毎日夕食時に見るのは朝の連ドラ3連発、「ひよっこ」「ひまわり」「風、薫る」ですが今一番好きなのは「ひよっこ」です。
北茨城に住んでいた女子高生が、出稼ぎに行ったきり行方不明になった父の代わりに東京に行き、家族に仕送りをする話ですが、これは私も生きていた時代。
多くの朝の連ドラは戦中戦後だったり、「風、薫る」みたいに明治時代だったりと、それはそれで興味深いものはあるけれど、何しろ私の知らない時代。
それが「ひよっこ」では東京オリンピックから話が始まります。
そうかー、私は地方都市にいたのでわかりませんが、北茨城では「おとうは土間で、藁打ち仕事」してたんだなぁ。私も生きていたけど、テレビでしか見たことのない風景です。
その時代に女子高生だったみね子は集団就職列車にのって東京へ働きにいきます。それだけ聞くと哀れな風に感じますが、同級生も同じように列車に乗っているし、同じように働きに出るので、まるで修学旅行のように楽しそうで、明るく話は進みます。
みね子が勤めたのは東京向島にあるトランジスタラジオ工場でした。この当時トランジスタラジオは従来までの家に中にある置き型ラジオから進化し、電池で動くので屋外にも持ち出せ、何より片手で持てる手軽さが受けて大流行りでした。
#丁度私が青春していた時にウォークマンが流行ったのと同じ感じかな
この工場でみね子がするのは工場のラインに入り、小さな部品を付けていく作業です。みんなそれぞれ付ける部品が違い、ベルトコンベアーで流れていくと最後には完成になる予定。
ところがみね子は生まれつき不器用で、この細かな作業ができません。ミスをすると流れて行った先でブザーが押され、その度にベルトコンベアーは止まり「付ける場所が違う!」「ちゃんとはまっていない!」と怒鳴り声が聞こえます。その度にみね子は身をすくめて「すみません。。」と小さくなります。
もう、我が身のようにわかる。不器用な上に要領も飲み込みも悪いという私たち。こういう作業を克服するのは人の3倍苦労します。
ねー、↑こういう状態なのですよ。みね子は隣の中卒の子よりも仕事ができません。中卒の子がさらさらやっている仕事を横目で盗み見ながら、必死でやってもできません。
みね子のお母さんはお手製のオーバーコートを作ってくれるほど器用ですが、失踪したお父さんは不器用だったそうで、一人語りに「お父さん、恨みます」というみね子。
人には向き不向きというものもあるし、最初はできなかったけれど慣れてきたらできるようになって人よりも早くなったという例もあります。ただ、こういう手仕事は不器用な上に飲み込みが悪いので、最初はとても苦労します。屈辱感も味わいます。
この後のお話の写真を見るとみね子はウェイトレス姿になっているので、もしかしたら転職するのかもしれません。たぶんウェイトレスも苦労すると思うよ。。。経験あるもん。。
世の中にはどんな所に行ってもすぐに飲み込み、要領よく仕事をする人というのがいるものです。私たち(私とみね子)のようにドンくさい人間は地味~に生きて、自分の適性を探しましょうね。
