茨木市の講座終了しました

久しぶりに大阪での講座をさせていただきました。忙しい時期にもかかわらず、たくさんの方に来場いただき本当に感謝しております。

私の家庭も職場も変わり、また新しいステップに突入し、課題も見えてきました。そんな中での茨木市の講座でした。同盟サイトにこられている、古くからの盟友の方ともお会いすることができ、とても感激しました。

コロナの中でのこういった対面での講座の開催はとても難しいと思います。茨木市講座ご担者の方々にはたくさん御配慮をいただきました。リモートの講座は遠くまで出向かなくてもいいし、開催する側も会場を押さえたりする必要がないのでとても便利ではありますが、話をする方としてはこういった講座もありがたいなぁと思います。

コロナコロナの話は聞き飽きたとは思いますが、これを機会に変わってしまった世の中がどうなるか、人間の適応力が試されているように思います。

父と娘の関係

思春期の娘が父親を毛嫌いするという話をしていた時、ある男性が「それは近親相姦を防ぐための自然行動である」と言いました。彼はだいぶ人間の行動について研究をしたのだそうです。

「自然っていうのはそういう風になっているんですよ」「そして男性が若い女性を好むのは、繁殖のためには若い方が有利だからです」とも。

なんだか男が若い女に群がるのを肯定するための屁理屈じゃありません?だったら女性も若い男性を好むはず。

「女性が妊娠できる期間は限られていますが、男性はそうではありません。80歳になっても繁殖能力はある。だから子どもが生まれた後に育てるための資産を男が持っているかを女性は気にするでしょ?女性は一生に産む数は限られていますが、男は作ろうと思えば何万人でも作れますからね」

そして最初に書いたとおり、思春期の娘が父親を毛嫌いするのは当然なのだと言う。

「でも、私は父を毛嫌いしたことはないですよ。思春期の頃も臭いなんて思いませんでした。大好きというわけではないですが、嫌いではなかったです」

「そういう例もあります。私の研究ではね、父と仲の良い娘は仕事ができるんです」

あれ?誉められちゃったのかな。

確かに大人になってからはまったく社会の常識がわからず、ピント外れの母親よりも、社会経験の豊富な父の方が話が通じるので、父親の方とじっくり話し込むことが多かったように思います。

「子どもが自分の味方をしてくれない」「もっと父親を避けて嫌ってほしい」という被害者の方は多いです。ですが、社会に出て働くようになると、父の気持ちもわかるようになり、むしろまったくピンぼけなことしか言わない母親には何を言っても無理、ということになるという話は成長した被害者の方からも聞きました。

父を嫌ってほしい、私の味方になって労わってほしいと思わず、娘の話をじっくり聞くことも必要かもしれません。

同棲は100%女性が損

同棲と聞くと、私の世代は何か後ろめたいような、こそこそとするものといったイメージがあります。この世代は思いっきり「神田川」が原点ですので、四畳半、貧乏、キャベツばかりをかじるです。

ところが今の時代、結婚前に一緒に住むはごく普通になってきました。むしろ親世代が「お試しで先に一緒に住んだ方が、相手の生活態度がわからないまま結婚して後で失敗したになるよりもよっぽどいい」ととても寛容です。

私もその方がいいと思っています。ただし、モラ夫の豹変時期は (1)結婚したとたん (2)子どもが生まれたとたんの2つが盛時期ですので、一緒に住んでいた時は外面で、籍を入れたとたん、または子どもができたとたんというのは健在ですので、同棲時期がおとなしくても後から出てくる場合もあります。

「モラ夫とは中学の同級生だった」などという、長い期間の知り合いでも「結婚したとたん豹変」することもあります。

ただし、同棲は100%女性が損だということは知っておいてください。同棲は双方が合意して熱々の中で行われるものもありますが、男性が「ま、いっか」という程度で行われる時もあります。この場合、女性が「ゼクシィ買って来よう」とその気になっているのに比べ、男性はそれほど結婚を意識しているわけではない。「相手が勝手にその気になっているだけ」「他にいいのがいたらそちらに移るまでのお遊び」程度であることも結構あります。

一生懸命スーパーで材料を買ってきて肉じゃが作って、家庭的な人を印象付けたつもりかもしれませんが、実は彼はあちこち別件を物色していたりしています。男性の婚期は長い。収入や学歴やみてくれといったものが揃っていたら、50代で20代女性と結婚もアリです。

それに比べ女性は短い。子どもが欲しい男性ならば40代はまず選ばない。つまり20代~39歳までです。この短い時間を結婚するつもりがないような男と一緒に暮らしたら、とても時間を無駄に使ってしまうことになります。

男性は次々と若くて美しい女性と同棲を繰り返すことは可能ですが、女性はそうはいかない。
繰り返した末に理想の男性と巡り合うことがないとは言わないけれど、現実的ではないでしょう。ごく普通の一般的な女性が結婚を望むなら、遊びで同棲するような相手には近づかない方が賢明です。

私のバッグ

私は4~5年前から仕事にはハンドバッグではなくリュックを使っています。内館牧子さんが「すぐ死ぬんだから」の中で描いた老人の姿は、「リュックを背負って帽子を被ってウォーキングシューズを履いている」とありましたが、ドンピシャになってきました。

#あれあれあれ~、やっぱりみんな行く道なのかも。

とにかく手に何かを持つとどこかに置き忘れるので、なるべく手には何も持たないことにしています。だからリュック。

リュックひとつに納めるとなると、大きなものになり、さらに一番の課題はお弁当箱でした。リュックの中にお弁当とサーモスも入れねばならぬ。いろいろ探して結局見つけたのが「アネロ」でした。


たくさん入ることを目指して買いましたが、なんと4年間ほぼ毎日持ち歩いたのにびくともしませんでした。とにかく丈夫。私は荷物が多いので重くなってしまうのですが、肩にかける部分は最後まで傷みがなく(すぐに切れてしまうものもよくある。有名メーカーでもあっという間に切れてしまったりしましたもん)、買い替えを決断したのはポケットの縫い目がついに切れてしまったからです。

ちょっと困ったのは、高さがあるので整理しづらかったこと。前に使っていたバッグインバッグも使ってみましたがイマイチ。ネットをググって見つけたのは100均のファスナーケースで整理するものでした。これで一件落着。

今回買い替えたのは前回よりも進化した撥水タイプ。前回のものは雨が降るとビニール袋で覆ったりしなければならなかったのも、これで解決。

いろんなバリエーションがあるのでお気に入りの色や柄を選べます。

ただいま楽天で半額セールをしていますが、うまく半額品が見つかるといいですね。

地方で相談会を行わない理由

避難応援プロジェクトもそうですが、様々なDV啓発イベントや相談は、地方ではほとんど行いません。地方でもできたらいいなぁと地方出身の私も熱望するのですが、実現は難しい状態です。

地方でイベントが行われない理由は、まず集客ができないためです。もし避難応援プロジェクトをやったとしても参加希望者はおそらくいても一人とか二人とかになるでしょう。出席者がほとんどいないのがわかっています。DVに限らず、人権問題などの堅いテーマにはなかなか人は集まりません。

いや、人がたくさん集まっているのを見たよということもあるかもしれませんが、結構行政や団体、会社などが仕事として動員しているケースがあります。

「私が話せば200人くらいは軽く集まりますよ」と言った方がいましたが、結果は惨憺たるものでした。その方が見た200人はおそらく機関が動員をかけて人を集めたのでしょう。それを知らずに自分の話を聞きに人が集まっていると思っていたのです。誰も動員をかけたと講演者には言いませんから。

行政や団体が企画する講演会は、予算を取って実施していますから、それなりの人を集めなければなりません。集まらなければ予算を取った意味がなく、その部の成績にも関わります。だから何としても「人が集まったという証拠」を作らなければならないのです。

こういった行政が行う講演会ですら人が集まらないのに、小さなグループが主催する講座に人が集まるわけがない。地方で講座を行うには交通費や講座会場使用料がかかりますので、地方にはなかなかこちらが主催するイベントは開きにくいのです。

離婚後の姓をどうするかー避難応援プロジェクトから

先日の避難応援プロジェクトの中で質問された項目に「離婚後の姓は元にもどるか、そのままの姓を使用するか、どちらがよいか」という質問が出ました。結婚で姓の変わった人は本来ならば実家の姓に戻るのが原則ですが、仕事に支障が出たり、子どもが姓を変えるのを嫌がるのでという理由でそのままの姓でいることが多いようです。

夫の姓を名乗るのなんか絶対に嫌!という場合は速攻で元の姓に戻りますが、この姓をどうするかで悩んでいる方も結構います。夫の姓は嫌、でも、子どもと違う姓だと家族であるという証明をする必要があるので、結局子どもと一緒に夫の姓でいる方が多いです。

姓は離婚してから3か月以内に決めなければならないので、どうするかは離婚のときに一緒に考えなければならないことでした。いったん決めた姓は猶予期間後に変えようとするとものすごく難しいと聞いていたからです。

ところが今回のプロジェクトでは弁護士から意外なお答えが。

「ずっと後から姓を変えたくなったら、『離婚の時は子どもと同じ姓でいたかったので変えませんでしたが、今は子どもも大きくなって自立したので、実家の姓に変えたいです←例です』とか言えば、変えるのは簡単です」というお答えが。

後からでも変えられるんですって!簡単なんですって!

その場にいたスタッフや出席者から「へーへーへーへー」の声が。

後からでも変えられるんなら、必死で悩まなくても、とりあえずで選んでおけばいいですね。

その他、調停で困り果てていた方にはあっさりと解決策もでてました。

避難応援プロジェクト、自分で言うのもなんですが、ネットで転がっている眉唾な情報ではなく、専門家から提供されるものなので、本当に一言ですんなりと解決するものがあります。

次回は2月12日です。まだ空きがありますのでよろしければどうぞ。

やっぱりな結果

先日友だちと話をしていたら、「私、もうケーブルテレビ解約しているし、テレビに接続することがないのよ。当然NHK受信料も払っていない」と普通のことのように言いました。

「もともとドラマなんか見ないし、見たかったらNetflixを見ればいいし、ニュースはYouTubeで流れているじゃない?もうテレビは必要ないからはずしちゃった」

これが若い世代ならわかるのですが、もう還暦も過ぎて、メカもまったくわからない人の話です。そういえば彼女からYouTubeのヨガをテレビで映したいからどうにかしてくれと言われ、接続してあげたのは私でした。

実際私自身、ほとんどテレビを見ることが無くなってきています。毎日見るのはモーニングショーとニュース、それから録画した番組です。ゴールデンタイムはどこの局も同じタレントが出るクイズやバラエティばかりでつまらないことこの上ない。見るのはBS中心です。

BSで放送される映画は録画したいし、フィギュアスケートなどのスポーツ中継は見たいのでまだ外す決心はつかないのですが、ちゃっちゃとやってしまっている人はもういるんですね。

2007年頃、ネットの広告が台頭し、新聞に広告を載せる会社が激減して新聞社はどこも頭を抱える状態になったそう。それがテレビにもやってくるかもしれません。←絶対に来る

私も新聞を取るのをやめて久しくなりました。コロナ前、職場で新聞を見たら、広告は旅行や健康食品ばかり。新聞は年配者しかターゲットが無くなってしまったようです。

#その旅行もコロナで無くなってしまったから、今はどういう広告を載せているんだろう

「もうネットだけがあればいい。テレビは必要ないわ」と彼女は言いながら、「でもYouTubeだって後数年よね。きっと新しい媒体がやってきてそちらにシフトするからさぁ。YouTuberの子たち、どうするんだろうね」

そうやって私たちはいつも時代の波に乗って生きてきたわよね

でも私たちはその波とは別のところに仕事があったから、この年までやってこれたわよね

そうなのよね。時代とは関係のないところの仕事だったからやってこれたし、私はちょっと関係あったけど、それは思わぬ転職という形で乗り越えた。別に未来を考えて転職したわけではなく、目の前に転がっていたからつかんで飛び乗っただけでした。

「やっぱり運よね~」「運だね~」

とはいえ、やはり5年後、10年後を見据えての行動やリサーチは必要です。

amazonブラックフライデー開催中

ただいまアマゾンでブラックフライデーが行われています。

今回はお試しでソイプロティンを買ってみました。ホエイ(牛乳)よりもソイ(大豆)だよなぁとは思っていましたが、お高いのでずっとホエイだったのです。今回ブラックフライデーでお安くなっていたので買ってみました。

私はココアやチョコレート味よりも、酸っぱめの味の方が好きなのでこちら。最初にプロティンを買ったときはアメリカからの輸入品で、一抱えもあるようなプラスチックの容器に入ってきて、その形も爆弾みたいで、超びっくりしました。

このチョコレート味が甘すぎて、やっと飲み切ったという感じだったので、次回からはジムで試飲会をしていた時に気にいったベリー味になりました。これもイチゴミルク味だと甘くてちょっととというところもあり、今回のイチゴミルク味はどんなもんなぁと。

プロティンはジムの運動後に飲んでいます。栄養は食物から摂る主義で、大豆製品は元々好きでよく食べているので、プロテインはあくまでもサプリメント(補助)。

武田真治さんが「食べ物は栄養素として摂る」と語っていましたが、それは私はできない。食べるのは楽しみです。美味しいものを食べるために生きているようなもの。午後4時過ぎは「今日は何を食べようか」と頭の中はそれでいっぱい。

アマゾンブラックフライデーは12月2日(木)までなので、お買い得品をこれからネットショッピングします。←楽だわ~

離婚以外の方法

特に「生活費を渡さない」ことに関して「婚姻費用請求」の調停を起こす方が増えてきました。昔はこの類のことは離婚調停とセットで話し合われることが多かったのですが、今は離婚調停は行わず、婚姻費用請求(以後婚費)として、多くは妻から夫へ出されることが増えました。

中には離婚請求はせず婚費だけ、もしくは同居したままの婚費請求もされるようになりました。一緒に住んでいる者同士が裁判所に行き、生活費を下さいと第三者を交えて話し合うという、以前にはあまりなかったことがこの頃結構起きています。

当然夫はそんなところへ行きたくありませんので、欠席してしまえばこの話し合いはできないことになります。でも、さすが裁判所からのお呼びたてとなると無視できないのか、話し合いの席につく人もいます。

掲示板に「同居している夫から面会交流の調停を起こされた」という書き込みがありました。夫はモラ夫なので、子どもに悪い影響を与える、だから子どもを守るためということでしたが、私は子どもが夫に会わないよう、ピリピリしているお母さんがいる方がむしろあまりよろしくないのではという気がします。

別居も離婚もせずに、工夫して夫と暮らすことはできますが、困るのは生活費を減額される、止められることです。こればっかりは対処できません。そのためには最初に書いた通り、裁判所に「同居しているが、生活費をもらえない」と訴えるのもひとつの手かなとは思います。

夫が「自分が出せるのはこれだけ。そもそも妻は働いていない(またはパートのみ)。もっとちゃんと働いて家計を助けるべきだと思う」と持論を展開するでしょうが、もしそうだったとしても、裁判所は「妻にこれだけ渡しなさいよ」ということは言ってくれると思います。

ただし、その後の夫が不機嫌極まりなく、家のあちこちで大きな音が出てきたり、怒鳴り散らしたりが頻発することは、あるでしょうねぇ。。

避難応援プロジェクトからー断捨離

昨日は今まで延び延びになっていた、今年度初めての「避難応援プロジェクト」でした。コロナでなかなか開催できず、緊急事態宣言の合間をかいくぐっての開催です。

リモートでやればコロナの危険もないし、どこに住んでいても参加できるのでリモートをというご希望はいただきますが、参加者がどういう方なのか、こちらで安全性を担保できないので、残念ながらリモートでの開催はこの先も行う予定はありません。

さて、昨日の会議で出てきたことの中に、「へーへーへーへー」というような内容があったのでお伝えします。

家を出る準備をするときにしておくことの一つに「荷物を整理する」がありますが、アドバイザーより目から鱗のアドバイスがありました。

「普通の断捨離は捨てますが、避難のための断捨離は『不要なものは残していく』です」

捨てるには労力がかかりますが、残していくなら何もしなくてもいいから楽です。さらに整理をしっかりすると、妙に家の中がさっぱりして、カンいいモラ夫に感づかれることになります。実際出た後「なんだか家の中から物が無くなっていっているとは思っていた」と言ったモラ夫がいました。結構見ていないようで敵は見ています。

ということで、「モラハラ家庭からの避難の断捨離は残していくべし」でした。

この他にもいろいろ出てきましたので、随時ここでアップしていきますね。