戦場のメリークリスマス

すみません。興味のない方は全然飛ばして下さって結構なフィギュアスケートネタです。

2022のグランプリファイナルはサッカーワールドカップの勢いでふっとんでしまうかと思いましたが、かろうじて残り、女子、男子、ペアの3部門で1位でした。まぁその理由はロシアが出ていないからですが。

この停止措置はロシアのウクライナ侵攻によるもので、期限はありません。つまり、ウクライナの戦争が終わるまで、ロシアはフィギュアスケートの国際大会に出ることはできません。

そうなると、強豪国になるのは日本とアメリカ、くらいしかない。

#フィギュアスケートの人気が落ちていく理由がわかるわね。

#自分の国に上手な選手がいなければ誰も見にこない。

#トリノ会場のスカスカなこと。

とはいえ、優勝した三原舞依選手には心からのおめでとうを送りたいです。何度も病気になってそのたびごとに長い静養が必要で、それでも不死鳥のようにまた戻ってくる。

あの細い体にどんな精神力が宿っているのかと思います。

さて、三原選手がショートで使用した曲は「戦場のメリークリスマス」でした。実は私はこれがお気に入りで、まだガラケだった頃着メロにしていました。そして「誰かこの曲で滑ってくれないかなー」と思っていました。

私が最初に見た「戦場のメリークリスマス」が使用曲になったのは2005年、安藤美姫選手のショートプログラムでした。

この前にも誰か使用したかもしれませんが、ともかく私にとってこれが最初です。

その後村元哉中 & クリス・リードのペアが使用。村本哉中さんはクリス・リード選手が亡くなったため、現在は高橋大輔選手とペアを組んでいます。

そして今期の三原舞選手が使用したのがこの「戦場のメリークリスマス」

舞依さんのエレガントさやなめらかなスケーティングがあってのプログラムです。思えば三原選手は北京オリンピックの選考会では若い選手に経験を積ませたいとばかりに、3人目の代表枠からはずされてしまいました。

オリンピックで若い選手がミスを連発するたびに、「舞依ちゃんを出してあげたかった」とテレビの前で歯ぎしりしていました。

平昌も逃がし、北京も逃がし、悲運の舞姫の舞依さん。そしてフィギュアスケート界は若くてポンポン飛べる選手が締め出しやケガのためにいなくなりました。

トクタミショワ選手なんか20歳を過ぎても3アクセル飛んでるのはすごいなー。ロシアだけど彼女だけ特別枠で入れて欲しい。

三原選手の戦場のメリークリスマスがあと何回見られるのか、すごく楽しみです。