電子レンジ調理器のその後

こちらの続きです。

電子レンジ調理器がブーム

この電子レンジ調理器を買っていろいろ試した結果、この調理器に合うものと合わないものがあることがわかりました。

合うもの:〇焼き魚 魚は焼き目もついていい感じです。コンロを洗わなくてもいいので重宝してます。ただ、容器にぴったりとついている部分はよく焼けているのですが、容器の底が波型なので、ここについていない部分が何やらぬるっとして生っぽい時があります。

〇焼きそば 一人前を作るのにぴったりです。そのまま食べられるので非常に手軽です。ただ、肉に火は通っているけれどパリパリではないのが残念(豚バラ肉のパリパリが好き)

〇ローストチキン 鶏むね肉と野菜を入れてホイル焼きのようにします。特にモヤシがほどよい炒め加減で重宝しています。チキンの代わりに玉子を入れて巣ごもり卵のようににすることもあります。ただ、魚と同じように皮がパリッということにならないのが残念。

〇煮物 牛丼はgood!です。手軽で味もしみしみ。ただし肉じゃががダメ。ジャガイモがほっこりとちょっと煮崩れたくらいのほうがちょうどいいのに、何分やっても角があります。

今のところこんな感じです。何しろ年代物の電子レンジなので、そのせいかもしれないという疑惑はありますが。

いつの間にかが怖い

7月の選挙で参政党の代表が「女性が仕事に就かずに子育てをする選択がしやすくなるよう、子ども1人あたり月10万円を給付する」という公約を掲げました。

テレビのニュースなどでは「大変ありがたいので1票入れた」という方もいましたが、果たしてそうでしょうか。

働かなくても10万円もらえるなら家にいた方が楽というのは、こういう公約をする党の罠にまんまとはまってしまうという大変短絡的な考え方です。

7月30日の朝日新聞に「子1人あたり月10万円」の危うさ 鴻巣友季子さんに聞く 小説「侍女の物語」の続編「誓願」を翻訳」という記事が掲載されました。

「ハンドメイズテイル侍女の物語」は以前書きました。

このドラマの原作「ハンドメイズテイル」を翻訳された翻訳家で文芸評論家の鴻巣友季子さんは、結婚や出産への国家の介入は「ディストピア(超監視管理社会)の鉄則だ」と指摘します。

結婚や出産という、きわめて繊細で個人的なことに国家が介入し、コントロールしようとするのは寒気がします。そしてそういうコントロールはある日突然始まるわけではなく、最初は今回のことのように「10万円あげるから」というような、「お嬢ちゃん、飴玉あげるから」と同じ甘言で始まります。

それがいつの間にか10万円は無くなり、産んで当然、産まなければ罰則というようなお金のかからない方法で出産させようとします。

私はNHKの朝の連ドラを楽しみに見ているのですが、この朝の連ドラでは主人公はほとんど女性で、その一生を描くものが多いため、作中に戦争の場面が入ります。

それを見ていると、昭和一桁はまだそれほど世間はせっぱ詰まっておらず穏やかでのんびりしているのに、二桁になると次第に国の統制弾圧が強くなり、そして戦争に突入していきます。

庶民が知らないうちにいつの間にか戦争へのレールを走り始めているのです。いつの間にかが怖い。知らないうちにが怖い。

知らないうちにがんじがらめにされて、身動きできない状態になるのが怖い。

10万円で魂を売ることになるのに気づかないことも怖い。

オオカミはいつもおばあさんの姿で獲物を待っているものです。オオカミだったら逃げますから。

暑い夏の食卓には佃煮が増える

毎日「暑いですね」がお決まりのようになっている今日この頃。今週は東京も38度になるらしいです。38度予想が出ると、大抵それより1度くらい上を行くので39度くらいになるのではないでしょうか。

39度かぁ。長い人生だったけど、さすがに39度は体験したことがありません。気象庁が発表する気温はどこか日蔭で測っているもの。日向は発表された気温よりも高いので、もしかしたら39度は体験済かもしれません。

こうなると食欲も無くなり、作る気力もなく、お惣菜を買うことが多くなります。また、塩気の多いものが欲しくなるので、普段は買わない佃煮のパックに手が伸びます。

塩気の強いものは確かに気をつけなければならないものですが、こう暑くては食欲も無くなる。パン類には手が伸びない。ひたすら白いご飯に美味しいおかずが欲しくなります。

ふじっ子煮は7月に入ってから何個買ったかわかりません。しいたけ昆布や、生姜煮やシソ昆布などなど、バリエーションも豊富。いつも冷蔵庫に1パック以上あります。

毎日地を這って暑さと戦っている日々。これが10月まで続くかと思うとうんざりしますね。

「価値観の不一致」ではダメですか?

離婚原因のひとつに「性格の不一致」という言葉があり、今まで不貞ではない、DVでもない、精神病でもないけれど離婚したい場合などに使われてきました。

私はどうもこの「性格の不一致」という言葉に疑問がありました。明るい妻とネクラの夫というような、およそ性格がまるで違う夫婦でも仲がいい夫婦はいます。

お互いが「あの人はああいう性格だから」と認め合い、そこに口を出さなければ夫婦関係というのはうまくいくものです。

「ネクラなあなたは嫌い!もっと明るくなって!」「君は明るすぎでカンに触る。もっと静かに暗くなれ!」という夫婦はあまり見たことがありません。

夫婦が険悪になる一番の理由は「価値観の不一致」のような気がします。夫が描く家庭像と妻が思っている家庭像に開きがあると、そこからヒビが入ります。

「子どもはおおらかにノビノビと」という妻に対して「自分は私立大学卒で苦労したから子どもは有名私立に入れる」という二人の意見が一致しないと子育てからヒビがはいる。

これは「結婚する前にわからなかったの?」と言われても、結婚前は夫も「子どもはのびのびがいいね」と言ってはいたが、いざ子どもが生れてみると、「自分と同じ苦労はさせたくない。実際学校について詳しく調べてみると、自分たちが住んでいる地域の公立はレベルが低いらしい。だったら幼稚園から私立を」と考えが変わる場合もあります。

「私はブランド品が好き。持っていて気持ちがいいし、第一長持ちする。家電も長い目で見たらしっかりとしたメーカーのものがいい」という妻と「家電は中古のもので充分。壊れたら買い替えればいい。スーパーでは30%以上値引きされているものしか買ってはいけない」という夫では遠からず破綻が見えています。

こういうことから夫婦喧嘩が絶えず、怒鳴りあいになり、「夫が怒鳴った、モラハラ」「妻から無視をされた、モラハラ」と、ここでモラハラが利用されます。

お互いの価値観がずれたから険悪になったのであって、これはモラハラとはいいません。それなのに「離婚理由は夫からのモラハラ」と言ってしまう。

「価値観の不一致」では自分も悪いことになってしまうから、離婚原因を「夫からのモラハラ」にしてしまう人たちがいます。こうやってモラハラは誤解されていく。

価値観が合わない人との同居生活はとても厳しいものです。「価値観の不一致」は充分な離婚理由です。離婚理由にモラハラを使うのはやめませんか?

共同親権で養子縁組をしたい場合

こちらの続きです。

単独親権の場合、再婚するときに相手と子どもを養子縁組することがあります。小さなお子さんの場合は養子縁組することが多いと思いますが、共同親権になった場合、相手にも親権がありますので、相手の許可が必要です。

今までもそれについて書いてきました。元夫が自分の子どもが元妻の相手と養子縁組して自分の姓を名乗らなくなるのを嫌がる人もいますし、これで親としての義務から解放されて養育費を払わなくても済むので、どーぞどーぞという人もいるでしょう。

単独親権の場合は勝手にこの養子縁組ができましたが、共同親権の場合はそういうわけにはいかなくなります。実は以前から、自分が再婚するのを元夫に知らせずに養子縁組して、養育費をもらい続けている人がいるということが問題になっていました。

自分の子どもが誰の養子になろうが自分の子であることは変わりないのだから、養育費は払って当然もらって当然という考え方の人はいますが、払う方は後から知って怒り心頭という人もいます。

私がはてな??と思うのは、元夫がどこに住んでいるのかわからない場合はどうするんでしょうか?戸籍の附表を取り寄せれば住所はわかりますが、そこまでやらないといけないのか、相手の住所がわからなかったから勝手にやりますが通るのか。

住民票の場所に当該者が住んでいない場合もあります。どこまで追いかける必要があるのか?

ここが今私が不思議に思っているところです。

相手の所在がわかっていて連絡もつくけれど、相手が嫌だと言った場合は裁判所が決めることになります。

これはすべて共同親権の場合です。自分の子どもの行く末がどうなるかわからないから、共同親権にしたいという父または母はいるでしょうね。

来年から親権だけの問題なら離婚はできます

来年から始まる共同親権ですが、巷では誤った情報が飛び交っています。弁護士ですら「来年から共同親権になりますから」と言っているような始末。

来年からは「共同親権も選べる」のであって、必ず共同親権になるわけではありません。

母が親権者 or  父が親権者 or  共同親権  このどれかを選ぶことになります。

日本では9割が離婚届を提出すれば離婚が成立する協議離婚ですが、では他は全部話し合いができているのだけれど、単独親権か共同親権をどちらにするかだけが決まっていない場合は離婚はできます。

手続きとしては

◎まず裁判所に親権者の指定を求める家事審判または家事調停の申立てをします。

◎すると裁判所から「親権者の指定を求める家事審判または家事調停の申立てがありました」という証明書のようなものがでます。

◎それを持って役所へ行き、離婚届を提出します。その後、離婚したことがわかる戸籍を裁判所へ提出します。もし提出しなかった場合は親権者の指定を求める家事審判または家事調停そのものが無くなります。(つまり離婚もチャラ)

◎取り下げには裁判所の許可が必要です。

こういう流れになっているようです。

ただ、共同親権にした場合、急を要さない医療行為や教育問題(進学先など)を、夫婦の意見を一致させなければならないことがありますので、その度ごとに父母での話し合いが必要になります。

この話し合いができないから離婚になったのであって、離婚したら話し合いができるようになる夫婦というのは数少ないと思います。

もし話し合える夫婦ならば、共同親権でも単独親権でも仲良く子育てができるはず。共同親権にするメリットって何があるんだろう???

デメリットばかりの共同親権を選ぶ人って、いるんだろうか??

革命の後は内紛があると歴史は語る

今回の参議院選で参政党が躍進しましたが、もう選挙前からボロボロと壁が落ちてきているのが見えます。主張もひとりよがり、およそ一国の政治を任せられるような党ではない。

結局物価高で一般庶民は疲弊している脇で外国人が5千円のラーメンを食べてるわ、タワマンに住んでるわ、働きたくないのに夫の収入が少ないから働かなきゃいけないわ、もう死にそうな老人に多額の保険が使われているわ、でも自民党は何もしてくれないわ(米の値段が下がったのは唯一のポイントか。でもそもそも米の値段が上がったのは自民党のコメ政策の失敗)で、その受け皿になったのが参政党ということのようです。

まぁ、自民党に対していいお灸になったのは確かですね。

自民党ではダメだけど、他の既存野党は嫌という方たちは参政党や国民民主党というところにどどっと流れていったのですが、この参政党は自民党よりもさらに右寄りなので、当然男女別姓はダメ。金やるから子産めという党なので、自民党も参政党も変わりありません。

公約に掲げたフレーズはとても耳に気持ちのいいものでしたが、これをどう実行していくのかがわかりません。あれやるこれやると言っておきながら、後から「いろいろと難しいことがあって」はないだろう。

この危うい党はおそらくこの後、いろいろな内紛やら、失言やら、過去の不祥事がボロボロと出てきて、内部から空中分解するというのは歴史が語っています。

石丸さんの「再生の道」はまたも1議席も取れず惨敗。だって去年の知事選で大量得票したのは「小池も嫌、蓮舫も嫌」の受け皿になっただけなのだから。

ただ、こういったエンタメ的なことも含んで、今まで選挙に興味がなかった人たちが選挙に行くようになったのはいいことだなと思います。

参政党に票を入れたのは10代~30代の若い人たちが多かったとか。その方たちは自分が票を入れた人たちがこれから何をしていくのか、しっかりと見ていて欲しいですね。

ジムで聞いたモラハラ男の話

長い間ジムに通っていて、そこで知り合う方からいろいろなお話を伺うことがあります。同じ地域にいますから貴重な生活の情報元でもあります。

先日ジム友と一緒にお風呂に入っていて(大浴場が2つあるジム)、一緒にやっているバレエプログラムの話になりました。

私は幼い頃、バレエを習ってみたかったのですがそれは叶わず、大人になってからジムのバレエをもう10数年続けています。

ある日、40過ぎの男性が新しく入ってきました。バレエをするのはほぼ女性で男性は珍しいのですが、それでも2、3人はいて、一緒にアンドゥトロワをバーにつかまってやります。

コロナでそのバーが使えなくなり、時間帯も変更になって行けなくなったので、その男性がいるクラスにはとんとご無沙汰だったのですが、お風呂で「この間、嫌なことがあったのよ」と聞かされました。

なんでもバーはそれぞれ自分が好きな場所につかまるのですが、どうやらその男性はつかまる個々の場所にこだわりがあるらしい。Aさん先頭(先頭は上手な人)、Bさん2番目、Cさん3番目と自分で決めているらしく、その時彼の決めた順に並ばなかった人たちに、あからさまに嫌な顔をし、不機嫌な態度をとったそうなのです。

「あのバーの順番って、自分の好きな場所ってあるでしょ?だから好きな場所にいただけなのに、彼が自分で勝手に作った順番に並ばなかったとものすごく不機嫌になって、スタジオの空気が悪くなったのよ。先生も、あの大人しい優しい先生がよ、『いったいどうしたんですか?』ってものすごく怒ったのよ」

このクラスで一番上手なのは自分(そうではない、彼がそう思っているだけ)、だから自分の決めた順にしないと不機嫌をまき散らす。

モラハラ男決定!

バレエは週3回あって、私は別の回にだけ出席しているのですが、彼はそこにも来る(平日日中。仕事してんのか?)

レッスン最後には数名がスタジオいっぱいを使って踊る練習があるのですが、彼はひとりで最後に踊る。決して数名の中に入らない。

ナルシスト決定!

ちゃんと数名の中に入ってくれない分、レッスン時間が彼だけのために取られてしまうんですけど。

嫌ならこのプログラムに私が出なければいいだけだし、個人的に何かされたわけでもないのですが、ご家族の方はさぞや大変だろうと思っています。

参院選をボートマッチしてみた

参院選が7月20日(日)にありますが、今回もNHKのボートマッチでマッチングしてみました。

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/sangiin/2025/votematch/

「あなたは何について一致度を知りたいですか」と一番最初に質問が出たので、とりあえず「全部」を選ぶと、27の質問が出てきます。

27の質問に全部答えるのはなかなか時間がかかるのですが、それでも候補者ひとりひとりを調べるよりも断然楽。

出てきた結果は候補者も党も共産党でした。

ということでこちらに私の一票をいれることにしたのですが、それにしても立候補者の党がバラエティがあります。

N党の立花さんのポスターは頭に包帯巻いてるし、もはやエンタメの様相さえある。

いつだったか忘れましたが、どこかの駅前で大きなイヤリングをつけた参政党の和服の女性が街頭演説をしていました。

中身はほぼ中国批判でした。「日本は中国に乗っ取られる」という意見で演説の中身は過激でしたが、ジムに通うおば様方からよく聞く話でしたので、同感する人も多かったでしょう。

確かに私も中国人らしい団体とホテルの朝食ブッフェで同席するとあまりいい気持がしません。その汚い食べっぷり、散らかしっぱなし、くちゃくちゃという音をたてながらの食べ方、大きな声を上げながらの食事に同席するのは気が重くなります。

参政党という新しい党が「日本人ファースト」というスローガンを掲げてただいま大躍進していて、それを指示する人たちが大勢いるのは、こういった外国人のマナーの悪さもあって、少し納得感があります。

日ごろから外国人の行為を苦々しく思っていた人たちが、「よく言ってくれた!」と賛同の意を表したのでしょう。

ですが、参政党の主張はこれに留まりませんでした。↓この動画では「男女参画をやりすぎた。女性に働け働けと言いすぎた」と言っていますが、その最前線にいた私としてはこの主張に?があります。

2013年頃でしょうか。DV被害者支援に対する国の予算が削られてきたのです。その代わり、「女性にも働いてもらおう」と「ママインターン」なるものができて、一旦家庭に入った人がスムーズに働くための橋渡しとする試みができました。

私が働いていたところでもこのママインターンを行ったのですが、

そもそも応募者がいない

働かなければ食べていけない人はとっくに働いているし、「子どもも大きくなったからちょっと日中働いてみようかな」と言う方たちが希望するのは

「事務職」だけど

「パソコンはメールを打つ程度」(今はこれすらできないかも)

働くのは午前10時から16時までの事務職では企業とのマッチングができないのです。この大々的に予算を使って行った「ママも働こう」がどの程度効果をあげたかはかなり疑問です。

男女参画が女性も働こうとやりすぎたわけではなく、やってもやらなくても働かなければならない人は働いていたし、働かなくてもやっていける家庭は専業主婦を続行しました。

少子化はもっと複合的なもので、そもそも私は「ママも働こう」プランは失敗だったと思っています。国は本当に庶民の生活や思考をわかっていない。わからずに予算だけつけてくる。そして成果のあがらないちょっとしたアイディア的なものを作る。

参政党の党首は専業主婦になって子どもを持った人に毎月10万円を下さるそうですが、モラ夫だったらどうするんでしょうか。

この国会質問の時に自民党議員が「離婚しづらいのが健全な世の中」と発言したように、離婚しづらい制度にするのでしょう。

以前書いた「ハンドメイズ・テイル」のように、産める女性を飼育場に集めて子産みをさせるようにするのでしょうか。

この参政党の党首、以前は「天皇に側室を」と言っていました。側室とは名前はきれいですが、愛人、2号です。愛人ならまだ愛があるからいいですが、ただ世継ぎを産ませる生殖だけのもの。それを推奨していたのです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f610098aa728e0efbd1a66b8253683d78e72c426

この党は「日本人ファースト」のように、今世の中でちょっと迷惑行為の目立つ外国人を排除するを手始めに、いつの間にか自分たちが排除される(産めない女や役にたたない老人たち)側になるのではと危惧しています。

退学と除籍の違いって

伊東市の市長が学歴を詐称したとのことで辞任しましたが、選挙には再出馬するのだそうです。だったら辞めずにそのままがんばっていればよかったのにと思うのですが。市政に混乱を招くというのならば、再選されてもたぶん混乱しますから同じです。

問題なのはこの市長が卒業だったのか除籍だったのかの話ではなく、除籍だったのに卒業と虚偽の答弁をしていたことです。

最初にこの話が出た時に「こういった怪文書が出る世の中はあってはならない」という発言をして、告発を怪文書にして話をずらそうとしました。

これは現兵庫県知事と同じ発想です。自分への告発文書を「嘘八百」として、出した人を特定する方向へ持っていった。

今回の場合卒業はあっけなく詐称とわかり、「自分としては卒業だと思い込んでいた」というわけのわからない答弁になり、学校を卒業したのか除籍になったのかがわからない人に市政を任せていいのかという疑問が大きくなりました。

さて、除籍と聞くと入学したという籍が無くなるのかというと、そんなことはありません。戸籍と同じようにちゃんと除籍でも学籍簿には載ります。離婚すると戸籍に×がつくように(今は×はつかないけれど)除籍のハンコが押されるだけ。

除籍はすごく悪い印象がありますが、除籍で一番多いのは学費未納です。市長は4年間在籍していたそうですので、4年次でやめたのか、それとも進級チェックで引っかかって上の学年に行けないまま4年いたのかがわかりません。

もう学校を辞めたいときに学費が未納だったとすると、学費を払えば退学扱いになり、払わなければ除籍になる、退学と除籍の違いはこの程度です。

もう学校に行かないのであれば、不要な支払いは避けたいもの。除籍だろうが退学だろうがどちらでもいいという人は払わずに除籍を選ぶでしょう。

卒業に必要な単位を全部取っていたら、まずほとんどの人は学納金を払って卒業するでしょうが、中にはお金が足りず、単位は取れているけれど除籍にならざるを得ない人も極少ですがいます。

この市長はたぶん4年間在籍したけれど、単位不足で卒延になるか、除籍または退学を選ぶかとなり、学費を払わずに除籍になったんじゃないかなーと私は勝手に推察しています。

ともかく、嘘をついてバレそうになると「私は卒業と認識していた」などというよくわからない言い訳をして、卒業証書を見せろと言うとチラ見だけさせて引っ込めるという、子どものようなことをし続けた人は、市長はおろかもう伊東市にいられないんじゃないでしょうか。

問題なのは卒業したかどうかではなく、「卒業したんですか?」と問われたときに、苦し紛れの嘘をつき続けた、その倫理観のなさです。

一旦辞めて再出馬というのは、本人も彼女を担いだ人も「斎藤知事だってやり直しで再選できたんだから、こっちもやれるんじゃね?」とポジティブシンキングしたのではないでしょうか。

やけになると人間、考えが飛躍するというもの。

そうなると齋藤知事は兵庫県だけでなく、あらゆる自治体に影響を及ぼしたということですよねぇ。

ただ、齋藤知事がやったのは大都会でのSNSやYouTubeといった空中戦。こちらは伊東市という小さな市。口コミなどの地上戦が主でしょうから、まるで土俵が違うと思うのですが。