危ない家庭は役所に通報してください

先日友人に会っておしゃべりしていたら、「勤め先に気になる人がいるの」とのこと。

気になる人とはシングルマザーで、11歳を頭に2歳まで4人の子どもをひとりで育てているとのこと。

「仕事はシフト制で夜は20時になることもある。4人の子はそれまで子どもたちだけで過ごしている。一番下の子は保育園だし、この子のお迎えやご飯はどうしているんだろうと思う」とのこと。

「そういう家庭は役所に通報して」と私が言うと、「それぞれの家にはいろいろな事情があると思うのよね。通報したらなにかされてしまって、家族がバラバラになってしまうのではないかしら」と、心配しています。

誰かに何かをすることを尻込みする人は多いです。困っている人に声をかけることも、重いものを持っているのを手伝うのも、電車で席を譲ることも「もし何かあったら」と躊躇してしまうようです。

いらないお節介を焼いたおかげで大変な目に遭わせてしまっては後から後悔するからと、結局何もしないのが一番という結論になってしまう。

4人の子どもが大人のいない家にいて、10歳の一番上の子どもが下の子のケアラーになっている状態がよいわけがありません。これを役所に通報せず、不幸な結果になってしまったら、通報をためらった人は大いに後悔することになります。

役所が無理やり何かをすることはあまりないのですが、ただし、子どもに関しては親の希望に沿わないことをするかもしれません。ですが、少なくとも子どもたちが安全に暮らせるような計らいはするはずです。

必要がないと判断されればそのままですし、とにかく通報はためらわずに行ってください。

今気にいっているMOECHANNEL

このところほぼ毎日見ているのがMOWCHANNELです。1歳数か月の女の子がただひたすらご飯を食べるという動画なのですが、ことの他、面白い。

https://www.youtube.com/watch?v=wtTY1_xJMho

子どもは好きなものばかり食べるものですが、このモエちゃん、ちゃんと三角食べができるところがすごい。付け合わせの野菜も、汁物もきちんと全部食べる。

好き嫌いなしで、魚も野菜も全部食べるとのこと。ラーメンの汁は出汁で作っているので塩分ゼロとのこと。

お母さんがしきりに話しかけながらの食事シーンですが、お母さん、専業主婦でしょうか。働いていてこれができたらすごいけど。

ワンオペと書いてあるから、夫はまったく家事育児をしないと考えた方がよいのかな。

きっと、元夫が子育て当時に見たら「こういう風にしろ」「他の人はみんなちゃんとやっている」と言うんだろうな。それをするにはあなたの協力も必要なんですけど。手を貸せなくてもいいから嫌がらせは心が萎えるのでやめていただきたいなと。

きっとこの動画を作っているお母さんの夫は嫌がらせはしないと思いますよ。

こういうものを見せられると、手抜き放題だったわが身の置きどころが無くなりますが、それはこの方の方針とわが身の方針が違うだけの話。子どもたちが今、ちゃんと健康に育っただけで十分。好き嫌いはいっぱいあるけど健康です。

お母さん、動画の中で英語を一生懸命教え込もうとしていますが、それ、今から必死でやらなくても、幼稚園くらいからで大丈夫だと思いますよ。この動画、その部分がちょっと「あれあれ~?」って思います。もえちゃんがしゃべっているのも幼児語なんだか英語なんだかわかりません。

お母さんの日本語の書き文字も英語のスペルも違っているところがあるので、まず日本語からがんばってみましょー。

まったくこういう小さな子どもに触れる機会がないので、この頃のささやかな愉しみです。

あびる優さんの子ども引き渡し事件について

タレントのあびる優さんが、元夫と子どもの親権・監護権を争い、東京高裁に親権者の変更を求める調停を起こし、裁判所側が「親権者は母がふさわしい」として、元夫へ子どもを母親に引き渡せという判決が確定しました。

夫が引き渡さないため、裁判所の強制執行官が出向いて子どもを連れて行こうとしましたが、子どもが拒否をしたため、未執行に終わりました。

その経過についてあびるさんは週刊文春に告発しています。

https://bunshun.jp/articles/-/56167

これは記事の一部であり、私は週刊文春を読んでいないので、この記事はこのオンライン記事だけの情報です。

普通両親が別居していて、子どもの親権を争った場合、子どもが今の環境に慣れているとして、現在一緒に住んでいる方に親権が行きやすいです。

それが、一緒に住んでいない方に親権が決定し、親権者変更が行われたということは、よくよくのことだったのではないかと推察します。

しかも夫側にはすでにパートナーがおり、子どもの養育についてはなんら問題がないという状態での親権変更。これは相当なよくよくのことです。

よくよくとは、夫側の養育に問題があるということです。

私は法律家ではありませんが、沢山の方たちのモラハラの悩み、別居、離婚、その後に携わってきました。その中で、「夫がごねているので、とりあえず親権は夫に渡し、後から変更しようと思っている」という方のご相談には「親権変更は相当難しいそうですよ」とお答えしてきました。子どもが今の環境に慣れていて、現在の養育に虐待など大きな問題がない限り、親権の変更はとても難しいそうです。

それが今回相当難しいはずだった親権変更の理由は、裁判所の調査官が「元夫が娘に対して母親を嫌悪するような強烈な刷り込みを行っている」「健全な発育のために憂慮される状態」と調査書に書いていることです。

裁判所の調査官とは心理学、人間行動学、法律など多彩な知識を持ち、高葛藤家庭の離婚が子どもに与える影響などを調査するために、子どもへの聞き取り、環境調査を行い、学校や保育園などへも調査に入ります。

その綿密な調査の結果、「子どもの養育は母親がふさわしい」としたのです。

今元夫の側から優さんへの反論がさかんになされていますが、当然こういったことは親権変更の調停の際裁判所に提出されているはずですので、裁判所側は織り込み済みのはずです。織り込んだ末の結果です。

今さらなんやねん、です。

離婚の原因がDV・モラハラだそうですが、こういったことをすることが墓穴を掘るってわからないのかな。

共同親権を推進する方たちがまたいろいろと活動されているようですが、裁判所がこの事件を通して、どういったことが問題になるのか、熟考してくださることを願います。

壬生義士伝とモラハラ夫

6月にご紹介したU-NEXT(ユーネクスト)の無料視聴期間は終わりましたが、その間にいろいろな映画を無料で楽しみました。

ずっと映画館に行く回数も両手で足りるほどだったので、無料期間だからいっぱい見ようと思いましががどういう映画が良いのかわからない。とりあえず日本アカデミー賞を取ったものなら間違いなかろうと「壬生義士伝」を見てみました。

壬生というからにはきっと新選組の映画だよねと思いながら、どういう話なのかはまったく知らないままに見ました。これからはネタバレになるので、これから見ようという方はここで抜けてください。

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岩手の侍(吉村)が飢饉で苦しむ妻子のために脱藩して新選組に入隊し、人を斬ってお金を稼いでは故郷に送金するお話でした。ラストはうるっと泣けます。

鳥羽伏見の戦いで満身創痍になった吉村は、故郷南部藩の屋敷に逃げ込み幼馴染に助けを求めますが、南部藩としてはすでに賊軍となった新選組隊士を生かしておくわけにはいかず、切腹を命じます。

ひとり切腹に臨んだ吉村に届けられた南部の米の握り飯を「うめべなぁ」としみじみ眺め、ふところからこぼれ出た、故郷に送るはずだった銭を血だらけの震える指で「これは誰に」「これは誰に」と数えながら、微笑みます。

自分が働いた金で家族が幸せになることを何よりの愉しみとし、日々吝嗇に励みながら、人を斬って報奨金を稼いでいた吉村。

モラ夫とエライ違いだな。

モラ夫は自分で稼いだお金は自分のもので、妻子に使うことをことの他嫌がります。私も働いて得たお金で子どもを育てましたが、「誰のおかげで飯が食えると思っているんだ」などと思ったことは一度もありません。

子どもと喧嘩をして「こいつ腹たつ~~~!!」とは思いますが、「誰のおかげで学校へ行けていると思っているんだ」とは思いません。

子どもに腹がたつことと「誰のおかげで~」がリンクしないのです。モラ夫はここがリンクする。その根本は「自分はいつも損をしている」というモラ夫の被害者意識と自己肯定感の低さだと思います。

自分はどういう人間なのかわかっていないから、いつも他者からの称賛を求める。自己肯定感が低いから、他者からの賛美がないと不安でしょうがない。自分を称賛しない、あがめたてない者に対して「誰に向かって言っているんだ」「俺様だぞ」が「誰のおかげで~」という言葉になります。

被害者意識があるから、いつも誰かのせいで自分は損をしている、害を被っていると思っています。だから腹だたしい。面白くない。それがあるきっかけでどかんと爆発する。

私は家族が私の働いたお金で買った服を着て、美味しいものを食べて、楽しそうにしてくれるのが何よりうれしい。もっとがんばって稼いで、もっと喜ばせてあげたいと思う。

人間、自分のためにはできない苦労も、人のためにはできるもの。

壬生義士伝吉村は、一家の主の鑑のような人でした。

共同親権に関するパブコメ募集

近々共同親権に関するパブリックコメントを募集する予定があるとの情報がありました。


パブコメは文字通り市民の声をダイレクトに政府に届けることができる大変有効な手段です。

「離婚しても両親ふたりに愛されて育つことが子どもにとって大事」それはそうだと思います。しかしながら夫婦が相手を尊重し、別々に暮らしていても一緒に子どもを大事に育てていこうねというカップルは、そもそも離婚するのかというのがまず素朴な疑問であります。

モラハラの根源は相手を自分の支配下に置こうとすることです。生活、思想、行動、すべてのことを自分の支配下に置き、自分の思い通りに操ろうとするモラハラツールを繰り出す人が親権を持った場合、離れていても一緒に住んでいた時と同じように嫌がらせをすることで元妻と子どもを支配下に置くでしょう。

「俺は進学を認めない」「俺は手術を認めない」「俺は歯の矯正を認めない」と何もかも否定することで、「自分たちの思い通りにしたかったらすべて俺の言うことを聞け」とモラハラツールを繰り出すでしょう。彼らには相手を尊重するという思考がすっぽり抜けているのです。

「DVは考慮する」とは言いますが、考慮は誰がいつどうやってするのか、まったく話題になりません。そもそも法律に関わる人たちはDVとはどういうことか知っているのでしょうか。

↑ということをパブコメに書いていただければと思います。一緒にご自分が受けたモラハラの実情を書いてもいいでしょう。ただ、ずらずら~と長く書くと相手が読んでくれない可能性があるので、大きなエピソードをひとつ程度書くのがよいと思います。

パブコメ募集がわかりましたら、お知らせいたします。

駆け込み部屋のマリコさんがガン闘病

古くから「モラル・ハラスメント被害者同盟」の掲示板に来られていた方はご存じでしょうが、よく掲示板にお返事を書いてくださっていたフェミニストカウンセラーのマリコさんがガンと診断され、現在抗がん剤治療を受けています。

https://1939mariko.blog.fc2.com/
マリコさんのブログ「野の花日記」

マリコさんと被害者同盟のおつきあいはとても古く、2003年から始まっています。

当時マリコさんは「尼僧紅蓮の駆け込み寺」というDV被害者支援のサイトの副管理人をされていました。管理人は紅蓮さんです。被害者に寄り添った掲示板もあり、駆け込み寺と被害者同盟はまるで姉妹サイトのように仲良くさせていただいていました。

私はまだ自分がモラハラ被害者だと知ったばかりで、DVの知識のない私にマリコさんや紅蓮さん、その他の会員の方たちからは本当に沢山のことを学ばせていただきました。

マリコさんはお仕事を退職後、フェミニストカウンセリングを学ばれ、猛勉強の末、カウンセラーの資格をおとりになりました。地元のDV被害者の方ひとりひとりを大事にし、支援をされていました。

その後「尼僧紅蓮の駆け込み寺」は諸事情により閉鎖になり、私もぽっかりと穴があいたようになり、それから長い年月が流れました。

マリコさんから「新しくDVサイトを作るつもり。『マリコの部屋』にしようと思うんだけどどう?」と尋ねられましたが、「マリコの部屋」というタイトルのサイトはたくさんある。差別化する必要があるだろうと思いました。

サイトタイトルは見ただけでどういう内容を扱っているのかわかった方がよいことから、ずっと「駆け込み寺」が閉鎖になったのを残念に思っていた私は「駆け込み寺をもう一度やってみませんか?」と言いました。

それでできたのが「マリコの駆け込み部屋」です。

マリコさんの豊富な知識が詰まった「駆け込み部屋」と、日々の暮らしを元気よく伝えてくれるブログ「野の花日記」。どちらもマリコさんの英知が詰まったものです。

マリコさんは高齢のもさることながら、無理をして支援活動していたため、体がボロボロになっていました。抗がん剤治療は副作用がきつく、大変体に堪えると聞いています。

マリコさんは掲示板の隅々を読み、いつも的確なアドバイスを被害者の方たちに与えていました。

今、マリコさんはガンと戦っています。心の励みのひとつはブログを書き続けることです。ブログには「拍手」という「イイね!」みたいなボタンがありますので、そちらをぽちっと押して下さると、マリコさんへの応援になります。

マリコさんが再起されますよう、時々ぽちっとよろしくお願いします。

東京都がひとり親の自立支援をサポート

東京都ではひとり親の方に対し、PCや通信機器を無償で貸し出し、e-ラーニングを使って資格取得やスキルの習得に向けた訓練と職業紹介等の就職支援を一体的に行い、就職活動やキャリア形成を支援します。

https://tokyo-job-elearning.com/

受講条件は↓

  1. ひとり親の方で家庭との両立のために、eラーニングによる訓練受講を希望する方。
  2. 都内に在住または都内で在勤している方。
  3. 前年度及び今年度に「成長産業分野キャリア形成支援事業」の受講が決定していない方。

これを見ると、「これから離婚のために資格を」という方はダメみたいですね。すでにひとり親になっていなければいけないようです。つまり、東京に住んでいるか勤めているかしているひとり親で、仕事センター主催の講座に応募していなければOKということですね。

中身を見ると、人気の医療事務に資格がとれるコースやら経理事務という昔ながらのホワイトカラーな職種よりも、プログラミングやWebデザイン、ネットワークエンジニアといった今の時代に即したラインナップですね。

でも、医療事務基礎科、PC・ビジネススキル科、経理事務基礎科などの中身を見ると、それほどレベルが高そうな感じもしないので、応募してみるのもありかなと思います。

東京の方限定のお知らせですみません。

お住まいの場所でこのような事業がありましたら広報しますので、お知らせください。

国際離婚の判決

以前こちらの記事を上げました。

そして、この事件についてもっと深堀した記事が出ました。とても興味深い内容です。

https://note.com/kyodo_shinpai/n/n634d7742c695
共同親権の問題について正しく知ってもらいたい弁護士の会がアップした「令和4年7月7日東京家裁離婚訴訟判決について」

この記事の中は今まで夫側から述べられたいたことのいくつかが、まったくの間違いであることが書かれています。

”被告がマスコミで発信した、「原告が、娘を車のトランクに入れて連れ去った」という事実は認定されていない” 

連れ去ったと大騒ぎをしている動画は別の日に隠し撮りされた、関係のない動画だったということが裁判ではっきりとしました。

判決文:
「私は妻に脅しをかけれられています。非難することはあってはならないと脅しをかけられています。」などと客観的事実に反する主張をし、その結果、原告は、内外のメディアから犯罪者であるかのような誤った個人情報を開示されるに至ったこと」

連れ去り動画を捏造され、誹謗中傷を受け続けた妻の精神的苦痛は計り知れません。

note記事より:
“被告は、原告に対して、婚姻費用を支払っていない。これは、子どもたちに対する経済的虐待である。さらには、原告が、やむを得ず、差し押さえをすると、被告は勤務先を退職し、差し押さえを空振りにさせた。そればかりか、夫婦共有名義の自宅不動産を原告に無断で被告の持分だけ売り払うという、嫌がらせとしか考えられない行動にも出た。”

私はSNSで「フランス人の夫は妻に多大な婚姻費用を払っている」と書かれた投稿を沢山見ましたが、実際は払っていません。さらに差し押さえをしようとしたら、退職をしました。差し押さえは給料の支払い者にするものですので、退職をすると差し押さえができません。

この「多大な婚姻費用を払っている」と書いた人たちの勘違いだったのか、それとも「払った」と本人が支援者に偽りを言ったのか、さて、どちらなのでしょうか。

そもそも彼が望んていたことは何なんでしょうか。妻に離婚だと言い続けたので、苦痛を感じた妻が子どもを連れて(主に子どもの面倒を見ていたのは妻ですから当然)家を出たら、誘拐だ連れ去りだと大騒ぎをしました。

子どもに会いたければ裁判所に面会交流調停を申し立てればいいのにそれをせず、「会いたい会いたい」とSNSに繰り返し投稿している。

この男性がしたかったのは子どもとの面会であり、そこに共同親権を推進する人たちが一緒になって大騒ぎをしているように見えます。子どもに会いたければ、所定の手続きをして会えばよいのではないでしょうか。

どうも当初の目的がわからなくなって、目的自体が変わってしまったようにしか見えないのですが。

宗教に頼ることは悪くはない けど

安倍元総理が銃弾に倒れましたが、容疑者が旧統一教会に恨みを持っていたのが原因と、思わぬところに飛び火しました。

容疑者の母親が統一教会に家や会社を売り払い、億単位の献金をしたことで家族が崩壊したと報道されています。

私も似たような話をご年配の方から伺ったことがあります。「夫から殴られた、DVだ」とのことでお話を伺ったところ、とある宗教に8桁の献金をしたことが夫にバレ、殴られたそうなのです。

そのお金は老後資金として老夫婦が長い間かけて貯めたものでした。なぜ献金をしたのかは忘れてしまいましたが、おそらくは不安を煽るようなことを吹き込まれたのではないかと思います。

エセ宗教がお金を集めるために行うのは

■不安を煽る(献金しないと不幸になる)
■幸福になれる(願いが叶う)

このふたつではないかと思います。両方とも保険の勧誘と同じですね。

特に「不安を煽る」は「今不幸なのは何かがとりついているから」「前世での悪行が」「何かの祟り」など、普通に考えたらないだろうと思うことも、沢山の人に囲まれ、何度も耳元で囁かれると、本当ではないかという気になるのでしょう。

#マインドコントロールですね。ということは、保険の勧誘もそうか。

お金の記事でも書きましたが、人間の心は「幸福になる(儲かる)」よりも「不幸になる(損をする)」方が断然大きく動くのです。損をする、不幸になると言われると「どうしたらいいのだろう」と、そこで脳がフリーズしてしまいます。

そこにつけこむのがエセ宗教(保険の勧誘も同じ)です。

私は宗教は否定しません。どうしようもない事態になったとき、私も今までの不徳を詫びながら必死で神に祈ります。ただし、どの宗教かと言われたら、「特に。。」です。特定の宗教信者ではないので、とりあえずの神頼みです。

死ぬ恐怖でおびえている時に、「死は怖くない。神のところに帰るのだ」と言われたら、なんだか気持ちが安らかになる気がするでしょう。

この事件の容疑者の母親も不幸が続いたので、宗教にすがりついたとのことです。すべてを売り払い1億円以上の献金をしたとか。そして家族は貧困のどん底になり、容疑者は優秀だったにも関わらず進学することができず、その後も辛酸をなめ続けての犯行でした。

仏教、神道、キリスト教などは昔からあるもので、寄進も一軒の家に1億円を出せとは言わないでしょう。

駅近の一等地にエセ宗教団体の施設はあります。そのお金はどこから出るのか。

東京の白金という高級住宅街に、屋根の上にネギ坊主のような装飾をつけた建物がポコポコ建っていて異様な風景です。(白金 宗教 でぐぐってみてください)

どうやって駅近や高級住宅街に教団施設を建てることができるのか。

そして政治家は裏切らず票を大量に集めることができる宗教と仲良くしておきたい。宗教団体は箔をつけるために、名のある政治家からその宗教を賛美するコメントをもらいたい。win-winです。

旧統一教会の信者で合同結婚式にも参加したタレントが芸能界にカムバックしたかったけれど、旧統一教会の献金で家庭を破壊された被害者が大変多く、社会的影響が大きいため結局カムバックできなかったという話を聞いたことがあります。

もし安倍元総理が旧統一教会によって家庭を破壊された人たちが大勢いるということを知らずに教団トップを賛美するビデオレターを送ったとしたら、国民の事情をまったく知らない総理大臣ということになります。

最初に書いた老後資金を全額エセ宗教に取られてしまった方は「家に戻りたい」と仰っていましたが、何分夫の怒りが大きく、しばらくは家には戻らない方がいい(戻れない)ということになりました。

これもDVと言えばDVなのですが、「君は家族のことを思って8桁の寄付をしようと思ったんだね。君の気持ちが嬉しい」と言って受け入れてくれる夫がどれくらいいるものか。何しろ老後資金のほとんどを寄進したのですから、離婚されても仕方のないところです。

詐欺は世間話をしながら詐欺をはたらきます。もうお金の話がでたらすたこら逃げる。でもエセ宗教はお金の話が出た頃にはほぼマインドコントロールが効いているので、なかなか逃げるのは難しい。お金を出せば不幸から逃げられると思い込めば、出してしまう。

あ、やっぱり保険と同じだ。

今日からアマゾン祭り

7月12(火)、13日(水)に年に1度のアマゾン祭りがあります。年に1度だけのこの日のために、カートの中に買いたいものを入れておきます。

今回はリピートのプロティン、以前買ったものが壊れてしまい、今度はケーブルなしのワイヤレスイヤホン、消耗品のスポーツブラなどを購入する予定。

以前スポーツブラは消耗品だからと、やっすい2枚組のものを買ったら、本当に安っぽくて、生地が不織布みたいなものでした(使い捨てか?)

ということで、今回はそれなりのお値段のものを買う予定です。ワイヤレスイヤホンは以前買ったものが壊れてしまったので(壊れるの早かった!)、今回は別のものにしようと思っています。

あと、気になるのは「アシックス商事」の靴かな。靴だけは試し履きをしないと怖くて買えないのですが、どうもアシックス商事のものは私の足に合っているようで(3Eとかです)ちょっと試しに買ってみようかと思います。

2日間、タイムセールを見て、良さげなのを買おうかな。

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