オルカンは今年の流行語になるかも

今年から新NISAが始まり、成長投資枠240万円と積み立て枠120万円が非課税となりました。今までは2割が税金として自動的に徴収されていたものが、まったくゼロになるという画期的な制度です。

もちろんこれは「投資」という分野の話で、いわゆる定期預金などというものには適応されないので、ご興味のない方にはまったくスルーするお話です。

ご興味のある方はこちら

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/index.html

現在株も預金も利子には20%課税されていますが(受取前に20%引かれる)、NISA枠で投資をするとこの20%課税が無くなり、まるまる手元に来ます。

20%とは1万円利益が出たら2,000円が引かれる、10万円利益が出たら、20,000円引かれるということです。大きくないですか?20%。

そもそも投資には大なり小なりリスクが伴うもの、うまく利益を出せれば儲かりますが、失敗したら自分のお金を失います。

精神的にも疲弊しVIX指数(恐怖指数)という言葉があるくらいです。VIX指数とはもしかしたら損をするかもしれないという投資家の心理を指数で計算されたものです。

朝起きたら自分の口座にあった100万円が90万円になっている。翌日になったら80万円になっている、このダダ下がりする相場はいつまで続くのか、自分の預金はどうなってしまうのかという恐怖に怯えながらするのが投資です。

投資をしているというと「濡れ手に粟」と楽をして設けているという印象がありますが、投資家やそれを生業としている業務の人は胃に穴を開けながら仕事をしているそうです。

これについては以前も書きました。

そして新NISAの話ですが、この心臓がドキドキしなくてもいい投資が今脚光を浴びています。通称「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」です。

これは全世界の株式を集めて投資したもので、手数料が非常に安いのも魅力です。全世界の株ですので、何かひとつが悪くなったら下がるものではなく、今までの実績から考えるとまず下がることがないと言われています(儲かります)

株は浮き沈みがありますので、上がったり下がったり、時にはリーマンショックやコロナショックのような大きな下げもありといったことがありますが、現在コロナショック時に下げた分を取り戻し、バブル期以来という高値をつけています。

大きな上げや下げを繰り返して世界経済は右肩上がりになっているのです。

と私が言っても説得力がないので、検索して調べてください。

特に魅力なのは毎日相場を眺めなくてもほったらかしにして良いという点です。生活にも仕事にも精神的にも支障がまったくありません。ほったらかせば結果として資産は増えます。ただし1年2年では結果は出ず(今の相場がずっと上がり続ければ出ますが)、20年30年後に増えているというものです。

つまり今の若い世代が毎月積み立てて老後資金として貯めるのにぴったりな商品なのです。逆に言うと、私のような先がよくわからない人には不向きです(持病持ちだし)

ただ、本来はかかる税金が20%がないというのはとても魅力的なので、当分の間は生きているという方で、NISAで何を買ったらよいかわからないという方にはお勧めな商品です。

と私が言っても説得力がないので検索してくださいね。