管理人とトーク♪始めました

毎日コロナでうんざりの日々ですが、ついに国連が家庭内パンデミック(DV)に警鐘を鳴らしました。

世界的にDV急増 国連が警鐘 各国に対策要請
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6356405

外に出られない、仕事がうまくいかない、鬱屈したイライラは常に弱い者に行く。
私は今はひとりで静かに生活していますが、もし夫と暮らしていたらと思うと、身震いがします。現に子どもは電話で怒鳴られたそうな。

だからあやつとは関わるなと言ってるでしょと言ったら、「向こうからかけてきて、勝手に逆切れした」そうな。逆切れしたのも「コロナはどこでうつるかわからないから、運みたいなもんだよね」と言ったらキレて電話口でわめき散らしたそうな。

元夫はコロナ感染者が少ない地方に住んでいるから、そうイライラしなくてもいいと思うんですけどね。子どもがどう答えたら彼は満足したんだろうか。というか、どう答えたら父は怒らないかを考えずに父と子の会話はしたいものだよね。

家に中で閉じ込められている方向けに、「管理人とトーク♪」というイベントを行うことにしました。いつもの電話相談ではありませんし、完全無料です。電話も通話料はかかりません。

https://fm.sekkaku.net/mail/1155962537/
こちらに「管理人とトーク♪」希望と書いてお申込みください。こちらのスケジュールと合った時間におしゃべりしましょう。少しは何かのきっかけになるかもしれません。


危険な”Stay at home”

コロナウィルスが爆発的に感染して医療崩壊が起きないようにするため、「不要不急以外は家にいて」のメッセージが政府から出されています。海外ではロックダウン(都市封鎖)が行われ、劇場、レストランなどは閉鎖され、仕事はテレワークになっています。

日本でテレワークなんて大企業だけでしょと思っていたら、友人の話だと東日本大震災の時に会社に行かなくても仕事ができるようにと、結構あちこちの会社が整備していたそう。

「パパママふたりともテレワーク」の家もあるそうです。さすが東京。たぶん私の故郷ではそんなのないと思う。感染者数もシングルだし、危機感も薄いだろうな。

そして伝わってきているのが、全世界で広がっているのはコロナウィルスだけでなく、DVの数も拡大しているそうです。

https://news.yahoo.co.jp/byline/sunainaoko/20200331-00170554/

https://digital.asahi.com/articles/ASN3Z64YHN3VUTFL00D.html

オーストラリアではDV対策資金として100億円を投じると発表されました。
https://www.afpbb.com/articles/-/3275915

実はコロナウィルスが始まる前からこのことが懸念されていました。「働き方改革」で残業が無くなった夫が早く家に帰ってくるようになり、顔を合わせないことで何とか保っていた夫婦関係が、長く一緒にいることで緊張度が増し、「夫からの暴言」「物を投げる」といった行為が頻発するようになっていました。

つまり「夫が長時間家にいることと夫からの暴力の頻度は正比例する」というのはずっと前から言われていたことでした。「働き方改革」は夫を家に早く帰し、家事育児の分担をさせる意味もあってのことだったのでしょうが、残念ながらそうではないのです。

その割合はどれくらいなのかはわかりませんが、家にいるとイライラし始める夫というのは一定数いて、そのイライラが妻子にぶつけられるのです。リーマンショックの時にもDVの件数がぐっと上がったと記憶しています。残業が無くなって家にいることが多くなったり、残業が無くなることで収入が減ったり、仕事そのものも順調ではないため、そのストレスが弱い者に向かっていく。これはもう、方程式です。

昔から「夫は元気で留守がいい」とは言ったものですが、外面を保つために家で家族に暴言を吐く夫は、ずっと留守がいい。

夫に家事と育児の分担をさせ、妻を外に出す(働かせて税金とる)といった案を考えたのは国のエライ人だと思いますが、こういった方程式があるのはご存じなのでしょうか。財務省と厚労省と内閣府で「お宅んちはどう?」といった内輪話でもしてほしいものです。

静かな週末

東京をぐるっと取り巻く近県の知事の要請で、東京に入る人はいつもより少なくなり、緩んでいたコロナ防備体制も再度引き締まった週末です。

昨日はまたいつもの買いだめに走る人もいて、スーパーは空の棚が多かったですね。特に空っぽだったのはパスタでした。乾物は役に立ちますもんね。我が家も乾麺は常にあるので、買いだめは必要なく。スーパーに寄ったのは、豆腐と納豆を買いにでした。

実は先週「Oisixお試し1980円」のネット広告を見て、いつも自分で買い物をするとマンネリで同じものしか買わないので、ちょっと変わったものを買ってみようというのと、コロナで被害を受けている牛乳農家さんを助けられるとのことだったので、ポチしました。その配達日を昨日に指定したので、ちょうどよかった。

大きな箱に入った新鮮な野菜、ちょっと小柄なパイナップルまで入っている。見たことも食べたこともない野菜も、甘いミニトマトも、牛乳は1.5リットル。これで1980円安い!トマトはやみつきになりそう。かぼっコリーのサラダが旨い!

私は豆乳派なので牛乳はあまり飲まないのですが、飲んでみたら甘い!北海道の低温殺菌牛乳でした。ひとり暮らしで1.5リットルは多すぎるので、今ミルクゼリーを作ったばかり。明日あたりグラタンでも作るか。新鮮な卵も6個入っていたので、カスタードクリームも作っちゃえ。どうせ外に出られないんだし。

レシピも入っていますが、同梱されていない食材もあって、「塩昆布を入れて」とさらっと言われても、家に塩昆布なんてないしなぁ。しょうがないから塩蔵ワカメを入れて作りましたよ。これでいいのよね。

Oisixのリンクを貼ろうとしたら、なんでも注文が急増しているとのことで、現在中止しているとのことでした。ここで予約ができるみたいですよ。

東京の外出自粛は4月上旬まで続くそうです。状況は毎日コロコロ変わるので、柔軟に対応していきたいと思っています。ジムはとりあえず4月も休会にしておきまいした。ジムでの感染多いし。

ジムに行けないので、YouTubeを見ながらヨガだのなんだのやっています。ヨガマット、この間の楽天セールの時に1,140円で買いましたよ。バレトンとかボクササイズとか、いつもジムでやっている運動を、 家でひとりでやるのも悪くない。 好きな時に好きな時間だけできるので。

静かな週末と書きましたが、医療従事者の方のご苦労は計り知れません。イギリスみたいにみんなで感謝の拍手運動があったら、ベランダに出てやりたいです!

「避難応援プロジェクト」は2020年度ボランティア・市民活動総合基金「ゆめ応援ファンド」の助成金対象となりましたので、昨年同様開催することが決まりました。これについてはまた別記事で。

目には目を

千葉県野田市で父親から虐待を受けて亡くなった、心愛さん殺人事件の判決が先週金曜にありました。「心愛は嘘を言っている」「他の人たちも嘘を言っている」と、裁判所でも「自分は悪くない」を貫いた父親。

DV加害者は真っ黒から薄いグレーまで、 グレーゾーンがあります。私はなんでもかんでもモラハラにしてしまいたくないので、薄いグレーのような場合は、 なんでもかんでも離婚すればいいというものではないと思うので 夫への対応を変えたり、第三者を入れて話し合うなりしてみたらとお話しすることもあります。

ただ、今回のように真っ黒な加害者というのはなかなかお目にかかりません。目黒の結愛ちゃん殺人事件の父親はたぶん「自分は悪くない、なんで結愛のヤツ死にやがったんだ」と心では思っていても、法廷では頭を垂れました。そうした方が罪が軽くなると、弁護士から言い含められたのではないでしょうか。

今回の加害者も弁護士から反省の色を見せれば刑は軽くなるとか言われたと思うのです。ところが真っ向から「自分は悪くない」と言い張る。加害者の実母にいたっては「児相がもっと虐待のリスクを説明してくれたら止めたのに」とこの期におよんで児相のせいにしようとする。この母にしてこの子あり。

小さな頃から何かあったら「これは〇〇ちゃんのせい、あなたは何も悪くない」と言われて育ってきたのではないでしょうか。すべて責任転嫁をする家庭で育てられ、モンスターが完成したというところかもしれません。これはもう池田小事件の宅間並みのモンスター。サイコパスの見本みたいな男。

加害者の特徴は二面性を持つこと。普通法廷という場では外の顔が出るものですが、この加害者の場合、一貫して「自分は悪くない」「周りが嘘をついている」と思い込めている。すごいなこれ、と思う。

量刑を重くしても抑止力にはならないとよく言われますが、私は被害者に対してしたことをそのまま加害者にさせればいいと思う。2時間スクワットをさせたのなら、同じことを加害者にさせればいいと思う。冬の夜に一晩中立たせたのなら、同じように外で立たせればいいと思う。

こういった事件があるたびに、そんな風に思うんですけどね。

備蓄癖

以前ここで「復活の日」について書きましたが、なんだかこの騒ぎで結構話題になっているみたい。


https://www.youtube.com/watch?v=mkdSeic1ZoI&t=1652s

制作秘話もありました。こういうのがよくDVD特典でオマケについてきますが、それを参考にしてロケ現場に行ったりするのが好き←モノズキと言われてもかまわないw

前に備蓄用品を買いに行った、ということを書きましたが、その頃はまだ買いだめの話もなかったのでさらっと書きましたが、買ったのは「ゴム手袋1(お湯で食器を洗うので、手が荒れるからゴム手袋をはめるけど、これが突然切れるので、いつもストックを1対用意している。ストック用のもの)」「生ごみ用ストッキング袋1袋」「食器洗い用スポンジ1包」、これだけです。

花粉症なので幸いマスクは買い置きしてあったし、米も買ったばかり。災害用食品も備蓄してある。マスクは布製が非常持ち出しに入っていて、救急用薬品・消耗品の中にガーゼも入っていたから、布製マスクの中のガーゼを取り換えればいいだけ。洗って再利用すればいいだけという状態でした。

世の中には「今使わないものは家の中に置かない。必要なものを必要なだけしか置かない。必要になった時に100均ショップに買いに行く」といって「スッキリした部屋」に住まわれている方がいるようですが(うちの子どもだ)、私は何しろ米騒動やら、大地震やらの大騒動を経てきたので、それはダメ。心の余裕ができません。

ちなみにヨーロッパに住んでいる友人宅は、始終国境線が変わる地域のため、地下室にはストックが山ほどありました。酒類は「商売するのか」と思うくらい様々な種類が整然と積み上げていました。洗剤などもしかり。

私の家はそれほど広いわけではないので、積み上げるほどの備蓄はないものの、少なくとも2か月は何も買わなくてもいい状態ではあります(生鮮食料品は除いて)。乾物、缶詰、レトルトを備蓄して、消費期限を見ながら買い替えています。 ただ、これはひとり暮らしなので可能ですが、家族のいる方はこうはいかないでしょう。

カセットコンロのボンベは多めにあります。集合住宅なので困るのがトイレですが、短期ならばそれ用のものが100均でもあるので備蓄してありますが、長くなったら猫砂を利用するしかないかなと思っています。

災害の時は避難所に行けばいいという方もいますが、家が崩壊寸前というわけでなければ、今は避難所ではなく、自宅待機を勧められます。確かに他人に気を使って体育館に寝ているより、家にいた方が安全だし気楽そう。近所の友人たちと連絡を取りながら自宅かな。

こういう時に近所に親しい人がいるといいですね。そのためにも普段から交流しておくのが大切ですね。この点は地方では当たり前でしょうが、都会では難しい。高齢の一人暮らしの方は、なお難しい。

備蓄は物だけでなく、人との交わりも必要ですね。

専門家が欲しい

野田市の心愛さん虐待殺人事件の公判が続いていますが、公判の様子や、専門家のコメントを読むと、おそらくこれに関係した教育委員会やら児相やらは「ココン家はヤバイ」と薄々思っていたと思います。

教育委員会に行って、ボイスレコーダーを置かれたら、クレーマーかもしれないと誰でも推測します。クレーマーは執拗で、ああいえばこう言う、イチ言えば百返ってくる。そしてすぐに機関トップへ走りこむ。めんどくさいトップは「よく注意しておきます」と言います。ここからはそのトップによって対応が変わります。「なんでこんな面倒になる前に抑えておかないんだ!」と言って担当者を責め立てるか、もしくは「面倒なモンペ(モンスターペアレンツ)に当たっちゃって災難だったね」と慰めるか、たぶんどちらかになる。

教育現場ではモンペ対策は欠かせません。教育現場に限らず、人を相手にしている業種ではクレーマーにどう対応するか常日ごろ、研修などで行っていると思います。

今回の事件で、学校、教育委員会、児相で、誰かDVの専門家がいなかったのでしょうか。家庭はDVに限らず、いろんな葛藤に満ち溢れています。親離れできない父あるいは母、子どもの家庭を自分の権力化に置き、もはや孫のいる年齢になっても、親の指示に逆らえない父、それに従う母。祖父母から甘やかされてモンスターに成長した孫などなど。

今回の事件ではどうしてDVを疑わなかったのか。「母親ならばいくらなんでも身の危険があったら子を守るだろう」と大人は考えたのでしょうか。教育委員会も児相も夫婦の片方ががっちり権力を持っていたら、もう片方はただ従うしかないというのは良く分かっていたはず。だって、そんなの彼らの仕事の中ではよくあることだから。これを知りませんでした、わかりませんでしたと言ったら、お前ら何を研修してきたんだと私は言う。

葛藤を抱えた家はメンドクサイんです。メンドクサイ家は、やり過ごさないと、トップに駆け込まれてメンドクサイことになる。そこからは子の安全なんて、スコーンと抜ける。

私はDVがある家もない家も、多種多用な様々な方のお話を伺ってきました。その中で数は少ないですが、「離婚したら子はどうなる」がスコーンと抜けている家がありました。自分の体調や、今後のことしか考えない、その親も孫のことを考えず、(幼い孫ではなく)大人である子どものことしか考えない。「向こうが育ててくれるよ。シンママは大変だよ」と言って子ども(母親)のことを心配する。その向こう側にいる子どもたちがどう思っているか。まるで猫の子のように「向こうにあげちゃいな」という家庭も、ほんのわずかですが、います。

子どもはひとりでは生きられません。誰かの助けが必要です。子どもを扱う現場には、DVの専門家が必要です。そしてその専門家を大事に育てていくことが必要です。支援する人がまじめで一生懸命であればあるほど身を削り、ある日バーンアウトします。そうならない地盤が必要です。

虐待する親たち

今、野田市で起きた心愛さん虐待事件の公判が続いています。今日、殺した父親が証言台に立ち「心愛は嘘を言っている」と証言しました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200304/k10012313571000.html

モラハラ被害者の方々はみなさん「夫は自分の言ったこと、やったことをまったく覚えていない。あまりにも正々堂々と『言ったことはない』と言うので、こちらがおかしくなったのかと思う」と言います。これは夫の脳内で自分の都合のよいように自動的に改竄が行われ、無かったことになっている場合もあるし、かすかに記憶はあるけれど、無かったことにしておいた方が都合がよいから「言っていない」という場合もあります。

ただ後者の場合はさすがに警察の取り調べや裁判になると、「言いました」になります。ところが今回の父親は証言台で「娘が嘘をついている」と堂々と述べています。この事件を最初に知った人の中には「はぜ母親は娘を助けなかったのか」という感想を述べた人も多かったと思います。しかし、法廷内ですら完全に自分で作った世界のストーリーを語る人が、狭い住宅の中で家族を恐怖で縛り上げて支配していたら、それでも「母親が助けるべき」と思うのでしょうか。

この父親は自分の都合のよいように展開する世界の中に住んでいて、周りはそれに沿うのが当然であり、亡くなってしまった子どもですら「自分を貶めようとわざと死んだ」と思っているでしょう。この人と一緒に暮らしていた妻には、同情を禁じえません。

この公判には「モラル・ハラスメントのすべて」で解説を書いていただいた、武蔵野大教授の小西聖子先生が証人として出廷しています。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000553-san-l12

コロナウィルスも大変ですが、この公判も注視していきたいと思います。

コロナ来るな

コロナウィルスで世の中が大混乱しています。私の仕事にも波及し、今日は朝から大忙しでした。まぁ、それでもあまり私自身の生活に影響することはありませんので、それはまだラッキーな方だと思います。

私の友人の会社は中国で製品を作っていますが、中国があのような状態になったため、製品を送れず受け取れずで、まったくストップしてしまったそうです。いまや「Made in china」は世界を席巻していますので、中国の物流が止まってしまったら世の中大混乱です。というわけで、昨日は100円ショップに行って、在庫が無くなりそうな消耗品を買ってきました。中国産に依存しているニンニクとか生姜などの野菜が無くなって、飲食店も困っているようですね。

そして会社はテレワークや時差出勤を奨励しています。ただ、こんなことができるのは大会社だけで、ほとんどの人はやっぱりラッシュに揉まれての出勤でしょう。ただ、地方の場合は自家用車出勤が多いので、この通勤ラッシュがないだけでもいいですね。人込みも少ない。ああ、以前は人がいなくなって街が滅びるとか言ってたけど、こういう場合はいいな。

そしてモラ夫は変化に弱いのでこの状況についていけず、またイライラを募らせているのではないかと危惧しています。自分の周りが思うように動かないとストレスのはけ口を家庭に持ってくる、弱いものにぶつけてくる幼児的精神の持ち主。

今、野田市の心愛さん殺人事件の裁判が続いていますが、もう、モラ夫の特徴そのまま。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200225/k10012300571000.html

続いて、被告の母親が証人として出廷し、児童相談所が一時保護した当時の状況について、「虐待を否定する息子のことばを信じてしまった」と証言しました。また、被告の性格については、「自分の意見をいこじに通そうとすることはあった。注意しても『正義はこうあるべきだ』と理屈で攻めてきて言い返せなかった」と述べました。

これはもう、妻はすくんでしまって何もできなかっただろうなぁと思います。そういう加害者たちがコロナウィルスのようにそこここに放置されている。ウィルスに感染しないようにするのはもちろん大切ですが、感染してしまったら特効薬がない以上、その場から離れるしかないと思います。

避難応援プロジェクト小話①

新型コロナウィルスの話題で毎日もちきりですね。
さて、2019年度から始めた避難応援プロジェクトですが、参加費を前払いをお願いしていて、支払いが済んだ時点で受付完了となっています。これは電話相談も同じです。2月のプロジェクトは昨年から受付していましたので、お金を振り込まれた方は、ご不安なことだったと思います。今週末やりますよー。

2019年度は3回行いました。2020年度も3回の予定で準備を進めています。このプロジェクトを本格始動させる前、実はある行政の協力をいただき、プロジェクトと同じ方法で作戦会議を行いました。そしてわかったのは、

参加費をいただかないと「ドタキャンされる」、「参加者が本気にならない」でした。

申込者6人に対して、出席されたのは3人。50%という高率でドタキャンが発生しました。この回は行政の予算で行ったものですので、こちら側に損害はなかったのですが、もし本番でこうなったと考えると、解決策は「参加費の振り込みをもって参加受付完了とする」。これしかありませんでした。

できれば当日お金をいただいた方が、来れられる方もこちら側も手間暇がかからないのですが、なにせ赤字が出たら、我が家の生活費から穴埋めせねばらないという状態で行っている綱渡りプロジェクトですので、これでは困るのです。

もちろん参加者が急に来られなくなることは考えられますので、来られないことがわかった時点で連絡をいただければ、別の回への振り替え、その回が満席の場合は、私の電話相談を30分受けていただけます。つまり、絶対に捨て金にはなりません。

全額助成金を利用できればいいのですが、東京都の助成金は全予算の半額補助ですので、残りの半額分を参加者の方に負担していただかなければなりません。ただ、参加費を無料にすると、前述したとおり「ドタキャンが発生する」こと、また、参加者の意識が低くなる傾向があることから、参加費はこれからもいただこうと思っています。

モラハラ被害者同盟がネットを出て初めて行う実戦型会議で、すでに効果が出ています。やってよかったなぁと思うと同時に、遠方や都合で来られない方のために、どうにか方法がないかを今探っています。それができましたら、ここでお知らせいたしますので、いましばらくお待ちください。

笑えるモラ話

以前掲示板に「私の弁護士に夫が〇〇してくれと言ったそうだ。なぜ私の弁護士に仕事をさせようと思ったのか不思議だったが、どうやら夫は『弁護士とは妻と夫両方の仕事をする人だ』と思ったらしい」との書き込みがありました。

それだけでも十分に笑えるエピソードだったのですが、その書き込みに「ウチの夫も同じでした!」というレスポンスがつきました。

なんと、ああ、いつもエバって妻を見下しているけど、世の中を知らない夫が複数いたというのもびっくり。何で安くないお金を払って雇った弁護士が、アンタの味方をすると思うのだろう。バカじゃね?

さらに笑える小話が登場。

「夫は婚姻費用算定表のグラフを印刷してきて、『ここにあるのが標準の生活費の額だから、これ以上は渡さない』と言ったそうなのです。

婚姻費用算定表のグラフはこちら

もちろん算定表は、収入の多い方から少ない方生活費として支払う金額を記したもので、別居しているなどの事情がある場合に用いられます。ところがこの夫は同居している妻に渡す生活費はこの金額と裁判所が決めているから、これ以上は出さないと言ったそうなのです(かなり高学歴の夫)

生活をしていれば、冠婚葬祭があった、家族のイベントがあったなど、毎月の決まった金額ではどうしてもやっていけない場合があります。そのときには臨時の家計費として、計上しなければならない時もあるでしょう。しかし、算定表をひらひらさせながら、「裁判所が決めているから」と断固拒否したそうな。

モラ夫の勘違いエピソードは傍から見たら笑えるけれど、ご本人は途方に暮れていました。