やっぱり弁護士は必要だ

離婚を考えているで弁護士を依頼すべきかどうか悩んでいる方もいるかもしれません。何しろ手付金だけでなく、成功報酬も必要となると、かなりの金額がかかることになります。どうしようか迷っている方にお伝えします。

絶対に弁護士は必要です!

弁護士に依頼しない場合、すべての交渉をひとりですることになります。特に裁判所というところに初めて行く方も多いと思います。最初に会うのは調停委員という人ですが、(調停委員でググってください)この方たちの質があまりにもバラバラです。

私はこの部分をAIでやった方がいいのではないかと思うくらいバラバラです。人の心情を機械が理解できるかと思われるかもしれませんが、それはプログラミング次第。人間だから心情を理解できるわけではありません。とんでもない調停委員も確実にいます。

裁判所にいるからといって法律を知っているわけでもない、勉強もしない人もいます。高圧的な人もいます。初めて裁判所を訪れ、必死で自分が受けた被害を話すのに、木で鼻をくくったような話し方をする人、専門用語をまくしたてる人、全然DVを理解できない人、ひたすら偉そうな人、そういう人とやり取りをしなければなりません。

これからの生活のことだけでも頭がいっぱいなのに、そういう人と交渉するのは相当厳しいと思います。

私は沢山相談を受けて来ましたが、「夫は口がうまいので調停委員は騙されると思います」と仰る方が非常に多いです。はい、一番身近なあなたがそう思われるなら騙されるでしょう。だったら、弁護士に依頼しましょう。こちらの言い分をきちんと伝えてくれる専門家にお願いしましょう。

必要な時に使うお金は惜しんではいけません。そのためのお金を貯めましょう。そして弁護士に依頼して使ったお金を回収しましょう。そのための必要経費です。

毎度ここでご紹介していますが、使うべきところでお金を惜しむと結局後から後悔するという回です。ちなみに我が母は使うべきところに使わなかったので、現在不満たらたらで施設におりますー。(あ、ちゃーんと今週はひっさしぶりで会いに行きますよー。この後忙しくなって時間がとれない予定なので今のうち)

裁判所を甘く見てはいけません。いろんな人がおります。もし、「いい調停委員さんだったよ♪」という方がおられましたら、それはもう運に恵まれたということだと思います。

弁護士に心当たりのないかたは法テラスが紹介してくれます。法テラスは法務省が管轄している機関なので安全です。収入の少ない方向けに扶助制度があり、相談は3回まで無料、弁護士依頼も安価でできます。その安価もない方にはローンもあります。ご相談ください。