おれ「が」悪かったの遠い道のり

この記事の中でしばはしさんが「共同親権に向いていない親がいる」「それは自責の念がない親です」と答えています。

何かあった時にはすべて相手が悪い。自分は悪くないと言い張る。そのうち「いえ、ボクも悪かったと思いますよ」と言ってもそれはうわすべりの言葉で、その後で「僕も悪いけど相手があーだからこーだから」と延々と相手の非をあげつらい、「僕も悪かった」の内容がひとつも出てきません。

加害者更生プログラムを行っている団体の方のお話では「僕も悪かったけど」の「けど」が取れるのはとても難しいことだそうです。「けど」を言わなくなったらそこが卒業でしょう。

「自分が全部悪かった」と言えるには自分と向き合って、自分のいたらない部分を見つめて、どうしてそうなったかを分析して、その分析も社会が悪い、親が悪いと言わず、「修正する機会はいつでもあった、楽をしようと責任を相手に押し付けて逃げていたのは自分」と腹の底から言えるようになったら、

共同親権にしてあげる。