所得の多い方は年金分割に注意

離婚するときに多くの方は夫の方が収入が多いので、年金分割の手続きをすると思います。手続きは年金事務所で行いますので、詳しくは年金事務所でお尋ねくださいと書きたいところなのですが、このところ、お役所は「HPを読んできましたか?」といきなり言われることが多く、まずは自分でお勉強をしなければいけないみたいです。

HPではわからないから年金事務所に人に聞きたいのに、何もわからないままに行くと↑のような扱いを受けるかもしれませんので、年金分割をされる方は、ひととおりの知識は持っていった方がいいでしょう。

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/kyotsu/rikon/20140421-04.html
日本年金機構のHP

さて、年金分割は年金の多い方から少ない方へ年金を分割(移動する)する制度です。分割する原資は厚生年金です。大抵は夫から妻へ分割するのですが、妻の方が高収入だったり、夫が自営で妻が厚生年金の場合、夫は厚生年金がありませんので、妻から夫へ分割されます。

分割は大抵は1/2ですが、妻がパートなどそれほど多い収入でない時は必ずしも1/2ではないようです。

このように収入によって夫に年金を分割しなければならない場合があります。婚姻期間によって夫に渡す金額が上がってしまいますので、できるだけ決心は早めにされた方がよいでしょう。老後の千円はとても貴重です。それが万円単位で相手に渡りますので、お気をつけください。

自営業の将来、老後の暮らし

私の実家はサラリーマンだったので、自営業の家の金銭感覚がわかりませんでした。私のサイト内の「OGのお仕事紹介」コーナーでシナモンティーさんがカフェ経営について書かれていますが、その中で

”融資を受けることは借金を作ることなので勇気がいりますが、 飲食経営は「借金は財産」です。滞納しなければ融資の額が増えますので、それだけ信用が付くことになります”

と書かれているのを見て、そういうものなのかーと目から鱗でした。

勤め人しかしたことのない私にとって、自営業は未知の世界です。いっとき「好きな時に本を読んだり、ネットしたりできて快適だよ」とお誘いを受けたことがあるのですが、何しろ臆病なので、お金がどんと入る時もあれば、まったくない時もあるというこの不安定さはとても怖いものがあります。

何時から何時までは体は勤務先のものだから自由にすることはできないという縛りはありますが、その報酬として決まった日に決まった額が振り込まれる安心さには代えられません。

さらに自営業の場合、満額でも65,000円の老齢基礎年金しかもらえないので、勤め人ならもらえる厚生年金の代わりを自分で何とかしなければなりません。

自営業で羽振りのいい人はそれなりにしっかりとたまっているでしょうが、個人営業的な自営の場合は老後2,000万どころの話ではないと思います。もっともっと必要です。あるいは定期的に入ってくる収入を確保する必要があるでしょう。

私も還暦を過ぎ、「友人との会話は健康と年金」というご多分にもれない状態になっています。

シングルマザーの老後は子どもたちが自立した後自分一人の生活になりますから、口うるさいモラ夫といるよりもずっと快適ですが、自分の食い扶持を、確実に自分ひとりで用意しなければならないという重荷もあります。

私は「だれかに生活の面倒をみてもらう」という発想がそもそもないので、すんなり自分の老後の生活設計をしてうまく軌道にのっていますが、生活費は誰かが稼いでくれるものと思っている方が離婚をすると、老後はかなり厳しいものになります。

個人事業主は定年がないからいつまでも働けるとは言いますが、いつまでもは働けません。60歳を過ぎると体力も気力も脳力も衰えますし、客商売ならば沈む一方ということもあります。

私は個人事業主一本よりも、勤め人をしながら副業で仕事をするというのが一番いいと思うので、ずっとその方式で仕事をしてきました。

年金を手にするようになって、それは正解だったなーと思います。

投資は心臓に悪い

よく金持ちは自分のお金を投資に回してさらに儲ける。金持ちはさらに金持ちになる、と言われますが、投資ってものすごく心臓に悪いことですよ。

儲かっているうちはいいけれど、どんな人がやっても失敗することはある。その証拠にプロの投資会社や証券会社がつぶれたりします。プロがやって失敗するのに素人が失敗しないわけがない。

要はその失敗が許容範囲内か、一生の挫折になるかという話です。

「金持ちは投資で儲ける。羨ましい」と言いますが、前述したとおり、投資というのは精神的にとても厳しい状態になります。

もしあなたが100万円持っていて、これを定期預金にしたら利子はほとんどありません。しかしながら減りもしませんので精神的には安定しています。

これを全額危険な投資の仕方をすると(レバレッジをかけるとか)、あっという間に無くなるどころか借金になります。大きくもうけるようなことをするとこうなります。

「いえいえ、そんなに大儲けをしなくてもいいの。でも今の定期預金の金利はあんまりだから、それよりはちょっと増えればいいだけなの」という方。

証券会社が一番のカモというのが↑のようなことを言う方だそうです。「ちょっとだけ増えればいい」という人は知識に乏しく、最高の美味しい客になってくれるとのこと。

証券会社は客からお金を集めて客の代わりに投資し、儲かったら一部を客に還元します。ただし、損をしたらその損も客に還元します。つまり損を押し付けます。自分は損はしないのです。

100万円預けたものが、1週間後に95万、さらに1週間後に90万と減っていく時、とてもドキドキします。証券会社の営業マンは「長い目でみましょう。大丈夫です」と言うのでさらに見守りますが、88万、83万とお金は減っていきます。

投資をしている人たちは、こんなに心臓に悪いことをしているのです。必ず増えるわけではなく、毎朝起きるたびに自分の財産が減っていくという恐怖の中で生活しているのです。

ですから投資の世界では「恐怖指数(VIX指数)」という言葉すらあるのです。

私はこんなに心臓に悪いことをしている人たちは心から尊敬します。精神の安定が何より大事。ドキドキビクビクなんていう生活はしたくありません。

「お金持ちはいいなー」ではなく、「お金持ちはすごいなー(恐怖を乗り越えている)」なのです。

夫が投資で失敗しました

岸田総理が「貯蓄ではなく投資をしましょー」発言がまたまた波紋を呼んでいます。以前「老後は2千万円必要発言」で大騒ぎになった時も、「2千万円必要だから投資しましょう」だったはず。どうしてもお国は投資にお金を回したいようです。

それは、日本人の貯蓄率が他国に比べて圧倒的に高いから。

https://www.boj.or.jp/statistics/sj/sjhiq.pdf
資金循環の日米欧比較 2021年8月20日 日本銀行調査統計局

とはいえ、今更急に「投資しましょう」と言われてもお勉強をしていない人たちがにわかにやってもかなり危険であることは確実です。

定年退職をした方は退職金という金脈を持っていますので、ここに証券会社や銀行が灯りに群がる蛾のように集ってきます。そして「2千万円ないと大変ですよ」「安全に増やせますよ」と不安を煽りながら勧誘します。

退職金を持っている方は証券会社と銀行に近づいたらいけません(きっぱり!)

私が相談員をしていた頃、「夫が投資で失敗をした」という方に「毎月分配型」の投資信託で失敗した方のお話を伺うことが結構ありました。

相談員をしていると、いろいろなお話を伺います。そのことについてわからないことは調べて知識を増やします。なのでこの「毎月分配型」についても調べてみました。

詳しくこれについて知りたい方はネットをググってみてくださいね。

ざっと私が調べてわかったのは毎月分配型(「元本払戻金」タイプ)とは

1 一旦大きなお金(とりあえずわかりやすいように10万円とする)を証券会社などに預ける

2 証券会社はそのお金を使って投資する。毎月一定額をあなたに戻すが、そこに投資で得た利益をのせてくる。1万円戻したお金に2千円(利益分)をのせてくるので、2千円儲かったと思う。

3 勘違いしやすいのは、1万円は自分が最初に出したお金から来るということ。まるっと1万2千円儲かったわけではない。

4 これを繰り返すとどうなるか。10万円ー1万円=9万円←これが投資金になる。タコが自分の足を食べているのと同じ。

お金がA金庫からB金庫に移っただけです。全部移し終わった時にA金庫にあったお金よりもB金庫に移ったお金が多かったら(10万円+〇千円)この〇千円分が儲けです。

ただし、投資は必ずしも儲かるとは限りません。1万円で買ったものが5千円になることもあります。このときの損金5千円はあなたが被るのです。

10万円A金庫に預けたお金がB金庫で受け取り終わった時に8万円だったら、2万円損をしたことになるのです。

人間、100万円を1回もらうよりも1万円ずつ100回もらった方が嬉しいという人が多いでしょう。特に年金の他に収入のない方はとってもうれしいと思います。最初に預けた大きなお金は自分のものなのに、毎月そこから振り込まれるお金が嬉しいという人間心理を利用したものです。

もちろんちゃんと会社が投資に成功して儲かれば、10万円+α分の利益をあげることはあるでしょう。あるかもしれないしないかもしれない。これがリスクです。不思議ですね。一回大きく損をすると「騙された」と思えるのに、毎月少しずつだとなんとなくそうでもない気持ちになる。

最終的にB金庫で受け取った総額と最初に納めた金額をちゃんと照合する人がどれくらいいるでしょうか。「毎月2千円くらい足されてくるんだよ♪」と思っている人がいるのかもしれません。

会社は「毎月1万円は必ず振込ます」と契約していますから、その額は下回りません。それだけで満足してしまう。本来ならば10回受け取れるはずのお金が8回しかうけとれなかったら、2回分の2万円は損なのです。

こういうことは利益をあげようとする証券会社や銀行の人から聞くよりも、実際に自分でやられている方から聞いた方が絶対に安全です。

愛情とお金

モラ夫の場合、自分の好きなことにはお金を惜しまないけれど、妻子のためのお金は極力使いたくないというのがほとんどです。ですので、妻が化粧品や着るものなどにお金を使うなどはもっての他。服は何か言われないように、決まった服しか着ないという方がいました。

でも、自分が納得するものには大盤振る舞いします。我が家は親戚大好きの人だったので、親戚が来た時は「なんでも注文していいから」と札びらを切ったものです。

それはプーチンスカヤ(母)も同じ。とにかくお金を出したくない。ただ、彼女の場合は年齢(91歳)のせいか、お金がたっぷりないと安心できない症候群になっていて、「お土産」と言って渡されるお菓子は全部100均。

持ってくるだけいいじゃないと言われそうですが、彼女はこれで返礼を求めるので、いわばエビで鯛を釣ろうとしているだけです。だからウクライナの平和を祈りはするけれど、寄付なんかは絶対にしない。「こっちだって大変なんだから」と言っているのが見えるようです。

「モラ夫って本当にケチだよね」と友だちと話をしていたら、彼女がひとこと

”他人の為にお金を使えない人は、他人のために愛情も使えない人なんだよね~”

愛情があるならお金は使えるはずだと。使えない(使わない)のは愛情がない証拠だと。

モラ夫は親戚には愛情があったけど、妻子にはなかったってことですね。

夫がケチモラな方はこれを読んで「悲しい」なとどは思わずに、「そーだったんだ!」と目を覚ましましょう。

将来が不安だから夫から離れられません

モラハラは離婚した方が良いとわかっていても、後1歩の足が出ないことがほとんどです。今までの生活を一変させてしまうわけですから当然です。更に子どもの転校など、子どもに苦労を強いてまでやっていいことなのか、そこは本当に考え抜いてやめてしまう、子どもが高校を出たら考えると後延ばしにしてしまうことも当然だと思います。

では高校を卒業したら決行するかと言えば、「大学の費用が」「子どもが就職するまで」「結婚するときに不利になっては」とさらに先延ばしになります。

このような理由がないにも関わらず離婚を先延ばしにする、後一歩が出ない方の場合、まずは夫と離れることを提案します。離れたら、今の生活がどれほど人間性を欠くものだったかに気づくはずです。

ただ、離れた後に襲ってくるのは将来の不安です。経済的にやっていけるのかという不安。

年金、老後というキーワードで検索すると、みなさん不安のようで様々な情報があふれています。老後は夫婦ふたりでも不安なのです。モラ夫とふたりの老後は経済の不安の他に、モラ夫の発するケチケチビームの発射が常にあります。

電気をケチる、水をケチる、通信費をケチる、食事にケチをつける、交通費に文句を言う、病気をすると嫌味を言う、あらゆるところに目をつけてはケチケチビームを飛ばします。

ひとりの場合はひとりで経済不安とおりあいをつけますが、ふたりの場合は定年過ぎて常に在宅している夫のイライラをずっと受け続けなければなりません。さらにふたりでも経済的な不安はあります。「夫婦」「年金暮らし」でググってみてください。貯金はいくらあっても不安は残るのです。

将来の不安があるからなかなか一歩が踏み出せないという方。ふたりでもひとりでも将来は不安なのです。

お金持ちはケチだからお金が貯まる

こちらの続きです。

2ちゃんねる開設の「ひろゆきさん」が僕ほどケチな人を見たことがないと語っています。

https://diamond.jp/articles/-/289905

現在フランス在住のひろゆきさん。私にとっては「2ちゃんねる、お世話になりましたー」という存在なのですが、フランスに住んだのは妻の方が「フランスに住みたいと言ったから」だそうです。

さて、ひろゆきさんは当然大金持ちでしょうが、コンビニも使わず、外食もせず(フランスは外食バカ高い!私はキッチンのあるところに泊まってスーパーで食材買って自炊します。フランス、食材は安いのよ)日本だったら当然自販機飲み物も買わないでしょう。

このインタビューの中で「僕より『ケチだ』という人がいたら、ぜひ話を聞いてみたいですね(笑)。」とありますが、ちょっと話をしてみたい(笑)

でも、「ケチ」という言葉は抵抗があるかなぁ。「お金を必要な時に必要なだけ使いたい。だから普段は不要なお金を使わない」という言葉に変えたいです。これから書きますが、子どもが受験の時、あるだけ、ガンガン、惜しみなく、使いました。「ここで使わなくていつ使うんだ。なんのためにミチミチと貯めてきたんだ」と思いました。子どもの周りで私ほどここにお金を投入した親はいないんじゃないかと思うほど使いました。

#だって浪人したら更に費用が嵩むんだもん

#当然元夫からは1円のお金も出ません。学費も出しません。全部私が出しました

必要な時にお金がない、でも親ガチャに逃げていてもしかたがないと思う。必要な時に出せるお金を貯める。そのために不要な出費はとことん削る。

これは吝嗇とは違う、効率のよいお金の使い方だと思っています。

お金の動きに敏感になるべし

一人暮らしの予算の立て方

この続きです。

先日長いつきあいの友人から「あなたの年代であなたほどマネーリテラシーの高い人を見たことがない」と言われました。

#これは誉め言葉か。誉め言葉と取ろう

「Financial Independence, Retire Early(経済的自立と早期リタイア)」という言葉も若い人を中心に広まり、お金に関する情報が急速に広がっています。それによって成功する人、しない人の差も広まっています。

私は「親ガチャ」と言ってなんでも親のせいにするよりも、自分で道を切り開く方にベクトルを向ける方が断然好きです。「親が悪い、親が悪い」と百万回つぶやいても、状況はまったく変わらないのですから。

ここに書いたとおりの貧乏な幼少期でしたから、お金がないと人間何もできないのだ、だったら自分で作るしかないのだと悟った中学時代からずっと「お金があれば何でもできる」ということに人生を傾けてきたと言っても差し支えないと思います。お金があれば卑屈にならなくてもいい、嫌なことはしなくていい、嫌な人と一緒に暮らさなくてもいい。

お金さえあれば!

と言うと、いやいや愛が大切、健康が大切と言う人はいるでしょう。でもその愛も健康もお金がないために失うことも多いのではないでしょうか。信田さよ子さんが「家族のゆくえは金しだい」という本を書かれています。

”長く家族関係のカウンセラーを続けてこられた方ならではの本です。「家族問題と長年とりくんできた臨床心理士の著者は、家族問題をとく鍵は、「お金」だと指摘する。”

私も女性センターの相談員を長い間してきて同感です。DVに限らず、家族のほころびはお金に始まり、お金が広げていくといってもいいくらい重要なことです。お金さえあれば別れなくてもいい夫婦、親子は山のようにいます。お金があればモラ夫とも別れられる、子どもが志望学校に行けると、お金さえあれば解決できることばかりです。

もちろんお金は売るほどたっぷりあるけど解決できない問題があるのも事実ですし、そういうご相談も受けてきました。夫の浮気、子どもの不登校、問題行動、母親との関係などなど。それは今回脇に置きます。

マネーリテラシーが高いと言われましたが、私のお金に対する考え方は以下のとおり。

◎働いてお金をつくる

◎つくったお金を貯める

◎そのお金を安全に増やす

◎不要な出費をしない。変な投資などをしない

◎貯まったお金を大切にしたいことに惜しまず使う

この5つですが、以前からここで紹介している「リベラルアーツ大学(ネット上の学校です。大阪にセミナールームを開設)」の両さんという方が端的に文字化しました。

https://media.monex.co.jp/articles/-/17318

「貯める」「稼ぐ」「増やす」「守る」「使う」です。

特に重要なのが「何に使うか」です。お金の使い方の悪い人は自販機飲料を買ったりコンビニでスィーツを買ったりというダラダラ使いをします。私も経済的に楽になった今は出先で食事をするときなどはコンビニでおにぎりやサンドイッチを買ったりしていますが、以前はほぼ自分で作って公園などで食べていました。

ただ、人に強要はしませんよ。使い方は人それぞれなので。人と外食するときはちゃんと一緒に楽しくいただきます♪外食はめったにないイベントなので、それはそれで楽しみ。

でも「お金がない、お金がない」と言いながら、よくこんな高いモン食べるなぁと心の中でちょっぴり思います。

>>続く

一人暮らしの予算の立て方

電話相談を受けていて、「一人で暮らすには1か月どれくらいかかりますか?」というご質問を受けるときがあります。

これはもう人それぞれ。1か月100万あっても足りない人もいれば10万でやりくりしてしまう人もいます。「えーー、ひと月100万ですか!?」と驚く方もいるかもしれませんが、います(きっぱり!)

ただ、100万円の生活費をもらってもまるっと全部使ってしまって「まだ足りない」という方もいれば、しっかりと貯蓄に回す人もいます。この「100万をまるっと全部使ってしまう方」に関しては、財源である夫と離れてからは辛いことになってしまうかもしれません。こういう方は「欲しいものは財布に(口座に)いくらあるか考えもせずに欲しいままに使う習性」がありますので、欲しいものがあるのに我慢することができません。

ただ、モラハラ被害者の方にはこういう方はそう多くはないと思います。

一人暮らしの予算をたてるのにとても都合がいいのは「自分以外に消費をする人がいない」ことです。これはどうにでもなります。食費は削りたくない方は他を削って食費にあてればいいし、どうしても着たいものがあれば、他を削って服を買えばいい。

浪費家のモラ夫がいる場合は、これができず、ただただひとりで削って削って我慢しての生活だったと思いますが、使う人がいなければ、後は自分ひとり。どうにでもなります。自分次第で貯金の額も増えます。

もしお子さんのいる場合は養育費や行政からの手当てが入りますので、ここではおいておきます。

お金の使い方が甘い方にありがちなのは、予算をたてるときに積み立て方式を使う方です。食費はいくら、光熱水費はいくら、通信費はいくらと積み立て方式で予算を立てると当然入ってくるお金よりも出ていくお金の方が多くなる。これでは予算は立てられません。

予算は総額○万○千円、食費や光熱水費、交通通信費、医療費、衣料費と引いていって足りないときは優先順位をつけて他から持ってくる。通信費は当然格安プランにする。「えー、繋がりにくいのは困る」というなら食費を削るという風にしないと予算は立てられません。

医療保険は無駄なので解約するかどうしても入りたいなら掛け捨ての安いものにする(共済とか安いですよ。医療保険は不要と思っているので私は入ったことがないけど)

絶対に無理!ならば収入を増やしましょう。以前からここに書いている通り、今は収入1では将来が不安です。副業をひとつかふたつ持ちましょう。1万円の収入でもいい。とにかく収入源を探しましょう。

こうやってやっていくと、いろいろ工夫ができて楽しいものです。私も昔から節約生活はプロだと思っていましたが、今はさらに削りに削って「昔は無駄遣いしてたなー」と思っています。あちこちの節約サイトにあるようなものはもう全部やってますからね。

予算を立てるときは自分の生活と性格を知って、それに合わせるのがコツです。

貯金の隠し方

2年前から「避難応援プロジェクト」という、モラハラ家庭から避難するための具体的な方策の作戦会議をするイベントを行っています。これは「一緒に住みながら精神的に離れる」という話ではなく、物理的に離れるにはどうしたらよいかという作戦会議です。

今年はコロナウィルスの関係で、おそらく少しはマシになっているであろうと予想される後期に行いたいと思っています。

この会議は、参加者が知りたいことを前もって集めて、それを少数の参加者と共有しますが、昨年度の記録を整理していくと、みなさんお知りになりたいことが、あることに集中していました。

あることとは「自分の貯金をどう隠すか」です。

必死にわずかのお金を少しずつ貯めたものを、離婚時に財産分割されてしまい、相手の手に渡ってしまうのは、モラハラ被害が慰謝料を取れる可能性が低い事も相まって、慰謝料は取れない、自分のお金は持って行かれるでは踏んだり蹴ったりじゃないかと思われる方が多いといいうことです。

これは実にもっともなことです。財産分割だって相手が隠しているかもしれない、養育費だってちゃんと払うのかわからないという状況で、何とか子どもと暮らせるだけのお金を確保しようとするのは当然のでしょう。

「口座からいったんおろすのはどうだろうか」「子どもの口座に移したらどうか」「毎月少しずつ移したらどうか」など、様々なことをみなさん考えておられます。

子どもの口座に移すですが、子どもの貯金は出所が親なので、財産分与の対象になります。(夫のお金+妻のお金+子ども名義の貯金)÷2という考え方だそうです。子ども名義の貯金については裁判所はかなり厳しく追及するそうですので、もし離婚調停で財産分割をする場合はなかなか難しそうです。

もっと詳しく言うと、子どもが祖父母からもらったお年玉は、その祖父母が夫方だったら夫の特有財産となり、母方だったら母の特有財産になるとのこと。つまり1/2の分割対象にはならない。でも、毎年のお年玉にを誰からもらったとより分けて貯金することは普通はしないので、大抵は子どもの貯金は1/2の分割対象になるそうです。

では、毎月チビチビとへそくりを積み重ねたらどうかですが、少なくとも銀行口座に入れると分割対象になってしまいますので、千円札をどこかに隠しておくとかでしょうか。万札を隠すと収入の少ない家の場合夫が気づくことがありますので、へそくりは千円単位かなぁと思います。

ともかく  長い間 チビチビと 口座を使わずにとっておく  ということかもしれません。