土下座はポーズ

こちらの続きです。

オトシマエって何か特別なものではなく、もう離婚すると宣言し、成立させたときにもうついているのです。夫は一生自分の奴隷だと思っていた女に反旗を翻され、「お願いです。離婚はしたくありません」と言った時、大いなる敗北感を感じたでしょう。

ただ、気をつけていただきたいのはこの時にたとえ土下座をしたとしても、それはポーズ。手を下にして、頭を下げたというポーズです。謝ったという意識はありません。こうすれば妻がまた奴隷になるというのなら、どんなポーズもするし「反省する」と言います。「は ん せ い」という言葉を並べただけで、意味はありません。

「反省すると言ったのに変わらない」という方は多いですが、最初から反省の意味がお互いで違うのです。反省→悪かったと思い、今後しないという意味に勝手にとらえたと相手は思っています。自分はそんな意味で言ったんじゃない、もしくはそんなことは言っていないとさえ言うでしょう。彼の頭の中の自動忘却システムにより削除されているか、自動改変装置によって塗り替わっている可能性があります。

こんなのをまともに相手にしては、時間の無駄です。早くこの自動忘却システムや自動改変装置が作動できない第三者がいるところで決着をつけるに限ります。

第三者がいるところで正体がばれ、離婚は避けられないと分かった時、オトシマエをつけさせたことになります。立派な二重丸です。さらに財産分与や養育費や婚姻費用、さらに慰謝料がついたら花マルです!

これで充分オトシマエはつけさせました。あなたは勝ちました。自分の力を振り絞って自分の人生を自分で切り開きました。これからもこの力を使って生きていけます。

いろんな意味で、あなたは勝って相手に一泡吹かせたのです。それを誇りにしましょう。