突然の訃報に思うこと

7月8日に安倍元総理が亡くなりました。銃で撃たれるというショッキングな事件でしたので、私も最初の一報を友人からのLINEで知り、びっくりしてスマホを手に取りました。

突然のできごとで、ご親族、ご友人、政財界など親交のあった方はさぞ驚かれ、悲しまれたことと思います。

謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

ただ、このありえない出来事で、メディアの報道が一方に偏っているのには少し疑問があります。確かに奪われてはいけないたいせつな命を突然絶たれたわけで、しかも一国の総理を2度も務められた方の死ですから、悼む言葉であふれるのは当然なのですが、総理という、その地位にいたときに何をしたのか、何があったのかを追いやって「良い方でした」一偏になるのは、とても引っかかります。

数々の強行採決、いろいろな疑惑、同調しかねる信条に対して、その時々に納得できる説明をいただけなかったことは、今はその死を悼むにしても、後からきちんと総括してほしいなと思います。

とても暴力的で納得のいかない最後だったからそれは棚上げにする、ということではないはずです。

ちょっと前に友人たちと話していたときに私が「人って結局平均値に落ち着くんだよね」と発言したことを友人は覚えていて「やっぱりサッチーの言うことは当たってたね」と言われました。

この記事はすでにできあがっていて、この後にアップしようと思っています。

今は一人の方の死に際し、その死を悼み、一方的に人の命を奪う行為に、犯罪被害者支援をしている者として、怒りを声をあげたいと思います。