厚生労働省から「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金」というお知らせが出ています。
”緊急小口資金等の特例貸付を利用できない世帯(注)で一定の要件を満たす生活困窮世帯に対し、「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金」(仮称)を支給します。”
”菅義偉首相が28日夜、緊急事態宣言の延長とともに打ち出した今回の支援金。7月から3カ月間、単身は月6万円、2人なら同8万円、3人以上は同10万円を配る。20万人程度が対象で、500億円をかける。
ただ、支援金を受け取れるのは、これまでの特例貸し付けを限度額まで借り入れた世帯が中心になる。”
”しかし、困窮する世帯がすべてもらえるわけではない。特例貸し付けを利用してこなかった場合、困窮していても今回の支援金はもらえない。”
https://digital.asahi.com/articles/ASP5X6T27P5XUTFL00Z.html
これは朝日新聞の記事ですが、「返せるかどうかわからないお金は借りたくない」というシングルマザーの談話がのっています。元夫からの養育費はありません。
養育費をもらっていないのに、子どもを育てていかなければならないシンママにとって、いつまで続くかわからないこのコロナ禍。
昨年10万円を配った時に、「自分はいらないから生活に困窮した方たちに支給して欲しい」と少なからずの人たちから話を聞きました。私もそう思っています。つまり世論としては「自分はいいから困窮者に配って」です。
どうしても”貸付”じゃなきゃいけないんでしょうかね。