子どもは成長していく

モラハラの家から出る時、たいていの方は子どもを連れて出ると思いますが、私はずっと子どもが低学年のうちにとお話してきました。

子どもは大きくなると自分の世界を持ちます。小学校高学年以上になると、親よりも友だちの方が大事になるので、すんなりと一緒についてきてはくれない場合があります。

さらに思春期になると、あれしろこれするなという母親が鬱陶しくなり、母親と離れたくなる子どももいます。母がいなければ夫はご飯も自分で作れないだろうし、母の味恋しさに母親の元にやってくると思っている方もいますが、今どきはコンビニの弁当の方が実は子どもは好きだったりします。

コンビニ弁当では栄養が偏るからちゃんとした食事をしてと歯がみして、来い来いとうるさく言われると人間行きたくなくなるものです。といって何もしないでいると自分は捨てられたと思い込んでしまったりしますので、さりげなく「元気してる?」と連絡を入れてみたり、「今日は〇ちゃんの好きなハンバーグを作ったよ」と、短くメッセージを入れてみたりしましょう。

子どもが一緒に行きたくないというので、自宅の近くに部屋を借り、食事を作りに行ったり、様子を見に行ったりしてい方がいたのですが「私が行くとみんな臭いツラをする」とのこと。

「だから私は言ってやったんですよ。『長々長々長々延々と長々』」

「それ、全部言ったんですか?」

「だって言わずにいられないんですよ!」

行くたびに長い説教をするものだから、子どもたちも嫌になって母が来ると嫌な顔をするようになったとのことでした。

説教をして子どもが言うことをきくなら苦労はいりません。

コンタクトをとるならとにかく短く、適度な頻度で。

そしてなによりも、子どもが小学校低学年のうちに行動を起こすことです。