何で今までやらなかったんだ

私はめったにひとりで外食はしません。とにかく外食は高いので、「あ、これは家で作ったら〇円でできるな」と思うと少しぐらいお腹がすいても我慢して家に戻ります。

これもひとりで外食をしない理由のひとつですが、先日そのめったにしない外食をしました。お盆に並べられた「とんかつ定食」ですが、年を取ると一人分が食べきれません。

店員さんに「とんかつだけ持ち帰りはできますか?」と伺ったところ、「この店的にはいいんですが、伊勢丹がダメなんです」と言われました。伊勢丹にテナントとした入った店は持ち帰りOKだけど、伊勢丹がダメだと言っていると。

たぶん食中毒を心配しているのでしょうが、揚げ物ですから当然熱は入っているし、何日も置くわけでもない、真夏でもない。

何分親の躾で「食べ物は残してはならない」ときつく言われて育っているので、お腹にぎゅうぎゅう詰めて完食しました。食べ過ぎで気持ちが悪くなるほどに。

私は家でも「腹八分目」にしていて、満腹になるまでは食べないものですから、満腹になる前に止めて、残りは持ち帰りたいのです。美味しい料理だったら家に持ち帰って2度食べたい。

「持ち帰り厳禁」の店は多く、割合持ち帰えることができるのは火を充分に通しているせいでしょうか、中華料理屋さんです。

この食品廃棄にストップをかけようと厚生省が検討会をしているそうです。

“「食品ロス」削減へ “食べ残しの持ち帰り”に関する初のガイドライン作成検討会 骨子案では「十分に加熱されている食品」は店側が判断して可能に”

https://news.yahoo.co.jp/articles/5242bad6ff8889a471537771aa20ec3132fd2c2b

「食品ロス」が問題になっています。このように今まで食べものを捨てなければいけなかったのを「持ち帰られるようにしよう」という方向に変えるのは大変喜ばしいことだと思います(伊勢丹も国がやれば変わるでしょう)

そして、私は「お弁当」を買うのも嫌なのです。理由はお弁当が容器が大抵大きなプラスチック容器だからです。プラスチックごみを出すのが嫌なので、「今日は簡単に済ませたいな」と思ってもお弁当はあまり買いたくありません。

食べ残しを持ち帰るにはきっと店側も有料のプラスチックの容器を用意すると思いますが、私は容器は自分でタッパーを持っていきたい。この骨子に「容器は自分で用意したものでも可」にしていただけると100点満点なのにと思っています。