フィショさんの記者会見がありました

昨日、この件の方↓が日本外国特派員協会で会見をされました。

この記者会見の中で述べられていることは↑の内容と一致しています。

妻は夫から「離婚だ離婚だ」と言われて憔悴して子を連れて家を出たら、(今まで子どもの面倒を見ていたのは自分だから)、今度は連れ去りだ誘拐だと言って大騒ぎをしている。

これは多くのモラハラ家の事例とぴったり重なります。「離婚だ、出ていけ」と毎日のように言うので出て行ったら「違法な連れ去り」とか言う。(ただのおっさんが「違法な連れ去り」なんて言葉を知っているとは思えない。検索してTwitterあたりから拾ってきたものでしょ。)

多くのモラハラ家庭事案ではこの後「帰ってきて欲しい」と土下座せんばかりに(本当に土下座したりして)詫びを入れるものですが、このケースはこのような大騒ぎになってしまいました。

私は共同親権を推進する人たちがこの事案にのっかって、「世界のスタンダードは共同親権である、よって日本もそうせよ」としているように思えます。

確かに共同親権の国が多いのですが、養育費は国が立て替えて収入の多い方に請求する、あるいは税金と同じように徴収して子どものいる家庭に渡すというような、離婚をしても安心して暮らせる制度になっている国と、離婚したら原野に放り出されたのと同じ、わずかな助成金があるだろうとばかりに国も何もしない、そういう国が果たして世界標準に乗っていいのでしょうか。

そもそも一生に残るようなPTSD状態の被害者をそのままにして、加害者は放置したまま。せめて加害者更生プログラムを国が補助するくらいのことをしたらどうなのかと思います。

私はお金をただ配るだけでなく、仕事のあっせんや、困った時にちゃんと手助けしてくれる場所の提供など、親子がちゃんと夕飯を一緒に食べられるような生活を送ることができるようにして欲しいと思っています。

なぜこの一家の離婚がここまで大きくなって国際問題にまでなってしまったのか。国内では難しいので外圧をかけようと、都合のいい部分だけを海外に流して彼女を悪者に仕立てているように感じます。