バーミヤン閉店と女性の自殺

職場の近くにあるファミレスの「バーミヤン」が閉店しました。すかいらーくグループが閉店させた200店舗のうちのひとつです。

バーミヤンは14時から18時までがビールやハイボールが200円で飲めるハッピーアワーなので、仕事を終えてダッシュで店に入り、18時までに生中を2杯空けるのが我ら女子会の通例行事でした。たぶんバーミヤンのメニューのほとんどを制覇していると思う。。

しっかり飲んで食べて盛り上がって21時前に解散しても、ひとり1500円程度で済んでしまうお手軽さで、今度の閉店は痛手が大きい。。これからどこへ行こう。サイゼリアか。それよりも、店員さんたちの今後が気になるなぁと思っていたら、すかいらーくは雇用は守るとのこと。この雇用にアルバイトさんは入っているのだろうか。

2月から始まったコロナ禍で次々とお店が閉店しています。最初は美味しいので客足が途絶えなかったたい焼き屋さん。それからはなまるうどんや、雑貨屋さんや定食屋さんなど、飲食店を中心に次々とお店が閉店しています。

駅前のビルも明かりの点いていない階が目立つようになりました。最初のたい焼き屋さんが閉店した時に心配だったのは、いつも元気にたい焼きを焼いていた若い女性がどこへ行ったのかでした。うまく次の職が見つかっただろうか。でも緊急事態宣言も出て、お店は時短営業になっている中で、新しい職を見つけるのは難しいんじゃないかとも思っていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/490b97e7a3bf887bda8b484cdade51840a10ec04
女性の「自死」が急増中…そのあまりにも「やりきれない」理由とは?

”そうした中でも「女性」の自殺は、かつてない増加を示している。8月に前年同月比42.2%増を記録して世の中を驚かせたが、10月は何と82.6%増。昨年10月の1.8倍である。厚生労働省の調査では、女性の中でも40歳代の人の自殺が142人と前年同月の2.29倍に達していることが明らかになっている。

 このデータについて厚生労働省は、「新型コロナウイルスの影響が長期化する中、仕事やDV=ドメスティック・バイオレンス、育児や介護の悩みなどが深刻化していることが背景にある可能性がある。また芸能人の自殺を伝える報道の影響を受けているおそれもある」としている。”

飲食や宿泊などのサービス業の多くは女性が担っており、今回のコロナ禍はこの職種を直撃しています。そして「巣篭り」と言って、外に出られない状況が続き、家族の距離が近くなりすぎ、ぎすぎすした空気の中で過ごさなければならないことが、普通ではない精神状態を作っている可能性はあると思います。

ともかく誰かと繋がってください。ギリギリまで我慢せずに、誰かに話を聞いてもらってください。

相談はよりそいホットライン

0120-279-338

DV相談は

0120-279-889(つなぐ はやく)

チャンスと思えるか

今走ってきている大きなチャンスは「あざらしさんのお部屋」です。掲示板に書かれているモラハラ被害者同盟卒業生ののあざらしさんは、結婚のためご自分の部屋をどなたかにお貸ししたいと掲示板に書かれています。

当サイトOGの?あざらしです。
モラハラ夫と戦わずしてひたすら経済力をつけ脱出、来年ステキなダーリンと再婚し、都内の別エリアに引っ越す予定です。

いま、私の持っているマンションを売りに出しているのですが、

この世の中だからか未だ売れません。

ならば今は売らずに自分で週一日程度使おうかと考えていますが、

例えば月数万くらいでお貸ししたら住みたい、
という方はいますでしょうか?

場所はN区某所 新宿や池袋に30分くらいで行けます。広さは約30平米、2Kのリノベ済物件です。

なるべくなら安定した収入のめどがある方、

(例えば資格があり都内なら仕事があるなど)

無くても心身ともに健康で責任感があり定職を決めて、
必ず家賃をお支払いできる方にお貸ししようかな?
とも思うようになりました。

そういうニーズがあるか伺いたいので、
もし都内に格安で住めるところがあれば住みたい、
と思う方は投稿してくださいませ。

静かで南向きでとても日当たりが良いですがね。

これは現在進行中のお話です。

私だったらまず物件を見せていただきます。なぜなら2Kというのはひとりかふたり住まいにちょうどいい広さ、なのにこの広さの物件はあまりないからです。

ワンルームや3LDK、2LDKは山ほどありますが、2Kまたは1LDKの物件は探しても少ないか、とても高いかのどちらかです。あざらしさんに伺ったらお値段は格安。駅の自転車置き場は1年間で7千円程度だそうです。1年間で7千円って安い!

南向きで日当たり良好だし、何しろオーナーがあざらしさんなので、トラブルもないと思うし、リノベーションしてあるのできれいです。治安も良さそう。

後はお勤め先へのアクセスかな。

私はもう今住んでいるところにコミュニティができているので、この場所を離れる気はありませんが、例えば今住んでいるところから離れたい、他県から引っ越したいと思っている方は一考の価値はあると思います。

チャンスの女神が走ってきているのだから、ちゃんと掴みに行く。運のいい人はそうしてます。

チャンスの女神を捕まえて

今あちこちで人気の脳科学者の中野信子さんが、「運のいい人がやっていること」の中に、「チャンスに気づけること」「そしてそれを取りに行けること」を挙げています。

私はずっと「チャンスの女神を逃さないで」と書きづづけてきました。チャンスの女神は前髪をボーボーと流しながら走っています。その前髪を捕まえられるよう、いつでも身構えて待っていなければならない。走ってくるのを見て、やっこらさと立ち上がっても女神はあっという間に通り過ぎてしまう。そして次のチャンスがいつ来るのかはわかりません。

このチャンスの女神は結構走っていて、そこここに沢山あります。小さなものは広告のチラシから、友だちの噂話から、テレビの情報から、とにかく沢山転がっています。これをチャンスだと認識できて、「やってみよう」と腰を上げられるかどうかが運命の分かれ道(大げさな(笑))

私は自他ともに認める運のいい人ですが、たぶんこの「チャンスに気づけて」「取りに行く」ことにかけては自信があります。何しろ好奇心のカタマリなので、なんにでも興味がある。そして「ともかくやってみよう」と思う。

よく人に「すごい行動力ですね」と絶賛(呆れるともいう)されますが、死ぬわけでなし、ともかくやってみればいいじゃんと思う。道に迷ったら人に聞けばいいし、今はネットがあるから情報収集はいくらでもできます。

やる前から諦めて、自分は運に見放されていると嘆くよりより、ともかくやってみる。小さなことから始めてみてはどうでしょう。

ちなみに私は先週友だちがグループlineで送ってきた「駅前商店会のくじ引きで商品券、結構当たるよ」というのに飛びつき、出してみたら大当たり(。・ω・。)ノ♡
3,000円の商品券をゲットしました。

出さなければゼロです。はがきに書いて切手を貼って送るという手間をあるけれど、当たったら儲けもの。どうせ当たらない、はがきを書くのが面倒と気持ちをやらない方に向けるより、64円で3,000円当たったら得だよねと、はがきを出してみる。

ダメで元々、言うだけタダ、聞くだけタダです。

ちなみにもう一つ。

ダロワイヨのサブスク

税込み1,000円を払うと、マカロンが1日1個もらえます。このお店近辺は週に1度は行くから、5個もらえたら元が取れるなと思って行ったら、「12月はクリスマス前後がお店が混むためお渡しできませんので、他の日にその分をお渡しできます」と言われたので、初日に4個ゲット。500円の割引券もいただき、初日で元が取れちゃった。

「そんなマカロン1個もらうために行くなんて恥ずかしい」「結局他の物を買わなければいけないようにできてるんじゃない」と思う方もいるでしょうが、結構次から次へとスタンプカードを持ってきている人がいて、「あまおうください」と品物を指定し、さっさと1個のマカロンを手渡しされて(包まなくていい)帰る人がいました。

みんなで渡れば怖くない(笑

ただ、どうしても「何か買わなければ恥ずかしい」と思う方は止めればいいと思う。とりあえずクリスマスまでは1日目に4個ゲットできますから、それでほぼ元をとったと思えばいいんじゃないかな。

この情報はテレビのお得情報で見ました。見て「ふーん」で終わるか、「マカロンもらいに行こう♪」と立ち上がるか。

マカロンは友人からいただいた「媛まどんな」のお返しにあげました。

みんなで分けたらもっと美味しくなるしね。

「和牛」にモラハラを見る

関西の友人が「モラを笑いに昇華した、希有な作品のように、私には思われ」と、漫才コンビ「和牛」の動画URLを送ってくれました。以下リンクができないので、YouTubeの検索で探してください。

和牛 ドライブデート
和牛 手料理

モラハラと言うより、アスペですよね、これ。だって、邪気が感じられないもの。嫌がらせでやっているようには見えない。空気が読めない、相手の気持ちがわからない。モラ夫の自己中とはまた違う自己中だし。

でも、こちらはどうでしょう。
YouTubeで「和牛 漫才 束縛」で検索してください。

モラハラ男は結婚前はこんなにストレートに言ってきませんが、結婚したらもっと強烈に言ってきます。そしてそれに従わないと「無視」「物を投げる」「子どもにあたる」「小さな嫌がらせを繰り返す」「生活費を渡さない」などのハラスメントツールを出してきます。

【これは閲覧注意】   和牛 漫才 「洋服屋の店員が苦手」
私はきーーーーっとなりました。でも接客業の方ならあるあるなのかも。ああ、これを悪意をもって、もしくは本人は正義のつもりで、妻を教育しようとしているのがモラハラ。

とてもきつい生活なのがわかってもらえるでしょうか。

ベランダ便り ~ヒース~

我が家のベランダは狭いですが、一応季節がわかる植物が植えてあります。先週植床を整えて植えたのは毎年恒例の葉ボタンとパンジーのコンビネーション(安い(笑)。東京はこの季節になると、多くの家でこのふたつを植えています。

3年くらい前でしょうか。忙しくて苗を買う時間がなく、いつも行くホームセンターのものは貧弱で、遠くのJAまで自転車で向かいました。冷たい向かい風の強い日で「なんでこんなにしてまで大みそかに葉ボタン買わなにゃいかんねん」と思いながら自転車を漕ぎました。

でも、たどりついたJAはさすがの農協本部で、売れ残りになるでしょうが、そこそこいい葉ボタンが買えました。

今年はもうお正月を迎えるための葉ボタンとパンジーはいつものように植えてありますが、ホームセンターで「ヒース」があったので、小さめの丸いプランターに、ヒースと品のいい薄紅色がかったパンジーを1本合わせて植えてみました。

ヒースを見つけたとき、「お、ヒースがある」と飛びついたのは、昔、小学生の頃に「嵐が丘」を読んだから、そして1970年公開の映画を観たからです。この映画の音楽は評判にはならなかったものの、何となく好きで、今私が持っているカセットに音質の悪い状態で入っています。何しろラジオから録音したものなので仕方がない。

スコットランドを旅して、車窓のから荒涼とした平原地帯が見えた時、向かいに座っていた老婦人が「あれはヒースよ」と教えてくれました。

「ヒース?!あれがヒース?!」

なんだか想像とちょっと違うけど(ススキみたいなものかと思っていた)、一気に気分は「嵐が丘」。キャサリンとヒースクリフが落ち合う場所にいつもあるヒース。ヨークシャーの荒涼とした風景と人々の暮らし。

あんなに寒そうな所に生育しているのだから、日本の冬も越せるだろう。

というわけで、今年の冬はヒースと葉ボタンという、日英の合作で巣篭りします。

健康か経済か

タイトルを見て、コロナの話かと思った方はハズレでした。これはモラハラの話です。夫からのモラハラを受けている方で、まったく健康そのものという方はほぼいません。みなさん体がどこかしら不調です。

被害者の中には一生治らないような病気を抱えている方もいます。その病気の元を「夫からのモラハラ」と断定はできないものの、夫と暮らす前は健康で、結婚後すぐに症状がでたとなると、結婚が体の不調の原因になった可能性は大いにあります。

「避難応援プロジェクト」でも、ご自分の収入が見込めないので、夫とは離れずに仮面夫婦を続けることも考えているという方もいました。その判断については個人の決めることなので口をはさむことはできませんが、こうやって「一生回復不可能な病気になってしまった方」を間近で見て、そして夫が健康でない妻を見限って家を出て離婚訴訟を行うという現場を見ると、果たして判断は正しかったのかと思います。

すでに長年別居していますから、夫からのストレスはありません。でも、体は治らない。この先どうやって暮らすか、明るいとは思えない未来を考えると、夫からのストレスと同様に辛いだろうなと思います。

裁判所は放られた方の今後の生活のことは考えてくれません。粛々と財産分与や年金分割の手続きをするだけです。妻の健康被害が夫からのモラハラであると認定されたかどうかは判決文を見なければわかりませんが、今回は妻が「夫からモラハラを受けていたが、生活が不安なので離婚はしたくない」と言っていることから、和解で決着がつきそうで、判決文は出てこないと思います。

一生復活できないかもしれない病気にさせられたけど、経済が不安だからその原因と思われる夫とは離婚したくないという、一見矛盾した結末ですが、多くの被害者がその状態にあります。

健康か経済か。コロナと同じつきない問答ですが、どちらから見るかで自分はどうするかを決めることになりますね。

法廷でモラル・ハラスメントがでた日

離婚裁判を傍聴しましたが、原告(離婚したい側)が男性の時の方が多くありました。モラハラ被害者同盟では「妻が離婚したいのになかなかできない現状」に歯噛みすることが多かったのですが、私が傍聴したケースのうち、夫原告(離婚したい)が2件、妻(離婚したい)が1件でした。

3件ともモラハラと思われる行為が夫、または妻からあり、離婚請求となっていました。その中で、「あなた(夫)は妻に対してモラル・ハラスメントをしていたという自覚がありますか?」と弁護士が問う場面がありました。

もう、心の中で喝さいしましたね。

裁判所の中で「モラル・ハラスメント」という言葉が出て、それがどういうことか説明するわけでもなく、裁判が続いている。つまり、説明しなくてもモラハラはほとんどの人が知っている言葉だということです。

苦節17年(笑

こんな日が来るとは思えなかった17年前。法廷の中でもうモラハラは「浮気」と同じように、普通の離婚請求理由になりました。

傍聴した裁判ではモラハラチックな具体例が次々と本人尋問で語られ、それが離婚理由ということは、モラハラという言葉が登場する前から法廷では「相手から精神的な暴力を受けため、体が不調になり、耐えられないので離婚します」ということが語られていたということになります。

モラハラと言う言葉が出てきて、それを解説する書籍がたくさん発行されたり、メディアで扱われるようになり、「どうやら今までのアレはモラハラというものだったらしい」と、裁判関係者には伝わっているようです。

ただ、だからと言ってモラハラを受けたから何か賠償金があるかどうかはまた別の話です。一番気になったのは、夫が離婚を求めていて、妻が拒否しているケースです。拒否している妻は「自分はモラハラを受けていた」と、数々のモラハラあるあるエピソードを語っていましたが、「離婚はしません」「生活が不安なのでしません」と言う。

「こんなにひどいことをされていた!」と訴えながら、「離婚はしません」と言う。当然夫は「事実無根である。そのようなことはなかった」と言います。つまり、モラハラがあったとしても「改善はない」。でも、妻は離婚したくない。

別居から年月が経っていれば、離婚は認められるでしょう。いくら「離婚したくない」と言っても、離婚判決は出ます。

裁判は離婚したい方が圧倒的に有利です。別居期間さえ長ければほぼ確実に認められる。そういうものだと思ったほうがいいです。

ひとり親世帯支援で子ども1人当たり最大5万円追加で支給へ

「新型コロナウイルスの影響が続く中、生活実態が厳しいひとり親世帯への支援策として、政府は、今年度の補正予算の予備費を活用し、子ども1人当たり最大5万円の給付金を追加で支給する方針を固めました。」

ひとり親世帯への支援策として、政府が給付金を支給することになりました。

いろいろな家庭を見聞きして思いますが、ふたり親でも経済的に厳しい家庭があります。進学も、モラ夫が「学費を出さない」と言い張ったりする場合が少なくありません。

ひとり親だから子どもの希望の学校へ進学させてあげられないと嘆く方はいますが、ふたり親でも収入が少なければ同様です。私の育った家は下の上か中くらいの経済程度だったので、私の希望する進学はできませんでした。高校を卒業したら働いて家にお金を入れるように言われました。

人間生きるとき、何もかも思い通りにはいかないものです。行かないから道を探りながら、自分の能力と折り合いをつけながら、何とか落としどころを見つけながら進むしかない。

ひとり親だということに罪悪感を持たない方がいいんじゃないですかね。「お母さんがふがいないばっかりに」と泣くよりも、「自分の道は自分でつかみ取れ」と、好物が入ったお弁当を持たせる方がよっぽど子どもは前向きになれると思うんです。

たぶん私が子どもだったら泣かれても困るし、特に責める気もないし、勝手に被害者になってる親って面倒と思うだろうな。

マスコミにも責任があるでしょ

コロナの感染者が急増していますが、この原因はGo to事業にもあると言われています。旅行代金が半額になったり、無限にタダ飯が食べられるシステムなのだから、それは誰でも使う。私も使いました。

ここにきてマスコミは「Go to事業は失敗だった」「Go toのせいで感染者が増えた」と大騒ぎをしていますが、Go toが始まった時、「こんなにお得なシステムなんですよ」「えー、使わないと損ですね」と散々アピールしまくったでしょ。

毎日毎日、大きな見やすいボードをこしらえて説明し、「実質タダです」と言いまくったのはマスコミでしょ。なんだか毎日それを見ていたら、「使わないのは損」が頭に染み渡りましたよ。

それがここに来てGo toを使うのは悪、みたいな論調になってきた。

泊りがけで旅行するとなると、同行者とスケジュールを合わせ、仕事や家庭との兼ね合いもあり、やっとこさの調整で1か月前に予約して1泊旅行ができるのを、直前になって「なぜキャンセルしないのか」はないんじゃないか。

寒くなったらコロナ患者は増えるとは最初から言われていました。だから、「避難応援プロジェクト」も1月開催予定を早めて夏のうちに終了させました。一個人ですら予想できることが、なんで国はできないのでしょうか。

そんなにGo toが諸悪の根源ならば、毎日ボードを作って「お得ですー!」を言い続けたマスコミはそんなこと、やらなきゃよかったんじゃないですかね。

予約方法がよくわからない年配者は旅行会社に直接行くから、Go to大流行りの10月11月は、代理店に年配者があふれていたそう。その方たちが「Go toを使わなければ損」と思うようになったのは、毎日テレビで流しているGo toキャンペーン特集ではなかったのかしらん。

手のひら返すってこのことだわ。

母の妄想が止まらない

できるだけ高齢者とは接触したくないので、施設にいる母との面会は避けてきましたが、どうしてもと母がいうので、仕方なく出かけて行きました。

当然聞く話は施設の不満と元の家に戻りたいという希望です。その中で母が言うことには、

「この施設が嫌なんだよ。あんたの住んでいる近くに施設があるだろうから、そこに移りたい」

ビックリポン!だよ。誰が施設を探すのですか。

関係の良い親子なら、私も母の希望に沿うような施設をがんばって探します。でも、母は何をしてもしなくても不満ばかりで、いつも結果を誰かのせいにします。なので今回、首都圏の施設に来るときはいっさい口を挟まず、母と弟の好きなようにさせました。

今の状態が悪いのは弟のせいだと口汚く罵るのを見ていると、「あー、はまらなくてよかった!と胸をなでおろしている所。当然施設なんか探す気はない。

すると、「このコロナでみんな大変だから、私がこちらに来ずに家に残っていたら、全員家に来て住むこともできたのに」。

私と弟の家族全員が仕事を辞め、2時間に1本しか電車が来ない山奥に行き、みんなで実家で暮らせたのにと歯噛みする母。

いやいや、それは無理でしょと言っても「仕事なんか探せばあるもんだよ。コロナでビクビクしていたら、神経がまいっちゃう」

まー、自分の都合の良いストーリーを毎日作ってどうしても元の家に戻り、女帝として君臨したいようです。相変わらず人の悪口とわが身の不幸ばかり出てくる母との面会は、コロナが終わっても遠ざけたいわ。