ロマンチックが止まらない

モラ夫に別れを告げると、なぜかロマンチックな(げろっ)ポエムのメールがやってくることがあります。これはロミオメールというらしいのですが、別れた後にこのメールを寄こす人が一定数います。

その内容は懺悔だったり、後悔だったり、ともかく内容が現実的でなくポエミーなのが特徴です。

「君と行ったあの海を行き、君を思いながら死んでいこう」的な文章です。散々モラハラをしておいて、今更なんだよと思いますが、本人はその気になっていて(死ぬ気ではなくロマンチック気)これをナルシストのロミオメールと名付けておきます。

離れていくとは想像できなかった相手がいなくなると、自分がかわいそうになって、このようなメールを寄こすのでしょう。どうしても被害者になってしまう体質なのですね。

これは多くのロミオメールを読んだ方から伺った話ですが、

「すごくロマンチック気分で書いているんだけどね、残念なことに必ず誤字があるのよ

とのことです。

残念だ。

本当に残念だ。

うっとりとその気で書いたお手紙に誤字があるんだって。

ジュリエットに出す前に読み直そうね、ロミオ。