延期だ、中止だ、続行だ、辞任だと競技よりもそちらの方の話題の方が多いオリンピックですが、無観客になったことで、私のボランティアが全部白紙になりました。ただ、梅雨明け後の暑さの中、外での活動予定だった私は1/8くらいほっとしました。やっぱりこの暑さの中のお仕事は厳しかったかもしれません。
ただ、本当にオリンピックボランティアに人生を賭けていた方もいて、それはもう「ショック」以上のものがあります。
アメリカでは大谷選手が出場したオールスターを見ても、イギリスのウィンブルドンを見ても観客はマスクをつけず大声で応援しています。なのに東京オリンピックは観客を入れずの大会。
やっぱり政治力なんでしょうねー。反対派の人たちは「オリンピックよりもコロナ対策」と言うけれど、国はオリンピックがあったから必死で急がせたような気がします。たぶん「何とかなるべー」が間違っていたと思う。PCR検査でしかより分けができないのに、その検査費用が実費3万円だったりしましたから。↓そのもよう。
https://morahara.cocoon.jp/wp/2021/01/page/2/
何かと悪者扱いされるオリンピックですが、こんな話もあることをお知らせします。
「子供たちが育てた40,000鉢のアサガオ」
https://recruit-2020.tokyo/hatarakuhito24.html
”東京2020オリンピック・パラリンピックの会場で試合を安心して観戦するためには、入場時のセキュリティチェックが必要不可欠だ。セキュリティチェックのレーン数は全会場で2,000カ所にものぼるという。そのレーン設置に必要な資機材の一つに「鉄柵」がある。2,000カ所の鉄柵の総延長は12kmにもなり、予算も膨大な金額になる予定だった。”
”東京2020では開催自治体の子どもたちを中心に、約400校で育てられたおよそ40,000鉢のアサガオなどが競技会場の手荷物検査場を飾ることになる。暑い日本の夏を彩るアサガオの花と緑は、世界から訪れる人々に日本の涼とおもてなしの心を伝えてくれる存在になるだろう。”
子どもたちにアサガオを育ててもらい、そのプランターを鉄柵代わりにならべた「フラワーレーン」。オリンピックは無観客になってしまい、本来ならば来場者が歓声をあげてアサガオに見入るはずでしたが、それも叶わなくなりました。
もしテレビでアサガオが映ったら、それは日本中の子どもたちが育てたアサガオだと、思い出していただければいいなぁと思います。