この間、何気なくYouTubeを見ていたらサイドバーにお勧め動画が出ていて、その中に「ふぞろいの林檎たち」がありました。懐かしい。昔大ヒットしたドラマです。
Fランクの大学に通う男子学生3人組と、看護学校に通う女子ふたり組、そして渡辺直美体形の女子大生の6人の物語です。
#そういえばこの頃、「男女7人夏物語」とか男女のグループのドラマが多かったような気がする
以前ここで書いた「岸辺のアルバム」は登場人物がしゃべる言葉が私たちが普通に使う言葉ではなく、何か違和感があると思っていましたが、この「ふぞろいの林檎たち」も同じ言いまわしなので調べたら、脚本が同じ山田太一さんでした。山田太一節ということなのかな。
さて、このドラマで大学生役をしていたのは中井貴一、時任三郎、柳沢慎吾でした。私はTBSは放送されない地方に住んでいましたので、リアルタイムには見られず、ずれた時期に見ました。ずれた時期に放送されるのは大抵午後4時からとか、日中働いていたら普通見られないだろうという時間に放送します。
リアルタイムで放送の時は大好評だったのは知っていて、時任三郎という人が人気だというのも知っていましたが、この時任三郎の読み方がわからない。でも、調べようという気まではならずそのままにしていたら、職場で同僚のふたりがおしゃべりしていました。
「不揃いの林檎たちのときにんざぶろうさー」
「それ、ときにんざぶろうじゃなくて、ときとうさぶろうって読むんだよ」
「えーーー、ときにんざぶろうだと思ってたーー」
「そうだよねー、普通そう読むよねーーー」
と二人で大笑いをしていました。
時任三郎という人がいて、どこまで姓でどこから名前なのかわからなくて、さて??と考えて、「とき にんざぶろう」とするか、「ときにん さぶろう」とするか。私も「どう読むのだろう」と真剣に考えていたら「ときにんざぶろう」にしたと思います。ただ、どう読むかというところまで興味がなかったから、深く考えもしませんでしたが。
日本語で名前は姓と名の間にスペースを空けるのが一般的ですが、姓3文字、名3文字の場合はスペースなしになります。姓4文字(たまにいる)、名2文字の人がいたら、どう読むのか考えますよね。
昔名簿を作る仕事をしていた時、7文字以上の人が来ないよう祈っていましたね。