内村選手はどうなったのだろう

今年の1月、体操の内村選手が家庭内モラハラ疑惑のニュースがありました。

#この頃多いですね。有名人のモラハラニュース。

さて、内村選手のモラハラ記事の中で気になったのは「彼は妻が食事を作ったのにウーバーを頼んだ」、これはモラハラ行為であると書いてあったことです。

確か妻が一生懸命作った食事を前にしてウーバーを頼むのは妻の心を傷つける行為ではあると思います。でも、私が報道された記事だけを読んだ感想を申し上げると、

内村選手はこの家が嫌なんだろうな

内村選手は離婚したいんだろうな

このふたつです。

モラハラの嫌がらせは相手を支配するためのものです。この家の中で一番上にいるのはオレ様である。だから言うことをすべて聞け。全部自分が心地よいようにふるまえ、行動しろ、そのために相手に恐怖を与えて言いなりにするための嫌がらせがモラル・ハラスメントです。

内村選手は妻子を支配したいのでしょうか。なんとなく漂うのは、恋愛関係のカップルの片方が別れたいときに行う冷たい仕打ちです。

別れたい片方は相手に自分は別れたいのだと知らせるために冷たい仕打ちをします。わざと嫌なことをいう、待ち合わせをすっぽかす、連絡をしなくなる、全部相手が「ああ、彼は私のことが嫌いになったのね」と気づかせて自分から離れるようにするための古典的な行為です。

モラ夫の場合は離婚はしたくないので、妻が「では離婚しましょう」と言えばあわてて「そんな気はなかった」「今までのことは悪かった」と平謝りしてきますが、さて内村選手はどっちだったのでしょう。

離婚したというニュースはないので、平謝りしたのか、それともやっぱり離婚したのかはわかりません。でも、ちょっとしたモラハラツールをすべてモラハラにしてしまうことが、私には危うく感じます。

ただ、もし離婚になったとしたら、結婚し、子どもが誕生した以上、それ相当の償いはしてほしいですね。

男女参画センターの役割

男女参画センターの名称は、各地で様々です。

「男女共同参画センター」「男女平等参画センター」その他、愛称をつけているところもあり、その名前を聞いただけでは参画センターがどうかはわからない場合もあります。ですので総称して「女性センター」と呼ぶこともあります。

被害者の場合はまず、地元の女性センターに行って相談を受けるのが早道です。ただ、相談員の質がバラバラで、その身分もこれまたバラバラです。正規の役所の職員だったり、非常勤だったり、どこかの民間に委託されていたりと様々です。

女性センターはまず都道府県にひとつ、その下に各自治体のセンターがあります。また、配偶者暴力センターという名称のものはDVに特化した施設で、婦人相談所という名前の場合もあります。

夫から暴力を受けている場合は、まず、このどこかのセンターを訪ねて相談を受けてください。もし県のセンターがピンと来なければ、お住いの区市町村のセンターに行ってみてください。それでもだめなら配偶者暴力センターです。本来は、身近なお住いの市町村にあるセンターが一番いいのです。なぜならDVはいろいろと手続きをしなければならないことがあり、それを行えるのは居住地の役所だからです。

たとえば住所については戸籍がある係だし、子どものことは学校を通さなければならないし、病気や障害があれば保健担当だしと、サポートがいくつかの課に分かれていて、県のセンターでは話は聞けても、この手続きはできないのです。

また、県庁所在地に住んでいる方は県の施設でも市の施設でもどちらでもいいでしょうが、そうでない場所に住んでいる方は、県の施設にわざわざ出向いていかなければなりません。ですので、相談は地域ごとの女性センターが良いのです。

DVで悩まれている方は、全国共通の電話番号(#8008)から相談機関を案内するDV相談ナビサービスをご利用ください。発信地等の情報から最寄りの相談機関の窓口に電話が自動転送され、直接ご相談いただくことができます。

自分の居住地のセンターに相談したけれど、イマイチだったという場合は隣の市でも相談を受けてくれるかどうかはその市によります。受けてくれる場合もくれない場合もあります。ただ、受けてくれたとしても、手続きが必要な場合は結局自分の市しか対応できないので、隣の自治体の相談員さんがとてもいい方でも、手続きはできません。

とても面倒見のいい、責任感にあふれる相談員さんだった場合は、該当地区のセンターに「こういう人がいらしてまして」と連絡をしてくれるかもしれませんが、結局その後は最初から話をしなければならないといったことになります。

体力は衰えるもの

こちらの続きです。ショコラさんの2冊目の本を図書館から借りて読みました。ショコラさんは正社員のストレスから病気になり、56歳で正規の仕事を辞めてパートタイマーとして再就職されました。

ああ、わかる。私も正規で働いていました。確かにお給料は良いし、待遇的にもしっかりしているのですが、その責務の重圧は厳しいものがありました。女性社員は一生コピーとお茶くみを退職までゆったりと仕事をすればよかったのはほんのわずかな時代です。

総合職という言葉が生まれ、男性並みの仕事のスキルを要求され、その重圧も大きなものになっていきました。仕事自体は面白かったのですが、小さなミスにびくびくし、夜も眠れない日々を何度送ったことか。

さらに60歳を過ぎると体力は衰え、9時から5時までという恵まれた労働時間ながらそのたった8時間、机に座っているのが辛くなってきました。15時頃には目がかすむ始末(16時になると元気になる(笑))。

よく60代の方が「まだ働けると思うけど、今までのような働き方は無理。週2~3日くらいのパートならできると思う」と口をそろえていう状態に私もなりました。

ホントですよ。今は老齢基礎年金が65歳からになり、逃げ水のように手を伸ばすときえてしまう。

フルタイム勤務は実際体力的にしんどいので、ショコラさんのように週3くらいで月数万が稼げるパートタイムに移った方がいいと私も思います。

子ども叱るな来た道だ 年寄り笑うな行く道だ とはよく言ったものです。アラカンから確実に体力も気力も衰えます。だからその前の老後の準備には、それを想定の中にいれて計画する必要があります。

「幸せなカサンドラ」講演会の感想

以前告知したSORAさんご夫婦の講演会が10月2日、行われました。私はWebで拝見したのですが、本当に興味深い講演会でした。

かけあい漫才のようなご夫婦の会談とSORAさんだけ、夫さんだけの単独になり、会場参加者からの質問に応じるという設定もありました。

この講演会のタイトル通り、SORAさん宅は今とてもよい関係になっていますが、そうなったのはある出来事があったからだと夫さんは語りました。

そのある出来事とは何年か前SORAさんから別れを告げられ、実際いなくなってしまったことがあったそうです。その時初めて夫さんはSORAさんが自分の前から消えてしまったこと、その原因は自分がSORAさんにとても迷惑をかけていたからだということに気づいたからだそうです。

この迷惑をかけていることについてはSORAさんはたぶんずーーーっと伝え続けてきたと思うのですが、おそらく聞いていないか、聞いていても理解できなかったのではないかと思います。

夫さんからはよく「自分には今しかない、過去のことは忘れているし、未来のことは想像できない」と話していました。過去に失敗をしてもそれが経験となることがないのだそうです。将来のことも想像できないので、「もしこうなったらこうなる」という作業ができないのだそうです。

だから妻が「私は出ていきます」と言っても、妻が出ていく=いなくなる=どうなる?がわからない。想像できないから自分の行為をやめない、やめる必要がない、わからない。

実際に妻が家から出て行ってから、妻が家にいないということを実体験して大慌てになったそうです。

ただ、これはASDだけでなく、普通の人でも同じなのではないかなーと思います。

妻に傍若無人な行いをする→何度やめてと言ってもやめない→怒って出ていく→慌てて謝りにいく

こんなことはモラハラでなくても普通にあります。ただ、普通は1度妻が家を出たら、もうコリゴリなので、反省して大人しくなるものですが、モラ夫の場合は妻が戻るとまた元通りのモラハラを始めます。3日で元通りになる場合も1か月で戻る場合も期間は様々です。

だからSORAさんの夫さんが妻から去られてしまい、反省して、自分はどうすればいいのかをずっと考えている夫さんはモラ夫じゃないな~と思ったのです。

婚姻費用は申し立てた月から

もしまだ離婚に迷われていて、でも家から避難された方は婚姻費用を裁判所に申し立てることをお勧めします。電話相談では「夫は裁判所に来ないと思う」という方が大半ですが、それでもダメもとでやってみましょう。やらなければ始まりません。

裁判所から呼び出しが来て始めて「これはマズイことになった」と悟った夫は、大体みんな「婚姻費用」という言葉を検索して婚姻費用の存在を知ります。

少し前、どこのサイトで読んだか忘れたのですが、婚姻費用を払わなかった夫は払わなかった期間未払いとなり、百万単位の請求をされたという結末になったコミックがありました。

そう。婚姻費用は申し立てた月からなのです。相談員をしていた頃によく「31日に申し立ててもひと月分もらえるのですか?」と質問されたことがありました。私もわからなかったので、わかりませんと答えていましたが、調べてみると必ずしも1月分をもらえるわけではないようです。

払う方からの要求で、日割りにするというやり方もあるそうなのです。妻たちが一生懸命婚姻費用や養育費を調べているように、払う方もいろいろ調べてから裁判所に行くようで、日割り計算という方法もあるそうなのです。

夫と妻の収入の差が大きければひと月分の婚費も大きな額になりますので、たかがひと月と言っても大きなお金です。できれば月の半ば頃までに裁判所婚姻費用の申し立てをした方がいいですよね。

ショコラさんと離れた子育て

〔写真はイメージです〕

人気シニアブロガーのショコラさんの本を読みました。そういえば以前ブログをちょっと拝見したら面白そうな本を推薦されていて、その本を図書館から借りて読んだような気がします。

結構前の話なので、そこから先は知らなかったのですが、ショコラさんは今や人気シニアブロガーとなり、出版もされています。支払いが終わった小さなマンションの一室は大好きなものだけを置き、あとは清々しい心地よさそうな空間の中で、60代のショコラさんはパート勤めをしながらとっぷりとお好きな読書やネットサーフィンを楽しまれています。

ため息が出そうなこの素敵な空間で暮らしているショコラさんですが、40代で離婚され、息子さんふたりは元の家に住んだまま、ご自分だけ別の家に住み、息子さんたちの食事や洗濯のために毎日通われるといった、「離れた子育て」をされていました。

ショコラさんがなぜ家を出られたのかはわかりませんが、実はモラハラ被害者の方でこういう形態の生活をされる方が時々います。多くは「子どもと一緒に家を出ようと思ったけれど、子どもが付いてきてくれなかった」というものです。

子どもがいる方の別居でこれが一番の難所です。一生懸命長い間避難の準備をして、さて決行と思ったら子どもが家に残ると言い出す場合があります。

子どもの首に縄をつけて引っ張ってくるわけにもいかず、でも夫との生活は限界となると、近くに住んで、子どもの世話をしに家に戻るということになります。

特に食事は「ちゃんとしたものを食べているか」ととても気になりますから、こういった半別居のような生活になってしまっても仕方がないかもしれません。

ショコラさんのお宅は子どもが高校生になると、今度は子どもがショコラさんの家に来るようになり(でも本拠地は夫の家ということか)、面会交流調停のようなことはまったくしていなかったようです。

ショコラさんとお子さんとの間でどういう協議が行われたのかはわかりませんが、母と子の絆は切れることなく、現在30代後半になった息子さんたちは、ショコラさんの部屋に月2回やってきては親子で自転車の小さな旅に出たり、ちょっとリッチな食事に行ったりと、足りなかった親子の生活を補うように暮らしています。

ショコラさんが子どもを置いて自分だけ出た経緯はわかりませんが、もし子どもを連れて家を出たい場合は、子どもが小学校中学年くらいまでに決行しないと、子どもが「自分は行きたくない」と言い出す可能性が出てきます。

まだ低学年の場合は泣く泣くにはなるかもしれませんが、母と一緒に行動してくれますが、自分の世界を持ち始める年代になると、それが難しくなります。

離婚、別居に関しては、こういった形態もあるだろうし、岩崎宏美さんのように長く離れていても成長した子どもたちと仲睦まじく交流することもある。

親子が一緒に過ごしていても、子が家を出てぷっつり音信不通になることもあるし、親子でいがみ合うこともある。一緒に暮らしているから良いというものでもないのかもしれません。

ショコラさんは同じ60代の女性たちのあこがれの人となり、身の丈にあった暮らしを楽しんでいらっしゃるようです。

「幸せなカサンドラ」講演会のお知らせ

ASDなどの発達障害者と一緒の時間を過ごすことが多い方は、モラハラ被害者と同様、ご苦労が多いことと思います。実際にあったエピソードを聞かせていただくと、もうモラハラと被りまくり。区別が難しいという話になると、区別する必要はないのではないかと言う話にいつもなります。

ただ、私としてはお話を伺って「これは発達障害だ」と思った場合は「これは発達障害の特徴が多いので、モラハラではないと思う」と言います。当然私は医者でも専門家でもないことを必ず前置きしてお伝えします。

さて、私がここ数年おつきあいさせていただいている「アスペルガー・アラウンド」のSORAさんが、夫の幸也(こうや)さんとふたりで講演会を行うことになりました。幸也さんは診断済のASDです。

東京飯田橋の会場でも、WEBでも、どちらでも参加することができます。私はWEB聴講の参加を申し込みました。参加料は2,000円です。

実は私は幸也さんと何度かお会いしてお話させていただいたことがあり、その時「ははー、ASD特有の思考ってこうなのね」と納得したことがあります。言葉は悪いですが当事者から直に伺うととっても興味深いです。

SORAさんは配偶者がASDのカサンドラですが、今は夫を理解し、「幸せなカサンドラ」としてお話されると思います。まったく理解不能、またはモラハラと同様にどこに地雷があるかわからない生活をされているカサンドラの方にとってはひたすら羨ましいお話なのですが、SORAさんが一気にそこまで行ったわけではありません。

そこにいきつくまでに試行錯誤し、思い悩み苦しみ、離婚は何度も頭をよぎったことでしょう。でもたどり着いたのは「幸せなカサンドラ」だったというお話になるかと思います。

「夫はモラハラだけど幸せです」と言える人がいないように、カサンドラ状態で「幸せです」と胸を張れる人はなかなかいないと思います。SORAさんがどうやってその境地にたどり着いたか、秋の昼下がり、受講してみませんか?

お申し込みはこちらから↓

https://www.reservestock.jp/events/736976

また、私の定期電話相談受付が始まっています。この次は12月頃になると思いますので、ご希望の方がいらしゃいましたらこちらからご連絡ください。

台風の備えでバタバタ

台風14号が近づいてきました。生暖かく、とぐろを巻くような風の音がただ事でない。昨日からまずそうなものだけベランダから家の中に避難させましたが、ちょっと普通ではなさそうなので、結局植物は全部屋内に移動。部屋の中はさながら植物園のようになってしまいました。

九州の被害も大きそうだし、今は四国、近畿にいるらしい。それでこの風の音なのだから、関東に上陸したらどのようになるのだろうかとハラハラしています。

まだ9月。これから台風は次々と上陸するでしょう。異常気象は台風も大量製造するのかもしれません。家が飛び、洪水が起こり、人が避難しなければならないほどの台風がこれからどれくらいやってくるのだろうか。

CO2の削減は小さな気遣いから必要だよねと、今年の異常気象を体験して思います。これは異常ではなくこれからずっと続く可能性もありますから。

エリザベス女王のご葬儀をテレビで見ながら考えよう。日本の国葬はどうなるのかな。たぶん見ることはないと思う。

みんなの願い

いろいろと相談をお受けしていて、一番多いご希望は「今の家に自分と子どもが住んで、夫には出て行って欲しい。生活費は今まで通り受け取りたい」というものです。

えっとですね、まず、夫が出て行かなければならない理由がないのです。例えば夫が大乱闘をして妻子がけがをして、夫が逮捕された場合は警察から「家から出ていくように」と命令されることはあります。

警察は「このままでは刃傷沙汰になって危ないと判断」した場合も、夫に一旦どこかに行くように命じることはあるかもしれません。

いずれにしても警察の関与が必要です。

警察以外で夫に家から出ていくように言える人はいるでしょうか?ご親族はどうでしょうか?と伺うと、ほぼ全員「いません」と言います。

では裁判所の調停ではどうでしょうか。その前に、離婚調停を起こすときはとにかく別居することが第一です。同居したまま調停をして、裁判所で火の粉を散らして、ふたりとも同じ家に帰ってくるって、怖くないですか?

そもそも離婚調停を起こすためには「もうこの夫とは一緒に暮らしていけない」という証拠が必要です。その証拠とは夫と離れること、夫が出て行かないならあなたが家を出ることです。家は夫も住む権利がありますので、家から出なければならない理由がないのです。

警察以外、誰も夫に「家から出ろ」とは言ってはくれないのです。

夫に家から出て行ってもらい、小さなアパートに住んでもらって不自由な暮らしをしてもらい、生活費は今まで通りの金額が欲しいというみんなの願いはまず難しいというより不可能です。弁護士に頼んでも無理でしょう。

もしこれを「わかりました」と言ってくれるような相手なら、そもそも離婚なんかする必要はないのです。

これからのことを考えるときは、この希望はまず捨てて、どうやって家を出て自活するかを考えた方が早道です。

そう思うと、事の成り行きとはいえ私の場合、怒り狂った夫が家を飛び出し、戻ってこようとするのを私が阻止し、その合間に離婚調停が成立し、私が子どもと一緒に家に住み続けることができたのは一生分の運をここにつぎ込んだようなものだったのかもしれません。

女王陛下の愛され方

私は2012年のロンドンオリンピックで、エリザベス女王がジェームスボンドと共演するシーンが大好きでした。この演出はイギリスにしかすることができないもので、それを女王が面白がったのか、自分が出ることでオリンピックの機運が高まり、成功へ繋がると思われたのかはわかりませんが、ともかく、ここ最近のオリンピックの中でダントツにロンドン大会が好きです。

そのエリザベス女王が先日亡くなりました。なにしろ96歳という高齢ですので、いつどうなってもおかしくないとは思っていましたが、本当に突然亡くなってしまいました。

トランプのクイーンとエリザベス女王はいつもこの世に存在するものだと、多分多くの人が思っていたと思います。

イギリスは大好きな国のひとつです。ただ、朝食以外の食事はどうもいただけませんので、行けば結局は自炊になりますが、それを入れてもイギリスの方たちから受けた親切や微笑みが忘れられません。

私も若い頃は皇室は税金の無駄遣いと思っていましたが、やっぱりクイーンやキング、プリンセスやプリンスが自分の住んでいる国にいるのはいいものだなと思うようになりました。

日本の総理大臣が外遊してもさほど大きな記事になりませんが、天皇が行けば大きな話題になる。皇室はやはり日本の象徴として必要なものだと思います。

ふと今検索してみたら、英国王室の継承は一番上の子が引き継ぐんですね。

https://sp.25ans.jp/royal/genealogy/

エリザベス女王の長子がチャールズ新国王であり、次はその子であるウイリアム皇太子でその次はその長子、二番目、三番目の子が続く。次男のヘンリー王子の王位継承権の順番は長子の子の後になる。そして男女の区別はない。

これはいいじゃないですか。世界で一番有名で誰でも知っているのはエリザベス女王。ここに男子でなければならないというのがない。愛子様押しの私としては、日本の皇室もぜひこれを採用していただきたい。

エリザベス女王が25歳で王位を引き継いだ時「国のためにつくす」と語ったと言います。戦争が始まればラジオで国民の一致団結を呼びかけ、自身が軍用トラックを運転してメンテナンスもする。90歳を過ぎてもあの華やかな皇室ファッションで300近くの公務をつとめ、国民と一緒にイギリスをアピールし続けました。

特に25歳で「国のために」と語ったところは「どこかのマコにきかせてやりたいよね」と私も思うしきっとSNSでも言われているのでしょう。

それにしても女王が国民に愛され、群衆に囲まれた映像を毎日見ていると、安倍元総理の葬式は間が悪いなぁ。国葬にしなければこんな惨めなことにならなかったのにね。