養育費1万円の残念さ

女優の杏さんが離婚をしたのは昨年のことですが、今現在も養育費を受け取れていないというネットニュースがありました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/59ce23cedf6178151dc714f8d4efa02e10e409b2

芸能人の離婚と言えば高額の慰謝料や養育費が取りざたされるところですが、今回の場合はひとりにつき月額1万円、3人いるので計3万円で、しかも支払いは始まっていないとのことです。

この報道が事実ならば、ちょっと不思議な点はあります。

”杏さんは東出さんが仕事面で苦しいことは理解していますが、さすがにこの金額には言葉を失ったそうです。金額が少ないからではありません。父親としての誠意が感じられなかったことに、大きなショックを受けたみたいです。だから、養育費の話はいまだに、まとまっていないそうです」”

確かに有名な俳優さんの養育費として月額1万円はびっくりさせられます。私が今まで聞いた中で1番少なかったのは月額5千円です。それでも払っている、誠意を見せていると言いたいのかもしれませんが、子どもらがきちんと成長するにはどれくらいの費用がかかるのか、考えたことがあるのかと問いたい。

おそらく東出さんは杏さんは沢山稼いでいるから、特に自分の稼ぎはあてにしていないだろうということでの1万円なのかもしれませんが、それとこれとは別。杏さんのいうように、父親としての責務を果たして、子どもに父から送金があるよ、みんなのこと忘れていないよと言いたいのではないでしょうか。

このニュースでは杏さんは東出さんを憎んではおらず、ただただ、父親としての自覚を持って欲しいと思っているように読めます。

その自覚すらない男と結婚してしまった自分が情けないという思いもあるかもしれません。子どもたちに「ふがいないパパでごめんね。そんな男を選んでしまってごめんね」という申し訳なさもあるかもしれません。

東出さんがどういうつもりで1万円の養育費を提示してきたのか。そこのところどうなんだい?と聞いてみたい気がします。