共同親権、今国会は見送り 賛否まとまらず、民法改正案「時期尚早」

https://www.tokyo-np.co.jp/article/233588

2月28日の東京新聞に共同親権を導入する民法改正案について、法務省は今国会への提出を見送る方針を固めたという記事が出ました。

すごく大きな話題になるはずなのに、なぜかひっそりとした報道なのはなぜなんでしょうね。

法制審議会での議論は引き続き行っていくとのことですので、油断はできませんが、大きな波であった共同親権推進派のうねりは、やっぱり「変なことをする人たち」と受け止められたのかなぁと思ったりします。

やればやるほど、大きな声を出せば出すほど、みんな引いていく。引かれているのがわからない、困った人たちだなと思います。

今、単独親権でも一緒に子育てをしている人は沢山いて、その方たちになら共同に親権を持って一緒に子育てしてもらいたいですが、「きょーどーしんけん!!」と叫んで街宣車を使ったり、駅前でビラを撒いたり、自販機に自分たちのサイトに引き込むシールを貼ったりするようなへんてこりんな人たちには絶対に親権などは渡してはいけません。

そして今回見送られることになった大きな動力は、パブコメに意見を送って下さったみなさまの生々しい体験をもとにした1通1通に込められた思いです。共同親権推進派の人たちが束になって送ったであろうコメントよりも、実際にモラハラを体験した方たちの悲痛な叫びが、国会提出を阻止しました。

パブコメに送って下さったみなさま、本当にありがとうございました!

議論はまだ続きますので、これからもどうぞよろしくお願いします。

まずは乾杯!

<3月14日追記>

この情報に関して大手のメディアが何も発信していません。今後の状況に注視していきたいと思います。

自販機に「共同親権」訴えるQRコード

2月の話ですが、新宿や渋谷に設置された自販機に、「共同親権」を訴えるQRコードのシールが無許可で貼られていた、という事件がありました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b2b139323f4c0639b00bdaa93bbc4b04a9cdaeb5

yahooの記事は時間がたつと消えてしまうので、ここに本文を貼りますね。

”自販機事業などを手がけるスキマデパートは2月21日、公式Twitterで被害を明らかにしました。 問題のQRコードは、自販機の返却レバーの左あたりに貼られており、「SCAN ME」と読み込みを呼びかける言葉が記載されています。

ねとらぼ編集部がQRコードを読み込んだところ、「共同親権」の実現を求める嘆願書への署名を呼びかけるサイトが開くことが確認できました。なお、該当サイトには東京五輪のエンブレムが掲載されていますが、無断使用とみられます。  SNS上には、スキマデパートの公式Twitter以外にも、「コカ・コーラの自動販売機に『SCAN ME』って書いてあるQRコードがあった」「かなりの枚数が新宿駅を中心にばら撒かれている」といった書き込みが見られます。

 スキマデパートは該当のQRコードについて、「このQRコードは弊社が実施しているものではなく、第三者によって貼られたものになります」と説明。読み込んだ利用客からの連絡で発覚し、現在は全台対応中としつつも、「くれぐれもご注意下さい」と注意を呼びかけました。”

この記事の返信にも「共同親権推進する人はこういう非常識な人たちの団体で、さぞかしこういう夫から逃げた人たちは辛い生活だったろう」という返信がほとんど全部でした。

本当にいつも言うけど、こういうことをやればやるほど、騒げば騒ぐほど「これはヤバい人たちだ」ということをまき散らしていることになるんですが。

まぁ、まともじゃないからみんな離婚するんですけど。離婚した後も連続調停や裁判を申し立てるとか、たぶん裁判所でもおなじみの人になっていると思います。

それにしても自販機に共同親権サイトに飛ぶQRコードを貼るなんて、あほちゃうかー。

思い出が終わる時

東京に来たのは2009年の3月からですが、その前に準備のために何度か訪れていました。2月のある暖かな日、自転車10分ほどのところにあるパン屋さんに行きました。たくさん種類があって、トレイに自分の好きなパンを置いて会計する形式のパン屋さんです。

そのパン屋さんの出入り口はテラスになっていて、買ったパンをそこで食べることができ、50円ほどの安い値段でちゃんと抽出されたコーヒーも飲めます。

ぽかぽかと暖かな昼下がり、サンシェードにうすぼんやりと映ったお日様を見上げ、「幸せだなぁ」とつぶやきました。

故郷は今頃小雪がちらついているか吹雪か、毎日グレーの空の下でみんな「さむさむ~」と言いながら過ごしているだろうに、私はこんなにさんさんと太陽の下でアンドーナツを食べている。

「幸せだなぁ」とひとかじりしたアンドーナツは私の好きな粒あんではなくこしあんだけど、からりと揚がった皮にまとわりついたグラニュー糖が、じゃりじゃりと口の中で擦れ合いながら、アンコと皮と混じり合いながら喉を下っていく。

そのパン屋さんが日曜で閉店になりました。コロナ以降、あちこち閉店になることが多くなりましたが、松屋とこのパン屋さんは私の「東京への第一歩」の象徴のようなものでしたから、寂しいものがあります。

こうやって時が過ぎ、いろいろなものが変わっていくんだ。それは仕方のないことなんだ。

そうは思っても、思い出フェチの私としては、またあの時と同じようにアンドーナツを買って、テラスに腰掛け、あの時のことを思いながら、グラニュー糖まみれのアンドーナツにかじりつくのです。

子育てはいいとこどり

離婚した後、面会交流をしている人の中で「元夫に面会交流させてるけど、たまに会ってニコニコしながら美味しいものを食べさせて、欲しいものを買ってあげるあちらはそりゃー好かれるでしょうよ。こっちは毎日子どもの世話で自分の時間なんかない。経済的にも大変。向こうはいいとこどりをしている。腹が立つ」という方がいます。

確かに子育ては1分1秒が積み重ね。子どもが小さいとトイレにさえ行くこともできず、泣きだしたら止まらない赤子を相手に一緒に泣くか、必死に怒鳴るのを抑えるか、いらいらしっぱなしが毎日続く。

どこに行くのも連れて行かねばならず、洋服の試着もできず、ぐずりだしたら買い物の途中でも帰らなければならない。熱を出したら「今日もお休みで、すみません」とスマホと一緒にペコペコ頭を下げる。

大きくなった子どもは「誰のおかげで飯が食えていると思うんだ」と言いたくなるほど横柄でいつも仏頂面して「メシ、フロ、カネ」しか言わない。LINEの既読もつかず、いつ帰ってくるのかもわからない。

もしくは何か注意するたびに「うっせーなー、ばばー」と怒鳴り散らし、パンツが見えそうなスカートをはいて出ていく。いったいどこへ行くのやら。高校を卒業したらいったいどうするのやら。

それなのに、別れたあちらは好き勝手放題。少ない養育費を支払っているだけで大きな顔をして子どもに会う。ほんとに「いいとこどり」だと思います。

でも、子どもが小さかった頃、初めてたっちができた時、入園式の時、運動会の時、歯が抜けた時、満点を取った時、母の日にプレゼントをくれた時、高校の合格発表を一緒に見た時。いつも母は全部一緒に過ごしていたんです。いい時も悪い時も、悲しい時も、一緒にいられたんです。ちゃんと「いいとこどり」してたんです。

一緒に暮らしていない相手は、その劇的瞬間を知らない。子どもと共有できていない。ちょっとした時間だけ一緒にいても、肝心な時に一緒にいられなかったのです。これはもう子育てをしたとは言えません。

ずっと子どもと時間が共有できること。相手が欲しくても叶わない、いいところをとることはできていると思ったりします。

#でも愚痴りたい気持ちはよーーーーーーくわかりますよーーー。

サンドイッチ屋の朝

ある年の年末、どこの家も大掃除やお節づくりで忙しいであろう時間帯、ひとり住まいの気楽さでテレビをつけっぱなしにして、あれやこれやと遊んでいたら、ふとテレビに映ったのは札幌で24時間営業をしているサンドイッチ屋のドキュメント番組。

途中から見たので全容はわからないのですが、札幌のすすきのの近くにあるサンドイッチ屋にカメラを据え、72時間その店で行われる仕事や買いに来るお客さんたちのインタビュー番組でした。

すすきのの近くなので、ホストもいればホステスさんも来る。家族連れも来る、結婚していない中年カップルも来るといった感じで、インタビュアーに語るそれぞれの事情は、ちょうど年末に見たこともあり、またそれぞれに背負った人生をかいま見るようでした。

先日ふと「行ってみよう」と思ったのは、我が家から徒歩30分ほどのところにあるサンドイッチ屋。こちらのテレビ番組で紹介されていた朝6時から営業しているこのサンドイッチ屋は、カフェのようなオシャレなサンドイッチではなく、お惣菜をパンにはさんだのがメインの、老夫婦が切り盛りしているテイクアウト専門のサンドイッチ屋です。

具材はすべて手作りで、早朝2時だか3時だから起きて作っているのだそう。

近くのこともあり、ウォーキングついでに寄ってみました。ハムカツ、照り焼き、チーズハム、ツナマヨと、フルーツなど20種類程度あり、どれも刻まれた野菜がみっちりとメインの上に覆いかぶさり、バランス良し。

#その辺のコンビニにある、レタス2枚に具が乗っかっているやつと全然違うの

あれこれ迷って「スペシャル」と「デラックス」の2種類を買って520円。テレビでは刻んだ野菜をぎゅーっと絞って使っていましたが、マヨネーズなど、塩気のあるものと混ざった後に水分が出るのか、具がトロトロ。マヨネーズも手作りしているそう。

PayPayでお勘定をしていたら、軽トラックが止まり、ガテン系のお兄さんがふたり降りてきて、「ハムカツ」「ハンバーグ」「たまご」と選んでいき、最後に「イチゴサンド」。

うわっ、萌える~~。かわいいわ~~。ウチの子と同年代。わかるわかる。しょっぱい物の後には甘い物が一口食べたくなるものね。仕事前にイチゴサンド食べて、今日もがんばれ!

今日の朝食は、サンドイッチとめったに飲まないたっぷりカフェオレ(紅茶派なのです)。

あの24時間営業しているすすきののサンドイッチ屋さんでの定点ルポにあったように、サンドイッチに挟まれた人生模様は、その具の数だけ彩とりどりです。

新しい保護命令の疑問点

保護命令に「精神的DV」も対象になりました。今までは身体的DVでないと認められなかったものが、2024年4月1日から対象になりました。

ちなみに保護命令の対象は↓です(出典:裁判所)

申立人への接近禁止命令

 6か月間,申立人の身辺につきまとい,又はその通常所在する場所の付近をはいかいしてはならないことを命ずる保護命令

申立人への電話等禁止命令

申立人への接近禁止命令の期間中,次に掲げるいずれの行為も禁止する保護命令

  1. 面会の要求
  2. 行動を監視していると思わせるような事項を告げ,又は知り得る状態に置くこと
  3. 著しく粗野又は乱暴な言動
  4. 無言電話,又は緊急やむを得ない場合を除き,連続して,電話をかけ,ファクシミリ装置を用いて送信し,若しくは電子メールを送信すること
  5. 緊急やむを得ない場合を除き,午後10時から午前6時までの間に,電話をかけ,ファクシミリ装置を用いて送信し,又は電子メールを送信すること
  6. 汚物,動物の死体その他の著しく不快又は嫌悪の情を催させるような物を送付し,又は知り得る状態に置くこと
  7. 名誉を害する事項を告げ,又は知り得る状態に置くこと
  8. 性的羞恥心を害する事項を告げ,若しくは知り得る状態に置き,又は性的羞恥心を害する文書,図画その他の物を送付し,若しくは知り得る状態に置くこと

申立人の子への接近禁止命令

 申立人への接近禁止命令の期間中,申立人の同居している子の身辺につきまとい,又はその通常所在する場所の付近をはいかいしてはならないことを命ずる保護命令
※ 当該子が15歳以上のときは,子の同意がある場合に限ります。
※ 相手方が申立人と同居している子を連れ戻す疑いがあるなどの事情があり,子の身上を監護するために申立人が相手方と面会せざるを得ない事態が生じるおそれがある場合に,申立人の生命又は身体に対する危険を防止するために発せられます。

申立人の親族等への接近禁止命令

 申立人への接近禁止命令の期間中,申立人の親族その他申立人と社会生活において密接な関係を有する者(以下「親族等」という。)の身辺につきまとい,又はその通常所在する場所の付近をはいかいしてはならないことを命ずる保護命令
※ 当該親族等が申立人の15歳未満の子である場合を除き,当該親族等の同意があるときに限ります(当該親族等が15歳未満又は成年被後見人である場合には,その法定代理人の同意)。
※ 相手方が親族等の住居に押し掛けて著しく粗野又は乱暴な言動を行っていることなどから,申立人がその親族等に関して相手方と面会せざるを得ない事態が生じるおそれがある場合に,申立人の生命又は身体に対する危険を防止するために発せられます。

退去命令

 2か月間,申立人と共に生活の本拠としている住居から退去すること及びその住居の付近をはいかいしてはならないことを命ずる保護命令
※ 申立人と相手方が生活の本拠を共にする場合に限ります。

 相手方が保護命令に違反すると,刑事罰(1年以下の懲役又は100万円以下の罰金)の制裁が加えられることになります。

これが精神的DVの場合でも適用になるのはありがたいのですが、閣議決定したあの日、DV関係者の間では「どうやって証明するのか」「医者に通院は何回通えばいいのか」など、疑問な部分のLINEが飛び交いました。

モラハラは証明が難しいです。無視、不機嫌をどう証明するのか。あるとしたら日記くらいしかないのですが、それでいいのか。夫の行動をどこから「精神的DV」と誰がどう判断するのか。

結局のところこの「誰がどう判断するのか」がいつも焦点になります。今の警察や裁判所にはDVの専門家はいませんので、その線引きを今回丸投げされたような形になり、きっと内部では頭を寄せ合っているかもしれません。

ただ、私が行政で仕事をしていた経験から言いますと、割と警察はいい線で動いていました。結構「こりゃひどいですねー」という反応をしている人がいました。ただ、その「人」にばらつきがあるのです。

適用するかしないかはその立場の人の判断。ましてや組織。担当者が適用と思っても、上司が「DVじゃない」と言えば引き下がるしかない。

その判断を個人の価値観に委ねなければ成立しないのがこの世の中です。裁判官だって価値基準がそれぞれだったりするので、だから三審制があるわけで。

実はこれまでも身体的DVがなくても精神的DVで保護命令が認められたものはあったのです。それは私が聞いても「こりゃ絶対に通るわ」というようなかなりひどい内容のものでした。

なので、このランクならたぶん大丈夫とは思うのですが、ボーダーや、人の価値基準でふらっふらなものはいったいどうなるのでしょう。

こういう時にいつも「DV Court」があればいいなと思います。Courtとまではいかないまでも、配偶者暴力センター的なもので、DVに精通した人が常勤でいるような部署があればいいなと思います。

とにかく日本はこういった人材が必要なところにお金をかけない(かけたくない)ので、いまだにモヤモヤしていて、だから「でっちあげDV」などという言葉が横行する。

このさいだから、ここをきちんとして欲しいなと思います。

やっとここまでー精神的DVが保護命令の対象になります

政府は24日、ドメスティックバイオレンス(DV)防止法改正案を閣議決定した。被害者への接近などを禁止する保護命令の対象を、暴力といった身体的DVだけでなく、言葉や態度で相手を追い詰める「精神的DV」の被害にも拡大。命令違反の罰則も強化する。施行期日は2024年4月1日。今国会での成立を目指す。

DVは近年「長時間、正座させて説教する」「相手の行動や交友関係を制限し自らの支配下に置く」など形態が多様化。内閣府によると、24時間態勢の相談窓口事業では、相談内容の約6割が精神的DVを含む。保護対象を広げることで対応の強化を狙う。

 保護命令は、裁判所が被害者の申し立てに基づき、加害者に付きまといや繰り返しの電話連絡を禁じる制度。現行法では、対象となるDV被害を、身体的暴力のほか「生命や身体に対する脅迫」に限る。

 改正案は、DV被害に「自由、名誉、財産に対する脅迫」を追加。通院を必要とするような精神的被害があれば、裁判所が保護命令を出せるようになる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/927ef5e0ccb87f140ca0a0ebb44c9539c35f0aa0より

精神的DV(モラハラ)は今まで保護命令の対象にはなりませんでした。ですので、どれほどひどいモラハラを受けていても、相手が親の家に怒鳴り込みに来ても、始終電話をかけてきても、子どもの周りをうろついても、何の手立てもないまま黙って耐えるしかありませんでした。

保護命令を受けることができるようになりましたから、特に今最中の方々は喜ばれていることでしょう。ただ、施行が来年4月なので、これがすごく残念ですが。。。

私がモラハラ被害者同盟を作ってからちょうど20年目の時に、このような大きなサプライズがあるとは。本当に感慨深いです。

以前から精神的DVを保護命令の対象にしようと活動してくださった支援団体のみなさまや研究者、政治家の方々に深く深くお礼申し上げます。

法律ができても結局使えなかったりすることがままあったりしますので、今後の動向に注目したいと思います。

まずは今日は乾杯♪♪

養育費も婚姻費用も永遠ではありません

相談員頃に、養育費や婚姻費用の金額が決まった方には必ず言うことがありました。

「養育費も婚費も決まった金額が永遠に続くわけではありません。特に若い場合は相手は再婚する率が高いです。それも結構早く再婚します。相手に扶養家族ができるわけですから必ず養育費の減額請求を出してきます。だから、今もらっている金額がずっと続くと思わずに、もっと収入を増やす方法を考えておいてください」

これをどれくらいの方がどれほどしっかりと聞いて下さったかわかりませんが、いきなり裁判所から「養育費の減額請求」が来ても、「あ、来たか」くらいに思ってもらえたら、ダメージも少なくて済むので、このことは必ずお話していました。

今回のパブコメではとにかく養育費を確実に支払ってもらう方が共同親権よりも先だろうと書きました。養育費の話をつけたしのように扱うというのはなんなんでしょうね(怒)

相手が再婚して扶養家族が増えるたびに養育費が減額されるのはたまったものではありませんが、現実としてそういう事態は起こりえますので、少し心に止めておいていただけるといいかなと思います。

ダーウィンの言葉に深く共感する

ダーウィンと言えば進化論。また、ビーグル号で南半球を航海し、ガラパゴス諸島を訪れた経験などをもとに「種の起源」を書き上げました。

そのダーウィンの残した言葉に深く共感しました。

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。」

この世を生き延びるには変化が必要。昔はこれでよかったことも、今では通用しないことも多い。昔はよかったと嘆息するよりも、とにかく変化に柔軟に対応することが必要です。

世の中の変化は予想を超え、速さが尋常で無くなってきています。本当に困った世の中になったもんです。

あ~あ、年をとったら友だちとお茶飲みながら日向ぼっこできた昔が恋しい。

いっそ山奥のぽつんと一軒家にでも移り住んだ方が、精神的にいいかもしれません。

ファイナルコール 共同親権のパブコメは明日が締切日

何度もしつこいようですが、法務省が集めている共同親権のパブコメの締切日は明日です。

この共同親権については詳細がまったく決まっておらず、何をどうするかまったく決まっていないまま強行してしまう可能性があります。

たとえば同意が必要だけど、相手がどこに住んでいるかわからない場合はどうするのでしょうか。子どもが緊急手術が必要だけど、相手は遠くにいるとかまったく連絡がつかない場合はどうするのでしょう。

子どもが希望の学校の試験に合格したけれど、父が反対するから進学できないという話はどうするのでしょう。

また、すでに離婚した人たちへもさかのぼって共同親権を認める可能性があるということですので、離婚が済んでいる場合も大丈夫ではありません。

いったん共同親権になってしまうと、そこからいろいろな職業が生まれ、後戻りできなくなります。実際諸外国がその状態です。日本はグズグズしていたおかげで(もしかしたら作為的だった?)共同親権にするのが遅れ、そのため安全な単独親権を守れているという(政府グッジョブ!)幸運な状態が続いています。

いったん共同親権にしてしまうと、単独親権に戻るのはとても難しいことは諸外国の例を見てもわかります。

ひとりひとりの力が必要です。

パブコメの書き方はこちらです。

もう時間のない方はとりあえずここ↓に行って、

https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=300080284&Mode=0

意見募集要領(提出先を含む)が開きますので、脇のスクロールを一番下まで持っていき、確認しましたのチェックボックスにチェックをいれるとその下の意見入力が青くなりますから、そこに

中間試案第2の1については、乙案に賛同します。共同親権には反対です。

第2の注2 重要事項の決定は反対です

第2の3の(4) 居所指定は反対です

と書き、ご自分の意見をつづってください。それだけでOKです。

最後の最後までねばりましょう!