高齢者施設で働く人がいなくなった理由

コロナが一般的な伝染病になってきたので、超久しぶりに母の施設に行きました。今までは施設の中に入って何かあったら困るので、会うのはいつも外でした。

それなりに差し入れた手作り惣菜などを一緒に食べていたら、話好きの母が「介護の人たちがごっそり辞めたんだよ。何があったんだろうね」と言います。

ごっそりといなくなったのは何かあったに違いないだろう。高齢者施設は何しろ人がいつかないところだけど、ごっそりとやめたとなると、たぶんみんな団結して辞めたんだろう。人手が足りなくて困っているだろうと思っていたら母が「そのせいだかなんだか、食事のトレイの箸が3本だったり、1本だったり、めちゃめちゃ。この間はいつも怒っているおじいさんが大きな声で叱りつけてたわ」

わ、目に見える。

「そんなことをするからみんな辞めるのよ。給料は安いし、じいさんばあさんは口うるさいし、細かいしだから」と言ったら

「箸2本を並べるなんて大したことじゃないじゃないか。こんなミスしてって、みんな言ってる」

ミスだって。母はこちらにきてから英単語が増えた。この間は「ディサービスがハードで」と言っていた。ハードだって。きっと周りの人たちが言っているんだろう。

90歳を過ぎても進化ってあるんだなと思いながら、これだから高齢者施設には人が来ないんだわとしみじみ感じていました。

思い出が終わる時

東京に来たのは2009年の3月からですが、その前に準備のために何度か訪れていました。2月のある暖かな日、自転車10分ほどのところにあるパン屋さんに行きました。たくさん種類があって、トレイに自分の好きなパンを置いて会計する形式のパン屋さんです。

そのパン屋さんの出入り口はテラスになっていて、買ったパンをそこで食べることができ、50円ほどの安い値段でちゃんと抽出されたコーヒーも飲めます。

ぽかぽかと暖かな昼下がり、サンシェードにうすぼんやりと映ったお日様を見上げ、「幸せだなぁ」とつぶやきました。

故郷は今頃小雪がちらついているか吹雪か、毎日グレーの空の下でみんな「さむさむ~」と言いながら過ごしているだろうに、私はこんなにさんさんと太陽の下でアンドーナツを食べている。

「幸せだなぁ」とひとかじりしたアンドーナツは私の好きな粒あんではなくこしあんだけど、からりと揚がった皮にまとわりついたグラニュー糖が、じゃりじゃりと口の中で擦れ合いながら、アンコと皮と混じり合いながら喉を下っていく。

そのパン屋さんが日曜で閉店になりました。コロナ以降、あちこち閉店になることが多くなりましたが、松屋とこのパン屋さんは私の「東京への第一歩」の象徴のようなものでしたから、寂しいものがあります。

こうやって時が過ぎ、いろいろなものが変わっていくんだ。それは仕方のないことなんだ。

そうは思っても、思い出フェチの私としては、またあの時と同じようにアンドーナツを買って、テラスに腰掛け、あの時のことを思いながら、グラニュー糖まみれのアンドーナツにかじりつくのです。

子育てはいいとこどり

離婚した後、面会交流をしている人の中で「元夫に面会交流させてるけど、たまに会ってニコニコしながら美味しいものを食べさせて、欲しいものを買ってあげるあちらはそりゃー好かれるでしょうよ。こっちは毎日子どもの世話で自分の時間なんかない。経済的にも大変。向こうはいいとこどりをしている。腹が立つ」という方がいます。

確かに子育ては1分1秒が積み重ね。子どもが小さいとトイレにさえ行くこともできず、泣きだしたら止まらない赤子を相手に一緒に泣くか、必死に怒鳴るのを抑えるか、いらいらしっぱなしが毎日続く。

どこに行くのも連れて行かねばならず、洋服の試着もできず、ぐずりだしたら買い物の途中でも帰らなければならない。熱を出したら「今日もお休みで、すみません」とスマホと一緒にペコペコ頭を下げる。

大きくなった子どもは「誰のおかげで飯が食えていると思うんだ」と言いたくなるほど横柄でいつも仏頂面して「メシ、フロ、カネ」しか言わない。LINEの既読もつかず、いつ帰ってくるのかもわからない。

もしくは何か注意するたびに「うっせーなー、ばばー」と怒鳴り散らし、パンツが見えそうなスカートをはいて出ていく。いったいどこへ行くのやら。高校を卒業したらいったいどうするのやら。

それなのに、別れたあちらは好き勝手放題。少ない養育費を支払っているだけで大きな顔をして子どもに会う。ほんとに「いいとこどり」だと思います。

でも、子どもが小さかった頃、初めてたっちができた時、入園式の時、運動会の時、歯が抜けた時、満点を取った時、母の日にプレゼントをくれた時、高校の合格発表を一緒に見た時。いつも母は全部一緒に過ごしていたんです。いい時も悪い時も、悲しい時も、一緒にいられたんです。ちゃんと「いいとこどり」してたんです。

一緒に暮らしていない相手は、その劇的瞬間を知らない。子どもと共有できていない。ちょっとした時間だけ一緒にいても、肝心な時に一緒にいられなかったのです。これはもう子育てをしたとは言えません。

ずっと子どもと時間が共有できること。相手が欲しくても叶わない、いいところをとることはできていると思ったりします。

#でも愚痴りたい気持ちはよーーーーーーくわかりますよーーー。

サンドイッチ屋の朝

ある年の年末、どこの家も大掃除やお節づくりで忙しいであろう時間帯、ひとり住まいの気楽さでテレビをつけっぱなしにして、あれやこれやと遊んでいたら、ふとテレビに映ったのは札幌で24時間営業をしているサンドイッチ屋のドキュメント番組。

途中から見たので全容はわからないのですが、札幌のすすきのの近くにあるサンドイッチ屋にカメラを据え、72時間その店で行われる仕事や買いに来るお客さんたちのインタビュー番組でした。

すすきのの近くなので、ホストもいればホステスさんも来る。家族連れも来る、結婚していない中年カップルも来るといった感じで、インタビュアーに語るそれぞれの事情は、ちょうど年末に見たこともあり、またそれぞれに背負った人生をかいま見るようでした。

先日ふと「行ってみよう」と思ったのは、我が家から徒歩30分ほどのところにあるサンドイッチ屋。こちらのテレビ番組で紹介されていた朝6時から営業しているこのサンドイッチ屋は、カフェのようなオシャレなサンドイッチではなく、お惣菜をパンにはさんだのがメインの、老夫婦が切り盛りしているテイクアウト専門のサンドイッチ屋です。

具材はすべて手作りで、早朝2時だか3時だから起きて作っているのだそう。

近くのこともあり、ウォーキングついでに寄ってみました。ハムカツ、照り焼き、チーズハム、ツナマヨと、フルーツなど20種類程度あり、どれも刻まれた野菜がみっちりとメインの上に覆いかぶさり、バランス良し。

#その辺のコンビニにある、レタス2枚に具が乗っかっているやつと全然違うの

あれこれ迷って「スペシャル」と「デラックス」の2種類を買って520円。テレビでは刻んだ野菜をぎゅーっと絞って使っていましたが、マヨネーズなど、塩気のあるものと混ざった後に水分が出るのか、具がトロトロ。マヨネーズも手作りしているそう。

PayPayでお勘定をしていたら、軽トラックが止まり、ガテン系のお兄さんがふたり降りてきて、「ハムカツ」「ハンバーグ」「たまご」と選んでいき、最後に「イチゴサンド」。

うわっ、萌える~~。かわいいわ~~。ウチの子と同年代。わかるわかる。しょっぱい物の後には甘い物が一口食べたくなるものね。仕事前にイチゴサンド食べて、今日もがんばれ!

今日の朝食は、サンドイッチとめったに飲まないたっぷりカフェオレ(紅茶派なのです)。

あの24時間営業しているすすきののサンドイッチ屋さんでの定点ルポにあったように、サンドイッチに挟まれた人生模様は、その具の数だけ彩とりどりです。

新しい保護命令の疑問点

保護命令に「精神的DV」も対象になりました。今までは身体的DVでないと認められなかったものが、2024年4月1日から対象になりました。

ちなみに保護命令の対象は↓です(出典:裁判所)

申立人への接近禁止命令

 6か月間,申立人の身辺につきまとい,又はその通常所在する場所の付近をはいかいしてはならないことを命ずる保護命令

申立人への電話等禁止命令

申立人への接近禁止命令の期間中,次に掲げるいずれの行為も禁止する保護命令

  1. 面会の要求
  2. 行動を監視していると思わせるような事項を告げ,又は知り得る状態に置くこと
  3. 著しく粗野又は乱暴な言動
  4. 無言電話,又は緊急やむを得ない場合を除き,連続して,電話をかけ,ファクシミリ装置を用いて送信し,若しくは電子メールを送信すること
  5. 緊急やむを得ない場合を除き,午後10時から午前6時までの間に,電話をかけ,ファクシミリ装置を用いて送信し,又は電子メールを送信すること
  6. 汚物,動物の死体その他の著しく不快又は嫌悪の情を催させるような物を送付し,又は知り得る状態に置くこと
  7. 名誉を害する事項を告げ,又は知り得る状態に置くこと
  8. 性的羞恥心を害する事項を告げ,若しくは知り得る状態に置き,又は性的羞恥心を害する文書,図画その他の物を送付し,若しくは知り得る状態に置くこと

申立人の子への接近禁止命令

 申立人への接近禁止命令の期間中,申立人の同居している子の身辺につきまとい,又はその通常所在する場所の付近をはいかいしてはならないことを命ずる保護命令
※ 当該子が15歳以上のときは,子の同意がある場合に限ります。
※ 相手方が申立人と同居している子を連れ戻す疑いがあるなどの事情があり,子の身上を監護するために申立人が相手方と面会せざるを得ない事態が生じるおそれがある場合に,申立人の生命又は身体に対する危険を防止するために発せられます。

申立人の親族等への接近禁止命令

 申立人への接近禁止命令の期間中,申立人の親族その他申立人と社会生活において密接な関係を有する者(以下「親族等」という。)の身辺につきまとい,又はその通常所在する場所の付近をはいかいしてはならないことを命ずる保護命令
※ 当該親族等が申立人の15歳未満の子である場合を除き,当該親族等の同意があるときに限ります(当該親族等が15歳未満又は成年被後見人である場合には,その法定代理人の同意)。
※ 相手方が親族等の住居に押し掛けて著しく粗野又は乱暴な言動を行っていることなどから,申立人がその親族等に関して相手方と面会せざるを得ない事態が生じるおそれがある場合に,申立人の生命又は身体に対する危険を防止するために発せられます。

退去命令

 2か月間,申立人と共に生活の本拠としている住居から退去すること及びその住居の付近をはいかいしてはならないことを命ずる保護命令
※ 申立人と相手方が生活の本拠を共にする場合に限ります。

 相手方が保護命令に違反すると,刑事罰(1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)の制裁が加えられることになります。

これが精神的DVの場合でも適用になるのはありがたいのですが、閣議決定したあの日、DV関係者の間では「どうやって証明するのか」「医者に通院は何回通えばいいのか」など、疑問な部分のLINEが飛び交いました。

モラハラは証明が難しいです。無視、不機嫌をどう証明するのか。あるとしたら日記くらいしかないのですが、それでいいのか。夫の行動をどこから「精神的DV」と誰がどう判断するのか。

結局のところこの「誰がどう判断するのか」がいつも焦点になります。今の警察や裁判所にはDVの専門家はいませんので、その線引きを今回丸投げされたような形になり、きっと内部では頭を寄せ合っているかもしれません。

ただ、私が行政で仕事をしていた経験から言いますと、割と警察はいい線で動いていました。結構「こりゃひどいですねー」という反応をしている人がいました。ただ、その「人」にばらつきがあるのです。

適用するかしないかはその立場の人の判断。ましてや組織。担当者が適用と思っても、上司が「DVじゃない」と言えば引き下がるしかない。

その判断を個人の価値観に委ねなければ成立しないのがこの世の中です。裁判官だって価値基準がそれぞれだったりするので、だから三審制があるわけで。

実はこれまでも身体的DVがなくても精神的DVで保護命令が認められたものはあったのです。それは私が聞いても「こりゃ絶対に通るわ」というようなかなりひどい内容のものでした。

なので、このランクならたぶん大丈夫とは思うのですが、ボーダーや、人の価値基準でふらっふらなものはいったいどうなるのでしょう。

こういう時にいつも「DV Court」があればいいなと思います。Courtとまではいかないまでも、配偶者暴力センター的なもので、DVに精通した人が常勤でいるような部署があればいいなと思います。

とにかく日本はこういった人材が必要なところにお金をかけない(かけたくない)ので、いまだにモヤモヤしていて、だから「でっちあげDV」などという言葉が横行する。

このさいだから、ここをきちんとして欲しいなと思います。

養育費も婚姻費用も永遠ではありません

相談員頃に、養育費や婚姻費用の金額が決まった方には必ず言うことがありました。

「養育費も婚費も決まった金額が永遠に続くわけではありません。特に若い場合は相手は再婚する率が高いです。それも結構早く再婚します。相手に扶養家族ができるわけですから必ず養育費の減額請求を出してきます。だから、今もらっている金額がずっと続くと思わずに、もっと収入を増やす方法を考えておいてください」

これをどれくらいの方がどれほどしっかりと聞いて下さったかわかりませんが、いきなり裁判所から「養育費の減額請求」が来ても、「あ、来たか」くらいに思ってもらえたら、ダメージも少なくて済むので、このことは必ずお話していました。

今回のパブコメではとにかく養育費を確実に支払ってもらう方が共同親権よりも先だろうと書きました。養育費の話をつけたしのように扱うというのはなんなんでしょうね(怒)

相手が再婚して扶養家族が増えるたびに養育費が減額されるのはたまったものではありませんが、現実としてそういう事態は起こりえますので、少し心に止めておいていただけるといいかなと思います。

ダーウィンの言葉に深く共感する

ダーウィンと言えば進化論。また、ビーグル号で南半球を航海し、ガラパゴス諸島を訪れた経験などをもとに「種の起源」を書き上げました。

そのダーウィンの残した言葉に深く共感しました。

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。」

この世を生き延びるには変化が必要。昔はこれでよかったことも、今では通用しないことも多い。昔はよかったと嘆息するよりも、とにかく変化に柔軟に対応することが必要です。

世の中の変化は予想を超え、速さが尋常で無くなってきています。本当に困った世の中になったもんです。

あ~あ、年をとったら友だちとお茶飲みながら日向ぼっこできた昔が恋しい。

いっそ山奥のぽつんと一軒家にでも移り住んだ方が、精神的にいいかもしれません。

ファイナルコール 共同親権のパブコメは明日が締切日

何度もしつこいようですが、法務省が集めている共同親権のパブコメの締切日は明日です。

この共同親権については詳細がまったく決まっておらず、何をどうするかまったく決まっていないまま強行してしまう可能性があります。

たとえば同意が必要だけど、相手がどこに住んでいるかわからない場合はどうするのでしょうか。子どもが緊急手術が必要だけど、相手は遠くにいるとかまったく連絡がつかない場合はどうするのでしょう。

子どもが希望の学校の試験に合格したけれど、父が反対するから進学できないという話はどうするのでしょう。

また、すでに離婚した人たちへもさかのぼって共同親権を認める可能性があるということですので、離婚が済んでいる場合も大丈夫ではありません。

いったん共同親権になってしまうと、そこからいろいろな職業が生まれ、後戻りできなくなります。実際諸外国がその状態です。日本はグズグズしていたおかげで(もしかしたら作為的だった?)共同親権にするのが遅れ、そのため安全な単独親権を守れているという(政府グッジョブ!)幸運な状態が続いています。

いったん共同親権にしてしまうと、単独親権に戻るのはとても難しいことは諸外国の例を見てもわかります。

ひとりひとりの力が必要です。

パブコメの書き方はこちらです。

もう時間のない方はとりあえずここ↓に行って、

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=300080284&Mode=0

意見募集要領(提出先を含む)が開きますので、脇のスクロールを一番下まで持っていき、確認しましたのチェックボックスにチェックをいれるとその下の意見入力が青くなりますから、そこに

中間試案第2の1については、乙案に賛同します。共同親権には反対です。

第2の注2 重要事項の決定は反対です

第2の3の(4) 居所指定は反対です

と書き、ご自分の意見をつづってください。それだけでOKです。

最後の最後までねばりましょう!

シンママ応援映画ー「レッドシューズ」

モラハラを扱った映画「カノン」の雑賀俊朗監督が次に取り上げたのが貧困シンママボクサーが娘と一緒に暮らすためにチャンピオンを目指すという作品です。

http://surf-entertainment.com/redshoes.html

実は私はジムでボクササイズをやっているのでそれっぽい動作はできます。結構長い間やっているので今は大丈夫ですが、すごい運動量なので最初は10分がやっとでした。といってボクシングが好きなわけではありません。むしろほぼ興味がありません。

ボクシングに限らず、格闘技系のスポーツはスルーです。世の中には格闘技好きの女性がいますが(内館牧子さんとか)、とにかく全然興味がないのです。ジムのボクササイズはやたら体を動かせるのでやっているようなもので。

でも、そんな私でもこの映画のボクシングシーンには沸き立ちました。主演の朝比奈彩さん、すごいです。モデルもやられているそうなので、立ち姿はすらっとして迫力がありませんが、女子ボクサーって、こういうものなのかもしれません。

そしてこの映画の拾い物がセコンド役の市原隼人さん。もう日本アカデミー賞をあげてもいいんじゃないかと思うくらいの役になりきりです。今東京消防庁のポスターが市原さんで、地域掲示板のあちこちに貼られているので、そのたびに目がそちらに行ってしまうようになりました。

これから見る方のためにストーリーは出しませんが、ちょっと気になる点があったのでそこは書いておこうかなと思います。

yahoo映画情報に「シングルマザーの真名美(朝比奈彩)は、ある日家庭裁判所に呼び出される。女子ボクシングに熱中する彼女の経済状況が不安定で、娘の養育は義母(松下由樹)が担うべきと行政が判断したためだった」

https://movies.yahoo.co.jp/movie/385663/

と書いてあるのを見てびっくり仰天。生活困窮を理由に裁判所がいきなり親を呼びつけて監護者変更するなんて聞いたことがない。

これは↑のyahooのあらすじが間違っています。ある日突然呼びつけられたわけではなく、元々義母が監護者変更の申し立てをしていたのです。夫は病気で亡くなっていますから義母が監護者になると。このあたりの端折り方がすごいので、雑賀監督にメールで詰め寄ってしまいました、私。

そのほか「?」なところはありますが、一番「やばっ」と思ったのは予告編にある「子どもが栄養失調で保育園で倒れた」の部分。

そ、そ、それはネグレクトになるのでわ。。!子どもが栄養失調で倒れたら、保育園が児相に通報しなければならないのでわ。。!それは私でも監護者変更した方がよいと思ってしまう。

というようなびっくり部分はあるものの、ボクシングの練習シーンや試合シーンは「ロッキー」を彷彿とさせる迫力で、最後はうるっときました。

雑賀監督は世の中シングルマザーに元気になってほしい、がんばるママとママが大好きな娘の愛情を描いた作品を作りたかったそうです。

2月24日から全国60館で公開されますが、雑賀監督のご挨拶があるそうです。今のところ東京だけですが、これから増えるかもしれません。

もし監督にお会いになられましたら、「モラハラの熊谷から見ろ見ろと言われて来た」と言ってくださると、監督も私も大喜びします。

お得にみられる「ムビチケ」はこちらから。1,500円だそうです。

http://surf-entertainment.com/redshoes.html

トルコ・シリア大地震の募金先

2023年2月6日早朝にトルコとシリアで発生した大地震。犠牲者の数は3万人を超え、東日本大震災以上の死者数となりました。

あの2011に世界中から支援の手が差し伸べられていたことを、今も忘れることはできません。しかもトルコとは昔から助けたり助けられたりという深い繋がりがあります。

「海難1890」は1890年に和歌山県沖に座礁したトルコの船を地元住民が懸命に救助し、多くの人命を救ったのが発端になる実話です。それから95年後、イラン・イラク戦争で無差別攻撃になる街から脱出する飛行機を日本は手配できず、多くの民間人が死の危険にさらされている時に、自国民よりも日本人を優先にして飛行機を飛ばせてくれたのは、「あの時の恩を忘れない」としたトルコでした。

https://www.kainan1890.com/

という、とても感動するストーリーをトルコと日本は持っています。実際トルコではこの海難事件の話は学校で習うそうで、トルコに行くと日本人はとても親切にしてもらえるそうです。

そのトルコでの災害ですから、これは黙って見ているわけにはいきません。義援金は下記で受け付けています。モラハラ被害者同盟の運営資金としていつもアマゾン、楽天でお買い物をしてくださってありがとうございます。勝手ながらこのアフィリエイトから1万円をトルコ大使館に寄付させていただきます。

◆銀行名:三菱UFJ銀行
◆支店名:渋谷明治通支店(支店番号470)
◆口座種別:普通
◆口座番号:3195717
◆口座名:TURKISH EMBASSY

◆銀行名:三菱UFJ銀行
◆支店名:名古屋営業部(支店番号150)
◆口座種別:普通
◆口座番号:1273225
◆口座名:Turkish Consulate General

また、ユニセフでも募金を集めています。

https://www.unicef.or.jp/news/2023/0017.html

お返しのお返しで倍返ししましょう。