3月26日、「モラハラからの避難応援プロジェクト〜効率よく安全に別居・離婚するための戦略会議」が行われ、今年度の事業が終了しました。
今回コロナ濃厚者になってしまったため次回へ変更される方がいらっしゃったことは今の時世を反映していました。濃厚接触者も外に出られませんからね。大変です。
さて、プロジェクトですが7人の方が参加されて、種々様々が質問がありました。毎回その回の色が違うというか、特色があるんですね。今回は家のことが多かったように思います。
特に印象にあったのは「単身赴任は別居に入るか」というご質問です。答えは残念ながら別居期間にはなりません。でもこの機会を逃さずに別居の事実を作りたい場合は、「一旦は家を出る」という話になりました。つまり「家の中はからっぽ状態」です。
別に家賃もかかるし、そんなもったいない、という私の心の叫びが聞こえたか、スタッフとして参加しているメンターが「私がそうでした。夫が単身赴任で他県に行ったのですが、離婚するためには別居期間が必要とのことで、弁護士からの指示でいったん家を出ました」という貴重な体験談が出ました。
そこへ知恵袋の弁護士よりの助言で「別居調停」という調停があるとのアドバイスが。円満調停、離婚調停、などに混ざって「別居調停」と言って「別居してしばらく頭を冷やしましょ」というものがあるそうです。
モラハラの場合は危険防止のため相手に知らせずに家を出るのが基本ですが、そうでない場合は別居調停をして正々堂々と別居するのもアリなんですね。