おそらく「ひよっこ」の脚本家が想定したのは

こちらには主人公みねこの不器用さについて書きましたが、その前に登場した人物の設定がおそらくADDを想定しているんだろうなぁと思って見ていました。

みねこが住んでいる工場の寮(乙女寮)には舎監の愛子さんがいて、いつもお姉さんのように優しく面倒をみてくれます。

ところがこの愛子さん、最初に登場した時からADD特有の動きを見せます。みねこが就職先を探していたところ、この工場の事務員をしている愛子さんが「新規採用に欠員が出ました」とみねこの学校の就職担当の先生に電話をかけていたら、そばにあったお茶をひっくり返してしまい、「あらららーーー!」と大慌てでこぼしたお茶の始末をしていたら電話をかけていたことをすっかり忘れてしまい、受話器からもれる「もしもし~!!!」の声で「あれ?」と自分が電話をしていたことを思い出し、あわてて受話器を取り上げるシーン。

あー、これは脚本家はADDの特徴を知っていて、それを想定して書いてるわーと思いました。Hが抜けているのは多動部分が今のところないからです。

子どもの頃のADHDはウロウロと動き回ったり、後先見ずに飛び出したりと多動衝動がありますが、成長するとそのウロウロが無くなるか、もしくは仕事をやたら詰め込むスケジュール表がいっぱいになるほど動き回るという状況になったりします。←これ、私がそうだからわかる。

ある時心理関係の友人に「私はADDだと思う」と言ったら、「いいえ!あなたの動き方はHも入ってます(きっぱり!)」と言われたもん。。

これはもう意識して「やらなくてもいいことはやらない」「体を休めることを一番に考える」を自分に言い聞かせ、降ってくるお役目とか仕事は極力お断りすることにしています。

その愛子さんですが、わーわーっとあちこちでやらかして走り回ったりしていますが、とても優しい。そしてみねこと同じように不器用だったので工場では使い物にならず、事務職に回されたということがわかりました。

その事務職に回されたというのも厳しい処置ではなく、本当はクビでもよいのですが、この物語に出てくる人物たちはみな優しい人ばかりなので、事務職で使ってあげたということです。

みんな優しい設定のとおり、みねこの同僚はコーラス部の指導をしてくれるイケメン彼と恋人同士ですが、普通のドラマならこのあたりで「少女たちの隅からじっと彼を見つめるギラギラした目」というのがアップで登場するはずなのですが、そういうのがない。朝の連ドラにふさわしく清く正しく美しい。

そんなドラマを見ていたら突如として現れたダンボ耳のイケメン警察官。

しんじょーーー!

あのダンボ耳は今をときめく「VIVANT」の新庄ではないか。この「ひよっこ」は2017年の作品。VIVANTは2023年からの作品。やはり朝の連ドラに起用される役者さんは大きくなるのね。

もうひとり、「虎に翼」で主役を張った伊藤沙莉も脇役で登場しています。今後新庄も朝ドラで主役をするかもね。

そして新庄は脇役で登場していた頃と今とでは歯並びが違う。大きくなる俳優さんは矯正をされるのが普通みたいですね。みね子役の有村架純さんはこの頃にはすでに矯正済です。

娘役の有村架純、お父さん役の沢村一樹、お母さん役の木村佳乃が並んだときには歯医者の宣伝ポスターかと思いました。