疫病神と福の神

世の中には、その人と一緒にいるだけで、なぜか良くないことが起きるということがあります。私にもありました。その人のそばにいるとなぜか災いが起きる。良くないことが起きるのです。

それに気づいた私がその人と距離を取ろうとしたら、彼女は「私といると悪いことが起きるからね」と、怒ったような、私を軽蔑したような顔をしました。ああ、彼女も気づいていたんだ。この人といると、あり得ないような騒動が起きるのを。

確かにその人は外見は優秀で気遣いのできるよい方なのですが、ある日その化けの皮がはがれ、みんなから村八分にあっていました。その様子があまりにもかわいそうだったので、私はお付き合いを続けたのですが、なにしろ良くないことが起きるので、距離を置くことにしました。

良くないこととは彼女から直接的に何かされたわけではなく、彼女が「みんな普通にやってるからしてきたら?」と言うからやってみたら(本当にみんなが普通に日常的にやっていること)、その日に限って大騒動になるとか、「ここに電話をして聞いてみたら?」と教えてくれた先が大騒動の元になったりとか、とにかく私が犠牲者になってしまうのです。

彼女と距離を取ることで、このような大騒動が起きることは無くなりました。疫病神は本当にいるのかもしれません。

反対に福の神のように、その人と関係を持つといいことが起こるという場合もあります。これは幸運の女神様なのだと思い、私はその人と関係を切らさないようにしています。これは理屈ではなく、もはやカンです。特にその人が菩薩さまのようなとびきりいい人だとかということはなく、極めて人間臭い、いいこともするしちょっと悪い事もするのだけど、でもその人とつながっていると、私に幸運がやってくる。

もしそういう人と繋がれたら、その縁は切ってはいけません。ずーーっと繋がっているようにしましょう。逆に疫病神のそばに行ってしまったら、それはすぐに距離をとって関わらないようにすることです。

モラ夫は最たる疫病神かもしれません。だって、その人のそばにいていいことありました?

パソコンがクラッシュした(;O;)

機械ものはある日突然動かなくなるというのはわかっていましたが、実際に起ってみると本当に困るものです。それがいつも朝から晩まで使っているパソコンであればなおのこと。

前触れはありました。起動時にエラーメッセージが出るのですが、「OKを押せ」と指示に従うといつものようにログイン画面になって、いつものように使えるようになる。

ところが土曜はそのエラーメッセージが消えず、何度OKを押しても消えず、サインインの画面にはなるけれど、サインインから先に進めず、スタートボタンもタスクも何も出てこないという状態になりました。

今までエラーメッセージなど、ちょっとしたことは自分でググって対処法を見つけて直していたのですが、今回はそういう状態ではないみたい。

私は長らくPCを使ってきましたが、以前勤めていた職場にプロがいて、壊れたら直してくれたのでPC修理というものに出したことがありません。はてさて、買って2年しか経っていないPCなのに、どうしたものか。

とりあえずネットでググって修理専門のところに持っていきました。

#とにかくこういうところが東京って便利だなって思います。自転車圏内に大抵のものがそろっている。

診断してもらってわかったのは

「ハードディスクが壊れていますので、交換が必要です~」

ハードディスクが壊れただぁ~!買ってまだ2年しか経っていないぜよ。

「延長保険に入っていませんか?」

「入ってません。。。」

確か買ったときに勧められたのですが、なにせお高かったような気がする。4万9800円のパソコンに保険がそんなにするのかと思った気がする。

「もし壊れたら、また4万9800円で買いますぅ~」と元気よく言い、販売員の方も「そうですねぇ~」とにこやかに笑顔を返してくれたのも覚えている。

だがしかし、修理の見積額を聞いたら、その場に取って返して保険に入ります!と言いたい気分。

「データを元に戻すところまでだと12万円です」

は?「4万9800円円のPCの修理に12万円払えと?」

冗談じゃないと、PCを受け取り、もう1軒の修理屋さんに持っていく最中に頭の中はCorei5くらいフル回転させました。幸い6月にPCの調子が悪くなってリカバリした時にデータのバックアップは取ってあった。そのあたりはオリンピック専従で大した仕事はしていないし、HPはサーバーのところに全部データがあるから問題ない。

問題あるのはもう20年以上つけている家計簿ソフトデータだけど、4ヶ月分のデータは諦めよう、または今どき現金は使わず、カードやなんとかペイだから、使ったデータはあるから暇があったら再入力すればいい。

いろいろなところと書類のやりとりをしているのは全部メール添付だから、それも問題ない。さらに設定等は1代前のPCがヨロヨロだけどまだ生存しているから、そこから引っ張れば良い。

そしたら

そしたら

元データが戻せなくても

問題ないんじゃね?

ということになり、別の修理屋のお兄さんと仲良く相談して、ハードディスクの交換とOSインストールだけにしました~。

となるとお値段は3万4千円となりました。どうせ交換するなら今ついているHDDではなくSSDにしてもらいました。2年前に買うときにどっちにしようか迷ったけれど、SSDにすれば確か2万円ほどお高かった気がする。ゲームも動画編集もやらない大したことをしないユーザーとしては、その程度のものでいいかと思ったので安い方にしたんだった。パーツだと数千円の違いらしいのでそちらをお願いしました。

今回はバックアップデータを4ヶ月前のものだけど取っていたので、とりあえずなんとかなりました。やっぱりバックアップは必要ですね。これからは2ヶ月に1回は取ろう。延長保険はどうするかなーですね。でも、延長しても3年までだった気がします。

先日冷蔵庫の部品が壊れたので修理屋さんにお願いしたら、なんとその時の私は偉かった。5年保険に入っていたそうな。確か電卓片手に店員さんとやりとりして「このネットで買うお値段に保証延長をつけます」という店員さんとの交渉で店頭で買ったのでした。

家電製品の保証って難しい。今、この文章を打っている相当前のPCはもう7~8年経つけどとりあえず使えてる、だが今回は2年で壊れた。。。タブレットも買ってまもなく画面割れしたけど、保険に入っていたので新品に交換できました。

あーー、保険って悩ましい。ただ、医療保険だけは入らないつもり。理由はまたこの次にでも。

アフガニスタンとハンドメイズ・テイル

オリンピック真っただ中の8月にいきなり飛び込んできたアフガン政府の崩壊とアメリカの撤退。まるで1975年4月30日のサイゴンを見ているようでした。8月のその頃は、私はオリパラボランティア組織委員会の不手際に関わるゴタゴタの中にあり、心と脳はそちらの方へ行っていたので、ごめんなさい、その日がいつだったかあまり記憶にないのです。

いきなりのアメリカ軍撤退だったので、意味がわからなかったと言った方がいいかもしれません。

その1日から、あっという間にアフガンはタリバンの支配地になりました。そしてニュースに出ているのはイスラム思想のタリバンによる女性迫害のニュースです。

職場からも学校からも追い出され、身元がわかってしまうと身の危険があるためポスターの顔写真は誰かわからないように塗られるという行為が、テレビ映画のあるシーンと重なりました。「Hulu」で配信されている「ハンドメイズ・テイル」です。

「ハンドメイズ・テイル」は地球環境が著しく汚染されてしまった結果、女性のほとんどは子どもが産めなくなり、残った出産可能な女性を子孫を作るための繁殖器として牧畜のように囲うという近未来の話です。

その行為を行う者は宗教を絡めて、これは神が望んでいることだということにしています。

#民を操るのはなんだかんだ理屈より宗教を持ち出すのが一番ということですね。

そのテレビドラマの中で、最初にしたのは女性を学校や職場から追い出す、女性は働けなくする、銀行口座は閉鎖させる、お金を引き出せないようにする政策でした。今のタリバンそっくりです。それでも抵抗しようとする女性たちの姿も、鞭でふるって女たちを追いかける政府軍もそっくりそのままです。

女性から力を奪うには、「教養を身につけさせない」「本を取り上げる」「働く場所を与えない」「銀行口座を作らせない」と、どの団体が行うのも同じやり方です。つまり、経済力や考える力を奪えば、女性は産んで家事をするだけの奴隷にすることができるのです。

東京農工大では留学生として同大学で学び、祖国へ帰っていった学生たちがこの動乱に飲み込まれているのを救うべく、署名活動を行っています。私も署名しました。
署名はこちらから↓

https://bit.ly/3ll6mL9

現在、日本政府が救出を行っているのは大使館とJICA関係者だけですが、日本で暮らし、学んでいた学生たちを、非人道的な政府が掌握している場所から救い出すために、時間がありましたら署名のご協力をお願いします。

避難応援プロジェクトを行います

モラハラ家からの避難応援プロジェクトも3年目になりました。今年度のプロジェクトはいつできるのか、コロナの様子を見ながらでしたので日取りが決まりませんでしたが、この度今年度の実施計画が決まりました~!

日程:令和3年11月20日(土)、令和4年2月12日(土)です。

詳しい内容につきましてはこちらをどうぞ。

https://morahara.cocoon.jp/project.html

このプロジェクトの正式名称は「安全に効率よく避難するための戦略会議」です。戦略会議ですので、小さな部屋でコソコソとやりたいと思っていたのですが、昨年度より、小さな部屋では密になってしまうとのことで、少し大きな部屋で堂々と開催しています。

プロジェクトの目玉は、実際に避難して離婚も済んでいる方がメンター(先輩)として参加していることです。毎回おひとりにお願いしているのですが、その都度それ以外の方も参加され、ご自身の体験談を話してくださいます。こんなに力強い応援はありません。

来られる方の状況も様々です。心に引っかかるのは費用が足らず、託児をつけられないことです。さらに今回は助成金無しの単独開催のこともあり、その金銭的余裕がありません。なぜ助成金がつかないかと言いますと

#助成金額があまりにも低いからです(笑)

助成金をもらおうとすると、大体最低でも数十万単位のものを要求するのですが、何しろ小さな団体の小さなプロジェクトで、人力はボランティアとなるそれほど経費はかからず、希望助成金が5万円以下というような少ない金額のため、助成金の対象にならないのです。

#そんなバナナと思うでしょーーー!私もバナナと思いたいーーー

そのため、今回は赤字分に関しては身銭を切ることになっています。みなさんが協力してくださっているアマゾンと楽天のアフィリエイト1年分をあてれば何とか行けるかな~という感じです。その赤字を埋めるべく、参加費を前回よりも300円値上げいたしました。

ただ、来年分の見通しは立っていません。来年度も実施できますよう、引き続きアマゾンと楽天からお買い物をする際にはこちらから入って下さい。何を買ってもかまいません。誰が何を買われたのかはこちらではわかりません。

ご協力をお願いします。

あちら側の言い分

コロナ患者も減少してきたので、しばらくご無沙汰していた母と、弟を交えて話をする機会がありました。その時にかなり前に離婚した従兄弟の話になりました。従兄弟は前の妻と別れて再婚をしています。前にも後にも子どもがいます。

「ああいう形で出て行った女だからさ」と弟が吐き捨てるように言いました。弟は従兄弟とかなり仲良しで、LINEでお互いの深い話をしているようです。

「ああいう形って?」

私は親戚付き合いが不得意なので、親戚とは冠婚葬祭以外で会うこともなく、ほとんど知りません。特にきょうだいの多かった父の親類縁者関係はさっぱりわかりません。町で会ってもわからないと思います。なので、従兄弟がなぜ離婚したのかも知りません。

「話し合いもしないで一方的に出て行ったんだよ」憎々しげに、吐き捨てるように弟が言いました。

あああ、これはよく聞く話だ。話し合いをしようとした、または何度もしたのだけど、夫はまったく一方的に自分の意見だけを言ってきたり大声で怒鳴りつけるので、もう話し合いは無駄と家を出る。もうモラハラ離婚相談をやっていると、ほとんどがこれです。

「話し合いはしたと思うよ。ただ、話し合いにならなかったから出るしかなかったんじゃない?」

「出て行ったっきり何の連絡もない」

(そりゃよかった。絶縁になるにこしたことはない)「養育費はちゃんと払ったの?」

「寄こせとは言わないから払ってないよ」

(そりゃだめだろ)「養育費は相手から言わなくても自分から渡すもんじゃないの?」

「???」

弟とっては意味不明のことだったようです。養育費は請求がなければ払わなくてもいいと思っているらしい、男どもは。

従兄弟はしっかりした仕事を持っていて、マメな心遣いができるまともな男だと思っていたけど、そうでもなかったみたい。前の妻がなぜ突然出て行ったのかはわからないけれど、養育費の請求もなかったということは、とにかく彼と絶縁したかったということでしょう。

ともかく、突然家から妻が出て行ってしまった夫の関係者というものは、「話し合いもしないで一方的に家を出た非常識な女」という感想を持つのですね。身びいきというのはこういうことなのでしょう。

ちなみに従兄弟の妹は、兄の今の配偶者が嫌い。「お兄ちゃんには『ほら、前の方がよかったでしょ』って、いつも言っているのよ」

私が従兄弟と仲良くするには前妻の悪口を言っておけばいいのかもしれませんが、別に従兄弟と仲良くしたいわけでもなく、いまさら前妻の肩を持って関係をわざわざ悪くする必要もありません。完全に傍観者です。

相手の関係者からよく思われようとする必要がないのに、「悪口を言われている」と気にする方がいます。身内は必ずあなたの悪口を言います。私も当然「〇〇さん(元夫)はいい人なのに、いきなり離婚状を叩きつけたわがまま女」ということになっているのでしょう。

相手方からどう思われようと、もう関係ないです。気にすると精神的負担が増えるので、さっさと過去はおっぽり出しましょう。

こだわるところ

通っているジムに行ったところ、ひとりの方がプリプリと怒りながら何か話しています。聞いているのは3人。怒っている人に適当に相槌を打っていますが、さりとて一緒になって怒っているわけでもない、というようなビミョーな状況。

どうやら怒りの原因は今年4月から始まったプログラムネット予約制の不満だとわかりました。密を避けるため、スタジオの床には番号シールが貼られ、一定の人数しか入れないようになったのです。予約は15日先までネットで入れられます。それぞれの持ちコマは8個。8個だけ予約ができます。

8個では足りないのではないかと思われそうですが、人気のないプログラムは予約不要なので(空いていれば誰でも参加可能)、その8個は人気のあるプログラムの自分の場所を押さえるために使われます。人気のあるプログラムは予約ができる時間になったとたんいきなり満席になることも珍しくありません。その方はそのすぐに満員になってしまうことにエラク憤っていました。どうやら「ジムの担当者が裏でこっそり特定の人に場所を与えているのではないか」という疑いです。

「だっておかしいでしょう?予約から一瞬で満席になるなんて絶対におかしいわよ」

プリプリと怒りまくっていますが、私は常連なのでいろいろな情報は入ってきますが、そういったインチキの話は聞いたことがありません。時間もあったので彼女の疑問を解くお手伝いをしてみようと思いました。

「予約は15日前からって最初に言っていたし、掲示物にもそう書いてあるわよね!だから私、2週間後の水曜日の予約を取ろうと思って木曜の夜0時に予約画面を開いたのよ。そしたらもう満員なのよ!」

「うん、そうでしょうね。水曜日ならば2週間後の火曜から予約を入れられるんだから満員でもおかしくないです。日付が変わろうがどうしようが、予約できるのはそのプログラムが開始される時間なので関係ないです。」

「でも、2週間前の火曜にそのプログラムが始まる時間のほんのちょっと後に予約しようとしても満員なのよ!」

「人気のあるプログラムを予約しようとしている人は時計の秒針を見ながらスタンバイしているんです。3時から始まるプログラムが予約可能になるのはぴったり3時。だから2時59分50秒くらいからカウントダウンして、59秒になったら予約画面に入ります。予約画面そのものを出していても予約ボタンは出てきません。リロードしないと予約ボタンは出てきません」

「じゃぁ、予約できている人たちは全員それをやっているの?」

「私の知っている限り全員やっています。スタジオに立つ場所がどこでもいいならそこまで気合を入れてスタンバっているわけではありませんが、いい場所を取っている人たちは全員やっています。人気のあるプログラムは10分くらいで満席になるんじゃないかなぁ。仕事をしている人なんかは家族に頼んでいますよ」

「すごい世界だわね~」そばで聞いていた人が感慨深げに言いました。

「ヨガをやっていたら隣の人がスマホを出してちょこちょこって動かしていたのよ。あれは2週間後の予約を入れていたのね。でもそれを見たら嫌な気分になったわ」

「どこのジムでもそれをやっている人がいるみたいですね。インストラクターさんが言ってました」

「どこでもそうなの?」

「そうらしいですよ。インストさんが注意すればいいのでしょうけど、なかなかそうもいかないみたいで。それができないならその時間のプログラムに出ないという人も出てくるでしょう。参加者数が契約の継続に関わるから、インストさんは言いにくいでしょうね」

「1週間ずっともやもやしていたのよ。どうしてもこのプログラムに出たいのにいつも満席。でも、今日吹っ切れたわ。もうどうでもいいわ」

晴れ晴れとは言い難い、むしろ忌々しげに、そして疲れ果てたという表情で去っていきました。

私見を言わせていただければですね、たかがジムのプログラムなんですよ。たかがエクササイズなんですよ。そんなものに全精力を使って怒りまくって、フロントにクレーム入れて、精神的にも疲れたでしょう。

そんなにそのプログラムにどうしても出たければ、カウントダウンしている人にやり方を聞いて、同じように秒針を眺めながら場所を取ったらいい。その手間暇をかけたくないならば、そのプログラムを諦めたらいい。ただそれだけのことなんです。

他のプログラム中にスマホをいじっている人がいるのが気分が悪いならば、インストさんにチクって最初に注意をしてもらう、もしインストさんがそれを断ったらそういうものだと思って諦めたらどうでしょう。世の中、そう自分の思うようにはいかないものです。他の人が自分の思いと違う動きをしただけでいちいち腹をたてていたら、精神的によくありません。

いろんな人がいるのねと思っておけばよい。

それが精神を安定させるコツだと思うのですが。

役所の「たらいまわし」について

よく「役所に行ったらあちこちたらいまわしにされた」という話を聞くことがあります。〇〇について聞こうと思ったら、××課へ行けと言われ、××課へ行ったら△△課へ行くように言われた、というようなことです。結局〇〇課でよかったのにという話もよく聞きます。

私も役所に勤めていましたから、役所の肩を持つわけではないのですが、この例の場合、希望する内容をしっかりと伝えていなかったのではないかなぁという場合があります。おそらく「え?その話って保険に関することだったんですか?DVっておっしゃるのでDVの相談かと思ったんですが」

DVの相談は多岐に渡ります。家から避難したいとなると、保険はどうする、住民票はどうなる、子どもの転校はどうする、子どもの心のケアも考えたい、生活費も心細いし住居のあてもないなどなど盛りだくさんです。

利用者側の立場から言えば一か所で済ませたい内容なのですが、なにせお役所は縦割りですので、それぞれの部署に本人が出向いて全部のところでイチから事情を話さなければなりません。

被害者の方にその手間と精神的苦痛をさせないようにとできたのが「ワンストップサービス」です。ある役所では最初に被害状況を聞き取り、それを文書化しそれを持ってあちこち回ればいいように工夫したところもあります。

実のところこれもちょっと問題があって、書いてあるといっても口頭での説明もやっぱり必要で、「え?文書に夫はいつも帰りが遅くと書いてあるけど単身赴任なのですか?」「あ、そうです。それは以前の時で」などの勘違い、聞き違いが結構発生します。

中には○○課と××課で話した内容が全然違うということも発生します。

#被害者も混乱して思考能力が落ちていますから、そうキチキチとはできない場合もありますよね

私が一番いいなぁと思っているのは、モラハラ被害者同盟で行っている「避難応援プロジェクト」のような、オープンダイヤログ形式です。その部門の担当者が被害者と一同に介し、質問ーそれに対する答えーそれに付随する他課からの提案ーさらに弁護士からの法的支援など、一被害者に対する支援がそこでまるっと収まってしまう形式です。

ただ、これが実現しないのは

#役所はあまりにも忙しすぎて、ひとりにかけられる時間を捻出できません。

それをするとなると、担当者は係長以上の責任ある人が回答しなくてはならず、といって係長よりも非常勤のDV担当者の方が事情には詳しくとなり、それぞれの部署から2人×課の数となり、その人たちのスケジュールを合わせるとなると至難の技、そして被害者はひとりではない。大勢いる。

ということで、なかなかこの形式は実現は難しそうなのですが、もしやっているところがありましたら教えて下さい。

もうひとつ、たらいまわしが行われるのは理由があります。たとえばDV相談員に児童手当について聞こうとします。DV相談員は児童手当の仕組みもある程度の額も知っています。でもそこで「〇円程度もらえます」とは言えません。

制度仕組みというのは常に動きますし、その方がそれをもらえる資格があるかどうかもわかりません。本人が「年収は100万円程度です」と言っても、それが本当かどうかわかりません。だから担当課へ行って自分で聞いてもらうことになります。

私自身まったくDVと関係のない課の人が、ちょっと本を読んだり調べたりした程度の知識で「DVってね」と話されるのは迷惑です。やめていただきたい。とっととこちらへ案内して欲しいと思っています。

餅は餅屋。餅のことは餅屋に聞け。チョコレート屋に餅のことはわからないのです。

さて、この避難応援プロジェクトはコロナの非常事態宣言のため今年度は実施することができませんでしたが、やっと始動を始めました。11月、2月に行う予定で現在計画を詰めています。もしご希望の方がいらっしゃいましたら、こちらまでご連絡ください。詳細をお知らせします。


母子家庭に集る(たかる)屑

こちらからの続きです。

この事件の犯人は23歳無職の男です。出会い系で母子家庭の女性と知り合い、その家に入り込んできました。

「バツイチはもてる」とよく聞きます。なぜなら離婚した女性は中古品なので、気兼ねなく使える、新品ならば大切にしなければならないところ、普段使いできるからといったところでしょう。もちろんそうではなく、離婚した女性が身につけている生活力の高さ、精神力の強さが魅力というところもあるでしょう。

ただ、今回の事件だけをみると、無職の男が母子家庭の相手に求めたのは、その家のお金だったのではないかと思われるのです。母子家庭=貧困と言われるほど収入は高くありませんが、子どもを保育園に預けられるということは母親は働いていたと思われ、その収入が低ければ母子家庭に支給される手当があったと思われます。

今年3月、生活保護で暮らしていた母子家庭がママ友にお金をとられ続け、やはり子どもが餓死する事件がありました。

https://digital.asahi.com/articles/ASP386GJTP38TIPE011.html

この時に、相手の女に渡したのは1200万円。生活保護費は独り身よりも子どもがいるとグンと高くなります。

私がモラハラ被害者同盟の掲示板を作った時に、書いた人のメールアドレスが書けないようにしました。当時ネットで投稿者のメアドは載せるのが普通でしたので、これは異端でした。メアドを書けないようにして、投稿者に連絡できないようにしたのは、モラハラ禍で心の弱った人やシングルマザーに寄ってくるネットナンパ師(当時はこういう名称でした)からのアクセスを遮断するためという理由が大きくありました。

心寂しいシングルマザーの日々の不安や喪失感に付け込み、稼ぎや手当をあてにして集ってっ来る人がこれだけいる。そしてそういう屑は最初は優しい言葉をかけてきます。

辛かったね あなたはえらいよ 相手はひどい奴だったんだね そいつを殴ってやりたいなどなど

そして心に入り込み、お金や身体を奪い取っていく。その犠牲が子ども。

心寂しい人をひとり残らず救うことはできません。誰かに依存しなければ生きていけない人を変えるのは至難の技です。もしこういった悲惨な状況になったのなら、せめてもう子どもを手放して欲しい。

そしてこの母親は行政に相談し、ママ友も「子どもが殺される」と通報していたにも関わらず動かなかった児相や子家セン(子ども家庭支援センター)。市役所へ通報したママ友は「子どもが殺されるときっぱり言い切りました!」と証言しています。それでも役所が動かなかったのは、同じような話が山のようにあって、その言葉に麻痺していたのかもしれませんが、人口8万5千人、世帯数4万2千、9歳までの子どもの数が8598人の摂津市に、児童虐待例がそんなにてんこもりにあるのでしょうか。。

子どもの虐待ーこの話題が辛い人は見ないでください

タイトルに「この話題が辛い人は見ないで」と入れましたが、それは私です。もし何気なく見てしまったものが辛い内容だったら後を引くので、見ないままにしておいてください。

それではいけないだろう。ちゃんと現実を直視して、問題点を見つけなければという方は見てもいいでしょう。でも、弱い人は弱い。私だ。

だから、先週大阪で起きた子どもの死亡事件については避けてきました。タイトルを見ただけで一晩眠れませんでした。本当に痛ましいを通り越す。

ところが先ほどテレビをつけたら出てきてしまい、柱の陰から覗いてしまって事件の全容を知りました。母親は相手と出会い系アプリで知り合っているのですね。つまり自分から相手を求めていたわけです。

子どもの父親とはどういうことで離れることになったかはわかりませんが、どういう相手でも、今までそこにあったものが急にいなくなるとぽっかりと心に穴が開くのはよくあることです。それがたとえモラハラされていた夫でも。

じゃぁ元にもどって一緒に暮らすかといったら「ブルブル!そんなとんでもない」ということになります。いわば「ぽっかりと空いた穴」は喪失感という感情なのかもしれません。

ただ、それが子どもを死に追いやるような相手だとしたら、これは自分のテリトリーに入れてはいけない相手。それでも喪失感を埋めたかったなら、もうその人は危険な依存体質なのでしょう。

依存体質の母親と、凶暴で無職の男。これは行政に出てきてもらって、子どもを引き離すしかないと思います。まいど繰り返される児童相談所や子ども家庭支援センターの言い訳をまた聞くことになります。

野田市と目黒で起こった児童虐待死の後、厚労省は児童相談所の職員を千人増やすと言い、本当に増やしました(千人だったかどうかはわかりませんが)。私の知人も4人、児相へ転職しました。ところが1人は半年で離職、もう1人も1年で転職しました。残る2人はアクセスするルートがないのでわかりません。

半年で辞めた人は「通報の数がものすごい。1日で付箋の束の2/3が無くなるのよ」「対応する職員は話を聞くだけで精一杯。一件ずつ対応策を考えるなんてことは無理」「一生懸命やろうとすると完全に潰れる。残っているのは心を無にして流れ作業ができる人だけ」と言っていました。

通報の数に比べて、職員の数が圧倒的に少ないのです。そして数だけ増やしても待遇が悪すぎるのですぐに辞めてしまう。辞める人が悪いのではなく、個人の職業意識の高さに依存する大元、厚労省の考え方が悪いのです。

子どもを思って一生懸命すればするほど自分が壊れていく、そして待遇の悪さ、これが児童相談所の実態です。そして今回、ちょっと気になる点がありました。

専業主婦は無保険のドライバー

先日損保会社の方とお話しする機会がありました。損保会社ですから、自動車事故にとても詳しい方で、いろいろなお話を伺いました。

私は地方に住んでいた時は毎日運転していましたが、東京に来て車を持つことの必要性を感じないので手放し、必要な時にレンタカーを借りています。

昔、車を持っていた時は当然自動車保険にばっちり入り、30年以上運転をしていましたが、保険を使ったのは1度きりです。それも職場の駐車場で車を止めようとバックした際、隣に止まっている同僚の白い車のバンパーに私の車の赤い塗料が付いてしまったというもの。

保険会社からは「これはちょとこすれば取れるものだから、保険の適用ではない」と言われましたが、同僚が強固に「バンパー総交換」を主張するので、保険屋さんも「ふたりとも私のお客さんなので今回は」ということで適用してもらいました。

保険を使ったのはその1回だけです。

その損保会社の方も「保険を使うような事故はめったにない。そういう優良な方がこの保険を支えているのですよね」と仰っていました。

そしていつしか話は離婚の話になりました。その方は給料振り込み口座のキャッシュカードを妻に渡していて、妻は好きなようにそこからお金を出し入れしているそう。

日々モラハラ被害者の方から「夫からは厳しくお金について小言を言われる」という話を伺っているし、私自身、自分以外の人の収入に頼ったことがない。ましてや自分のキャッシュカードを渡すなんて、親や子にも絶対にしない。

それなのに、世の多くの男性は自分の稼ぎが入金される口座のキャッシュカードを妻に渡しているという。

私が驚いたのが意外だったのか、その方は「妻を信頼しているからできることで」と仰るのですが、同居人(ああ、夫婦というのか)を信頼するのと、自分の稼ぎを全額渡すというのは違うと思う。

その方は「1/3の人が離婚するっていいますよね」と仰るので、「あれは数字のマジックで、その証拠に周りの人、1/3が離婚していますか?」と伺ったら「いいえ」とお答えになる。

「離婚する人はそう多くはないです。でも離婚したらたちまち困るのは収入が無くなる専業主婦です。あなたは保険無しで車を運転する人をどう思いますか?」

「無謀です。そんな怖いことできませんよ。確かに事故そのものは少ないですが、事故にあったら大損害になるし、へたをすれば破産、一家離散です」

「専業主婦は保険無しに車を運転するようなものです。もし事故(離婚した)ったら破産です。では車を注意深く運転すれば事故はないと思いますか?」

「自動車事故は1/3がもらい事故です。いくら自分が注意して運転していても、相手からぶつかってくることが多いんです」

「同じようにいくら専業主婦として一生懸命がんばっていても、夫が事故や病気で死んだり、不倫したり、うつ病になったり、会社が倒産してしまう可能性はとても大きいんです」

「そうですか。でも私の周りではそんな例はあまり聞かないなぁ」

あなたの周りではね。でも、私の周りでは山のようにありますよ。

めったにないことかもしれないけれど、保険には入る。入りましょう。