こちらで書いた「ソビエトってどんな国?」が届きました。昔々の本なので当然新品はなく、中古品をアマゾンで買ったのですが、届いた本を見てびっくり。
本が茶色です。確かに「ヤケがある」とはありましたが、小口の部分が変色している程度なのかなと思っていました。ところがなんと本全体が茶色。外も中も茶色です。もはやヤケというようなものではないと思いますが、この本を読むにはこれしかありません。
私もヤケになってカバーをかけ、できるだけ手をふれないようにページをつまむ。
ともかくあの「リスカルとのバレー」が私の夢だったのかどうかを知りたいのでパラパラとページを走らせると、
「ありました!」247Pにリスカルとバレーボールをするシーンが書かれていました。「唯一私の好きなスポーツはバレーボールで、部では屈辱的に、補欠ではあったけれど中学、高校とクラス対抗何んとか戦という時は、このアタッカー役で活躍したものですぞ」
中学生の時にバレー部だったというくだりも合っています。ああ、あの晩ふと目を覚ました時についていたテレビはで語っていたのはやっぱり桂さんでした。
もう40数年も前のことなのに、鮮やかに覚えていたことがうれしい。あの時桂さんはロングのコートを着て、リスカルはジャージでした。桂さんのたどたどしいパスの光景は今でも瞼の裏に焼き付いています。
さて、これからこの茶色の本を読むべきか。う~ん、とにかくできるだけ手にふれないようページをめくるか。
ところでこの本の冒頭で「私は小学校の頃から遅刻の名人で、あの、時間に待ち合わせっての、駄目なんです。待ち合わせるとどういうわけか必ず遅れちゃうんです」という記述を発見。
あ、やっぱり桂さん、ADHDだったんだ。

