小さなプラゴミ入れ

私の住んでいる自治体で有料ゴミ袋が採用され、燃えるゴミも燃えないゴミもプラゴミも、それぞれ専用のごみ袋を買わなければならなくなりました。

特に量が多いのがプラゴミで、それも大きなものから欠片のようなものまで種々様々。

お菓子の袋のてっぺんを切った細いものとか、薬が入っている小さなものとかとにかく小さなものが頻繁に出ます。

その都度無印良品で買ったゴミ箱(燃えるゴミと燃えないゴミを分別して入れられる)を開けて入れていましたが、あまりにも面倒なので、小さなゴミ専用のプラゴミ入れを用意しました。

お土産にいただいた円筒形の紙製箱にビニール袋を入れて、そこのポイポイと入れます。一番ゴミが出る頻度が高かったのはキッチンだったので、キッチンに置いてあります。

ゴミが膨らんで来たらぎゅーーっと押し込んで、ガチガチになるまで入れ続けます。いくら何でも限界だよというくらい入れたら袋を入れ物から出して正式プラゴミ専用袋の奥底の方へぎゅーーっと入れます。

大体2週間でパンパンになるので、そうしたらゴミ集積所へ持っていきます。マンション専用のゴミ捨て場があるので、特にゴミの日を意識しなくてもいいのですが、とりあえずゴミの日当日までプラゴミは出続けるので、いつもその日の朝に持っていきます。

プラゴミが有料になってから、お弁当を買うのが億劫になりました。お弁当の入れ物は大抵プラスチックで、しかも大きい。友人は「切りまくって捨てる」とのことですが、せいぜい4分割くらいしか気力が持ちません。

ヨーグルトの入れ物も幅を取るのが曲者で、破片ゴミをギューッと詰め込んで捨てる。洗剤の容器も2分割位に切って捨てる。

食品トレーはスーパーが捨て箱を店頭に用意してくれているのでそこに捨てるのでまだよいのですが、カップ麺ぽい物はダメ、納豆もダメ。

紙はそれほどゴミとして出ないのですが、とにかくプラゴミが多い。アマゾンは運搬に段ボールを止めて紙袋になりましたが、このプラゴミは何とかならないものか。

アマゾンプライムセールが開催されます

アマゾンのプライムセールが10月7日(火)~10日(金)まで開催されます。ただ、毎年のブラックフライデーが11月末からあるでしょうから、特に必要なものもないので、今回は何も買わない予定です。

ただ、傍観者としてお勧めはAmazon Fire TV Stick HDが半額の3,480円なので、もし私がテレビでネット番組を見るならこちらを買いますね。

我が家は今はブルーレイがネット番組を見せてくれていますので必要ありませんが、先日BRの調子が悪くてヤマダ電機に見に行ったところ、今はBRをかませてネット番組を見るよりも、このFire TV Stickを差し込んだ方が断然お得なので、そちらをお勧めということでした。

先日買ってよかったのは、水着です。

今年の夏は本当に暑くて、ジムのスタジオで汗を流した後にドボーンとプールに入るのが爽快でした。ただ、この水着はとても伸びる代わりにぴったりと肌に張り付いて、汗をかいていると着るのにとても難儀をするので、スタジオに入る時にすでに下に着て、上にウェアを着ていました。で、ドボーンと。

ただ、ワンピースなのでトイレに入る時は上から脱がなければならないというのが難点。以前セパレーツのものを着ていた時もあったのですが、おばさんモード全開なのと、私はアクアダンスのように水の中でダンスをすることはないので、この競泳用水着でガシガシ泳いでいます。

メーカーも安心のARENAで問題無し。リアル店舗で買ったら1万円超えするところを6千円台で買いました。値段は変動するようで先日見たら1万円越え、今見ると7千円台です。

もし買うなら毎日ウォッチングが必要ですね。

高市さんが自民党総裁になったけど

土曜日午前中からジムに行き、帰ってきてたまたまテレビをつけたら自民党の総裁選挙ライブ中継が行われていました。

自民党総裁選挙のライブっていつもやってたんでしょうか?それとも今回はとても注目されているので特番にしたんでしょうか。

高市さんが自民党総裁になったので、このままいくと日本で初めての女性総理大臣。ジェンダーギャップ指数148カ国中118位の日本としてはめでたい限りなのですが、どうも高市さんは顔は女性だけど中身は自民党のオヤジなので、あまり「よかったわ~♬」という気分になれません。

男女別姓は「家族の一体感が損なわれること、伝統的な家族観の崩壊につながるという懸念」とそっくり↓このまんまのことを仰るし

皇室は男子のみの継承を断固貫くらしいし、とにかくおっさん頭の方のようなので、すぐに泣いちゃったりはしないでしょう。

下馬評では進次郎議員優勢だったそうなので、どうも麻生さんが仕組んでひっくり返したらしい。ということで高市さんは麻生さんに大きな借りを作ったので、どこかで恩返しをしなければいけなくなりました。多分人事で好待遇をしなければいけないんだろう。

私が注目するのは、少数与党で公明党が離れるかもしれないという事態の中で、なんだか似通った思想を持っている参政党とどのようにお付き合いされるのだろうかということです。

どちらがどう仕掛けるのか、注目のふたりになりそうです。

猛暑を乗り越えた今年のベランダ

猛暑が終ったようなので、ベランダに日よけとして張っていたシートを取りました。6月からずっと頑張って草花を猛烈な日光から守ってくれたシート(ダイソーで300円)。

アマゾンでこじゃれた青白のストライプシートを買おうかなとも思ったのですが、このシートがどれくらいの効果があるかわからず、とりあえず去年買って設置してみました。

ベランダの手すりと物干し竿にS字フックを何個もつけて草花を守るように張ったのですが、去年はまったく効果なく、ほとんどの草花が茶色くしおれてしまいました。

やっぱり駄目だったかと思いながら、今年も同じようにやってみたら、今度は見事に成功!

ゼラニウムはダメだったものの、他の草花は枯れもせずしっかりと元気に育ってくれました。

ありがとう!ダイソーの300円シート!

朝顔は葉が茶色に変色しつつあり、花もそろそろ終わりのようです。万年青は益々増殖し、この分ではまた株分けしなければいけないかも。

バジルも大葉も元気よく、今も食卓で活躍してくれています。コリウス2種も元気で、今は花が咲いています。一番元気なピンクのニチニチソウは他の花と(名は不明。100円で買った)寄せ植えしたのですが、そちらは枯れてしまったので、鉢いっぱいを我が物顔で咲き乱れています。

どうやら日よけシートで夏を乗り切れることがわかったので、来年もこのシートにがんばってもらうことにします。300円で3シーズン使えたらいいじゃないですか。

ただ、このシートを張るには物干し竿を1本犠牲にせねばならず、シーツなどを干したいときは残った1本にシーツとその他を干さなければなりません。洗濯の種類を選ばなければならないののが悩みどころです。

秋茄子は嫁に食わすな

この諺が出てくると、必ずふたつの解釈がでてきます。

1.秋茄子はとても美味しいので嫁には食べさせたくない

2.茄子は体を冷やすので、大事な嫁には食べさせてはいけない

諺とは昔からあるものです。昔は嫁は子を産む道具と労働力のみに必要とされており、結婚した家では最下級の存在でした。その家の娘が離縁して家に戻ってくると、何より血筋が優先されますので、その娘よりも下の存在でした。血が繋がっていない者はよそ者でしかないのです。

そんなよそ者の体を気遣うわけがない。大体気遣わなければならないほど茄子の成分が危険ならば、嫁だけではなく家族全員「食べてはならぬ」はず。

それを「体を冷やすから」などと言って相手を気遣う良い人風に装う。これを詭弁といいます。

世の中は詭弁で満ちています。一見こちらの身を案じているようで、実は相手を蹴落とそう、相手の意見をつぶそうとしている。

こんなものに騙されないぞと、いろんな詐欺に対峙するのと同様に慎重に話の裏を読みに行きます。

生活費を渡さない夫が起こした離婚裁判 「兵糧攻め」は許されるのか

9月15日の朝日新聞掲載された記事です。

https://digital.asahi.com/articles/AST9B1SLCT9BUTIL01PM.html

有料記事なので、ざっと概要を説明すると、

”ある夫婦は2006年に結婚し、2子をもうけた。夫は会社員として夜遅くまで働いた。夫婦関係は悪化していき、夫は17年に別居を始めた。”

”夫は当初、生活費として月46万円を妻に渡していたが、うち23万円は、夫名義の持ち家に住む妻子から「家賃」として払い戻させていた。 その後、夫は離婚調停を申し立てたが不成立。これを機に、生活費を渡さなくなり、妻は家賃を支払えなくなった。”

さすがはモラ夫です。妻子から家賃を取っていたそうなのですが、契約書などは作ったんでしょうか。妻は「はい、そうですか」と自分の夫と家賃契約を結んだのでしょうか。ちょっと不思議です。

”別居が続く中、19年に夫は「未払い分」の家賃支払いを求める訴訟を起こした(のちに請求棄却が確定)。さらに21年には、離婚を求める訴訟も東京家裁に起こした。”

すごいですね。妻相手に家賃未払いの訴訟を起こすとは。

その際夫が提出した陳述書にはこうあります。

”「妻は高級マンションでの暮らしを希望し、価格と品質が釣り合わない居室を不本意ながら購入させられた」

 「激務を終えて午前5時に疲れて帰っても、お風呂が洗濯物で埋め尽くされ、シャワーを浴びられなかった」

 「自動掃除機を使うために椅子が机の上に積み上げられ、座って休めなかった」”

裁判所はこの離婚を認めませんでした。その判決が結構痛快です。

”まず、風呂が洗濯物で埋め尽くされていたとの主張には「取り込んでからシャワーを浴びればよいだけ」。椅子が机の上に積み上げられていた点には「下ろして座ればよいだけ」とし、こうした主張が「婚姻を継続し難い重大な事由」だとはおよそ理解しがたい、と述べた。”

ナイス!裁判官!グッジョブだぜ!

”判決はこうした点も踏まえ、夫婦関係の破綻については「一方的に離婚を実現させようとした夫が、婚姻費用分担義務を負っていることを顧みることなく、『兵糧攻め』ともいうべき身勝手な振る舞いを続け、関係修復を困難にした」とした。

 さらに、子どもが幼く、妻の直近の年収が200万円に満たないことから、「離婚して生活費の支払いを受けられなくなれば、妻子が経済的に極めて過酷な状況に置かれる」とも指摘。婚姻関係が壊れていても、原因を作った夫からの離婚請求は認められない、と結論づけた。”

離婚が求められないということは、婚姻費用が離婚が決定するまで夫がう支払わなければならないということです。実際799万円が未払い婚費として支払えという審判も出ています。

もし支払わなければ、不動産を持っているようですから、これを強制執行で抑えると。

裁判所は見ているところは見ているんですねぇ。

女性市長がラブホで男性職員に相談って

前橋市長“既婚男性とラブホテル会合”で500件の問い合わせや苦情が市役所に…小川市長は通常勤務

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6553550

今日のyahooの記事ですが、政治家の不倫とくれば引き合いに出されるのは国民民主党の玉木代表。

妻と一緒に出席したパーティー会場に愛人も一緒だったという驚きの行動でしたが、「妻や子からに怒られた」と家庭騒動を出して一見落着させた前例があるのだから、今回もそれでいいんじゃないかという方もいますが、ちょっと待ってください。

玉木代表の場合は独身のタレント(ミーハー)さんでしたが、今回は市役所で一緒に働いている家庭持ちの部下です。不倫関係です。

いくら「ラブホでは会話をしていただけ」と言っても、大人の世界ではそれは通りません。ふたりだけで会話をしたかったら、どうしてせめてシティホテルにしなかったのでしょう(それもダメだけど)

ホテル選びも相手に任せたということだから、相当彼に惚れ込んでる。惚れ込んで常識が見えなくなってしまっている。市長が妻子持ちに恋をしたというところでしょう。

もしくは相談にのってもらっているうちに、依存関係になったというところか。

もうちょっと市長に権力があったら、お相手は市長を操り人形のようにできたかもしれません。

玉木代表は外の人との不倫でしたが、今回は同じ役所内での関係。すぐに相手が誰かはわかるでしょうから、今後のお相手との関係や、当然お相手の家族への釈明もあるでしょう。

「何度もラブホには行きましたが、お話しただけです」と妻に言ったら理解が得られるのでしょうか。市長を辞めるのか、お相手が市役所を辞めるのかという、相手の家族を巻き込んだことであることに、まだ市長は気づいていないのでしょうか。

母との変な思い出

何の連脈もなく突然思い出すエピソードがあります。学校のこと、友だちのことはもちろんですが、母とは長いつきあいで、成長期の時代が多いためか不思議なエピソードがぽつぽつと記憶の中で点在しています。

その中のひとつ。中学生頃のこと。

母と街中に出かけたことがありました。すると母はふと、とある映画館の切符売り場に寄りました。どうやら母はそこで切符を売っている同世代の女性と知り合いらしい。その切符売りの女性はおそらく母と話をしたいのでしょう、私に「中に入って映画を見ておいで」と言ってくれました。

映画は大好きでしたので、わくわくと館内に入りました。するとスクリーンいっぱいに現れたのは紋々が体中に入ったヤクザの男たちが大立ち回りをしているシーン。

日本刀が銀幕を走り回り、血しぶきが飛ぶ飛ぶ。

思わずフリーズ。

次のシーンでは、大立ち回りで傷を負った男が布団の上に横たわり、和服の女性が団扇で扇いで何かを言っていました。

ここらでやっとフリーズが溶け、気持ち悪さで頭がくらくらしながら室内をでました。

日本刀と血しぶきがスクリーンに舞っていて、男たちが断末魔の声を上げている光景は今も忘れられません。

ふと隣の映画館を見ると「いちご白書」のポスターが。

「こっちを見たかったなぁ」と思いつつ、母の長い世間話が終るのを映画館の長椅子で待っていました。あの布団に寝ていたのは男は健さんだったのか。もし健さんならヤクザの健さんを見た、最初で最後の映画だったかもしれません。

向田邦子と東京地図

今NHKBSで放送中の「あんぱん」を毎日録画してみています。中園ミホさんは好きな脚本家ですが、残念ながら一緒に放送されている「チョッちゃん」の方が断然面白いので、最初に「チョッちゃん」、次に「あんぱん」という順序で見ることになります。

それでも「あんぱん」が1カ月ほど前から実在の人物が名前を少しだけ変えて登場し、やなせたかしの豪華な交友関係のエピソードが出てくるころからがぜん面白くなりました。

「へー、手塚治虫はやなせたかしを尊敬していたんだ。へー、いずみたくと永六輔はこんな感じだったんだ」と、なかなかおもしろいテレビや演劇やマンガ界のことが描かれています。

たまたま「週刊文春」を読んでいたら、脚本の中園ミホの「あんぱん」に関するインタビュー記事がありました。その中で「のぶ(やなせたかしの妻)の妹の蘭子のモデルは向田邦子」と明かしていました。

そういえば蘭子は「辛口の映画評を書いている」のを見込まれて、雑誌の編集長、八木さんから記事を書かないかと誘われていたっけ。向田邦子も映画評を書いていましたよね。

向田邦子がその映画評の思い出として書かれたエッセイがありました。

とある方が「ゼームス・デンの『イデンの東』」と言っているのを向田さんが聞き、「ゼームス・デン?グレートデンみたいだな。遺伝の東?医学映画だろうか」と思ったが、実はその方は訛があり、ジェームス・ディーンの「エデンの東」だったと書いたエッセイがありました。

向田さんのエッセイの中には東京の地名が出てくることが多いのですが、私は地方に住んでいたので、その地名を読んでもピンときませんでした。東京、青山、新宿、渋谷と言われても、その位置関係がわかりません。

東京に来て日比谷と銀座と新橋は地続きであると知り、「へーーーー」とびっくりしたものです。

エッセイの中で「電車に乗って車窓の外を見ていたら、家の中にくたびれたシャツを着た男の人とライオンがいた」というお話がありました。

なぜ家の中にライオンがいるのかとびっくりした向田さんがそれを載せたところ、「それは私です」と名乗りを上げた方がいて、実際に家の中でライオンを飼っていたことがあると判明するのですが、その電車が走っていたのは中野でした。

今は中野あたりの風景と言えばこんな感じねとわかるのですが、日比谷も銀座も知らない頃の私では中野がどのような街並みなのかさっぱりわからず、たぶん自分の知っている町並みに合わせてこの光景を想像していたと思います。

今は大きな駅の名前を言えば「このあたり」と頭の中に地図を描けるようになったので、もう一度向田作品を地図を描きながら読み直してみたいと思っています。

老年夫婦の熟年離婚の解決法?

いつも持ち出すのが朝日新聞で申し訳ないのですが、デジタル新聞は朝日だけなのでご容赦ください。

この記事は、長野県に住む老夫婦の離婚話を取り上げたものです。離婚理由は身体的暴力も含む夫からのDVでした。

https://digital.asahi.com/articles/AST5V7K1GT5VULLI006M.html?iref=pc_ss_date_article

今回取り上げられたのは夫の特有財産は妻には権利がないかの部分でしたが、裁判所が下した判決は遺産としてもらった時期から相当期間があり、すでに夫婦の共有財産とごっちゃになっているので、他の財産と一緒にして1/2にするようにという判決でした。つまり特有財産としては認められませんでした。

しかし夫は貯金をどこかに移してしまい、先に受け取っている1500万円以上のお金を手にいれることはできませんでした。

この記事では他に70代、80代の妻たちからの離婚請求について書かれているのですが、最後の方はこう締めくくられています。

”老年夫婦の離婚のカギは、子どもの助けが得られるかどうかだ。

 70歳以上ともなると、賃貸住宅の契約自体が難しくなる。パートなどで働くこともままならない。母親を引き取って同居するなど、「住居とお金」の問題を子どもが解決できれば、速やかに離婚が成立しやすいという。

 堀井弁護士は、両親の不仲に悩む子ども世代にこう助言する。

 「高齢だから本気のはずがないと放置すると、不仲が深刻化しかねない。両親の話を聞き、離れて暮らすしかないと判断したときは手助けしてあげてほしい」”

「親の住居とお金」を解決してやれと。

ここで私は非常に引っかかりがありました。子ども世代だって子どもの教育費や自分の生活だけで精一杯のことが多い。そこに親に金銭的援助やら一緒に住もうという提案をするのは土台無理な話ではないだろうか。

ましては親が不仲ということは、機能不全の家庭で育てられた子どもたちで、自分自身がまともな家庭環境を与えてもらえなかった子どもたちです。

そんな子どもたちに「あなたたちは幸せな子ども時代は過ごせなかった。その原因を作ったのは親で、その親を助けろ」とはどうも納得しがたいアドバイスです。

「親と自分は違う」という精神的な自立ができている人ならやるかもしれませんが、一時の涙で「一緒に住む?」になったとしたら、その後は悲劇です。お金も家もない親を引き取って、しかも10年20年介護を加えた面倒をみるとなったら?

とんでもない話です。

親が子どもを育てるのは産んだのは親なので当然ですが、子どもが自分の生活まで犠牲にして親に20年も尽くすのは考えられません。

と思っていたら、この記事のコメント欄に「離婚問題について扱った記事ですら、なお「家族はお互い支え合うべき」という前提がついて回ること自体に、日本社会の家族主義の根深さを感じます」とありました。当然です。

たぶんこの記事を読んだ、同様の問題を抱えていない(熟年離婚の当事者)以外は同じように考えていると思います。