主のいないFacebook その3

詳しい事情は控えますが、カスミちゃん家族は夫から避難してある場所に住んでいました。その場所は生活に余裕のない方たちが住む場所でしたので、カスミちゃんもそうなのだろうとは思っていました。ただ、私の住んでいた地域ではそれだからと言ってその場所に住んでいる子どもたちをいじめるとか、陰口を叩くとか、そのようなことは一切ありませんでした。思えば「子どもをみんなで守ろう」という意識の高い地域だったのだろうと思います。いい場所で子育てできたことは、私にとってとてもラッキーなことでした。

今、南青山に児童相談所を作ることに反対している人たちが反対活動を行っているようですが、私のモラハラ活動で関わった方の中には超がつく高級住宅地に住んでいた方もいます。金持ちだったら児童虐待をしないかといったらとんでもない!救急に携わる方に「家の中で暴れているという通報で出動すると、大きな家であることが多い」という話を聞いたことがあります。

DVと貧富は関係ありません。どうも貧乏な家庭で、父親が酒を飲んで暴れて、母親に殴る蹴るして、子どもたちはいつも汚い格好をしているというのがDV家庭だと思われている方がいるようですが、本当にマジ関係ない。父親の職業を陳列できないのが残念なのですが、DVに貧富はまったく関係ありません。

そしてカスミちゃんも、そのような逆境に負けず、明るくて、正義感がたっぷりの子でした。個人特定されたくないので、エピソードが書けないのが残念なのですが、きっと大きくなったら子どもの頃と同じように、いつも輪の中心にいるようなステキな人になったのではないかと思います。

そんなカスミちゃんが居なくなったのは突然でした。