見てきましたよ(1か月以上前だけど)。「サラ・コナー リターンズ」ではなく、「ターミーネーター:ニューフェイト」
ひとこと
サラ・コナー かぁっこいいいいいいいいいーーーーーー!!!
もうこうなると、シュワちゃんは付けたしです。ゲスト出演です。結構どうでもいいです。アクションシーンはそれほどすごいというわけでもないし、というか「ターミーネーター2」がいかに面白かったのか再認識しました。今回サラが最初に登場した時だけはもう、のけぞったもん。あまりにかっこ良くて。
過去にこんなに顔にシワが刻まれたアクションヒロインがいただろうか。 キャロライン・ケネディが在日した時に、「年輪を重ねた顔の皺が美しい」と言われたものだけど、サラのシワもその人生を想像させてイイ。メイクもそれを意識して、シワを強調させてたのではないかしら。
そして発するダミ声がこれまたイイ。シビレるぜぃ。お年がお年だから、アクションシーンは大変だったと思うけど、 キャメロン監督の真意が見えて、最後のサラにふさわしいラストシーンでした。
うん、未来を創るのは女性なのよ。元々キャメロン監督は女性を戦わせてました。「メリーさんの運命やいかに」という活動写真の頃から、女性は男性から助けられ、庇護されるものと決まっていたけど、キャメロン監督が作った「タイタニック」のローズは黙って助けを待っていなかった。ドレスを翻して走り回り、斧を振りかざしていた。そしてラストも、キャメロン監督の老人になったローズへのリスペクトがあった。
まだ見ていない方のためにオチは書かないけど、ひたすらサラを見てくださいませ。昔、ヤクザ映画を上映している映画館から出てくる男たちは、みんな健さんになりきってると言われたものだけど、 「ターミーネーター:ニューフェイト」 を見て映画館から出てくる女たちは、みんなサラになりきってると思うよー。