「サンドラの小さな家」を見て来ました

サイトトップで広報していた「サンドラの小さな家」を見て来ました。本日封切りの、DVを扱ったアイルランド映画(珍しい)です。

ネタバレのないように、予告編程度の内容を書きますが、DVで家を出たものの、住む家が無く、公営住宅にも入れないサンドラが自分で家を作ろうとするお話です。

すごく自然な感想としては、日本ではDV被害者はシェルター保護があったり、生活保護で家を借りることができますが、アイルランドってそういうシステムがないのかなーと思ったこと。

支援団体の人が登場して、サンドラの面倒をみてくれたりはします。

この映画の肝は面会交流シーンです。そして面会交流原則主義による強制的面会交流の問題提起です。

「そうか。アイルランドもそうなのか」と思いました。週1の面会交流をするためには夫のそばに住まなくてはならない、だから夫と同じ店で会ってしまったり、共通の知り合いがいたりする。

面会交流は厳しく強制され、毎週子どもたちを夫の実家に連れて行くために少ないお金から出すガソリン代が重くのしかかる。

共同親権になったら、こういうことになるのでしょうか。

そう現実はうまくいくはずはないと、横やりを入れたくなる場面もありますが、モラハラ被害者の方の話や私自身のことを考えても、友人たちからの支えは大きなものがありました。脱出・避難を手伝ってくれた人、子どもの成長を一緒に見守ってくれた人、重荷にならないよう気遣いながら声をかけてくれた人、「育ち盛りの子どもがいるんだから、いっぱい食べるでしょ」と言って、安くお米を分けてくれた農家の友人もいました。

もちろん脱出・避難には行政の力は大きいものがあります。でも、わが身を振り返ってみると、一番力になったのは友人やご近所の方たちの暖かい目だったような気がします。それがあったから、後遺症もフラッシュバックもまったくなく、するするっと回復したような気がします。

被害者の方には過激なシーンもありますので、ご覧になれる方だけ、映画館に足を運んでみてください。

本田先生、ナイス!

こちらの続きです。

この本はモラハラ禍から脱出した7人の方と、3人の専門家(私も入ってる。きゃー)で構成されています。専門家とは、弁護士、私(きゃー)、そして臨床心理士の本田りえ先生です。

最初にお断りしておきますが、この3人は著者と編集者の方がセレクトされたもので、何の関係もありません(本田先生は以前から存じてますよ、もちろん)。弁護士の方とはまったく面識なく、ブログを拝見しただけです。

ちょっと私とは考えが異なる部分があり、全面的に賛同するというわけではありませんし、弁護士としての活動についてはまったく存じ上げません。ということを前もってお伝えしておきます。

本田先生の部分については相変わらず安定の存在感です。榎本さんもそれを感じられたようで、本田先生が発言するたびに感動の描写をされていて、その驚きがこちらに伝わってきます。

特に「こんなに危ないから逃げろとみんなから言われても、被害者の方はなかなか行動に移しませんよね」と主人公が言うと、「それは当然です」と動かない理由を端的に述べられ、それを聞いた主人公は「もしかしたら逃げろということで、私は相手を傷つけていたんじゃないかしら」という言葉を出します。

本田先生の「逃げない理由」は誰しも納得するもので、被害者の方は落涙するほどありがたいし、一般の方にとっては「そうだよね、簡単にはいかないよね」と共感できます。

そして「モラハラとはいったい何なのか」が短い文章と画の中で表現されることで、もやもやっとしたものが一気に晴れます。

モラハラを受けている人たちは千差万別で、いろいろとごちゃごちゃしていることがありますが、何も長いページを割いて説明するほどのものではありません。モラハラはとてもシンプルなものです。

なぜ夫はこんなことをするのか、夫と自分の関係はどのようなもので、これからどうなるのか。どうしようかと迷ったときには、何度も読み返したい一冊です。

コミックだから読みやすい、手に取りやすい、説明が回りくどくない、絵を見れば状況がすぐわかると、考える力が弱っている方にはお勧めの一冊です。

本当の先駆者は

この続きです。校正の段階で私の紹介文が「モラハラを世の中に広めた先駆者」になっていたのですが、先駆者は私ではないので、表現を変えていただきました。

モラハラはDVですが、家庭内に暴力があることは当然とされていた昭和の時代に、暴力は許せない行為だ!と活動や被害者支援をされてこられた方々こそ、本当の先駆者です。

その方々は、もう70代以上になりますが、地道に世の中に「妻を殴るのはイカン!」「言葉の暴力もDVだ!」と世の中に訴え続けてこられました。夫から逃れてくる方々をかばい、シェルターを作り、支援活動もされてきました。その多くはボランティアの方々です。私たちが声を上げられるようになったのは、この方々が道を作って下さったからです。

時には「ウーマンリブ」と呼ばれ、「キーキーとわめきちらすおばさんたち」と揶揄されながらも、決して諦めず男女平等を声に出して活動して来られました。

モラハラは男女や立場の強弱に関わらず、どんな関係にも存在しますので、必ずしも男尊女卑がすべてのモラハラの原因とは言えませんが、少なくとも家庭内モラハラは昔ながらの男尊女卑の思想が根底にあります。それは夫だけでなく夫の両親や実両親、親戚、友人、被害者を取り巻く人たちの誤った考え方により、「妻たるものは我慢して当然」と、被害者を苦しめる原因になっています。

日本におけるDV支援のベースは内閣府で、その下に各都道府県、その下に自治体の男女参画センターや婦人相談所などの女性センターがあります。全国必ずあります。この女性センターを作って下さったのも、地道に取り組んでくださった支援者の方々の応援のおかげです。

モラハラが広がったのは、この方々が道筋を作って下さったからです。

改めて先駆者のみなさんに厚くお礼を申し上げたいと思います。

「モラニゲ~モラハラ夫から逃げた妻たち」が発売されます

ベストセラー「督促OL 修行日記」の榎本まみさんが、家庭内モラハラで苦しんでいた方がどのようなモラハラに遭っていたか、どうやってモラハラに気づいて脱出したかを多彩な方に取材し、1冊の本になって発売されました。

昨年私もこの本の制作協力の依頼をいただき、榎本さんと出版社の方とお会いしてお話しさせていただきました。榎本さんの「督促OLシリーズ」は以前読んでいて、コールセンターの厳しさを、コミックという形で世の中に発信した榎本さんのカンの良さが素晴らしいと思いました。

私も一時テレアポの仕事をしていたので、本当にコールセンターの辛さがわかります。一番つらかったのは、体育会系の私が、あのトットの小屋みたいなブースに1日中いて、ひたすら口だけ動かすということでした。。体がなまる。。

ともかく、この本は実際の被害者がどういう被害に遭っていたかと、モラハラ被害から脱出するまでを、短いストーリーで描いていきます。私が登場するのは後半ですが、実は当初、私もマンガの中に入るとは知らなかったのです。

取材もいつものモラハラについてのものでしたので、ストーリー作りの参考なのだと思っていました。ところが校正の時に、私がマンガになっているじゃあ~りませんか~!

ビックリ!!

「聞いてないよ~」とは言ったものの、この先私がマンガの登場人物としてセリフを言うことは、たぶん一生ないと思ったので、ありがたくそれに乗っかり、続行いたしました。

読んでいただければわかりますが、登場する被害者の方のお話が生々しく、こんな展開はフィクションじゃ考えつかないだろうという、ノンフィクションならでは奇想天外なお話がてんこ盛りです。

特筆すべきは性的DVについての座談会が挿入されていることです。今までのDVの本の中でも性的DVについては省かれるか、さらっと書いてあるだけでしたが、この本では主役級の扱いをされています。

夫の性処理道具とされているのは、一番自分がみじめになる時間です。それが今回描かれています。みなさん、ぜひご期待くださいね。

また、海外で暮らしている方のお話もあり、登場人物が実にバラエティに富んでいます。最後の本田先生の解説は必読です。

ぜひみなさんにも読んでいただきたいと思います。

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チキンレースに負けるな

以前も書きましたが、毎日のように「離婚だ、出ていけ」と言っていた夫が、いざ妻が家を出て離婚調停となると「悪かった、もうしない」「反省している。やりなおしたい」と言って離婚を避けるのかは、本当に七不思議のように思えます。

理由のひとつは、元々「離婚だ」は脅しで、「離婚だ」と言えば妻は怯えて言うことを聞くからがあります。簡単ですね。

「り   こ   ん  だ」

この4文字で妻はなんでも言いなりになります。今モラハラ禍の中で夫からの「離婚だ」に怯えている方は大変多くいると思いますが、モラハラから脱したいと思うなら、それが離婚するかしないかに関わらず、離婚してもいいという腹づもりが必要です。

「離婚なんて、簡単に言わないでよ。できるわけないじゃない」と思われる方は大勢いると思いますが、これをしないとこの状態からは出られません。夫は何度でも、何年でも「り こ ん だ」と言ってくるでしょう。この悪魔の呪文を唱えさえすれば、妻はなんでも言うことをきくとわかったら、何かあるたびに「離婚だ」を繰り返すでしょう。

前に離婚するかしないかに関わらずと書きました。もしこの夫は真正モラハラ夫ではなく、「離婚だ」と言いさえすれば妻が言うことを発見し、これはしめしめとその上に乗っかっているだけだったら少しは脈があります。

それならば「離婚だ」が効き目がなく、そして妻は離婚してもいいわよと応戦したら、もしかしたらハラスメントの度合いが小さくなるかもしれません。うまくすれば、逆転の可能性もあります。

ただ、「いいわよ」が口先だけで本当は離婚したくない場合。「よし、離婚だな。いいんだな」「これからお前がひとりで子どもを育てるんだな。俺は知らないぞ。全部責任はお前が負うんだな」と言われて、「え、え、え。。そ、そんな、無理。。できない。。」とおろおろしてしまったら、これはもう夫の勝ち。これまで以上に夫の攻撃は多く、激しくなります。なぜなら妻の「いいわよ。離婚するわよ」というのが口先だけだと言うことがバレてしまったからです。

これはもうどちらが先に降りるかのチキンレースです。そしてこのレースに勝つには、本当に離婚してもいいと腹を括ること。そのために離婚した時の準備を固めておくことです。いつ離婚しても大丈夫という状態を作っておいてからレースをすることです。マラソンだって試走して道の高低や風の吹き方、道路の曲がり具合をちゃんと確かめるでしょう。いきなり初めて走って勝てるわけがない。

その後、本当に離婚になったら、それは最初から腹づもりをしていたのだから、問題はないはずです。チキンレース必勝法は離婚に限らずどの場面でも使えますが、ダメで元々くらいの気持ちで始めることです。

「しくじり先生」でモラハラ

7日放送『しくじり先生 俺みたいになるな!』(テレビ朝日系)で家庭内のモラハラをとりあげていたそうで、いろいろな方からお知らせをいただきました。

#あらー、残念でしたー。見たかったなぁ。

番組はこのような感じだったそうです。

https://twitter.com/oubaitouri111/status/1368575153177645056
https://twitter.com/oubaitouri111/status/1368578249815588868

また、この中で取り上げられていたパンサー尾形さんについての記事はこちら

反省できたのなら、それはモラハラじゃないです。反省したふりをしたのなら、モラハラかもしれませんね。

福原愛さんのモラハラ問題

福原愛さんが家庭内でモラハラを受けていたという話と、不倫問題が同時に週刊誌に出てきました。なぜ同時なんだろう??

記事を読んでいないのでどういうものなのかはわかりませんが、この話とは全然別に、モラハラを受けていた方が不倫をしていたということはたまに聞きます。大抵は「夫のモラハラを相談しているうちにそういう関係になった」というものです。

もしこれを私に相談されたら「そういう気持になってしまうのはわかります」と言うでしょうが、司法の場でこれは通りません。そして司法の場と言うのは男性の不倫よりも女性の不倫の方が何倍も重要視され、嫌悪されます。これは男女差別だよなぁと思いますが、ともかく現状はそうです。

さらに行政が不倫している方を「夫に見つかって怖いからシェルターに入りたい」と言われたら、どうするだろう。支援できるか。さて、そこが分かれるところでしょうね。

言うまでもないですが、たとえモラハラがあったとしても不倫は圧倒的に不利になります。下手をすると子どもとも会えないということにもなります。心が弱っている時に男性に相談するのはお止めになった方が。。。と老婆心ながら思います。

「モラル・ハラスメントのすべて」は台湾の文字で読めますので、モラハラってなんだろうと思われたらご一読ください。

自分の限界

こちらの続きです。

人から頼まれて断れないというのは、常日頃から自分の限界値を知っておくことです。私は鬼でも蛇でもないから、頼まれたらできることならばやってあげたい。でも、自分の性質と限界は知っているので、頼まれた時は瞬時に考える癖がついています。

◎それは私の能力でできることか
◎その時間的余裕を今持っているか
◎それは私にしかできないことか
◎それは継続的に行うことになる危険性はないか

特に4つめ。一度引き受けるといつも「それは熊谷の仕事」にされてしまう可能性のあるものは、余裕があっても引き受けません。これは自分を守るためです。自分があっぷあっぷなのに、人助けはできません。

人助けは自分に余裕がある時だけするものです。それなのに、人を好くしてなんでも引き受けてしまうとずっと「いつもやっているからあなたの仕事」にされてしまい、「今回はダメ」と断ると、「えーー、なんでーーー、いつもやってるじゃん。急にそんなこと言われても困るーーーー」となる。そして「人が困っているのに助けないあなたはひどい人」になる。

これが見えているから、最初にお断りした方が結局は傷が小さくて済むのです。


いろいろなハラスメント

昨日テレビ朝日の「ワイドスクランブル」でいろいろなハラスメントについて放送されました。モラハラ被害者同盟にも家庭内ハラスメントの実情を聞かせて欲しいと取材がありました。

その中で私が提示したのは「性的DV」でしたが、それについて概要をお話しすると「これはもうハラスメントではなく事件」である、これを扱うには時間が足りないとのことで取り上げていただくことは叶いませんでした。

性的DVは配偶者を自分の欲求を満たす道具として扱うものですが、これをオブラートに包んで人に言っても「愛されている証拠」「あなたに魅力があるから」と、かなりズレた反応があるだけです。もしズレたものではなく、実際の描写をすると相当ヒかれる。なぜなら時にはAVまがいのものもあり、正視できるようなものではないからです。

性的DVは相談を受けていてもなかなか最初に話があることはなく、何度も相談を重ねるとほんの少しずつ出てきたりします。実際モラハラ状態ではあるけれど、性交渉は問題なくバッチリという理屈は通りません。無視をされたり理不尽な理由で怒鳴りつけられたり、こちらの要望は一喝して終わりというような相手に愛情が生まれるわけがありません。

女性は男性と違って愛情がなければ性交渉はできません。(これを生業としている人を除く)

さて、DV界では性的DVがトレンドになりつつあります。

全国シェルターネットの最新情報 性的DV・パートナーからの性暴力についての声明

https://bit.ly/3dwl66G

これには被害者の実際の声が集まっています。もしこれが夫婦間でなく行われたのであれば大事件ですが、籍が入っているというだけで事件にはならない。

とはいえ、文中に「配偶者間の検挙件数は強制性交等罪6、強制わいせつ罪2」とありますので、訴えれば犯罪として取り上げてもらえるものもあるということです。

夫婦間レイプは「秘め事」ではなく、世間にこの存在を知らしめる時がきたように思います。

めんどくさい「三顧の礼」

こちらの続きです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ffed202edbdc84ee8d13806f44d5f298f78e7c52

”釈明会見では辞任を否定したが、それは周囲から引き留められての判断だったという。毎日新聞によると、森会長は「元々、会長職に未練はなく、いったんは辞任する腹を決めたが、(組織委の)武藤敏郎事務総長らの強い説得で思いとどまった」と経緯を明かしている。”

周りから説得されて、本当は辞めるつもりだったけど、思いとどまったという、ホントかなぁ。

こういう人たちはやる気満々なのに「本当は嫌だけれど周りが押すから渋々」というポーズを取りたがります。この面倒くさい儀式をしないと腰を上げません、いや、上げてくれなくていいんだけど、あなたの代わりはいくらでもいるんだけど、どっちかというとやめて欲しいんだけど、と思いながら、「どうかお願いします」と言わないと、ヘソを曲げて後からガタガタ騒ぎまくって、裏で工作なんかして会をめちゃめちゃにするし、めんどくさくなるからしかたなく三顧の礼のまねごとをすることになる。

元義父がこれでした。「おじいちゃん、今日は外にご飯を食べに行こう」と誘っても、「俺はいい、お前たちだけで行ってこい」と言う。外食をするというのは、元義母の負担を減らそう(私の負担もだ)という目論見があるから誘っていることで、元義父が行かなければ元義母も行けない(元義父なんか来なくたっていい)。

そこで、孫たちを使って「おじーちゃん、いこーよ、いこーよ」「ああああ、俺は行かなくていい!」「そんなこと言わないでいこーよ」「ああああ、お前たちだけで行ってこい」「おじーちゃんが行かないとつまんない」「いい、いい、お前らだけで行け」

これを3回ほど繰り返すと、渋々外出着に着替えて来ます。ある時、なぜがものすごく派手なアロハシャツを着てきたことがあり、その時一緒にいた義姉が「あれ着てくの?どっから買ってきたんだろう、あのシャツ」と固まってしまったことがありました。

#おおかた店の若い娘に「すごくお似合いですよ」とでも言われて、売れ残りを押し付けられたんだろうw

ある日ある時、この儀式にうんざりしていた私が、いつものとおり元義父が「俺は行かない」と言い出したので、「じゃ、おじいちゃんはお留守番だね。おばあちゃん行こ、行こ」と強引に元義母の手をとって連れて行きました。「え?え?」と私に手を引っ張られながら後ろを振り返る元義母でしたが、彼女も毎度のこの儀式に辟易していたと思われ、付いてきました。

取り残された元義父、ぼーぜん。

すると元夫が、「何してんだ、ほら、行くぞ」とナイスフォロー。元夫はマザコンなので、義母のためにはやるんだよ。

渋々むっつりとした表情で付いてくる義父。

そして以後、元義父は「俺は行かない」という儀式はしなくなりました。

私は元夫には逆らえないけど、元義父には強い。元義父は私の機嫌を損ねると最愛の孫に会わせてもらえないと思っていたらしいのと、年をとると介護という問題も出てくるので、私には弱かったのです。人間、弱みがあると何も言えなくなるのですね。これ、モラハラの構図と同じ。

さて、森さんですが、「今の座に未練はない」と仰っているそうですが、実際困難が予想されるオリパラですから、私だったらこれ幸いと辞任しますが、どうも政治家というのはそういうものではないらしい。菅総理大臣だって、去年9月、コロナでわやわやの時期に総理大臣に就任しましたからね。あの方たちの感覚というのは我々一般人とは相当かけ離れているようです。

メンタルが強いのか、鈍感なのか、それはわかりませんが。