今どきのコロナ対応

体は丈夫が売りの私ですが、結構ハードなスケジュールを詰め込んだせいか喉の痛み、頭痛、関節痛、発熱になりました。

体は丈夫なので内科のかかりつけ医というのがおらず、しかたなくかかりつけの整形外科が入っている総合病院に朝イチに行きました。

受付で熱があるというと、「熱のある方はこの紙に書いてある電話番号で2時30分から予約をとりますのでかけてください」と言われて一旦戻り、2時30分きっかりに電話をしました。予約電話は最初の数秒が勝負。その後はずっとお話し中が続くということになっています。

首尾よく電話は繋がったのですが、自動応答で「この予約は37.5度以上が1週間続いた方は当院で受信できます。それ以外の方は東京都発熱センターにご連絡ください」と言われました。

いまだに発熱センターなんてものが生きているのかと東京都発熱センターのHPを見ると「令和4年1月28日(金曜日)17時00分まで」と、「令和4年1月28日(金曜日)17時00分から」に分かれています。後者に電話をすると

「現在使われておりません」。

ならば私はどうしたらよいのだ?と問い合わせ先にある都庁に電話をすると「あー、それはもうやってないですよー。厚労省へ電話してください」と男性の声。

たぶん風邪だと思うんだ。たかが風邪ごときで厚労省へ電話するのか?しかたなく男性が教えてくれた厚労省に電話をすると「薬局で売っているコロナ検査キットと使って検査してください」「コロナだったら5日間外へ出ないでください」と言われました。

早速キットを買ってきて検査したらほーら陰性。陰性だけど最初の病院は37.5度以上の熱が1週間以上続かないと診てくれないとのこと。町を歩けばやたらいっぱい病院の看板のある所に住んでいて、私はどこへ行けばいいんだーー。

結局喉が痛いので花粉症の薬をもらうときにしか行かない耳鼻咽喉科のHPを見ると発熱外来予約をやっている。さっそく電話をして検査キットで陰性でしたと伝えると「それなら今すぐでも大丈夫ですよ」とのことで、やっとことで受診できましたー。

この回りくどいやりとりで一番マズいのは最初の病院が37.5度以上の熱が1週間続いたら診るけれど、それ以外はまず検査キットを使って陰性であることを確認してから来て下さいと言えばいいことを、東京都発熱センターなんていうとうの昔に無くなった機関へ繋ぐから、私はたかが風邪で厚労省へ電話をするはめになってしまったのですよ。

厚労省も忙しいだろうに、こんなヘマな病院の尻ぬぐいまでしなきゃいけないとはね。

ちなみに検査キットは1,250円(税別)でした。この値段が高いか安いかは人によると思いますが、高いと思う人は保険使って病院にいくかもね。すると厚労省へ回されるんだけど。

結局悪いことはできないもの

「Nが死んだって」と子どもからいきなり言われて、一瞬息が止まりました。まだ30代。私の友だちはみんな生きているのに、どうして子どもと同年代の人たちはこうも次々と亡くなっていくのだろう。

そして「ああ、やっぱり悪いことはできないものなのね」とも思いました。N君はとてもサッカーが上手で小さな頃からレギュラーでした。彼は中学生の時に同じ部活のB君を虐め抜き、ついには転校させてしまったのです。彼と同等の技量を持つB君の存在が疎ましたかったのかもしれないし、それ以上に彼の性格の悪さがそうさせたのかもしれません。

N君に虐められたB君はうつのような状態になり、ついにはNという駅の名を聞くだけでブルブルとふるえるようになったといいます。いかにその虐め方がすさまじかったかを感じさせます。

このままではB君がおかしくなってしまうと思った両親は、祖父母のいる他県へB君を転校させました。

成績優秀なN君は一流大学へと進学し、未来は明るいのだろうなと思っていました。彼は意地が悪い子どもでしたが、その母も同じように意地悪で、ママ友たちの間でも近づきたくない人と言われていました。

とにかく口が悪い人でした。私も何度か嫌な思いをしたことがあります。自分の言ったことが人を傷つけるとはまったく思っておらず、平気で人を蔑みました。

そのN君が亡くなったと聞いたときには「悪いことはできないものね」と思いました。人の生き死にの時に貶めるようなことは言ってはいけないとは思うものの、N君が傷つけた人たちはきっと膨大な数になるであろうと思うと、やはり「因果応報」と思ってしまうのです。

神様はきっと見ているものなのだと思わざるをえません。

共同親権 先をいくオーストラリアの様子

5月17日(金)に共同親権を導入する民法が改正されました。このことについて先を行くオーストラリアは2023年にそれまでの方針を転換し、“共同での養育にこだわらない”とする法改正を行ったとのことです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8017290a83673e5abc08a6aa1cdfb6c165d8ae63?page=3

この理由が「養育をめぐる裁判の乱用や長期化」だと言うのです。今までの共同親権をめぐる論争の中で「養育をめぐる裁判の乱用や長期化」が起こるだろうから慎重にとずっと言い続けていたのに、他の国が改めたのにこれからやろうとするという愚政。

思えば平成24年4月1日に民法766条が改正され、面会交流を積極的に行うよう裁判所が命じるようになったところ、これが子どもたちに悪影響を及ぼしたとして令和2年に問題が生じるようなケースは面会交流を実施しないという方向に転換されました。

やらなくてもわかることをやって、あちこちに様々な悪影響が出てから初めて「やめる」となった面会交流。共同親権も同じような道を辿るのではと思っています。

他人事とは思えないー「晩御飯まだか」と言われ「『死ね』と言いながら刺しました」夫が死亡 64歳妻を逮捕

昨日のニュースで取り上げられていたのが、この事件です。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9d6ae01345ba9ee95916a4403fa9fa17e42578a7

“14日午後10時すぎ、大阪市港区の自宅で夕食を作っていた64歳の妻に76歳の夫が掛けたひと言…。


「晩ご飯はまだか」

 そう言われた妻は包丁を手に持って階段を駆け上がり、上の階で寝転んでいた夫の腹を刺したということです。”

この記事につけられたコメントのほとんどが「妻の気持ちがわかる」「高齢の男性は妻を召使だと思っている」といった、妻に同情するものばかりでした。そしてあちこちで繰り広げられている高齢男性の横暴なふるまいを披露していました。

現在70歳以上の高齢者は「男は外で稼いで女は家で家事して言うこと聞け」「誰に食わせてもらっていると思っているんだ」をやってきた人たちです。「晩御飯まだか」は単なるきっかけで、これはコップに落とされた一滴や、ロバの背中に置いた1本の藁といった、ギリギリの状態で持ちこたえていた最後の一滴や一本で限界を超えたと想像されます。

救われるのはこのコメ主のほとんどがその状態を理解しており、その一言で夫を殺したと思っていないことです。それだけ街にはありふれた光景なのかもしれません。

以前同じような事件があったとき掲示板で「殺されるかもしれない恐怖と殺すかもしれない恐怖の両方がある」と投稿がありました。モラハラの日常を送っていると、こういった事件をみな自分のこととして考えると他人事とは思えないのでしょう。

他人事とは思えない人たちがギリギリの生活をしている日常。殺すとか殺されると思うことが日常にある方たち。一瞬で世界が変わります。そこに踏みとどまるか、安心して暮らせる日を求めて危険な場所から立ち去るか。

避難応援プロジェクトは明日です。

「避難応援プロジェクト」満席となりました

毎年年2回行っている「避難応援プロジェクト」の5月分が満席となりました。ありがとうございました。

https://morahara.cocoon.jp/project.html

後1席を追加いたしますので、お申し込みの方はこちらまでご連絡ください。

https://morahara.cocoon.jp/form.php

毎回プロジェクトではいろいろなご質問を受けるのですが、前回のご質問で多かったのは「夫婦共有の財産とはどこまでか」でした。

離婚の時は夫婦の財産を合算して1/2にしますが、これは夫名義の貯金通帳も妻名義の株も全部ひっくるめて1/2です。名義が夫のものだからもらえないということがないかわり、妻の名義も1/2の対象になってしまいます。

そして子どものために貯めていたお金も1/2になります。お年玉や児童手当を教育資金として子ども名義の通帳に貯めている場合も、離婚の時に同じように夫婦で分けることになります。

このようなご質問にお答えしますので、よろしければお申し込み下さい。

結局は家族バラバラ

従妹の家は自営業で、いつもお金があり、叔父も叔母も優しくて子どもの頃とてもうらやましく思っていました。叔父も叔母もいつもたくさんのお小遣いをくれ、従妹は趣味のピアノを上手に弾いていました。

三世代同居の祖母が亡くなり、叔父が亡くなり、近所に住んでいた従弟が叔母と同居することになったことから騒動が始まりました。気がいいと思っていた従弟は配偶者に気をつかい、配偶者の気を引こうと母親につらくあたるようになったとのこと。

そのあたり方も尋常ではなく、もはや老人虐待だとのこと。

従妹はその弟とは絶交状態にあって長く連絡をとっていません。私が幼い頃うらやましく見ていた家はそれなりの問題を抱えていて、今はもう家族がバラバラになっただけではなく、それぞれがそれぞれを恨み、憎んでいます。

共同親権だ、家族の絆だと言っても、長い年月を経ると人は変わり、家族も変わっていく。どんな未来を思ってどうしても親権が欲しいのでしょうね。一緒に暮らしても、最後はこうやって憎みあう家族になってしまうかもしれないのに。

生煮えのまま法律を作るつもりか

ずっと法務委員会やら衆議院やら参議院やらを見てきましたが、はっきりとわかったのは「とりあえず法律を作ってしまえ。何かあったら変えればいい」という姿勢です。

なぜ「とりあえず作ってしまえ」なのか。多勢の自民党がうるさいからです。自民党を突っつく声がしつこくて、ねちこくて、めんどくさいからです。

何を聞かれても「それは裁判所で」と言いますが、そもそも日本の場合調停前置主義のため裁判の前に調停を経なければならない仕組みになっていますが、それは裁判官の数が足りないからです。

足りない部分を昨日まで普通の会社で営業していた、あるいは主婦だった人を集めて「調停委員」という名前をつけてその人たちに裁判官の代わりをさせているのです。なぜこんな大事なことを裁判官がしないのか。

今でも足りない裁判官が共同親権ができたらこれから一気に増えるのでしょうか?

#まさかでしょ

どうやら本当に「とりあえず作ってしまえ」と思っているようだという方向が見えてきたとたん、メディアからも弁護士会などからも「反対、反対」の声が怒涛のように巻き起こっています。

今から悲劇や騒動が予想されるのにそれでも作らなければならないのはなぜ?

もっと慎重に、きちんとそれが適応できる制度や仕組みを作ってからでは遅いのでしょうか。

「缶が当たった」と語っている

今日トップページの方に追加しましたが、「口論となった10代妻の顔面に500ml缶を投げつけ…翌日、妻と子どもが家を出ると「妻がいなくなった」と警察に相談 22歳の男「缶が妻に当たったことは間違いない

https://news.yahoo.co.jp/articles/2a15a9f24fb0d2ecc56094c0e4f027eec4bffd9c

口論して妻に未開封の500ml缶を投げつけるのもひどいけれど、悪びれず警察に「いなくなった」と言いに行くというのも世間知らずです。22歳の無職の男って、ヒモだったのでしょうか。

そして「缶が妻に当たった」と缶の意思で妻に飛んで行ったような言い方をするのがさすがだなぁと思います。俺がやったわけではなく、缶がやったのだと。

これが「でも缶を投げたのはお前だろう?」と言うと「投げさせるようなことを言った妻悪い」ときっというでしょう。

このごろシリーズのように言っていますが、自責の念がない人は共同親権を持つべきではありません。おそらくこの男も離婚になれば嫌がらせで共同親権を主張するのでしょう。

22歳の職なし男が親権欲しいなんて、アホちゃうか。

おれ「が」悪かったの遠い道のり

この記事の中でしばはしさんが「共同親権に向いていない親がいる」「それは自責の念がない親です」と答えています。

何かあった時にはすべて相手が悪い。自分は悪くないと言い張る。そのうち「いえ、ボクも悪かったと思いますよ」と言ってもそれはうわすべりの言葉で、その後で「僕も悪いけど相手があーだからこーだから」と延々と相手の非をあげつらい、「僕も悪かった」の内容がひとつも出てきません。

加害者更生プログラムを行っている団体の方のお話では「僕も悪かったけど」の「けど」が取れるのはとても難しいことだそうです。「けど」を言わなくなったらそこが卒業でしょう。

「自分が全部悪かった」と言えるには自分と向き合って、自分のいたらない部分を見つめて、どうしてそうなったかを分析して、その分析も社会が悪い、親が悪いと言わず、「修正する機会はいつでもあった、楽をしようと責任を相手に押し付けて逃げていたのは自分」と腹の底から言えるようになったら、

共同親権にしてあげる。

衆議院補欠選挙で自民惨敗 すべての席を失う

4月28日(日)に行われた衆議院東京15区、島根1区、長崎3区の選挙区で自民党はすべて敗北しました。派閥の政治資金問題で逆風があったからと言われていますが、もうそろそろ自民党の独走はいいかげんやめようという動きもあったかもしれません。

独走させると先日の「留守番は児童虐待」みたいな明治親父たちの法案を何の抵抗も疑問もなく通そうという動きになります。

「でも野党は頼りないし」というのもその通りだと思います。あの震災の時に与党だった立憲民主党の無様さは「やっぱり無理だったんだね」と思わざるを得ませんでした。

それでもへたなことをすると足をすくわれるという緊張感を持たせるためにも、投票に行って自民党の独走を止めなければなりません。止めなければ「女性に活躍していただく」と言った口で「留守番は児童虐待」というダブルバインドを平気な顔で言い続けます。

#働きに行ったら誰が子どもの面倒を見んだよ

共同親権法務委員会では徳島県第1区の仁木博文議員が、ずっとお昼寝されていたのはネット中継でも見ることができました。

自民党が議席を独占している間はやりたいほうだいです。一票は軽くありません。一票が重なれば大きな力になります。

選挙には必ず行きましょう。