多磨霊園のそばで、あまりアクセスはよくないのですが、死んだらアクセスは関係ない。

ただ気になるのは、このグループがいつまでこの事業を行ってくださるのかということです。今HPを開くと「直葬プラン」はすでに新規受付を終了し、いわゆる終活ノートである「いざときノート」も終了していました。

この10年で世の中はものすごい速さで動いてきました。10数年ほど前は「葬儀はどうしようか」というのが死んだ後の悩みだったのですが、もう葬儀は家族葬で決まりで、ひと昔前のお通夜だ本葬だ、香典返だというドタバタも無くなり、誰に聞いても「墓終いする」という話ばかり。

実際、わが実家も墓終いすることになりそうです。昔母がマナジリを上げて「子どもたちに迷惑をかけたくないから自分たちの墓は自分で買う」と宣言し、立派な墓石のお墓を建てました。ずっと未来永劫子々孫々が眠るはずだった墓には自分と夫しか入らないことになりそうです。

「子どもたちに迷惑にならないように」と建てた墓が、子どものエライ迷惑になるとは、母はまったく想像しなかったとは思いますが。

アマゾンで見つけたレジ袋音の正体

1か月だけのつもりで入ったアマゾンプライムですが、もう少し見たい映画があったので、更新して利用しています。プライムの他に本が読み放題になるkindle unlimitedが3か月無料だったので、こちらもポチしました。

とにかく読み放題なので、沢山読めるコミックを中心に読んでいますが、モラハラに関するコミックも多くなりましたね。

モラハラコミックではなかったのですが、ふと読んでみたのが「不浄を拭うひと」。

孤独死などの変死体があった屋内外などの原状回復をサポートする「特殊清掃」の方のコミックでした。独り住まいで誰にも気づかれず亡くなってしまい、異臭がすると近所からの通報で発見されるご遺体。

ここでひとつツッコミたいのは「ひとりで死ぬことを孤独死と言わないで欲しい」ということです。私は今独り住まいですが、誰かと一緒に住むのは嫌だから一人で住んでいるだけで、家族はおります。

ひとり住まい=孤独なんて、あまりにも短絡的ではないか(ぷんぷん)

ともかく誰にも発見されずに数か月経ってしまった遺体は傷みが激しく、こういった方が出動して清掃するのだそうです。あまりきれいな仕事ではないし、そうとうメンタルに強くなければこの仕事はできないだろうなぁと思いながら読んでいました。

#この本を読むのもメンタルが強くなければ難しいかも。強くお勧めはしません

https://amzn.to/44axFej

山田さんはこのお仕事を長くされていますが、やはりひとりで亡くなった方の中にはこの世に思いを残している方が多いらしく、時々霊体験があるとのことで、その霊を祓ってくれる顧問お坊さんも登場します。

その中で「カシャカシャと音がする」「これは霊だ」というシーンが第二話でありました。

え?!と驚いてネットをググると「カシャカシャとレジ袋を擦るような音は霊障音」というのが沢山出てきました。なぜ「え!?」となったかというと、私もその音を聞いたことがあるからです。そしてその音をたてた主も知っていて、「静かにして!」と怒鳴ったことがあるからです。

音をたてた主はその10日前に亡くなった父でした。父の葬儀が終わり、東京の家に戻ってきて、たまったPC仕事をしていたら、後ろからレジ袋を擦るような「カシャカシャ」という音が聞こえてきました。私の後ろはソファと壁なので、音を発するようなものは何もありません。

一瞬で「父だ!」と感じたのですが、なにしろ溜まった仕事を片付けなければならないので、頭はそちらの方でいっぱい。

「お父さん、静かにして!!」と怒鳴ると、びっくりしたようにカシャカシャ音は止みました。

「ったく忙しいのにーー」とまた仕事に戻りましたが、音の主は父だとわかっているので、怖くもなんともありませんでした。

あれはたぶん父だったんだろうなぁとずっと思っていましたが、このレジ袋を擦るような音が霊障音と呼ばれているポピュラーなものだとはまったく知りませんでした。

あれ以来、このカシャカシャ音は聞いていませんが、父もお礼を言いに来たのか、母を頼むと言いたかったのかはわかりませんが、一生懸命東京まで飛んできて、いきなり怒鳴りつけられるとは、びっくりしたでしょう。

偶然お盆の日に読んだコミックから発見した怪奇譚でした。

怖くもなんともなかったけどね。

お盆と日航機墜落事故とクライマーズ・ハイ

お盆の中、モラハラ家庭ではまたドキドキハラハラの日々が始まっているのではないでしょうか。夫がずっと家にいる。イベントにはトラブルがつきもので、もめ事の導火線になりやすいです。

そしてお盆が終わるとその翌日には相談室に朝イチから暗い顔をしたご相談の方が「出ていけ、離婚だと言われた」と言われたと言ってみえます。

いろいろとお話を伺って、別居や離婚についてのお話をしますが、まずその方が次回に来られることはありません。別居にも離婚にもならず、また元の生活に戻られたのでしょう。お盆も正月も、GWも。その繰り返しです。

昨日8月12日は御巣鷹尾根で日航機が墜落して38年が経ちますが、毎年お盆の帰省ニュースや甲子園のニュース共に、この事故のことが報道されます。私はこの事故を少し変わった環境で聞いたため、毎年私のその当時を思い出すきっかけにもなっています。

昨日はこの事故を扱ったアナザーストーリースと、「クライマーズ・ハイ」を見ました。「クライマーズ・ハイ」は以前にも見ているのですが、どうもセリフが聞き取りにくい。何を言っているのかわからないシーンがいくつもあって、今回もイライラしながらの視聴でした。字幕をつけて欲しい。

今回冒頭のキャストクレジットのところに「堺雅人」の名前があって、今「VIVANT」を楽しみに見ていることもあり、こんなところに乃木さんがと新しい発見に嬉しくなりました。前回見た2008年当時は私は堺雅人を知らなかったんですね。

それ以外にも、今楽しみに見ている「あまちゃん」の再々放送に出ている役者さんが多数出演しているわ、半沢直樹で出演の堺雅人と滝藤賢一が新聞記者役でふたりで御巣鷹に登るわ、「グレースの記憶」で夫婦だった滝藤賢一と尾野真千子が今度は新聞社の同僚でからんでいるわ、となんだか私の少ないドラマ視聴に出てくる人たちが次々と画面に出てきて、「シンクロみたい」となんだかお盆と重ね合わせてみていました。

お盆に帰省する実家もなく、遠くにあるお墓へ行くつもりもありません。お墓にはすでに母と弟の名前が刻んであるのですが、ありがたいことに私の名前はありません。私は別の家の人間だからと母は彫らなかったのでしょう。私は死後は本当に自由になれそうです。

ほほえましい優れものークマさんメジャー

メルカリなどに出品するときに、物の長さを計らなければならない時があります。今まではたまたまうちにあったスティールのメジャーを使用していましたが、これだと服などはきれいに測れない時があります。

ふとDaisoに行った時に思いついて、メジャーを探しましたが見つからない。店員さんに聞くと「手芸のコーナーにあります」と言うのだけど、見つからない。

しかたなく「手芸コーナーにないんですけど」と言うと、案内の店員さんが来てくださり、一緒に手芸コーナーへ。

「これですね」と示されたのはクマさんの顔。


「え???」

良く見ると、確かにメジャーと書いてある。

私がイメージしていたのは古きよき時代からある、メジャーがむき出しになってぐるぐると巻いてあるもの。まるっきりイメージと違ったのでわからなかった(笑)

そう店員さんにいいわけして、このクマさんメジャー(2m)を買いました。

家に帰ってクマさんメジャーで測り、さて、このだらんと垂れ下がったメジャー部分はどうすれば元の家に戻るのだろうかとあちこち探り、無意識にクマさんの鼻をぴっと押すと、しゅるしゅるしゅるっと元に戻るではありませんか!

なーんてかわいくてすごい優れものなんだ!

これがたった110円で買えるというのもどうなのか。原価どれくらいなんだろう。

こういった遊び心がある商品は、実用性一転張りのものよりも私は好きです。なんか心にゆとりができるというか。

クマさんの鼻をピッと押すたびに、くすっと笑ってしまう一品です。

熱中症に注意!

先日道を歩いていたら、高齢の痩せた方が道路標識にすがりついていました。足が悪いのか疲れたのか、誰かを待っているのかわからないので通り過ぎましたが、気になってそばに寄り、「大丈夫ですか?」と声をかけるとかすかに頷く。

でも頷きながらずるずると崩れ落ちたので、「大丈夫じゃないじゃん」「救急車を呼びましょうか」と声をかけてもぼーっとしたまま返事がありません。

いつものように119番に電話をかけているとわらわらと人が集まって来て、経口補水液を差し出したり、近くの薬局の方が保冷剤を持ってきてくださったりと、大騒ぎになりました。

そして119番は出ない。

ずーーと呼んでも出ない。

110番とか119番が出ない時はどうしたらいいんでしょうね。

私が電話をかけ続けている間に、近くの大きなお店の方が車いすを持ってきてくださり、集まっていた若者たちがそれに座らせて涼しいお店まで運んでくれました。

いいぞ、若者たち。集まって手伝ってくれたのは若者ばかりで、日本の未来は明るいなぁと心底思いましたよ。「PLAN75」を見て暗くなった心にぽっと明るい灯火がさした感じ。

やっとこさ119番に繋がり、いつものように「火事ですか?救急ですか?」と言われ、容体や状況を聞かれるので、聞かれるままにいろいろお答えしました。ちなみにこの時その場所の住所を聞かれるので、119番に電話するときには住所をつきとめておきましょう。「〇〇駅前です」「〇〇映画館の前です」ではダメです。住所が必要です。

もう今まで何度この119番に電話をしたかわからないくらい電話をしているので、落ち着いたもんです。

倒れられた方はやはり熱中症で、90代の一人暮らしで食料を買いにいった帰りだそうです。この年代ではネットショッピングができないので、重い食材を買ってこられていました。

救急車が来る前に消防車が来たのは「救急車は全部出払っているので」ということでした。あちらでもこちらでも熱中症で倒れる人がいて、救急車が署に戻ってこないそうなのです。119番に電話をして繋がらないのも、電話がかかりっぱなしなのだそうです。

それにしても人がバタバタと倒れるこの気温。年を取ると温度を感じなくなるということなので、私は朝起きたらリビングのエアコンオンというか、寝ている間は常にエアコンオンなので、1日中どこかのエアコンをつけています。もうお金って言ってられない。

まだ8月始め。この気温は後2か月続くでしょう。外を歩く時には日傘は必須、首の後ろを冷やすグッズなどを持ち歩いて、家ではエアコンをつけましょう(お金って言ってられない)

エアタグ使用感想です

こちらで記事にしたエアタグですが、アマゾンプライムデーで4個入りが13,031円になっていたので、このセットを買いました。

到着してみると、碁石よりも一回り大きくて厚みもある。でも財布に中に入れておくだけなので、そこまでじゃまにはなりません。

4個入りの包みから一個を取り出し、中にかませてあるセロハンを引っ剥がしてスマホに近づけると、何もしなくても接続作業が始まり、この碁石に名前をつけろというので、「さちこの財布」と名前をつけて終了。

簡単に接続ができました。もし手元から無くなったら、スマホアプリ「iPhoneを探す」に「さちこの財布」の位置情報が出てきます。「さちこの財布を鳴らす」にすると碁石からピコピコと音がでます。

これでほっとしたので友人たちと食事に行き、用事があるので一足先に出たら、友人その1が追いかけてくる。「ちょっとぉ、これ落としてたよ~」

それは碁石、ではなくエアタグでありました。どうやら会計をするときに転がり落ちたらしい。

う~ん、エアタグを失くしてしまわないよう気を遣わなければならないみたいです。

お勧めモバイルバッテリー

使っているスマホのバッテリーが1日持たないことがあります。どんなに省電力モードにしてももたない。しかたなく1日外に出る日はモバイルバッテリーを持ち歩いています。これがないと不安でしょうがない。

モバイルバッテリーはそこそこ重くてしかも幅を取る。これはどうしようもないと思っていたら、友人が「いいものを見つけたー」と教えてくれました。

https://store.shopping.yahoo.co.jp/akiya-store/bat-6738.html

モバイルバッテリー iPhone Android 小型 超軽量 大容量 スマホ充電器 5000mAh コードレス スマホ 携帯充電器 ケーブル内蔵 スタンド付き 残量表示 PSE認証済み

このyahooのお店が一番安くて、私は980円で買いました。日によって値段が変動するようです。1日分のスペアがあればいい容量で、コードがいらず、スマホの電源のところに差し込むだけ。iPhone, Androidの両方で使えます。

カラーも白黒ピンクグリーンの4色があります。到着した時にはすでにランプ3つが点灯していてすぐに使えました。充電は付属のケーブルをUSB充電器に差し込むだけ。

1,000円程度なら1年程度持てばいいかと思える金額です。これで重いモバイルバッテリーを持ち歩かなくても大丈夫になりました。

ただ、メーカーがよくわからない(本体にbbice株式会社と書いてあるだけ)ので、ちゃんとしたものが欲しい方は同じ仕様でそれなりの金額のものをお買い求めになった方がいいと思います。

ペットショップ売れ残りのトイプードルが行った「引き取り屋」

だいぶ前に「おじさまと猫」というコミックにはまりました。ペットショップで売れ残った猫が、イケメンスタイリッシュなおじさまにお買い上げされ、幸せな日々を送るようになったという物語で、ドラマ化もされ、(お高い)グッズも沢山売られました。

最初の頃の「どうせ売れ残りのわたしにゃんか」という、幸せから見放された者がよくするような、言葉にすれば「いじけた」売れ残り猫が、ふくまるという名前をつけてもらい、おじさまから溺愛されるという幸せストーリーに、当時は寝る前の儀式のようにふくまるを読んでから寝る日々でありました。

ところがストーリーが継続すると当然話もふくらんできて、最初の頃の愛しさ、切なさが無くなり、早い話飽きてしまい、今はユーチューブの動物動画がその代わりになっています。

その中で見つけた「引き取り屋」から引き取られたトイプードルの最後の1年の動画は涙無くしては見られません。

最後の1年と言っても、生まれてから10年間、このトイプードルは繁殖のために狭い檻の中で飼われ、吠えられないように声帯も切られ、食事もカツカツしか与えられていなかったので、引き取り屋から動画主に引き取られた後、たくさん食事をあげても肉がつくことはありませんでした。

動画主さんに引き取ってもらい、やっと檻の中から出してもらって、食事も運動も沢山させてもらい、よい里親さんにもらってもらえたのですが、1年たたないうちに亡くなりました。

動画の主が声をあげるのは、なぜ「引き取り屋」なる商売があるのか、それは動物がペットショップで高額で売られていること。子どもを産ませ、全国のペットショップで販売され、よい飼い主に買われることもあれば、捨てられる者もいる。この動画のトイプードルのように年を取ったり病気になって繁殖できなくなれば、引き取り屋に持っていかれて、檻の中で死ぬことになります。

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishiimasumi/20211124-00269131

フランスでは2024年からペットショップで犬と猫を売るのを禁止する法案が可決されました。かわいいからと買ってみたものの、吠える、しつけが大変、旅行に行けない、思ったより大きくなった、転居先が動物飼育禁止など、飼う前からわかるだろうということがわからず、結局捨てたり、役所の引き取りセンターに持ち込むことになってしまいます。

私は旅行が好きなので家を空けることが多いこと、ペットロスが絶対に無理なので動物は飼いません。動物を飼っている友人を旅行に誘っても「犬がいるから」と断られます。動物を飼うと、まず2泊以上の旅行はできません。

ある友人宅の犬は自分の家以外のところではトイレができず、一度連れ出してみたら膀胱炎になってしまったという根性のすわった犬のため、旅行の際は誰かひとりが犬を見守る留守番が必要で、家族旅行ができないとのことでした。

動物好きの人たちは口をそろえて「日本もペットショップでの犬猫の販売をやめるべきだ」と言います。私も同感です。欲しければ里親を探している譲渡会(ネットにもある)に行ったり、直接ブリーダーのところに行って飼い方から教わりながら、子どもを養子に迎えるように、動物も自分が飼えるかどうか真剣に考えに考えてから飼うべきだと思います。

なお、避妊・去勢が済んでいる地域ネコはさくら猫といって耳の先さくらの花びらのように切ってあります。かわいそうですが、避妊・去勢済に気づかず何度もお腹を開けることのないように、手術済の印として切ります(「TNR活動」)

猫が発情せず落ち着いて暮らせるので、夜鳴きやケンカがなくなる

地域で餌の管理ができるから、むやみにゴミが荒らされない

人の目が届くから、動物へのいじめや虐待も予防できるなどのメリットがあります。

動物を飼うことは日常の暮らしを豊かにしてくれますが、生き物を飼うわけですから責任があります。また、飼うための食事やトイレやその他必要なものを買いそろえたり、病気になれば病院に何度も連れて行ったり(人間よりも高額)と、お金がものすごくかかります。

それができない場合は猫カフェに行って、たまに癒されるというのが一番いいような気がします。