今回のWBC野球は本当に見ごたえのあって、はらはら連続な試合に魅了されました。サッカーは試合中トイレタイムはないけれど、野球はトイレタイムもおやつタイムもあるので、とっても助かります。
今回大谷選手が大注目ですが、出身が岩手の片田舎というのが地方出身の私としては嬉しいことでした。サッカーは三苫選手を始め、主要選手がプロの英才チームに小さな頃から所属していたという背景があり、やっぱりそういうものなのかと一抹の寂しさがありました。
地方で生まれた者は、限られた環境と情報の中で、一生懸命頑張っても井戸の中の蛙だったりするものですが、今では指導者と環境があれば世界を目指すことができるようにもなっています。
小さな頃から川に石を投げていたから云々という話もありますが、やはりスポーツ科学は重要で、根性や精神力だけでは効率が悪かったりケガをしたりしますから、体に合わせたメニューが必要なんだろうなと思います。
部活で野球やサッカーをすると言えば、自由時間なし、長期休みは明け方から夜まで練習、親は弁当作りや場所取り(グランド抑える)、洗濯、送迎、遠征費やユニフォームとお金もかかり、親も覚悟がなければこういったメジャースポーツをさせられなかったものです。
#野球は特に丸刈り必須だったから、それが嫌さに野球部に入らなかった男子も多かったですね。丸刈りは甲子園大会を見ると今もでしょう
今回、試合後選手のみなさんが「楽しかった」とコメントしていて、あまり涙もなかったのが印象的でした。
スポーツは楽しいからする。もちろん練習は厳しいし、体づくりの筋トレは地味できついのですが、根性、精神力ではない、休養日も取り入れ、楽しい練習メニューにしたら、スポ根で離れて行った子どもたちも興味を持ってくれるのではないかと思ったりします。