令和5年度 配偶者暴力(DV)防止講演会ー東京ウィメンズ

東京ウィメンズプラザでは令和5年度の事業としてモラハラの講座を行います。オンラインでの視聴が可能ですので、全国どこからでもお申し込みできます。

軽くみないで!パートナーからのモラハラ(精神的DV)―その実態と被害者への影響

講師:藤本 圭子(ふじもと けいこ)さん 弁護士

日時:令和5年11月18日(土)14時~15時40分(受付開始 13時40分より)

申込締切:11月13日(月)

お申し込みはこちらから↓

https://www.shinsei.elg-front.jp/tokyo2/uketsuke/form.do?id=1689814378418

このライブ配信以外にも録画を東京ウィメンズプラザで視聴できます。

日時:令和5年12月1日(金)19時~20時40分(受付開始 18時30分より)
会場:東京ウィメンズプラザプラザ 視聴覚室(1階)

お申し込みはこちら↓

https://www.shinsei.elg-front.jp/tokyo2/uketsuke/form.do?id=1690173261979

立川市でも録画放映をします。

■日時 令和6年3月12日(火)14:00~15:40(受付開始13:30)
■会場 立川市女性総合センター アイム 第三学習室

お申し込みはこちら↓

https://www.shinsei.elg-front.jp/tokyo2/uketsuke/form.do?id=1690174873908

NHKハートネットTV「精神的DV特集」を見て

10月9日、10日の2日間にわたってNHK教育テレビ「ハートネットTV 特集 精神的DV」で精神的DVの放送がありました。

この番組のディレクターさんから取材依頼のご連絡をいただいたのが7月中旬。私の本(家庭モラルハラスメント)を読んでくださってのご連絡でした。まだ若い男性の方にどれだけわかっていただけたかわかりませんが、ご連絡をいただけたということはそれなりに響くものがあったのかもしれません。

その頃はまだ放送が決まっておらず、まずいろいろ取材してからというお話でした。私以外にも被害者の方数名のお話を聞いていただき、その方々は今回の放送にも登場されました。

担当者の方のご意向としては今回の放送は「モラハラ」ではなく「精神的DV」として放送したいとのことでした。モラハラは法的には「精神的DV」のカテゴリに入りますので、それはそれでテレビ局側の判断ということだと思います。

「モラハラ」だろうが「精神的DV」だろうが受けているものは変わらず、また、この頃モラハラが気軽に使われるようになり、「は?」のようなものも「モラハラだ!」と人の口にのぼるようになってしまい、釈然としない思いが募っているところへこのお話です。

だったら原点に帰って「精神的DV」でもいいんじゃないかと思いながらの伴走でした。

いつもモラハラというと情報番組なのですが、番組のつくりはドキュメンタリータッチで、新鮮な気持ちで見ることができました。1回目の小西聖子先生、2回目の信田さよ子さんはさずがのオーラでした。信田さんの「違和感って正しいんですよ」は本当に説得力がありました。

私も含めた被害者の多くは「結婚する前に違和感を感じた」と言います。違和感はあるのだけれど、「もう両親にも紹介したし、結婚式場も予約したし、職場にも伝えてあるし、友人からお祝いももらったし」と、後に引けない状態の中で突っ走ってしまった。

結婚したら辛い現実があったけれど、「子どもができたら彼も変わるんじゃないか」と子どもを産んでみたらさらにひどくなり、子どもにも影響がでるようになった。

第1回で小西先生が「人間苦痛がある時は自責感を感じるんですよ。それは大人も子どもも同じ。大人は『私が悪いから夫から叱られるんだ』と思い、子どもは『自分が悪い子だからパパは怒るんだ』『子どもの自分にはママを助けられない』と無力感を感じる。

モラハラの理念事態は目新しいものではありませんが、ドキュメンタリータッチのせいか、より一層切実さが画面から伝わるようでした。

ただ、登場していた方が「自分が受けていたのは精神的DVだったんだと気づいた」の部分は実は「モラハラ」でしたし、私もモラハラで気づきました。精神的DVでは気づけなかった。

夫がしているのはハラスメント(嫌がらせ)なんだと言われたら「その通り!」と言うけれど、虐待だDVだと言われたら気づけない。気づきにはやっぱりハラスメント、モラルハラスメントという言葉がどうしても入り口には必要なのです。今回はそれを再認識しました。

と言って、モラハラではないものを簡単に「モラハラだ」と言ってしまう現在をどうするかという振り出しにもどりました。

共同親権の話もあり、子どもをめぐる夫婦問題はずっとヒートアップしたままですが、共同親権には精神的DVをどうするかの議論がされるはずですので、今回の番組は(NHK教育だし)国民にモラハラを知ってもらう一助になればいいなと思います。

ハートネットTV来週放送です

NHK教育では10月9日、10日の2日にわたって精神的DVの特集が放送されます。

https://www.nhk.or.jp/heart-net/program/heart-net/2517/

第1回 証言・私は支配されていた
第2回 被害を減らすために~支援と対策~

この番組のディレクターさんから協力依頼をいただいたのは7月のことになります。こういったメディアからの協力要請というのは時々あるのですが、今回は2夜連続ということで、深く精神的DV(モラハラ)を描いてくれるのかなと思います。

最初はほとんどモラハラについての知識がなかったディレクターさんでしたが、ずっと時間をかけて沢山の本を読まれていました。

ある意味他のせわしなく次の放送に合わせて番組を作る民放よりも、じっくりと時間をかけて取材できる教育テレビって制作者としては恵まれているなと思います。

その結果がどうなるかは、来週です。私もビデオ録画しました。

小西聖子先生横浜YWCA講座ラストです

「モラル・ハラスメントのすべて」で解説を書いて下さった武蔵野大学副学長で精神科医の小西聖子(たかこ)先生がずっと長い間されていた横浜YWCAの講座が今回ラストになるそうです。

「被害者支援の現場で生かせる精神医学的知識」第8回テーマ:女性への暴力とその被害

この講座は支援者を対象としたもので、オンラインで行われます。

http://yokohama-ywca.jp/notes/special/post_243.html

日時:2023年 10月14日(土)14:00~16:00

コロナで世の中が荒れてしまいましたが、オンラインが普通になったのはうれしい限りです。地方在住でも家の中で大切な講座が聞ける。

# 私も月1の研修をオンラインで受けていますが、興味のあるものとないものの態度が全然違ってもあちら様には見えないので、途中でおやつを食べながらだったりする。

小西先生と初めてお会いした時に伺ったのは、行政で犯罪被害者支援をする際の注意事項でした。まずは被害者支援をここでやってますよということを、住民にわかっていただくのが一番重要ですと仰いました。さすがに長い間被害者支援をされている先生です。理念よりも先に現実がありました。

確かに役所で何をしているかなんて、当の役所の中でもわかっていなかったりします。自分の働いている場所で何をしているのかをまず役所の人に知ってもらうのが一番最初にすることでした。

普段ニュースではいろいろな犯罪を報じていますが、自分が当事者になるとは夢にも思っていませんので、ほとんどの人は興味がないのでスルーします。そのスルーする人たちに「ここで支援をしていますよ」とどう伝えるのかがとても重要で大変なことでした。

そしてもし万が一当事者になってしまった場合は、本人にはどうするべきかを考える余裕がありませんので、その時に動いてあげるのは周りの人です。それがなかなか難しい。出しゃばらず的確に、何が必要なのか想像力を働かせてオープンクエスチョンでどうするかを尋ねる。

私が最初に支援した方の最初の困りごとは「保険証がどこにあるかわからない」でした。家の中を捜索するよりも、保険証の再発行手続きをしたような気がします。

さて小西先生の今回のテーマは「女性への暴力とその被害」とありますので、たぶんDVも入ってくると思われます。家の中で小西先生の講座が聞ける絶好のチャンスですので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

小西先生がなぜ犯罪被害者にについて支援をされているのかは、こちらがわかりやすいです。

https://www.musashino-u.ac.jp/feature/interview/04_konishi/page02.html

NHKハートネットで精神的DV(モラハラ)の体験談募集中!

10月9日、10日のNHKハートネットTVでは、配偶者やパートナーからの「精神的DV」について特集します。

「みんなの声」から精神的DVの現状と必要な対策について考えます。配偶者やパートナーからの精神的DVについて、 ・体験談・被害者に必要な支援・減らすために社会に必要なこと
など、皆さんの声をお寄せください。

ということで体験談を募集しています。

ご自分の体験をNHKに語りたいという方はこちらまでどうぞ

https://www.nhk.or.jp/heart-net/new-voice/54/

すでにたくさんの方が書き込みをされていますが、モラハラ被害者の方は読んでいて苦しくなるような内容が多いので、もしその懸念がありましたら無理せずに今はスルーしてくださいね。

7月分電話相談の受付を開始します

サイトトップにありますように7月分の電話相談の受付を始めました。

この電話相談ではいろいろな機関や弁護士の紹介もしています。ここで相談をされて、別居・離婚された方のご報告は沢山いただいています。

避難応援プロジェクトは首都圏以外の方に参加いただくことがなかなか難しいので、この電話相談でお話を伺ってプロジェクトと同じようにアドバイスをいたします。

よくネットでカウンセリングをしている方がいますが、私の場合はカウンセリングではなく相談とアドバイスです。カウンセリングは8割がクライアントさんのお話を伺うことですが、この電話相談は傾聴とは違ってお話を伺い、どうすべきかを一緒に考え、もっとも適切と思われることをアドバイスいたします。

もし寄り添って話を聞いてほしいという場合は、お申込みの時にそのようにお書きください。ご相談は何度でお受けいたします。

電話はこちらからおかけしますので、電話代はかかりませんが、そのためには電話番号を教えていただくことが必要です。

当日急に夫が家にいてかけられないというアクシデントは始終ありますので、その際はきちんと対応させていただきますのでどうぞご安心ください。

詳しくはこちらから

https://morahara.cocoon.jp/denwasoudan.html

11日、12日はアマゾンプライムデー

7月11日、12日は年に1度のアマゾンプライムデーです。とにかくお得な買い物ができるので、1か月だけプライム会員になって買い物をします。

↓ここから入ってお買い物をしていただくと、モラハラ被害者同盟への寄付になります。

今年は大きな買い物を予定しているので、前もってプライム会員になってこのバーゲンにダッシュする予定です。以前エアタグについて記事にしましたが、この時は1個3,800円だったのに、7月始めに見たら値上がりして4,500円になっている!4個セットも12,000円程度だったものが15,000円になっている!

なんでも値上がりの時代とは言え、一気に3,000円の値上げはひどくないか?4個セットではなく、必要な分だけの3個をバラで買うことにしました。プライムデーで安くなっているといいなぁ。この時買っておけばよかったなぁ。

と思って今見たら、13,031円になってる!

ということで買いましたが、5月に12,000円だったものが、7月始めに15,000円になり、プライムデーの15%引きになって13,000円になった。。。って

なんかおかしくないか?

これでプライムデーが終わって15,000円になったらとりあえず納得するけど、なんだか数字を都合よく動かしている気がする。

9日からは先行セールも始まり、タイムセールもある。プロティンとか、毎度買うものも秋のブラックマンデーまで持つように買いだめしておきます。

kindle unlimited はプライム会員特典にはないのですが、3か月無料のお知らせが来ているので、3か月間だけ登録してコミックを読み漁ろうかなと思っています。

とにかく夏は暑くて何もする気になれないので、大掃除とか片付けのようなものは5月頃までに済ませておき、その後しなければならなくなったら10月まで放っておくことにしています。

昔義母が「年を取ったらいろいろ面倒になる」と言って料理の手抜きをしていましたが(実母はそういういいかげんなことが嫌い)なるほど、年を取るとみんなめんどくさくなってやりたくなくなるものですね。

面倒になるとは言え、プライムセールのチェックは今からしておくことにします。

御礼「モラハラからの避難応援プロジェクト」満席となりました

令和5年度の「モラハラからの避難応援プロジェクト」7月開催分が満席となりました。お申込みありがとうございました。

https://morahara.cocoon.jp/project.html

毎年行っているプロジェクトですが、毎回結構ドラマがあります。つくづく100の結婚があれば、100通りの結婚生活があるものなのだなと思います。

そしてその終わり方も様々です。そのために少数のみの方だけに参加していただき、それぞれの問題点を解消するのがこのプロジェクトの目的です。

11月分のお申し込みもいただいておりますので、もし避難を考えていらっしゃる方はご検討ください。

お待ちしております。

40代のおしゃれな女性向けの雑誌「STORY[ストーリー]」にモラハラ特集

おしゃれな女性向けの雑誌という、もはやこの類の雑誌を手にとることはなく(美容室ではオレンジページの料理を見てるか週刊文春を見てる)、今は何が流行っているのかまったく興味が無くなった還暦過ぎたおばちゃんが「STORY」に出ました。

いきいき(今はハルメクというのだそうだ)」ではないので読者モデルではなく、モラハラ特集のコメンテーターのひとりとして参加させていただきました。

企画者の方とライターさんのおふたりとZOOMでインタビューを受けました。この頃はZOOMが多いですね。リアルでの取材とどちらかを選んでと言われたので、迷わずZOOM。

外に出なくてもいいので手軽だし、服もそのままでいいし、メイクもエフェクトを使うので、画面の私はしっかり2割増しになっている。

コロナ禍は確実に新しい日常を作り出しました。

そして記事ですが、「モラハラ受難妻」座談会があり、現在調停中の方や受難真っ最中の方など、多様な方が会話をしています。

それでも夫と一緒に暮らしていきたい方にはカウンセラーが、別居中の方には弁護士やカウンセラーが、そして離婚調停中の方には弁護士と私がお答えしています。

#私は弁護士と同じカテゴリなんですね

モラハラコミックと言えばおなじみの榎本まみさんの4コマ漫画が挿入されています。

40代の女性ならではのモラハラの悩みが詰まっていますので、ぜひ手に取って読んでみて下さいね。

残席わずか 「避難応援プロジェクト7月」

避難応援プロジェクトを下記の要領で開催いたします。

第1回 2023年7月1日(土)個人面談は満席になりました 第2回 11月18日(土)

時間:午後2時〜4時

場所:東京山手線内の施設。ご入金のあった方だけにお知らせします。

参加費:1回2,500円

定員:5人程度

何度でも受けていただくことができます。都合で来られなくなった場合は次回への振替や熊谷早智子の電話相談30分への変更が可能です。

残席はあと1席ですが、2席程度を追加して開催しようと思っています。いつも開催日ギリギリのお申し込みには満席のご連絡を差し上げなければならないので、早めのご応募をお勧めします。

先日、このプロジェクトを受けた方から無事避難、離婚成立のご連絡をいただきました。大勢の方向けに行う講座とは違い、少数の方で座談会形式で行いますので、あなたにフィットした回答が得られます。しかも質問し放題!

何しろ家庭は100あれば100通りの環境がありますので、ご自分にあった講座というのは難しいし、弁護士に相談するには30分5250円もかかります。役所の無料弁護士相談の担当弁護士はモラハラを知らなかったり、そもそも離婚案件に不慣れな場合が多くあります。

当プロジェクトで回答する弁護士はモラハラ離婚に関しては百戦錬磨の専門家ですし、行政で長らくDV事案をこなしてきた専門員や実際に避難を終了した元被害者もアドバイザーです。

家から出たいけれど、どこから手をつけたらいいかわからない方向けのプロジェクトです。

https://morahara.cocoon.jp/form.php

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