いなくなったジム友

東京に来てから17年も同じジムに通っています。乏しい生活費の中からジムの費用を捻出できたのは、職場で労組に入っていると福利厚生倶楽部というのを利用できて、それだと2/3くらいの安い月会費を適用できたからです。

仕事を辞めて、この福利厚生倶楽部を利用できなくなり、普通の一般会員と同じ会費を納めてきましたが、昨年クレジット会社を利用すればまたこの福利厚生倶楽部を使えることがわかり(早く言ってよ~~ん by 松重豊)ダッシュで手続きをしました。

最初に入った時はまだ現役でしたから、スタジオを使うのは夜と土日だけ。たまに昼に行くと有閑な方たちがあちこちでおしゃべり三昧でした。

その頃は多少僻みもあり「いいなぁ~、夫に守られて有閑を持て余している人は」と眺めていたのですが、いざこちらがその身になると「がんばったご褒美だわ」と思うもの。

その長い年月通っているのはただ体を動かすわけではない、別の効用があります。ここで知り合う人たちからもたらされる地元の情報(クレカでジム費が安くなると知ったのもここから)、そして個々の個人的情報から知る世の中の動向や考え方。

私は人間関係は広くあさ~くがいいと思っています。ふか~い人もいることはいますが、がんばって深くなったのではなく、つきあっていくうちに深くなった人の方が断然多いです。

出身地や育ちや現在の状況がまったく違う人たちの考え方は、相談業をしている者にとっては貴重な情報源です。

そして深くつきあっていると「〇〇チーム」みたいなものにも所属することにもなります。ただ、「お揃いのユニフォームを買おう!」とか「今度みんなで〇〇に行こう!」みたいなものはご遠慮させていただいています。

「明日はこれを着よう!」とかLineが回ってきて、それに対応するのが面倒くさい。何より私は「制服」が嫌いなのダ!以前の職場で制服廃止運動の筆頭だったくらいお仕着せの同じ服が嫌い。

そういう我がままなチームメンバーですが、そういう意見を持っているのは私だけではないのが大変心強い。

#みんな違ってみんないい のよ

さて、17年前から通っていると、突然いなくなる人もいます。今回も83歳の方と77歳の方が突然消えました。ジムは毎日通って毎日会話しているくせに本名を知らなかったり(カナちゃんとかさっちゃんとか呼ぶ)どこに住んでいる人かも知らないことが往々にしてあります。

77歳の方はLINEで連絡をしても一切返事がなく、ぷっつりと連絡が途絶えたままです。このくらいの年になると、最悪の実態も視野に入るので、みんなで心配しています。お子さんと同居しているので、ひとりで部屋で。。というのがないのが救いです。

以前は「突然倒れて救急車を呼んだらクモ膜下で」という方もいました。明日は我が身だわ。。

ジムは健康のためだけでなく、こういったコミュニティづくりにも一役買っています。10月からまた会費が上がるらしいけれど、他を削っても、これだけは削れないかな。