葱が好き

私は四季の中で冬が一番好きなのです。というと「え?!」と驚かれるのですが、私は暑いのと日光が苦手なのです。夏、外に出るのは夕方過ぎというドラキュラ生活(笑)

東京の冬は雪もなく、毎日晴天なので(この時の日光はさほど気にならない)、お弁当を作って自転車で遠出して、川べりでランチをするのが至福の時です。

そして冬のお楽しみは深谷葱に代表される、ぶっとい葱を使ってのお料理がもうこれ以上ないくらい好き。いろんな具材と一緒にとろとろに煮込んだ鍋物もいいし、魚と煮込むと、主役は魚よりも長葱。アクセントに生姜。

スーパーには長ネギの青い部分を切り落として売っていますが、八百屋さんにはちゃんと青い所もついて売っているので、買ってくるとまず青い部分と白い部分を二分割して冷蔵庫に保存します。

根はプランターに挿しておくとまた生えてくるとのことですが、うまくいったためしがない。

近くに焼き鳥が安い冷凍焼き鳥を売っているお店があるので、それを解凍する時はオーブントースターに長ネギと一緒にのせて焼きます。調味は当然塩。主役は鶏から出た脂にまみれた葱。

春になって暖かくなるのは少し嬉しいけれど、この長葱が無くなってしまうのが寂しい、けど、代わりに新玉ねぎが出てくるとまたじゅるっと。

新玉ねぎって、どうやっても旨いよね~、ううっ。玉ねぎと言えば淡路島が有名ですが、去年友だちからもらった「ふるさと納税でもらった玉ねぎ」が絶品だった!簡単に食べるときは厚めの輪切りにしてバターと醤油でチンの玉ねぎステーキ。じゅる♪

ともかく野菜の中で一番好きなのが葱といういうくらい葱が好きなのです。

今年もお世話になりました~手抜ききんとん

激動だった2020年が今日で終わります。2021年もコロナが続きそうですが、ゆる~く気をつけながら、生活していきましょう。ある方がギンギンに気にして、買い物も行かずに、出勤は夫に車で送ってもらって、美容院にもいかず髪も切らず、とうとうウツになってしまったと知人から聞きました。

元々几帳面な人だったから、最悪の事態も考えて徹底的に気をつけたのでしょうね。でも不思議なのは、ニュースに感染した方がよく「人一倍気をつけていた」と言っていること。

人一倍気をつけたのに感染してしまうのは、もうロシアンルーレットの世界。運が悪かったと思った方が精神的に良いと思います。なぜ罹患してしまったんだと自分を責めるとさらに事態が悪化しますから。

年末年始はモラハラ家庭では緊張の時。「今日は機嫌が良い」と安心していても、ちょっとしたきっかけであっと言う間に不穏な空気になり「出ていけ!」がある。

何度も書いていますが、「出ていけ」と言われたら、「はい!」と言って前もって準備していた手はず通りに事を始めるのがお勧めです。その準備ができていない場合は、モラハラ夫の「出ていけ」は脅しですから、間に受ける必要はありません。

モラ夫に限らず、多くの夫たちは気軽に「出ていけ」と言います。なぜならそれを言われたら、妻は何も言えなくなるのを知っているから。もうひとつは「誰のおかげで飯が食えていると思うんだ」というフレーズ。こちらも昔から使い古されているとはいえ、必ず勝てる決めセリフです。

ちなみに私はこの「誰のおかげで飯を~」は言われたことはありませんでした。だって、私、フルタイムで働いているから。それは言えないわなぁ。

と言うわけで、もうひとつの「出ていけ」はよく言われました。実家の母親とは仲が悪く、実家には帰れないのをよく知っているから使われたのです。

#よく効く薬は常用しますよね。それと同じ

ある日ある時、いつものように「出ていけ」と言われ、とっさに「あなたが出て行けばいいでしょう。子どもを連れて出ていくのは大変だから、あなたが出て行って」と言ってしまいました。言ったとたん「しまった!また機嫌が悪くなる」と思ったのですが、そして実際機嫌が悪くなったのですが、それ以後、「出ていけ」とは言わなくなりました。

#薬の効能が切れました~(笑

相手は「この言葉が切り札」とわかると、何度でもそれを使って攻撃してきます。一度実家に帰って、「もうしないから」と謝られて、戻ると前の繰り返しをした場合は、「謝れば妻は家に戻る」と学習しますから、モラハラ攻撃はそのまま変わらずで、「出たら謝ればいい対処」をします。

「出ていけ」と言われたら、「えええーーー」と真っ青になるフリをするのもアリですね。陰で子どもと一緒に「ばーか」とでも言っておけばいい。でも、「出ていけ」を繰り返す夫と暮らすのは辛いなぁと思うのです。

さて、お正月のお節です。きんとんは昔、子どもと一緒の時は手作りしていましたが、このところはスーパーのセット物で間に合わせていました。

先日たまたま「ドンキ・ホーテ」で初めて焼き芋を買いまして(お腹がすいてた)、その甘さにびっくり。注射器で加糖しているのではないかと思うくらい甘い。そしてこのねっとり感。ふと、「これできんとんできないかしらん」と思いついてやってみました。

上出来!サツマイモは裏ごしをしないとざらつくのですが、どうせ私しか食べないのだからと省略。みりんや栗の甘煮瓶の汁や砂糖を混ぜて練り練りしたら、5分で完成してしまった。

きんとんは練れば練るほど美味しくなると、昔必死で練っていたのは何だったんだと思うくらいなめらか。甘さも調節できる。1本158円安さも嬉しい。栗の甘煮は業務スーパーで175円。普段は買わない大陸製食品だけど、日本製には手が出ないので仕方がない。

正月に限らず、ドンキの焼き芋はいろいろと使えそうなので、これから愛用します。

さて、今年もこの「風に吹かれて」を読んでくださってありがとうございました。4月から更新頻度を上げました。来年はどうなるかわかりませんが、日ごろの思いなどを綴ってまいりますので、また寄ってくださいね。

モラハラパブでは大ママやってます。

閉店は22時。ラストオーダーは21時30分でございます。コロナ対策していますので、ぜひお立ち寄りくださいね。

海を見ていた午後

横浜は東京からとても近くて、私は東京都横浜市と言ってもいいくらいの感じで受け止めています。近くて行きやすい分、いつでも行けるような気がするせいか、行くのはひとりではなくたいてい子どもと一緒の中華街B級グルメ旅です。

そんな横浜に住む友人から「一緒に横浜で遊ぼう」とお声がかかったのは2年ほど前。横浜で女子がふたりで行くとしたら、「どこに行きたい?」と彼女。

私にはずっと行きたかった場所がふたつあります。ひとつは青山のジャズクラブ「ブルーノート」。もうひとつは横浜にありました。

私は温泉だろうが海外だろうが、大抵の場所にはひとりで行くのですが、このふたつはどうしてもひとりでは入りづらいお店でした。

「えーと、えーと、えーと。。。ど、ど、どるふぃんに行きたい。。!」

「ドルフィン?ああ、ユーミンね」

さすが同年代。すぐにわかってくれました。

「海を見ていた午後」は、ユーミンがまだ荒井由実だった頃の曲です。おそらくこの曲にたくさんの「青春のリグレット」が詰まっている方が大勢いると思います。

ユーミンのコンサートには何度も行きました。ユーミンがコンサートの中でこの曲を歌うと、観客はそれぞれの思い出に浸り、その思い出で会場には潮風の香りすらしてきます。

横浜に行って、「山手のドルフィン」でソーダ水を注文することを夢見ている人たちがどれほどいることか。

東京に住み始め、横浜は遠くないから行こうと思い、googlemapでドルフィンを探したこともありましたが、どうにも行けない。だって、その世代のおばちゃんがひとりでドルフィンに行ってソーダ水を頼むなんてあまりにもベタすぎて、もうその場で腹かっきって死んでしまいたいくらい恥ずかしい。

だから女子がふたりで喫茶店に来ました!という感じで行ける今回はまたとないチャンス。やっと巡ってきた山手のドルフィン探訪のチャンスです。

友人が前もって調べてくれたとおり、バスに乗ってドルフィン近くのバス停で降りました。歌詞にあるように、ドルフィンはちょっと急な坂を上っていきます。

ドルフィンは2階建てで、レストランには大きな窓あり、外の景色が一望できます。ただ、港にありがちな煙を吐くコンビナートが立ち並び、曇っていたので三浦岬は見えません。ユーミンが書いた歌詞からもう44年が過ぎて、この辺りの景色も変わってしまったのでしょう。

メニューには「ドルフィンソーダ」と別の名前のソーダ水がありました。一般的にある緑色の「メロンソーダ」はこの店では「ドルフィンソーダ」という名前でした。

「どどどどるふぃん そーだ ください。。!」   言えた!(心の声)

友人は別のソーダ水を注文しました。ああ、恥ずかしい。レスカを注文するより恥ずかしい。このお店ではドルフィンソーダの注文があると、BGMに「海を見ていた午後」を流してくれます。それも恥ずかしい。

ところが落ち着いてよく周りを見た渡すと、4~5組いるグループのテーブルのほとんどにドルフィンソーダのグラスが置いてあります。

そそそそーだよねー!ここに来たらドルフィンソーダよねーーー!

友人と2時間ほど粘って(もちろんジェラートを追加オーダーしましたー!)いる間、何度「海を見ていた午後」が流れたことか。

ドルフィンソーダは緑色のシロップをソーダで薄めただけでなく、ちゃんとメロンのピューレが入っているそうで、メロンの甘い味がしました。800円もするんだからね。

建物の1階にはドルフィンのオブジェや絵画の他に、ユーミンのサインが書かれたお皿などが展示されていて、ユーミンファンにはいつまでも居たくなる場所でした。

友人のおかげでやっと叶った「山手のドルフィン探訪」。駅から離れているのでわざわざ目指して行かないといけない場所にありますが、ドルフィンはある時代に青春した、元乙女たちの聖地であることは間違いありません。

死ぬほど簡単なお惣菜3品

暑いですねー。暑いから死ぬほど簡単な料理を3つ作ります。

1【無限キュウリ】これは竹脇まりなさんのYouTubeで紹介されていたものです。
 キュウリを少し厚めの輪切りにする→タッパーに入れる→塩昆布を1本につき10g入れる(普通100円程度で売っている塩昆布は30gなので1/3くらい。計らなくても誰も死なない)→ごま油をひとまわし→七味唐辛子をぱぱっと好きなだけ→タッパーにふたをして冷蔵庫へ。
最初はお試しだから1本でと思わずに、最初から2本で作ってください。後から必ずキュウリを追加しようと思うから。所要時間30秒
キュウリが高くて大量に作れな~い(涙

2【パプリカのマリネ】赤と黄色のパプリカを太めの千切りにする→タッパーにを酢と砂糖と塩を適量調合してその中に入れる→冷蔵庫へ 所要時間30秒
漬け液を作るのが面倒な時は「カンタン酢」でもいいけど、これだけのために買うのなら、自分で作った方が経済的。私は酢は米酢一本です。緑色が欲しかったらキュウリでも入れて。

3【ピーマンとカニカマのレンチン】ピーマンを千切りにする。カニカマをほどいてピーマンと混ぜ、ほんだしと麺つゆを適当に入れてレンジでチン。 30秒+レンチン時間