弁護士は慎重に選びましょう

とある離婚裁判を傍聴したときのこと。

原告(妻)側は沢山の証拠を持ってきており、それをひとつずつあげて弁論する弁護士は、惜しいことにせりふ棒読み。どうやらこの離婚裁判は、新人弁護士の練習台にされてしまったようです。先輩弁護士もついていてふたりでやっているから、結論に違いはないだろうと思いますが。

証拠書類を持つ手がぷるぷる震えているので、緊張しているのでありましょう。

どうやら夫も同じように思ったようで、落ち着き払ってのらりくらりの答弁が続きます。夫は社会にもまれた百戦錬磨の企業戦士。棒読みぷるぷるの若い弁護士なぞ鼻で笑ってしまっています。

弁護士選びは家を出る前に終わらせ、家を出ると同時に受任通知の内容証明を送るというのが手順です。家を出る前はたっぷり時間がありますので、弁護士選びは慎重にしたいところです。同一料金でふたりでやりますと言われたら、手厚いわけでもなく、新人弁護士の練習にされる場合もあります。

ちなみにこの裁判の弁護士ふたり、原告側、被告側とも立派なHPを持っていました。ただ、そのHPによると被告側の弁護士は離婚を得意とする方ではないようで、なぜにこの弁護士に依頼したかが不明。特に弁護人からの質問では、素人の私でも目がテンになるような意味不明な質問が飛び出ました。

その質問とは「原告が書いていた日記に出てくるDV夫がこの被告人(夫)だという証拠がどこにあるんですか?!」

びっくりしますよね。離婚裁判で「夫」と言ったら被告に決まってます。

すかさず裁判長から「ここでは夫とは被告人のこととしていますから」というお答えが出てきましたが、あれは裁判長もびっくりしたと思います。