離婚裁判はドラマ

話を離婚裁判傍聴に戻しましょう。

離婚裁判は家庭内でのことですから、見ている人がいません。だから物的証拠が重要な役割を担います。これが調停と違うところです。私が見た裁判では離婚したいと訴えた側の方たちはみんな「配偶者からの被害メモ」をつけていました。

「避難応援プロジェクト」では「メモは手書きにしましょう。証拠価値が上がります」としてきましたが、実際法廷でそれをみると、なるほどなと思います。

長年にわたってコツコツと書き続けてきて紙が黄色くなり、何度も開け閉じしたから縁が擦れてボロボロになりつつあるノートが証拠として出され、その中にびっしりと書かれているメモ(傍聴席からは何か書かれてあるとしか見えません)を見ると、「ああ、大変だったんだな」と事実が目から入ってきます。

これが白い新品の紙にPCで打たれた活字だと、裁判のために作ったものかもしれず、信ぴょう性に乏しくなりそうです(個人の感想です)。

だから「メモは手書きの方がいい」なのですね。

性的DVは拷問だ 3

結婚と性交渉の関係くらい、男女の考え方の違いをまざまざと感じさせられるものはありません。この質問をしたことがないので真実のところはわかりませんが、「公然と性交渉をするために結婚する」という女性がどれくらいいるのでしょうか。

「子どもが欲しいから」と結婚をする女性はとても多いですが、もちろんその前提として性交渉はあります。でも性交渉と子どもを産むことは別次元で考えています(たぶん)。性交渉の目的は子どもが欲しいからで、「今晩も彼と楽しく性交渉できる、わくわく♪」という時間は女性の場合、結婚した後はそれほど長く続かないのではないでしょうか。そして毎晩ではなく、一定の時間を置いてのものではないでしょうか。

結婚をするとと書いたのは、結婚せずに彼との性交渉が楽しみでお付き合いしている人はいるかもしれないので、それは除きます。

ところが男性の場合、「結婚すれば毎日タダでできると思った」「ナマでできると思った」「好きなようにできると思った」「AVでなく、実物がタダで相手をしてくれるから」(いずれも被害者の方からの聞き取り)という発言になります。

被害者の方からは「性交渉が苦痛。いっそ風俗に行って欲しい」という声が聞かれますが、風俗に行くにはそれなりのお金がかかります。タダでできる相手が家にいるのに、しかもその相手に毎月金を渡しているのに、なぜ他で金を使うのかという声が聞こえてきそうです。

もしこのことを他で愚痴ったりしたら「愛されている証拠じゃない」と、とりあえずの慰め言葉が出てきそうですが、相手が血まみれになっているのに、本気で拒んでいるのに、子どもがそばにいるのに、生理中なのに、それでもやってくるのが愛されているということでしょうか。

性交渉する=愛されている証拠、あなたに魅力を感じているからとする人たちは、とりあえずの取り繕いで言っているか、女性として結婚生活を体験したことがない人でしょう(本気でそう思っているんだったら、人生経験足りなさすぎ)。

宮崎大輔選手の騒動からいろいろと考えられること

交際相手への暴行容疑で逮捕、送検されたハンドボール元日本代表の宮崎大輔選手が、女性が「暴行はされていない」と言ったことで急転し、釈放されました。このことについて、いろいろと思うところはあります。

まず、女性が被害届を出していないのに逮捕されたこと。状況が暴行されていると警察が判断したら逮捕されます。これは私も警察の方に直接伺ったことがありますのでそういうものだそうです。

ではもし女性が「暴行されていないので、逮捕はやめてほしい」と言ったらどうなるでしょう。これはケースバイケースのようです。

夫婦間で争いがあり、警察を呼ぶというのは珍しくなくあります。以前と比べ、警察を呼ぶことの敷居が下がり、危険と思ったら呼ぶようになりました。これ、妻だけでなく、夫が呼ぶこともあります。事情はそれぞれです。これは私は大変いいことだと思っています。密室での争いは社会的問題にしてしまった方がいい。危険な家は警察から守ってもらった方がいいと思います。

警察を呼ぶのは身体的暴力がない場合でも大丈夫です(地域差があるかもしれませんが)。自分が危ないと感じたら通報してもかまいません。「夫が怖い」と感じたら呼んでもかまいません。警察は来てくれて夫と妻の両方から話を聞き取ります。

それからどうなるかについてはここでは記しませんが、警察は以前と比べて家庭内の問題に踏み込んでくれるようになったことは歓迎です。

性的DVは拷問だ 2

以前「モラハラパブ」で「夫が嫌だと言いながら、なぜ濡れるんですか」という質問をした方がいました。それに「そうしないと大きな痛みがあり、体が傷つくので、自己防衛として潤滑剤を出すのです」と答えて下さった方がいました。

「濡れる」=女性は気持ちがいいと勘違いしている男性が多くいます。潤滑体液は自分を守るためのものです。

それでも嫌々応じているから、潤滑体液が足りなかったり、その時間もなくいきなりだったりすると局部の皮膚は薄いので傷つきます。切れて出血します。体液には塩分があるので沁みます。そこに強引な性行為がありますので、とても痛いのです。転んで擦りむいたところに塩水をかけてゴリゴリとこすると同じ事をしているのです。

性行為が毎日の方もいます。前日の傷が治らないうちに、また同じことをやってきます。転んだ傷は翌日には治っていないように、切れた皮膚もまだそのままです。そこに塩分のある体液とゴリゴリと・・というのが拷問でなくて何なのでしょうか。

モラ夫は「相手が喜ぶからやってやっている」と思っている人が多く、被害者の方たちは無視よりも、怒鳴られることよりも、嫌がらせをされることよりも、もっと嫌なのが夫の性処理なのです。

さらに、夫は自分の好みの行為を妻にさせます。私は性犯罪被害の支援も行っておりますので、その事例や、もし被害に遭ってしまった場合の支援方法を研修で受けています。

しかし、結婚しているということだけで、毎晩強姦されても何も言えない状態にある女性たちがいることは一般に知られていません。

林真理子さんの小説に「義務と演技」というのがありますが、結婚生活において「義務と演技」がない性行為をしている方が果たしてどれだけいるのだろうか。

性的DVは拷問だ 1

こちらの続きです

私は沢山の方のモラハラ相談を受けてきましたが、性的DVについての話が出てくることはそうたびたびではありません。電話相談の場合はその割合が大きくなりますが、面談の場合はとても少ないです。ただ、このサイトを通じて行っているモラハラ電話相談の場合はこの相談が多いです。なかなか男性には話しにくいことですから私が女性であり、そして被害経験者であることが大きいと思います。

この性的DVの被害に遭ったことのない支援者の方は、「性的DVは人間としての尊厳を傷つけられる」といったような観念的な話をすることが多いですが、実際受ける側はそういったことよりも、もっと違うことが問題のように思います。

まず、性交渉は大体夜です。子どもたちが寝静まった後です。昼の仕事と家事と育児で疲れ果て、もうくたくたのところにニタニタと笑いながらやってくる夫の相手をするのは苦痛以外の何物でもありません。

疲れているんです。眠いんです。愛情があるとかないとかそういった問題でなく、家事育児の義務の他に性処理の相手をさせられるのは勘弁してほしい。

大体馬鹿な男に限って「満足させてやっている」と言いますが、満足なんかしていません。自分勝手なことをして、満足なんかするわけないでしょ。そういうのに限って相手の気持ちを考えず、AVやエロ本で見たことをやって自分が満足しているだけなのに、相手が満足すると思っている。アホちゃうか。

ついさっきまで長期間無視を決め込んで、人を透明人間扱いして、目も合わさず、声をかけても完全無視をつらぬいておいて、寝る段になったとたん人のふとんに潜り込み、自分の性処理をして、終わったとたんまた無視を始めるモラ夫もいます。

また、人を低能、バカ、使えない、死ねと散々罵倒しておいて、「性行為をしたから仲直り」というパターンも多いです。性処理を仲直りのご奉仕と勘違いしている男性がとても多いですが、悲しいことにぎくしゃぐした家庭は嫌だから、泣く泣くそれを受け入れていることがほとんどです。

もう、嫌で嫌でたまらないのに、家庭内の空気を良くするためには性処理の相手をしなければなりません。苦痛なのは疲れた、眠いといった体のことだけではありません。

そもそもなぜ離婚裁判が必要か

離婚裁判は離婚調停で離婚が決まらず、でもどうしても離婚したい場合に申し立てるものです。私はモラハラ家庭の場合、必ず離婚しなければならないとは思っていません。ただ、加害者からは離れる必要はあると思っています。

なぜならモラハラ被害を受けていると必ず心身に影響があるからです。私は職場でパワハラに遭っていた時期が半年ほどありましたが、家庭モラハラの時は低血圧と貧血。職場の時は気管支喘息が止まりませんでした。職場の時は相手がハラッサーだとわかっていたし、自分が悪くないともわかっていたのに症状として出ました。どんなに気を確かに持っていても、どんなに攻撃されないよう細心の注意をはらっていても、攻撃は止まらないし、体は正直ですから「元気はつらつ」とはいきません。

しかも家庭の場合子どもたちはつねに黒いオーラが漂う家の中で生存戦略を屈指して生活しなければならず、これが子どもの健全な成長にどういう悪影響があるかはわかりません。すぐに表れることもあるし、10年後、20年後に現れることもあります。

凛とした母であるためにも、心身ともに健康であるためにも、夫には敢然として立ち向かう必要があります。とはいえ、モラハラ加害者とは話し合いができませんので、離れて今後の生活について折衝する必要があります。だから別居。

加害者更正プログラムを行っている「アウェアさん」ともお話ししましたが、とにかく加害者と離れてしばらくすると、「あれ?一緒にいる必要はないじゃない?」となることが多いのです。夫と一緒に暮らしていると「母子家庭は寂しい」「世間からどう思われるか」「何より経済が不安」「子どもをひとりで育てていけるか」などの不安要素だけが心を占めますが、実際に離れてみたら結構なんとかやって行けるし、夫が帰ってくる足音におびえることもなく、好きなものを食べ、好きな時に寝て、好きな本を読んだりテレビを見たりできる。

特にこの中の「好きな時に寝て」が重要です。夫からの性行為強要から解放されるからです。これはなかなか表に出てきませんが、かなりな苦痛です。拷問と言ってもいい。

離婚裁判を傍聴するには

もし離婚裁判をする予定の方は、一度裁判所に行って実際に裁判を傍聴してみることをお勧めしますが、ただ、「本人尋問」以外は書類の交換や次回の予定の確認という代理人同士のやりとりで、ものの2~3分で終わるので、行っても意味がありません。

また「判決」も裁判官が法廷にやってきて「原告と被告は離婚する」と言うだけなので、これも特に見てどうということもありません。

私は何人かの方の判決文を拝見したことがあるので、その判決文を裁判官が朗々と読み上げるのかと思っていたらそれはないようです。ただ裁判官が「原告と被告は離婚する」とあっさり言ってさっさと法廷から去るだけ。

テレビで見るような原告と被告が法廷で顔を合わせ、それぞれの代理人から質問を受けるという「本人尋問」が一番見たいところだと思いますが、いつその本人尋問があるかは週間スケジュール表があるわけでなし、わからない。

私は今回たまたま裁判所に近くに用事があって、「今日、本人尋問があったらな」とふと思いついて裁判所に入り「今日の日程のノート(開廷表)」のノートを見たら本人尋問があったので偶然に傍聴できました。

この開廷表どこの裁判所でもあると思うのですが、これをマニアのおじさんたちはメモして(写メ不可)あちらの法廷、こちらの法廷とやってくるわけです。

世間を騒がすような刑事事件などには「傍聴希望者が500人」などと報道されますが、この中にはかなりの割合でマスコミが雇ったアルバイトが混じっています。傍聴席の数は限られているので抽選になるため、テレビ局や新聞社などのマスコミがアルバイトを雇って並んでもらい、抽選券を集めるのです。

私もマスコミ関係の知人のお手伝いでアルバイトを集めたりしたことがありますが、一度も当たったことがありません。何しろ衆目を集めるような事件となると百人単位で人が集まりまるのに、席は20とか30とか、その程度の席しかないので、これは大変。そして傍聴しなければ中の様子はわからず、記事が書けない。だからマスコミの方たちは必死。

ともあれ、これは大きな刑事事件の話。私が傍聴したいのは離婚裁判なので、開廷表の中の「人訴」のページを探します。これでたまたま私が行った日に「本人尋問」があったので傍聴できただけの話です。もしなかったら、空戻り。

東京は離婚裁判が多いかもしれませんね。私がまだ地方に住んでいた時に有給をとって裁判所に行ってみたら、例の「代理人による書類のやりとり」のみで、ものの2分で終わってしまいました。はい、空戻り。

以前応援傍聴をした時のように、本人や代理人や支援団体からの情報で「応援傍聴」する以外に、確実にその日に「本人尋問」があるかわかる方法はないのではないでしょうか。

離婚裁判を傍聴してみた

私は離婚裁判を経験した方たちから沢山のお話を伺ってきましたが、さて、実際の離婚裁判の傍聴は、私が東京に来る前に、被害者の方の応援として傍聴席に座ったことがあるだけでしたが、それは本当に「テレビで見る裁判みたい」でした。

妻側の弁護士が(代理人ともいう)、「ここにスーパーのレシートがあります。この時刻は〇月〇日。原告(訴えた側。今回は妻)がこの時間このスーパーの行っていた証拠です!」

高らかにレシートを掲げる弁護士に、「あ、あのスーパー、うちの近く。金曜は2時からタイムセールがあるのよ!だからその時間に行ったんだわ!」とは私の隣に座って、やはり一緒に被害者の方の応援で座っていた友人の小声話。

近所のスーパーだの、タイムセールが証拠になるなんて、なんかとってもお茶の間的。

テレビのドラマで見る裁判は大抵刑事事件で、当事者たちのプライベートな生活がこれでもかとあからさまになりますが、離婚裁判も同じです。そして傍聴人がいるのも同じ。どこの誰だかわからない人の離婚裁判なんて人は興味ないだろうと思っていたら、今回私が傍聴した離婚裁判は満席で、席に座ることができずに帰った方もいました。

どう見ても関係者や親戚ではない、裁判傍聴マニアがいるのだそうです(汗

大抵定年退職後で暇しているおじさんたちです。

そういえば以前犯罪被害者の支援のため裁判傍聴に行ったことがありましたが、私の隣に座ったのがどうやらこの「マニアのおじさん」で、手に持ったメモ帳には「〇時〇分 〇号室」「△時△分 △号室」という、どうやらおじさんが聞きたいと思っている本日の裁判の日程がぎっしり。

おじさんだけでなく、私の同僚にも女性ですがマニアがいました。有休休暇をとって裁判傍聴に行くという熱の入れよう。彼女の場合「ラストで主人公が不幸になる映画が好き」という趣味の持ち主でしたので、心に何か屈折したものを抱えていたのかもしれません。

猟奇的な殺人事件の記事を読むのも好きで、よく事件のことを知っていました。

たぶん、人の不幸が好きな人だったんだろうと思います。周りからは「底抜けに明るい人」という評価でしたが、何か闇の部分があったのかもしれません。

ともかく、離婚という、究極にプライベートな部分を裁判の担当者だけでなく、傍聴人にもつまびらかにしなければならないという部分で、やはり裁判を起こすとなると気が重くなります。

ロジハラとモラハラ

あまりSNSを見ることがないので、世の中に「ロジハラ」という言葉が出回っているのを今日「モーニングショー」を見て知りました。世の中の動きに気付くのが遅くてすみません。

ロジハラとは「Logic Harassment」のことで「正論を並べて相手を言い負かす」ことです。

なんだ、これってモラハラの極意じゃんと思ったな。東大話法とも一緒でしょ。

マスク警察や自粛警察も同じ。正論を振りかざして相手を攻撃し、自分優位を築き、相手に詫びさせて優越感に浸るやり方です。

「モーニングショー」では家庭内を例にとって説明していました。

夫:この料理、まずい。ちゃんと分量とか計ったの?

妻:計ってない。。

夫:なんで計らないで作るの?もう、マズいから外で食べてくる。この料理全部お前が食べろよ、自分で作ったんだから、自己責任だろ。

↑ これはもう、モラハラの王道です。毎日作る家庭料理を大さじ小さじで計る人はあんまりいないと思う。計ったら計ったで「何年主婦やってるんだ。計らないと料理も作れないのか」って言うくせに。

ロジハラとモラハラの違いは、ひとえにこれを言う人が気づくか気づかないかの差です。「モーニングショー」でもコメンテーターの二人が自分もやっていたと言いました。そして私もやったことがあります。ただ、コメンテーターも私も同じなのは「私は何のために相手にこのようなことを言っているのだろうか」とある時に気づいたことです。

相手に何かを言うのは問題を解決するためで、相手を責めるためではありません。モラハラ加害者はひたすら相手を攻撃する材料としてロジカルな話をしていきますが、「なんのための言葉なのか」に気づいた人は、相手にこれをわかってもらうためにはどう言うべきかを考えます。

これ、特に子どもに対する小言の時に特に気をつけました。相手を委縮させてはならず、責めてもならず、でも理解力に乏しい子どもに対しては、順々に時間をかけて言わなければならない。そして子どもには逃げ道を作っておくことです。

「これはうっかりしたんだよね。人はうっかりすることは誰にでもあること。だから誰でもすることをあなたはしたので、うっかり屋が悪いわけではない」

「でも、これで困った人、傷ついた人はいるので、それはごめんねって言おうね」

「そして『もうしません。気をつけます』って言おうね」

「これをしないと、ずっとこのまま引きづってしまってお友だちを無くすよ。そしたら嫌でしょ」

うっかり屋が悪いわけではないという逃げ道で、大人だって救われるんだから、子どもは救われます。そしてまた同じうっかりをしちゃうのよね(笑、  人間だから(笑

それでもいいんじゃないかなと思います。一歩ずつでも前に進めたらいいんじゃないかな。

これができないのがモラハラ加害者。「自分は悪くない」という自分に甘い思考癖を覚えてしまった人が加害者になります。

ロジハラねぇ。モラハラが世に出た時「何でもハラハラと言うな」と言われたものだけど、ロジハラも広辞苑に載るようになるのかな。そしたら用語解説で「マスク警察など」と入ったりして。その頃には毎日マスクをしなくてもいい生活になっていればいいな。

DVについての信田さよ子さんのインタビュー記事です

「東洋経済オンライン」に掲載されている信田さよ子さんの記事です。

https://toyokeizai.net/articles/-/377854

記事の中で「警視庁は全国の警察に比べても進んでいます。DV被害者からの通報があると、(刑法の暴行罪や傷害罪などの容疑での)逮捕を厭わない方針になってきました。これは、すごいこと」とありますが、それは私も感じます。もう、電話1本で複数台のパトカーが警察官を乗せてやってきます。

これは信田さんがおっしゃっているとおり、家庭内の問題が殺人事件になり、世論が警察の落ち度を責めることで、やっと警察が本気で取り組むようになったからと思います。これはストーカー事案も同じ。

ただこれは「警視庁」、東京都の警察の話。地方ではどうなのかが気になります。