時間があるときにやろうと思っていたアルバムの整理をしました。子どもがふたりで映っているものは、とりあえずメインで映っている方に渡すことにして(丁寧な親はデジタル化してUSBやCDにして渡すんだろうな。時間があるときにそれ、しますから)整理をしていたのですが、なんとも妙な気分になってきました。
本来ならば「ああ、こんな時もあったなぁ」といろいろ楽しいエピソードを思い出しながらの作業なのでしょうが、これが嫌なことしか思い出さない。本当に見事なほど嫌なことしか思い出さない。
これはたぶん写真を撮るということは大体イベントの場合が多く、モラ夫が怒りそうなアクシデントが起きやすい。それは地雷がそこいらじゅうに埋まっているようなもの。この時はこうだった、この時はこうだったと嫌なことばかりが思い出されました。
そしてこの小さかった子どもたちにこんな危険な地雷原で育ててしまったことに対して、詫びようのない申し訳なさが湧いてきます。子どもは詫びられても困るでしょうから詫びませんが(子どもに謝りたいというのは親の自己満足。詫びられても子どもは困ります)、本来ならば楽しい家庭のはずが、ビクビクと両親の顔色を窺う日々でしかなかったことは、子どもたちから貴重な時間を奪ってしまったことに他なりません。
せめてこれから子どもたちが作る家庭がよりよいものになるよう、私が何かとお手伝いするのがお詫び行脚になるかなと思っています。