岸辺のアルバム1

九州が大雨での被害が続いています。被害地にお住まの方々に情報がきちんと伝わたりますように。もう避難勧告の出ている地域にお住いの方は、ともかく避難をして、危なそうな場合は、即家の2階などに逃げてくださいね。

昨年10月の豪雨の時に、東京もあり得ないほどの降雨量になり、多摩川氾濫し、浸水した地域ありました。その様子をテレビで見ていたら、lineのメッセージがあちこちから飛んできました。

「多摩川決壊だって!」「どこ!?」「狛江(こまえ)じゃない?」「狛江?岸辺のアルバムじゃない!」

東京にお住まいではない方のために解説しますが、東京は「渋谷区、品川区、江戸川区」などの「区」が23区、「三鷹市(みたかし)、青梅市(おうめし)、国立市(くにたちし)」などの市が26市、なんと、奥多摩町(おくたままち)や檜原村(ひのはらむら)の町村、伊豆諸島もあるんですよー。私も東京に来る前まで知りませんでした。国立は百恵ちゃんが住んでいるから渋谷にあると思ってましたもん。

という話を東京の人にすると、「えー!」っと驚かれますが、じゃあ、あんたたちは48都道府県の県庁所在地を知っとるか?「小田急(おだきゅう)が」「うちは京王線(けいおうせん)」と、東京以外の人にさらっというけど、何のことだか東京に住んでいない人にはわかりませんのよ。私は東京に来る前に「中央線沿い」とか言われると、イラッとしました。なんで全国の人が東京の路線図を知っていると思うのだろうか。

それはさておき、「岸辺のアルバム」だ。「岸辺のアルバム」は1977年にTBSテレビで放送されたテレビドラマです。2018年に「週刊現代」が11人の選者を選んで行った「テレビ65年の歴史」の中で、14位になったのが「岸辺のアルバム」でした。このドラマは1974年の多摩川堤防決壊を土台に作られたホームドラマです。

多摩川は東京奥多摩から神奈川県川崎まであちこち蛇行しながらクネクネと流れている大きな川です。よく多摩川べりをジョギングやサイクリングしたり、河川敷でバーベキューをしている人たちがニュースなどで放送されるので、ご覧になった方も多いと思います。特に冬のサイクリングは、太陽がさんさんと降りそそぎ、気温もちょうどいいので、絶好の遠出になります。

東京の西側や神奈川に住んでいる人たちにとって、多摩川は生活に密接している川です。多摩川と玉川はどう違うのかについては、東京に住んでいなかった頃の私の疑問でもありましたので、とりあえずリンクを貼っておきますね。

https://j-town.net/tokyo/column/gotochicolumn/111197.html?p=all

だそうです。玉川と聞くと玉川大学を思い出し、玉川大学と聞くと薬師丸ひろ子を(卒業生)連想するというのは私だけではなさそうで、友人たちとその話で盛り上がったこともありましたw

ともかく東京の住民にとってはなじみの深い多摩川土手が決壊したのを扱ったのが「岸辺のアルバム」で、なぜ急に思い出したかというと、先日NHKアナザーストーリースで「多摩川水害と”岸辺のアルバム”」の放送を見たからです。>>>>続く